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20話 リビア王女は厄介だな(ゲオルグ視点)
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リビア姫に注文されていた魔道具を納めにいった。リビア姫はクロイツ王国の王女だ。我がハネス公爵家とは遠縁にあたる。その縁でアルフレード殿下を王配にどうかと紹介した。
王女はアルフレード殿下をとても気に入っているらしく、ナターリエを牽制するために勝手に会いに行き、アルフレード殿下に懸想したら殺すよくらい言うつもりだったらしいが、アルフレード殿下を嫌がるナターリエをすっかり気に入ってしまったようだ。
「ねぇ、ゲオルグ。うちの国にアルフレードがくる前に最後にナターリエを会わせることにしたの。これで完全にお別れだし、あんなに執着してるんですもの。最後に一目会わせてあげたいの。愛するナターリエに会わせて、引き離し絶望させるの。ふふふ。自分の立場をわからせてあげるわ」
アルフレード殿下のことはどうでもいい。でもナターリエ嬢を傷つけることは許せない。
「魔導士のキース知ってるわよね? 私の忠実なしもべ。あれにアルフレードをそそのかさせてナターリエを連れ出して会わせるの。大丈夫。影はたくさんつけているし、アルフレードが何がしようとしたら罰を与えるわ」
「絶対にダメです。そんな事をしたらナターリエ嬢がまた傷つく。殿下はどうでもいいが、これ以上ナターリエ嬢を傷つけないでください」
私の言葉に王女ふっとため息を付き、私の肩をポンと叩いた。
「これはゲオルグとナターリエを結びつける芝居でもあるのよ。私が欲しいのは2人の幸せとアルフレードの絶望。あなたもいい加減ナターリエを愛していることを認めなさいよ」
王女はニヤリと笑うが、私がナターリエ嬢を愛してる? 何を言っているのだ?
「そろそろ誘拐されてるんじゃないかな? 助けに行ってみる?」
「当たり前です!」
「じゃあ、移動魔法で飛ぶわよ」
私は移動しながらナターリエ嬢の頭にメッセージを送った。魔法でコクーンの中に閉じ込め眠らせる。そしてその間に全てを終わらせるつもりだ。
「全く、そんな魔法使って護っちゃうのね。護るばかりじゃダメよ。たまには攻めなさいよ」
「あなたこそ、たまには護って下さい。攻めてばかりでは傷付きます。アルフレードに向いて欲しいなら素直にそう言えばいい」
「ダメよ屈服させなくちゃ。私の愛はそういう愛なの」
全くこの王女は。私には理解不能だ。アルフレード殿下を愛しているようだが、歪んでいる。
私達はアルフレード殿下の目の前に到着した。ナターリエ嬢は眠っている。夢をみたことにしよう。
「ゲオルグ?」
「輝ける王国の太陽アルフレード殿下にご挨拶申し上げます。お初にお目にかかります。私はハネス公爵が長男ゲオルグと申します。家督は姉婿が継ぎ、私は冒険者をしております。登城する機会がなく、お会いすることもなかったのでご挨拶が遅くなり申し訳ございません」
殿下は目を丸くして驚いている。
「ゲオルグ、私と会うのは初めてか?」
「はい」
「そ、そうか。ゲオルグも記憶がないのか……」
殿下が俯くとリビア王女が口を開いた。
「ナターリエはゲオルグの婚約者なの。ナターリエの家に婿入りするために嫡男を降りたのよ」
いきなり何を言うんだ。
「あなたがいくらナターリエに懸想していてもあなたは私のものだし、ナターリエはゲオルグのものなの。諦めなさい。ナターリエはゲオルグを愛しているし、信頼しているわ。あなたなんて気持ち悪くて鳥肌が立つらしいわよ」
アルフレード殿下は苦虫を噛み潰したような顔で王女を睨んでいる。
「うるさい! 黙れ!」
「黙るのはあなたよ。ナターリエは私にあなたのことを気持ち悪いと言ったの。ほんとにそう言ったの。触れられると鳥肌が立つって。いくら愛していても生理的に拒否されると辛いわよね~。ねぇ、ナターリエ?」
