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Passion
「おい。起きろ」
どれくらい経ったのか、頭からバケツで水をかけられ目を醒ました。
――――……!?
薄暗い廃墟のような場所で、冷たい床の感触が背中に伝わった。
「……ッ…」
後ろ手に縛られ身動きが取れない。
――――……一体、何なんだ…?
自分の身に何が起きているのかわからず混乱する。
髪を掴まれ起こされると壁に凭れ掛かるように座らされた。
前髪からポタポタと雫が落ち、びしょ濡れの姿で見上げる。
見知らぬ強面の男が俺を見下ろしていた。殺気に似た空気を纏っている。
俺は何がなんだか意味がわからず、ただ瞳を見開いたまま睨みつける。
「……ほぅ。こりゃまたえらく別嬪だな」
舐めまわすような視線で俺を見ながら、低い声が響く。
「は?目腐ってんじゃねぇの…?」
視線を逸らすように顔を背けると、顎を掴み無理やり顔を向けさせられる。
「顔に似合わず随分と威勢がいいな?」
男が口角を歪めながら顔を近付けてくる。
「誰だよ。テメェ」
男はスーツから煙草を取り出すと、ジッポで火をつけ紫煙を吐き出した。
「おまえは売られたんだよ。ヤクザに」
「どーいうことだよ?」
涼し気な顔で灰を地面に、トンと指で弾き落としながら告げられるも、意味がわからず俺は睨みつける。
「あの男の借金のカタにな」
「は?知らねーよ。あんなオッサン」
「こっちにとっちゃどうだっていいんだよ。おまえが代わりに一千万払ってくれんならな」
漸く事態が呑み込め、俺は声を荒げる。
「ふざけんな!とっとと解けよ!腐れ外道が…!…ッア…ゥ…」
いきなり鳩尾を一発殴られ嘔吐した。崩れ落ちるように床に蹲る。
「…かはッ――――…ゔッツ…ゲホッ…ゲホッ」
床に零れる吐瀉物に固形物は殆どなく、酒と精液の混じった胃液しかなかった。
「おまえ一体どんな生活送ってんだ…」
男が呆れた様に言い捨て、俺を肩に担ぎ上げる。
「…っざけんな!…離せッ!…下ろせよッ!」
俺は焦ったように足をバタつかせて嫌がり抵抗する。
「丁度いい。ヤク漬けにして風俗に沈めてやるよ」
「離せッ!…人攫い!」
助けを求める様に必死で大声で喚き散らすも周囲に人気は無い。
「人聞きの悪いこと言ってんじゃねぇぞ」
男に肩に担がれたまま運ばれ、入り口に停まっていた黒いスモークが貼られた車の後部座席に放り込まれる。
「舌噛むなよ」
慣れた手つきでタオルで猿轡をされ足も縛られると、「出せ」という声を合図に車は走り出した。
「ンー…ンー…」
くぐもった声を出しながら、なんとか解こうと暴れ続けてるうちに、手首や足首に擦れた縄目の痕が残る。
「殴られたくなかったら、大人しくしてろ」
煙草を吸いながら、頸を絞められグッと力を入れられると、意識が飛びそうになる。
「躾のなってない餓鬼には、調教が必要だなァ?」
愉しげに口端を歪めながら、苦しそうな俺を眺める。
「試してやるか――……」
――――!?
