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ヤバい人?
ナムーリ国の第3王女が起こした事件はしばらくの間、箝口令をしく事になった。
私達の結婚式の前に国同士のトラブルを公にしたくないらしい。
ナムーリ国の国王は何度も手紙や使者を送り、許しを乞うているそうだが、国王はスルーしているらしい。
我が国にとってはナムーリ国が攻めてきても痛くも痒くもない。ナムーリ国は我が国に攻められればあっという間に滅んでしまうだろう。
「王弟殿下の尋問はすすんでいるのですか?」
私は目の前でお茶を飲んでいるアイク様に聞いてみた。
「う~ん。それが、叔父上が第3王女を自分の屋敷に連れて帰ってしまってね」
アイク様は困り顔をしている。
「屋敷の地下牢に入れて、そこで尋問しているみたいなんだ」
それってどうなの? 王弟殿下ってヤバい人だったのかしら?
「叔父上はちょっと危ない人だからな。まぁ、第3王女に危害は加えないと思うけど」
「危害は加えないでしょう。ただ尋問してるだけだと思いますよ。ただ尋問してるだけ」
フィル兄様は悪い笑顔だ。
「危ない人ってどう言う意味なのですか?」
「ヴィーは知らなくていいよ」
アイク様は私の頬に手をやり、それ以上聞くなと言っているようだ。
「私、まだ王弟殿下にお会いしたことがないのですが」
怖いもの見たさで会ってみたい。
「ヴィーは会わなくていい」
「うん。会わなくていい」
ふたりにそう言われたら余計に会ってみたい。
「会ってみたいですわ~」
「「ダメ!」」
思い切り却下された。
ひょっとして王弟殿下はサディストで凄い拷問されてたりして。
もしくはヤンデレで閉じこめられて18禁みたいなことされてるのかもしれない。
第3王女が酷い目にあってなければいいけど。
私の頭の中には前世で読んでいたネット小説がぐるぐるまわっている。
とりあえず第3王女が無事に尊厳を守られていますようにと祈っておこう。
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「王弟殿下の尋問はすすんでいるのですか?」
私は目の前でお茶を飲んでいるアイク様に聞いてみた。
「う~ん。それが、叔父上が第3王女を自分の屋敷に連れて帰ってしまってね」
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「うん。会わなくていい」
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「会ってみたいですわ~」
「「ダメ!」」
思い切り却下された。
ひょっとして王弟殿下はサディストで凄い拷問されてたりして。
もしくはヤンデレで閉じこめられて18禁みたいなことされてるのかもしれない。
第3王女が酷い目にあってなければいいけど。
私の頭の中には前世で読んでいたネット小説がぐるぐるまわっている。
とりあえず第3王女が無事に尊厳を守られていますようにと祈っておこう。
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