ナターリエ嬢は頷いている。透明のコクーンの中で眠っているから、頷くなんてできないはずだ。まさか、魔法か? キースの魔法? キースを見ると頷いている。王女のお抱え魔導士はこんな馬鹿馬鹿しい魔法を使っているのか。クロイツ王国で生まれなくてよかったと心から思う。王女に寵愛されなくて本当に良かった。
王女は見目麗しい中性的な男が好きだ。私のようにゴツくて怖い顔の男は好みじゃないらしい。ゴツい身体、怖い顔に産んで育ててくれた両親に感謝しかない。
アルフレード殿下は愛が重すぎて罪を犯した。しかし、そのざまぁがこれでは重すぎる。アルフレード殿下は悪い人ではないのだ。でも、私もアルフレード殿下を陥れる片棒を担いだひとりだ。王女を責めることなどできない。
眠っているナターリエが口を開いた。
「私は誘拐などする人は嫌いです。それに殿下は気持ち悪いです。姫様、助けてください」
魔法で喋らされているせいで棒読みだ。意思を伴わないから言葉が冷たい。王女は口角を上げ、大袈裟に手を広げた。
「もちろん助けてあげるわ」
本物のナターリエ嬢はアルフレード殿下の幸せを祈っていた。まぁ、これも幸せといえば幸せかもしれない。王女は囲い込みたいくらいアルフレード殿下を愛しているのだから……。
「アルフレードにはたくさんお仕置きをしなきゃね。キース、魔法でアルフレードを縛り上げて」
「御意」
キースが呪文を唱えるとアルフレード殿下は魔法の縄で縛り上げられた。床に転がるアルフレードを見下ろしてニヤリと笑う。
王女はナターリエ嬢の縄をといた。
「ナターリエ、アルフレードに言いたいことはある?」
ナターリエ嬢はこくりと頷く。
「アルフレード様。さようなら。リビア姫様と幸せになってください。おふたりのお幸せをお祈りしています」
「ナターリエ! ナターリエさよならなんて嫌だ。愛しているんだ!」
「しつこい男ね」
叫ぶアルフレード殿下をリビア王女が蹴る。
「ゲオルグ、ナターリエを連れて帰って。ナターリエはあなたが幸せにするのよ。アルフレードは私が幸せにするわ」
リビア王女はキースの顔を見て目で合図をする。その瞬間、キースの移動魔法が発動し、私達はナターリエ嬢が元いた孤児院に戻った。
「あれ? 私居眠りをしていたのかしら?」
ナターリエ嬢は手にカーテンの布を持ち首を傾げている。
「あっ、ゲオルグ様! えっ、これも夢なの?」
まだ会うつもりはなかったのに、会ってしまった。
王女はアルフレード殿下をとても気に入っているらしく、ナターリエを牽制するために勝手に会いに行き、アルフレード殿下に懸想したら殺すよくらい言うつもりだったらしいが、アルフレード殿下を嫌がるナターリエをすっかり気に入ってしまったようだ。
「ねぇ、ゲオルグ。うちの国にアルフレードがくる前に最後にナターリエを会わせることにしたの。これで完全にお別れだし、あんなに執着してるんですもの。最後に一目会わせてあげたいの。愛するナターリエに会わせて、引き離し絶望させるの。ふふふ。自分の立場をわからせてあげるわ」
アルフレード殿下のことはどうでもいい。でもナターリエ嬢を傷つけることは許せない。
「魔導士のキース知ってるわよね? 私の忠実なしもべ。あれにアルフレードをそそのかさせてナターリエを連れ出して会わせるの。大丈夫。影はたくさんつけているし、アルフレードが何がしようとしたら罰を与えるわ」
「絶対にダメです。そんな事をしたらナターリエ嬢がまた傷つく。殿下はどうでもいいが、これ以上ナターリエ嬢を傷つけないでください」
私の言葉に王女ふっとため息を付き、私の肩をポンと叩いた。
「これはゲオルグとナターリエを結びつける芝居でもあるのよ。私が欲しいのは2人の幸せとアルフレードの絶望。あなたもいい加減ナターリエを愛していることを認めなさいよ」
王女はニヤリと笑うが、私がナターリエ嬢を愛してる? 何を言っているのだ?
「そろそろ誘拐されてるんじゃないかな? 助けに行ってみる?」
「当たり前です!」
「じゃあ、移動魔法で飛ぶわよ」
私は移動しながらナターリエ嬢の頭にメッセージを送った。魔法でコクーンの中に閉じ込め眠らせる。そしてその間に全てを終わらせるつもりだ。
「全く、そんな魔法使って護っちゃうのね。護るばかりじゃダメよ。たまには攻めなさいよ」
「あなたこそ、たまには護って下さい。攻めてばかりでは傷付きます。アルフレードに向いて欲しいなら素直にそう言えばいい」
「ダメよ屈服させなくちゃ。私の愛はそういう愛なの」
全くこの王女は。私には理解不能だ。アルフレード殿下を愛しているようだが、歪んでいる。
私達はアルフレード殿下の目の前に到着した。ナターリエ嬢は眠っている。夢をみたことにしよう。
「ゲオルグ?」
「輝ける王国の太陽アルフレード殿下にご挨拶申し上げます。お初にお目にかかります。私はハネス公爵が長男ゲオルグと申します。家督は姉婿が継ぎ、私は冒険者をしております。登城する機会がなく、お会いすることもなかったのでご挨拶が遅くなり申し訳ございません」
殿下は目を丸くして驚いている。
「ゲオルグ、私と会うのは初めてか?」
「はい」
「そ、そうか。ゲオルグも記憶がないのか……」
殿下が俯くとリビア王女が口を開いた。
「ナターリエはゲオルグの婚約者なの。ナターリエの家に婿入りするために嫡男を降りたのよ」
いきなり何を言うんだ。
「あなたがいくらナターリエに懸想していてもあなたは私のものだし、ナターリエはゲオルグのものなの。諦めなさい。ナターリエはゲオルグを愛しているし、信頼しているわ。あなたなんて気持ち悪くて鳥肌が立つらしいわよ」
アルフレード殿下は苦虫を噛み潰したような顔で王女を睨んでいる。
「うるさい! 黙れ!」
「黙るのはあなたよ。ナターリエは私にあなたのことを気持ち悪いと言ったの。ほんとにそう言ったの。触れられると鳥肌が立つって。いくら愛していても生理的に拒否されると辛いわよね~。ねぇ、ナターリエ?」
ナターリエ嬢は頷いている。透明のコクーンの中で眠っているから、頷くなんてできないはずだ。まさか、魔法か? キースの魔法? キースを見ると頷いている。王女のお抱え魔導士はこんな馬鹿馬鹿しい魔法を使っているのか。クロイツ王国で生まれなくてよかったと心から思う。王女に寵愛されなくて本当に良かった。
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アルフレード殿下は愛が重すぎて罪を犯した。しかし、そのざまぁがこれでは重すぎる。アルフレード殿下は悪い人ではないのだ。でも、私もアルフレード殿下を陥れる片棒を担いだひとりだ。王女を責めることなどできない。
眠っているナターリエが口を開いた。
「私は誘拐などする人は嫌いです。それに殿下は気持ち悪いです。姫様、助けてください」
魔法で喋らされているせいで棒読みだ。意思を伴わないから言葉が冷たい。王女は口角を上げ、大袈裟に手を広げた。
「もちろん助けてあげるわ」
本物のナターリエ嬢はアルフレード殿下の幸せを祈っていた。まぁ、これも幸せといえば幸せかもしれない。王女は囲い込みたいくらいアルフレード殿下を愛しているのだから……。
「アルフレードにはたくさんお仕置きをしなきゃね。キース、魔法でアルフレードを縛り上げて」
「御意」
キースが呪文を唱えるとアルフレード殿下は魔法の縄で縛り上げられた。床に転がるアルフレードを見下ろしてニヤリと笑う。
王女はナターリエ嬢の縄をといた。
「ナターリエ、アルフレードに言いたいことはある?」
ナターリエ嬢はこくりと頷く。
「アルフレード様。さようなら。リビア姫様と幸せになってください。おふたりのお幸せをお祈りしています」
「ナターリエ! ナターリエさよならなんて嫌だ。愛しているんだ!」
「しつこい男ね」
叫ぶアルフレード殿下をリビア王女が蹴る。
「ゲオルグ、ナターリエを連れて帰って。ナターリエはあなたが幸せにするのよ。アルフレードは私が幸せにするわ」
リビア王女はキースの顔を見て目で合図をする。その瞬間、キースの移動魔法が発動し、私達はナターリエ嬢が元いた孤児院に戻った。
「あれ? 私居眠りをしていたのかしら?」
ナターリエ嬢は手にカーテンの布を持ち首を傾げている。
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まだ会うつもりはなかったのに、会ってしまった。
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