シャツを掴み手を掛けると力任せに引き裂かれ釦が弾け飛ぶ。
狭い車中で声が出せないまま、小刻みに身体が震える。
「細っせぇなァ…ちゃんと喰ってんのか…?」
俺の腰を撫でながら男がニヤリと破顔し、態とらしく胸元に手を這わせる。
「抱いたら折れちまいそうだな」
大きく骨張った手が俺の頬を撫で、脅えた瞳を見ながら嗤う。
はだけた胸板に赤い凌辱の痕がいくつも残っていた。
その一つ一つにツーと指でなぞるように愛撫され、乳首を摘ままれると無意識にビクンと反応してしまう。
「なぁ、おまえ今まで何人の男に嬲り物にされてきたよ?」
「……ッツ…」
「ココに男銜え込んでアンアン啼いてきたんだろ?他の男みたいに俺を悦ばせてみろよ」
股間の前を寛がされ下着の中に手が滑り込む。
水をかけられ濡れた服を剥ぎ取られると、男に好き勝手に弄られ続ける。
運転手に見られている羞恥心と被虐を煽る言葉に、口惜しさと恥ずかしさで反応してしまっていた。
ペニスの先走りを指に纏いそのままアナルに指を挿れられると、ビクッと内股が震え侵入してくる指を締め付け続けながら、脅えた瞳が涙で濡れる。
「…ン……ぁ……」
くぐもった声しか出ずに助けを求めることも出来ない。
――――泣くまいと必死に涙を堪えながら、車内の革張りのシートに身を横たえる。
好き勝手に肉襞の感触を確かめるように、前立腺を刺激し指を二本、三本と増やされ掻き回され続けると、腸液が溢れグチュグチュと卑猥な水音が増す。
「オンナみてぇに濡れてんぞ。しっかり感じてんだろ?俺のオンナにして毎日ハメてやるよ。おまえのケツマンに俺のチンポを覚えさせてやる」
愉しそうに嗤いながら、前立腺を集中的に攻められると、快感が襲い縛られたまま指だけで俺はイかされそうになる。
「おまえみたいな淫乱。毎日男なしじゃいられねぇだろ?」
イきたくないのと、イきたい感覚が同時に起こり、俺は唯一自由になる頭を振って必死に耐え続ける。
「イけ」
――――ッ……!!
限界を迎え苦しそうな顔を楽しみながら、男は前立腺を集中的に弄り続ける。腰が痙攣するように震えた。
必死に我慢しようとするが、押し寄せる快感には勝てず、硬く熱い勃起したペニスから、薄い精液をドピュッと吐き出した。
「派手に出したなァ。流石は淫乱なガキだ」
俺の白濁が革のシートに飛び散り、車内に独特な匂いが広がる。
息苦しさにくったりとなりながらも、吐精した気持ち良さに呆然となったまま、俺は倒れ込んだまま意識が飛びそうだった。
丁度その時目的地に車が停まると、俺は男にお姫様抱っこのような形で担がれ、運ばれていった。
地下の駐車場からそのままエレベーターで最上階まで、連れて行かれた先は意外にも40階の高級タワーマンションの一室だった。
俺の身体を軽々と抱えたまま、寝室のキングサイズのベッドに放るように落とされた。
全裸にされ後手にされていた拘束は解かれるも、新たに革製の首輪と手枷と足枷が付けられ、鎖の先はそのままベッドの柵に括りつけられた。
「これから毎日おまえを犯して、俺以外何も考えられないようにしてやるよ」
猿轡を嵌められたまま、俺は必死に四肢を動かし涙目で睨みつける。
「大人しく従順なイイコになれば、拘束は解いてやるよ」
部屋から男が出ていく。
「ン――…!ン――ッ…!」
暴れ続けるだけ無駄とわかっていても、必死に動かし続けると、ベッドの軋む音だけが空しく響き、革が喰い込み擦れて内出血を起こしていた。
数時間後、ドアが開いた。
いつの間にか、気付けば眠りに落ちていた。
夢現な状態で目を醒ます。
「こんなになるまで暴れて…」
男が嗤いながら擦り切れて出血している俺の手首を取る。
ゆっくり傷口に舌を這わせ血液を舐められた。
「……ッツ」
痛みに表情を歪める。
「さぁ調教を始めようか」
愉しそうに口角を上げる相手を見上げる瞳が恐怖で濡れる。
猿轡を外されると、口端から唾液が溢れた。
取り出された巨根を見て俺の表情が強張る。
カリ首が張った血管の浮き出た、赤黒い陰茎が咥内に突っ込まれる。
「…ッ…んッ…ツ…ぁ……」
喉奥を乱暴に突かれ、息が出来ない苦しさに涙が滲む。
口からペニスを引き抜かれると、足を開かされアナルに、先走りを滲ませた亀頭を押し付けられる。
「ヒクついてんぞ。俺のデカマラ、厭らしいケツマンに突っ込んでやるよ」
今まで挿れられたことのないモノを前に、脅えたまま身体が小刻みに震える。
「…っや、だッ…ぃや、だ……や、め…ンな、デカイの…無理ッ…」
怯える俺をよそに、男は身体の上に覆い被るように見下ろす。
「めちゃくちゃにしてやろうか?」
背筋がぞくりとした――――
「……――――ッ…!?」
ぐっと腰を進め、ギチギチとめり込むように奥に押し付けられると、痛みと圧迫感に息が詰まり、声にならない悲鳴を上げる。
「啼け」
肉筒を押し拡げるように抜き差しを繰り返し、俺の腰を掴みながら遠慮無く、物を扱うように好き勝手に無理やり腰を振られる。
「…ぃやぁ…ッ…やめ、て…お願…ぃ…やだぁ…壊れ…る…痛いッ…!!!」
泣き叫ぶ俺を無視し、ひたすらピストンを繰り返され、アナルから血が流れる。
「…くッ…狭いな」
男の額に汗が滲む。
「…力、抜けッ」
痛みに締め付けを強めたまま、ガクガクと腰を揺さぶられ、前立腺を亀頭が擦り上げると快感が走り、甘い喘ぎが漏れる。
「…無…理……ぅあッ…ぁんァ…ぁあぁんッ…そこ、ダメッ…も、やだッ…赦してッ……」
最奥に熱く太い楔を打ち付け続けながら、臍につくほど勃起したペニスを触られ俺は嬌声を上げ続ける。
「先端から厭らしい汁が溢れてんぞ?口では嫌だとか言いながら、しっかり感じてんじゃねぇか。この淫乱変態ビッチが。無理やり犯されて悦んでんだろ?」
興奮した男はやめる気配などなく、ひたすら肉壁の感触を貪るように拡げようと擦り続けた。
「…おまえのナカ熱くて気持ちいいぜ。肉襞がチンポに吸い付く様に締め付けてきて、俺のチンポ離してくんねぇぞ?」
熱い吐息と辱める言葉を耳元で囁かれ、内部がギュッと一層締め付ける。
「ホラ。また締まった…ビッチのくせに、緩マンじゃなくて良かったなァ…?」
快感が襲ってくると、俺はイくことしか考えられずに、無意識のまま腰を揺らしていた。
硬く尖った乳首に舌を這わせ、真っ赤に充血し膨れ上がるまで、噛んで引っ張ったり吸ったりを繰り返される。
弄られ過ぎて痛い。ジンジンと熱を持ち男の唾液で妖しく光っている。
「腰揺れてんぞ?どうした?女みたいに乳首膨らませて。おっぱいが感じるのかァ?」
「…痛ッ…ぁンぁ…ぅ…違ッ…本当に…も、やめ…ッ…て…ぁあァ…っやぁ、も、イくッ…イっちゃ…ぅ…――――!!」
泣きじゃくりながら何度も突き上げられ、乳首を弄られながら俺は薄い精液を大量に撒き散らすように吐き出した。
精液が自分の顔にかかり、脱力したまま意識が飛びそうになる――――
「エロイ顔しやがって。堪んねぇなァ」
顔にかかった白濁を指で救うと唇に塗り付けられる。
「どうだ?自分のザーメンの味は?」
苦味が咥内に拡がり苦痛に歪む顔を見て、男は腰を動かし続けながら俺のペニスを握った。
「…も、や…だ……やめ、て…オカ…し、く…なる……ァあぁん…ンァ…――――!」
イったばかりで敏感な亀頭に触り、尿道口に爪を立てて弄るられると俺の腰が逃げるように大きく撥ねる。
陰茎を擦り上げながら、乳首を噛まれると俺は精液ではなく潮を噴き上げた。
「ホラ。出すぞ…!おまえのケツマンコに俺のザーメン中出しして種付けしてやる!!…――――ッ…!!」
パンパンと肉と肉がぶつかり合う音を響かせ、腰を打ち付けるスピードが更に速まり、俺の最奥に熱い精液が注がれるのがわかった。
「おまえのケツマンは最高だな。一度出しても全然萎えねぇ」
俺の中で出し終えると再びピストンを再開される。
「ホラ。イイ声で啼けよ?デカいチンポでケツマンもっとぐちゃぐちゃにされてぇんだろ?」
意識が飛びかけている俺を見下ろし、何度も腰を打ち付け続け、程無く二回目の射精を果たし大量に奥に出される。
結腸まで届きそうな突き上げに、俺の理性は壊れひたすら喘ぎ続けながら、淫らに腰を振り続ける。
「…んァ…あァッ…っや、だ…、も…いやぁあぁ………!」
何度目かわからないくらい達すると失禁し、そのまま意識を手放した。
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