5 / 62
1周目・ミーシャ編
5 大陸の覇者になれます
しおりを挟む
「えっと、ズボンの上からじゃなくて……」
「む、む、しかし試してみましょう」
縛られた手のまま、がざごそと俺のズボンに手を突っ込む王子様。なんて酷い絵面なのだが
何これ!テンション上がる!!
妹の声が聞こえた気がしたけど、全力で無視した。
「行きますよ」
「はいっ」
むぎゅっ……っと尻を鷲掴みされた。
「わぎゃっ!」
ぽぽぽぽぽぽぽーーーーん!
あ、あの壊れたレベルアップ音だ。
「う、嘘でしょう……?レベルが600……?意味が分からない」
王子様は大して力もいれずに縛られた縄をぶちっと引きちぎった。ワイルドぉー!
「普通の人間はレベルなんて10程度ですよ、君もそうでしょう?」
「あ、俺、7です」
ちょっと可哀想な物を見る目で見られた。仕方がないじゃないか!転生?してきて一日経ってないんだぞ!
「うんまあ、いいでしょう。歴戦の冒険者でもレベル100前後です。この世に何人かいる達人でレベル200行くか行かないか。つまり600レベルは馬鹿げているということになります」
「850レベルもいますよ?」
「だれです?!」
「えーと街の治療院のティセルさんです」
なんですって?!と言いながら俺の尻を揉み揉み、揉み揉みする王子様。
「あ、あの、あの、そろそろやめて貰って、っん、良いですかっ」
やめろ!なんだかゾワゾワするぞ?俺の尻、どうしたんだ??
「あ、ああすみません、つい、良い揉み心地だったもので……」
揉み揉み、モミモミ、モミモミ……。
ポポポーン!ポポポーン!ポポポーン!
「ですから、あの、揉むの、や、やめて貰えませんかぁ……っ」
だから、やめろって!
「あ、そ、そうなんですけどね?いやしかし、こう手のひらの中にピッタリ吸い付くようでいて、こう……」
モミモミ、モミモミ、モミモミ、モミモミ……。
ポポポーン!ポポポーン!ポポポーン!ポポポーン!
「だから!やめて下さいってぇ!!」
「ふふ!レベル865!そのティセルさんを越えましたよ!」
「あんた!何してんの!?」
ガッツポーズを取る王子様。名前は確か……ミ、ミーシャ?ミハエル・なんとか。
「君、名前は?」
「お、俺ですか?俺はアルトゥスと言いますが……」
ガシッ!と肩を掴まれる。そんな事より俺のこの後ろ手に縛られてる縄を解いてくれないかな?
「結婚しましょう!アルトゥス。一生大事にします。君の尻さえあれば、私はこの国、いやこの大陸の覇者になれます」
いや、きっともうなれますから、俺の事はほっといて下さい。
「嫌ですけど……俺は女性と結婚して田舎でキャベツとか作って穏やかな一生を……」
「駄目です!その相手の女性が大陸の覇者になってしまう」
は?何言ってるのこいつ?!
「む、む、しかし試してみましょう」
縛られた手のまま、がざごそと俺のズボンに手を突っ込む王子様。なんて酷い絵面なのだが
何これ!テンション上がる!!
妹の声が聞こえた気がしたけど、全力で無視した。
「行きますよ」
「はいっ」
むぎゅっ……っと尻を鷲掴みされた。
「わぎゃっ!」
ぽぽぽぽぽぽぽーーーーん!
あ、あの壊れたレベルアップ音だ。
「う、嘘でしょう……?レベルが600……?意味が分からない」
王子様は大して力もいれずに縛られた縄をぶちっと引きちぎった。ワイルドぉー!
「普通の人間はレベルなんて10程度ですよ、君もそうでしょう?」
「あ、俺、7です」
ちょっと可哀想な物を見る目で見られた。仕方がないじゃないか!転生?してきて一日経ってないんだぞ!
「うんまあ、いいでしょう。歴戦の冒険者でもレベル100前後です。この世に何人かいる達人でレベル200行くか行かないか。つまり600レベルは馬鹿げているということになります」
「850レベルもいますよ?」
「だれです?!」
「えーと街の治療院のティセルさんです」
なんですって?!と言いながら俺の尻を揉み揉み、揉み揉みする王子様。
「あ、あの、あの、そろそろやめて貰って、っん、良いですかっ」
やめろ!なんだかゾワゾワするぞ?俺の尻、どうしたんだ??
「あ、ああすみません、つい、良い揉み心地だったもので……」
揉み揉み、モミモミ、モミモミ……。
ポポポーン!ポポポーン!ポポポーン!
