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1周目・ミーシャ編
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「嫌だと言うのかい?」
「勿論です!それにこの縄を解いてくださいよ!自分だけ自由なんてずるいじゃないですか!」
王子様は王子様らしからぬ黒い笑顔を俺に向けた。な、なんだ?なんなんだ?!
「そこまでいうなら仕方がないですね。アルトゥス、こんな所ではとは思いますが今から貴方を抱きます。所謂手籠という奴ですね」
「は?!何言ってるんですか!!」
ちょっとこの人、おかしい!何言ってるの?!
「お尻を揉んだだけで人外なレベルアップをさせてしまうなんて放置できる訳ないでしょう?
それに……揉んだだけでレベルアップですよ。突っ込んだらどうなるでしょうね?ふふふ……」
俺は青くなって変な汗が吹き出して来た。
「いや、待って!待て!そんなこと、知らんし、俺、そういうのってした事ないし?!」
「ほう……初めてとは重畳、重畳。処女をいただいたら一体どんな御加護があるのか。興味が尽きませんよ」
ひえ!完全に墓穴!!そうだ!妹!神様!チュートリアル様!助けて!!
《シーン》
ああ!そうだ!エロそうな場面は見るなって約束させてあったんだ!墓穴!墓穴うーー!ていうか穴のピンチーぃーーー!
「待って!待って!ここ!牢だし!山賊さん家だし!?いつ来るかわかんないし!」
なんだなんだ!入り口付近から声が聞こえて来る。ほらね!ほらね!?
「ふ、ならば静かにさせて来ましょう」
牢の鍵をバキン!と握りつぶした。うわぁ……!
「アルトゥス、間違っても逃げようなどとは思わぬ事ですね。そんな事をすれば……少し手荒に扱ってしまうかも知れませんよ?」
ふふふ、とあの暗黒顔で微笑まれて
「ひゃい……」
ぺたん、と尻餅をついてしまう。こ、怖い、完全に怖い。
スタスタと歩いて行く王子の姿が見えなくなるとうぎゃー!とかぎゃー!とかいやーな音がしばらく聞こえて、そして静かになった。
絨毯的な敷物を手に笑顔で戻ってきた王子は気が変わって居なかったようだ……。
「こんな所で本当に何ですが。早く私を愛して下さいね?アルトゥス」
「ひい!!」
広げた絨毯の上に座らされた!助けて!助けてぇーー!
「い、痛いっ……痛いぃぃ!!」
「流石に処女はきついですね」
「ぬ、抜いて、抜いてぇ……」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃなにの
「アルトゥスは可愛いですよ」
と、容赦なく突っ込まれ、ゆっくりゆっくり埋め込まれる。なんだこれ!痛い、痛すぎる!裂ける!体が裂けてしまう!
「ひ、ひぃい」
泣いても叫んでも誰も助けてくれない。そして全て咥え込まされた。
「ひっ!」
コツッと最奥まで届いた瞬間、王子がぴかーっと輝いた気がする。
「ふ、ふふ、ふふふ!やはりアルトゥスは素晴らしい!私が大陸の覇者です!ああ、素晴らしい!何という力、全てを従わせる事ができます!父も兄も貴族達も私の前に跪きますよ!」
「うう、抜いてぇ……」
汚い顔にちゅっとキスされる。
「まさか。これから良くしてあげますからね?私から一緒に離れられない位、覚え込んで下さいよ?」
「い、いや!嫌だぁーー!!」
第三王子であったミハエル・ベルサリアが何者かに拉致され、生存が危ぶまれた事件があった。
ミハエルは自力で脱出し、戻って来た時には平民ながら、生涯の伴侶となる若者を連れて来た。
ミハエルの婚約者であった令嬢は大いに憤慨したが、失脚。何しろ王子の愛は平民の男に注がれ続けた。
ぐんぐんと頭角を顕す王子の傍には常に若者が付き添っており、片時も離す事はなかった。
「アルトゥス、愛しているよ。なによりも、誰よりも」
「あ、あう……頼むから、やめてくれ……」
王子と若者の間に子供はなかったが、たくさんの才能ある養子に囲まれ、大陸を平定し、最後の時まで仲良く暮らしましたとさ!
1周目、大陸王ミハエル編、終わり
「はぁー!ミーシャ溺愛エンド、良いわぁ!王道って感じよねぇ!」
「死にたい」
「死んだじゃん!老衰で!」
「あのまま終わらせてくれぇ……ミーシャ、なんで俺だけ2周目に入らされるんだよぉー!」
「(*´Д`*)てへっ!あ、ミーシャ関連は監禁ルートもあるからね!1回目のエッチの後、嫌だを選択しちゃうとお城に一生閉じ込められちゃうから!見せてくれるなら、超嬉しいけどぉ」
「嫌だぁーー!俺のミーシャはそんな変態じゃないーー!助けてー」
「んじゃ!2周目、行ってらっしゃいー!」
「うぎゃーー!」
「勿論です!それにこの縄を解いてくださいよ!自分だけ自由なんてずるいじゃないですか!」
王子様は王子様らしからぬ黒い笑顔を俺に向けた。な、なんだ?なんなんだ?!
「そこまでいうなら仕方がないですね。アルトゥス、こんな所ではとは思いますが今から貴方を抱きます。所謂手籠という奴ですね」
「は?!何言ってるんですか!!」
ちょっとこの人、おかしい!何言ってるの?!
「お尻を揉んだだけで人外なレベルアップをさせてしまうなんて放置できる訳ないでしょう?
それに……揉んだだけでレベルアップですよ。突っ込んだらどうなるでしょうね?ふふふ……」
俺は青くなって変な汗が吹き出して来た。
「いや、待って!待て!そんなこと、知らんし、俺、そういうのってした事ないし?!」
「ほう……初めてとは重畳、重畳。処女をいただいたら一体どんな御加護があるのか。興味が尽きませんよ」
ひえ!完全に墓穴!!そうだ!妹!神様!チュートリアル様!助けて!!
《シーン》
ああ!そうだ!エロそうな場面は見るなって約束させてあったんだ!墓穴!墓穴うーー!ていうか穴のピンチーぃーーー!
「待って!待って!ここ!牢だし!山賊さん家だし!?いつ来るかわかんないし!」
なんだなんだ!入り口付近から声が聞こえて来る。ほらね!ほらね!?
「ふ、ならば静かにさせて来ましょう」
牢の鍵をバキン!と握りつぶした。うわぁ……!
「アルトゥス、間違っても逃げようなどとは思わぬ事ですね。そんな事をすれば……少し手荒に扱ってしまうかも知れませんよ?」
ふふふ、とあの暗黒顔で微笑まれて
「ひゃい……」
ぺたん、と尻餅をついてしまう。こ、怖い、完全に怖い。
スタスタと歩いて行く王子の姿が見えなくなるとうぎゃー!とかぎゃー!とかいやーな音がしばらく聞こえて、そして静かになった。
絨毯的な敷物を手に笑顔で戻ってきた王子は気が変わって居なかったようだ……。
「こんな所で本当に何ですが。早く私を愛して下さいね?アルトゥス」
「ひい!!」
広げた絨毯の上に座らされた!助けて!助けてぇーー!
「い、痛いっ……痛いぃぃ!!」
「流石に処女はきついですね」
「ぬ、抜いて、抜いてぇ……」
涙と鼻水でぐしゃぐしゃなにの
「アルトゥスは可愛いですよ」
と、容赦なく突っ込まれ、ゆっくりゆっくり埋め込まれる。なんだこれ!痛い、痛すぎる!裂ける!体が裂けてしまう!
「ひ、ひぃい」
泣いても叫んでも誰も助けてくれない。そして全て咥え込まされた。
「ひっ!」
コツッと最奥まで届いた瞬間、王子がぴかーっと輝いた気がする。
「ふ、ふふ、ふふふ!やはりアルトゥスは素晴らしい!私が大陸の覇者です!ああ、素晴らしい!何という力、全てを従わせる事ができます!父も兄も貴族達も私の前に跪きますよ!」
「うう、抜いてぇ……」
汚い顔にちゅっとキスされる。
「まさか。これから良くしてあげますからね?私から一緒に離れられない位、覚え込んで下さいよ?」
「い、いや!嫌だぁーー!!」
第三王子であったミハエル・ベルサリアが何者かに拉致され、生存が危ぶまれた事件があった。
ミハエルは自力で脱出し、戻って来た時には平民ながら、生涯の伴侶となる若者を連れて来た。
ミハエルの婚約者であった令嬢は大いに憤慨したが、失脚。何しろ王子の愛は平民の男に注がれ続けた。
ぐんぐんと頭角を顕す王子の傍には常に若者が付き添っており、片時も離す事はなかった。
「アルトゥス、愛しているよ。なによりも、誰よりも」
「あ、あう……頼むから、やめてくれ……」
王子と若者の間に子供はなかったが、たくさんの才能ある養子に囲まれ、大陸を平定し、最後の時まで仲良く暮らしましたとさ!
1周目、大陸王ミハエル編、終わり
「はぁー!ミーシャ溺愛エンド、良いわぁ!王道って感じよねぇ!」
「死にたい」
「死んだじゃん!老衰で!」
「あのまま終わらせてくれぇ……ミーシャ、なんで俺だけ2周目に入らされるんだよぉー!」
「(*´Д`*)てへっ!あ、ミーシャ関連は監禁ルートもあるからね!1回目のエッチの後、嫌だを選択しちゃうとお城に一生閉じ込められちゃうから!見せてくれるなら、超嬉しいけどぉ」
「嫌だぁーー!俺のミーシャはそんな変態じゃないーー!助けてー」
「んじゃ!2周目、行ってらっしゃいー!」
「うぎゃーー!」
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