「ですから、あの、揉むの、や、やめて貰えませんかぁ……っ」
だから、やめろって!
「あ、そ、そうなんですけどね?いやしかし、こう手のひらの中にピッタリ吸い付くようでいて、こう……」
モミモミ、モミモミ、モミモミ、モミモミ……。
ポポポーン!ポポポーン!ポポポーン!ポポポーン!
「だから!やめて下さいってぇ!!」
「ふふ!レベル865!そのティセルさんを越えましたよ!」
「あんた!何してんの!?」
ガッツポーズを取る王子様。名前は確か……ミ、ミーシャ?ミハエル・なんとか。
「君、名前は?」
「お、俺ですか?俺はアルトゥスと言いますが……」
ガシッ!と肩を掴まれる。そんな事より俺のこの後ろ手に縛られてる縄を解いてくれないかな?
「結婚しましょう!アルトゥス。一生大事にします。君の尻さえあれば、私はこの国、いやこの大陸の覇者になれます」
いや、きっともうなれますから、俺の事はほっといて下さい。
「嫌ですけど……俺は女性と結婚して田舎でキャベツとか作って穏やかな一生を……」
「駄目です!その相手の女性が大陸の覇者になってしまう」
は?何言ってるのこいつ?!
5
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
悲恋の騎士と姫が転生したら男子高校生だったんだが、姫は俺を落とす気満々だ
つぐみもり
BL
《第一部 翠河の国の姫は押しが強い》
かつて俺は、滅びゆく王国で姫君に忠誠を誓い、命を落とした――
……はずだったのに。
転生したら、なんで俺が男子高校生やってんだ!?
しかも、クラスの陽キャトップ・周藤智哉(すどうともや)は、どう見ても前世の姫君その人。
顔も声も、距離感バグってる性格もそのまま。
今度は身分差も掟もないからって、攻略する気満々で迫ってくるのやめてくれ!
平穏な現代ライフを送りたい陰キャ男子(元騎士)と、全力で落としにかかる陽キャ男子(元姫)の、逆異世界転生BLギャグコメディ!
「見つけたぞ、私の騎士。今度こそ、お前を手に入れる」
「イイエナンノコトカワカリマセン」
忠義も身分も性別も全部飛び越えて、今日も逃げる俺と追いかける姫(男子高校生)
《第二部 熱砂の国からの闖入者》
郁朗と智哉は、前世の想いを飛び越え、ついに結ばれた。
そして迎える高校二年生、健全な男子高校生同士として、健全な交際を続けるはずだったが——
「見つけたぞ姫! 今度こそお前を手に入れる!」
「もしかして、あいつは!?」
「……誰だっけ?」
熱砂の風と共に転校してきた、前世関係者。
千隼と翠瑶姫の過去の因縁が、また一つ紐解かれる。
※残酷描写あり
妹を救うためにヒロインを口説いたら、王子に求愛されました。
藤原遊
BL
乙女ゲームの悪役令息に転生したアラン。
妹リリィが「悪役令嬢として断罪される」未来を変えるため、
彼は決意する――ヒロインを先に口説けば、妹は破滅しない、と。
だがその“奇行”を見ていた王太子シリウスが、
なぜかアラン本人に興味を持ち始める。
「君は、なぜそこまで必死なんだ?」
「妹のためです!」
……噛み合わないはずの会話が、少しずつ心を動かしていく。
妹は完璧令嬢、でも内心は隠れ腐女子。
ヒロインは巻き込まれて腐女子覚醒。
そして王子と悪役令息は、誰も知らない“仮面の恋”へ――。
断罪回避から始まる勘違い転生BL×宮廷ラブストーリー。
誰も不幸にならない、偽りと真実のハッピーエンド。
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
男だって愛されたい!
朝顔
BL
レオンは雑貨店を営みながら、真面目にひっそりと暮らしていた。
仕事と家のことで忙しく、恋とは無縁の日々を送ってきた。
ある日父に呼び出されて、妹に王立学園への入学の誘いが届いたことを知らされる。
自分には関係のないことだと思ったのに、なぜだか、父に関係あると言われてしまう。
それには、ある事情があった。
そしてその事から、レオンが妹の代わりとなって学園に入学して、しかも貴族の男性を落として、婚約にまで持ちこまないといけないはめに。
父の言うとおりの相手を見つけようとするが、全然対象外の人に振り回されて、困りながらもなぜだか気になってしまい…。
苦労人レオンが、愛と幸せを見つけるために奮闘するお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる