2 / 4
これからの選択
しおりを挟む
【夏休み終了まであと2週間】
ジリジリと照りつける陽射しのなか、外の騒がしさとは裏腹に、真壁家の二階の一室には、ゆったりとした時間が流れていた。
夏休みの間、ボク──颯空は、いつものように真壁家に入り浸っていた。第二の我が家と呼んでも差し支えないほど、ここは居心地がよかった。
そんな“いつも通り”が突然破られたのは、ページをめくる指先がちょうど佳境に差しかかった、その瞬間だった。
「颯空、病院に行け」
低く、しかし明らかに怒気を孕んだ声が、ボクの頭上に落ちてきた。
顔を上げると、見下ろしてくる鋭い視線と目が合った。漫画を読むために当然のように陣取っていたベッド──その本来の持ち主、真壁太陽が、仁王立ちしていた。
年々、骨格ががっしりしてきていて、日に焼けた肌とキリッとした目元が、彼をますます“大人の男”に近づけている。それでいて、ボクに向ける眼差しは昔から変わらず、真っ直ぐで、やさしくて、どこか過保護で。
「えぇ~……またそれ~? 陽って心配性なんだよなぁ」
ボクはわざと軽く言ってみせたが、太陽の表情はビクともしない。彼がこんなに真剣な顔をするのは、本当に“何か”を感じ取っているときだけだ。
仕方なく漫画を閉じ、身を起こして太陽を見上げた。だけどその目の奥にあるものが、なんとなく怖くて、視線を逸らしてしまう。
「……なんだよその表情こわいって」
誤魔化すように笑ってみせても、太陽はゆっくりと息を吐き出しただけだった。
「心配性で済むなら、こんなこと言わない……みたんだよ」
その声は静かだったけれど、確かに重かった。
ボクは思わず口を噤んだ。
太陽は、知っているのかもしれない──ボクが、ごまかし続けてきた異変の数々を。
颯空が6歳のとき、両親は飛行機事故で亡くなった。以来、祖父母に引き取られ、静かに暮らしていたが、心はふさぎ込んだままだった。
そんな颯空が日常生活を普通に過ごせるまで回復できたのは、近所に住む真壁家のみんなのおかげだった。
真壁夫妻は颯空の両親の親友でもあり、祖父母の家に引き取られた際には「うちの子と一緒に育てれば元気になるはず」と、行事ごとがなくても「うちの子たちと遊ばない?」と颯空を迎え入れてくれた。
三姉弟の真ん中で、唯一の同性で同い年だった太陽とは、自然と一緒にいるようになった。
颯空を実の子のように受け入れてくれた真壁家の全員は、颯空にとっても“もうひとつの家族”だった。
だから颯空が太陽のベッドで漫画を読むのも、日常の一部。けれど今日ばかりは、その空気に違和感があった。
「俺が心配性? どこがだよ……知ってるんだぞ」
太陽の声が、普段より低く響いた。
「お前、食べたあと吐いてるだろ」
太陽の確信めいた一言に、瞳が揺れたボクを太陽は見逃さなかった。
「な……っ、なんで……」
過保護な真壁家を、うまく隠し通せているつもりだった。
「夜中、吐いてたの見たことあるし、昼にも……何度か」
太陽はしゃがみ込み、そっと漫画を取り上げる。
「夏バテって言ってたから黙ってたけど、もうその範疇じゃないと思う」
逃げるように目を逸らそうとしても、太陽の真剣な眼差しからは逃れられなかった。
──体調の異変には、薄々気づいていた。
けれど、「夏バテ」で済ませることにしていた。
気持ち悪さや倦怠感、食後の嘔吐……どれも、病院に行くほどのことではないと、自分では楽観的にとらえていた。
「俺の安心のためだと思って、検査……受けてきてくれないか?」
太陽がそっと顔に手を伸ばしてくる。その大きな手に頬が包まれた瞬間、ボクの意地は一瞬で崩れた。
「陽……その顔、その頼み方は卑怯だってば……」
普通のお願いだったら簡単に断れる。
でも、太陽は本気で頼むとき、仔犬みたいな顔してくるんだ……。
ボクはこの顔にめっぽう弱い!
しかも今回は、憂いを帯びていて、とても可哀想な仔犬顔ときたもんだ。
あぁ、そうだよね。ボクが断れるわけないんだよねと、結局は太陽の思惑通り、ボクは強く出ることができなくて、観念することにした。
「……わかったよ」
太陽の顔が、ふっと明るくなる。その表情を見たくて頷いたわけじゃないのに、どうしようもなく心臓が高鳴るのを感じた。
「明日……行ってくる」
その瞬間、太陽の腕がボクを引き寄せ、ぎゅっと包み込んだ。
「……ありがとう」
震えるような声でお礼まで言われてしまったので、ボクは顔が見られないように、抱きしめられた太陽の胸に額を押しつけた。
「ひ、ひとりで行けるから……絶対についてきちゃダメだからな!」
「うん、わかった。でも……つらかったらすぐ声かけて」
その言葉と、少し強くなった抱擁の力に、心臓が跳ねる。
「陽……ちょっと、苦しい……」
抱きしめられたまま太陽の背中を叩くと、慌てて力を緩めてくれた。
「強かった? ごめん!」
心配そうにボクの顔を覗き込んでくる太陽の焦りように、思わず笑ってしまう。
「……やっぱり、陽は過保護だよ」
その言葉には、少しの照れと、たくさんの感謝が込められていた。
──
【夏休み終了まであと2日】
本日の天気。カーテンを開けると、空は朝から馬鹿みたいに晴れ渡っていて、雲ひとつない青空!!
そんな晴天が皮肉なほど眩しく、反対に颯空の心は曇天で、今にも嵐が巻き起こりそうな気分の朝である。
晴天の日差しを拒みたくて、開けたばかりのカーテンを閉じ、現実逃避したくて再び布団に潜り込んだ颯空は、唇をぎゅっと噛んだ。
「……なんで結果を報告するって、約束しちゃったんだろ」
昨日病院で聞かされた現実は、最初こそ夢でも見ているかのようだった。
余命宣告から一晩たった今、最近続いていた体調の変化は、病が身体を蝕んでいることを物語っていた。
この怠さは夢じゃない……どれだけ願っても、“前”には戻れない。
太陽と真壁家のみんなにも、隠し通せる内容じゃない。
「きっと……ボクより、陽の方が絶望するよな……」
どう伝えても、傷つける。
どう言っても、泣かせる。
それでも、伝えなくちゃいけない。
だって──ボクのタイムリミットは、あと6ヶ月。
その事実を、どうやって言葉にすればいいのかなんて、まだ分からないままだ。
ピーンポーン。
呼び鈴が部屋に響き渡り、来客者をばあちゃんが対応している声が聞こえる。
太陽だ
ギシッ、ギシッ、ギシッ
古い家の廊下を歩く足音が近づいてくる。
太陽が来た
ギシッ──
足音が襖の前で止まる
ばあちゃんはきっと病気の事は何も伝えてない。
この襖が開いたら、覚悟を決めなくちゃならない。
コンコンッ
いつもならノックされたら気軽に返していた返事が、今日は声にならず喉から出ない……
「ん? 開けるぞ。颯空、起きてるか?」
襖を開けた太陽の目に映ったのは、誰もいない部屋と、布団が敷かれたままの光景だった。
「あれ? おばあちゃーん! 颯空いないんだけど、どこか出かけるって言ってた?」
太陽が颯空の祖母へ問いかける声が、部屋に響いていた。
──そう、ボクは逃げた。
まだ伝えられる自信がないので押入れに隠れ息をひそめ、太陽が部屋から出てばあちゃんに確認しに行ってる間に静かに、けれど大急ぎで荷物をまとめて窓から逃げた。
幸い新学期まではあと2日、どうせ学校では絶対顔を合わせるんだ。それまでには覚悟を決めるから。
結局まだ覚悟ができないボクは、太陽に伝える現実を少しでも後にしたくて、新学期までの数日を太陽から逃げ切るために、叔父の家へ向けて少しの荷物を抱えて電車に飛び乗った。
ジリジリと照りつける陽射しのなか、外の騒がしさとは裏腹に、真壁家の二階の一室には、ゆったりとした時間が流れていた。
夏休みの間、ボク──颯空は、いつものように真壁家に入り浸っていた。第二の我が家と呼んでも差し支えないほど、ここは居心地がよかった。
そんな“いつも通り”が突然破られたのは、ページをめくる指先がちょうど佳境に差しかかった、その瞬間だった。
「颯空、病院に行け」
低く、しかし明らかに怒気を孕んだ声が、ボクの頭上に落ちてきた。
顔を上げると、見下ろしてくる鋭い視線と目が合った。漫画を読むために当然のように陣取っていたベッド──その本来の持ち主、真壁太陽が、仁王立ちしていた。
年々、骨格ががっしりしてきていて、日に焼けた肌とキリッとした目元が、彼をますます“大人の男”に近づけている。それでいて、ボクに向ける眼差しは昔から変わらず、真っ直ぐで、やさしくて、どこか過保護で。
「えぇ~……またそれ~? 陽って心配性なんだよなぁ」
ボクはわざと軽く言ってみせたが、太陽の表情はビクともしない。彼がこんなに真剣な顔をするのは、本当に“何か”を感じ取っているときだけだ。
仕方なく漫画を閉じ、身を起こして太陽を見上げた。だけどその目の奥にあるものが、なんとなく怖くて、視線を逸らしてしまう。
「……なんだよその表情こわいって」
誤魔化すように笑ってみせても、太陽はゆっくりと息を吐き出しただけだった。
「心配性で済むなら、こんなこと言わない……みたんだよ」
その声は静かだったけれど、確かに重かった。
ボクは思わず口を噤んだ。
太陽は、知っているのかもしれない──ボクが、ごまかし続けてきた異変の数々を。
颯空が6歳のとき、両親は飛行機事故で亡くなった。以来、祖父母に引き取られ、静かに暮らしていたが、心はふさぎ込んだままだった。
そんな颯空が日常生活を普通に過ごせるまで回復できたのは、近所に住む真壁家のみんなのおかげだった。
真壁夫妻は颯空の両親の親友でもあり、祖父母の家に引き取られた際には「うちの子と一緒に育てれば元気になるはず」と、行事ごとがなくても「うちの子たちと遊ばない?」と颯空を迎え入れてくれた。
三姉弟の真ん中で、唯一の同性で同い年だった太陽とは、自然と一緒にいるようになった。
颯空を実の子のように受け入れてくれた真壁家の全員は、颯空にとっても“もうひとつの家族”だった。
だから颯空が太陽のベッドで漫画を読むのも、日常の一部。けれど今日ばかりは、その空気に違和感があった。
「俺が心配性? どこがだよ……知ってるんだぞ」
太陽の声が、普段より低く響いた。
「お前、食べたあと吐いてるだろ」
太陽の確信めいた一言に、瞳が揺れたボクを太陽は見逃さなかった。
「な……っ、なんで……」
過保護な真壁家を、うまく隠し通せているつもりだった。
「夜中、吐いてたの見たことあるし、昼にも……何度か」
太陽はしゃがみ込み、そっと漫画を取り上げる。
「夏バテって言ってたから黙ってたけど、もうその範疇じゃないと思う」
逃げるように目を逸らそうとしても、太陽の真剣な眼差しからは逃れられなかった。
──体調の異変には、薄々気づいていた。
けれど、「夏バテ」で済ませることにしていた。
気持ち悪さや倦怠感、食後の嘔吐……どれも、病院に行くほどのことではないと、自分では楽観的にとらえていた。
「俺の安心のためだと思って、検査……受けてきてくれないか?」
太陽がそっと顔に手を伸ばしてくる。その大きな手に頬が包まれた瞬間、ボクの意地は一瞬で崩れた。
「陽……その顔、その頼み方は卑怯だってば……」
普通のお願いだったら簡単に断れる。
でも、太陽は本気で頼むとき、仔犬みたいな顔してくるんだ……。
ボクはこの顔にめっぽう弱い!
しかも今回は、憂いを帯びていて、とても可哀想な仔犬顔ときたもんだ。
あぁ、そうだよね。ボクが断れるわけないんだよねと、結局は太陽の思惑通り、ボクは強く出ることができなくて、観念することにした。
「……わかったよ」
太陽の顔が、ふっと明るくなる。その表情を見たくて頷いたわけじゃないのに、どうしようもなく心臓が高鳴るのを感じた。
「明日……行ってくる」
その瞬間、太陽の腕がボクを引き寄せ、ぎゅっと包み込んだ。
「……ありがとう」
震えるような声でお礼まで言われてしまったので、ボクは顔が見られないように、抱きしめられた太陽の胸に額を押しつけた。
「ひ、ひとりで行けるから……絶対についてきちゃダメだからな!」
「うん、わかった。でも……つらかったらすぐ声かけて」
その言葉と、少し強くなった抱擁の力に、心臓が跳ねる。
「陽……ちょっと、苦しい……」
抱きしめられたまま太陽の背中を叩くと、慌てて力を緩めてくれた。
「強かった? ごめん!」
心配そうにボクの顔を覗き込んでくる太陽の焦りように、思わず笑ってしまう。
「……やっぱり、陽は過保護だよ」
その言葉には、少しの照れと、たくさんの感謝が込められていた。
──
【夏休み終了まであと2日】
本日の天気。カーテンを開けると、空は朝から馬鹿みたいに晴れ渡っていて、雲ひとつない青空!!
そんな晴天が皮肉なほど眩しく、反対に颯空の心は曇天で、今にも嵐が巻き起こりそうな気分の朝である。
晴天の日差しを拒みたくて、開けたばかりのカーテンを閉じ、現実逃避したくて再び布団に潜り込んだ颯空は、唇をぎゅっと噛んだ。
「……なんで結果を報告するって、約束しちゃったんだろ」
昨日病院で聞かされた現実は、最初こそ夢でも見ているかのようだった。
余命宣告から一晩たった今、最近続いていた体調の変化は、病が身体を蝕んでいることを物語っていた。
この怠さは夢じゃない……どれだけ願っても、“前”には戻れない。
太陽と真壁家のみんなにも、隠し通せる内容じゃない。
「きっと……ボクより、陽の方が絶望するよな……」
どう伝えても、傷つける。
どう言っても、泣かせる。
それでも、伝えなくちゃいけない。
だって──ボクのタイムリミットは、あと6ヶ月。
その事実を、どうやって言葉にすればいいのかなんて、まだ分からないままだ。
ピーンポーン。
呼び鈴が部屋に響き渡り、来客者をばあちゃんが対応している声が聞こえる。
太陽だ
ギシッ、ギシッ、ギシッ
古い家の廊下を歩く足音が近づいてくる。
太陽が来た
ギシッ──
足音が襖の前で止まる
ばあちゃんはきっと病気の事は何も伝えてない。
この襖が開いたら、覚悟を決めなくちゃならない。
コンコンッ
いつもならノックされたら気軽に返していた返事が、今日は声にならず喉から出ない……
「ん? 開けるぞ。颯空、起きてるか?」
襖を開けた太陽の目に映ったのは、誰もいない部屋と、布団が敷かれたままの光景だった。
「あれ? おばあちゃーん! 颯空いないんだけど、どこか出かけるって言ってた?」
太陽が颯空の祖母へ問いかける声が、部屋に響いていた。
──そう、ボクは逃げた。
まだ伝えられる自信がないので押入れに隠れ息をひそめ、太陽が部屋から出てばあちゃんに確認しに行ってる間に静かに、けれど大急ぎで荷物をまとめて窓から逃げた。
幸い新学期まではあと2日、どうせ学校では絶対顔を合わせるんだ。それまでには覚悟を決めるから。
結局まだ覚悟ができないボクは、太陽に伝える現実を少しでも後にしたくて、新学期までの数日を太陽から逃げ切るために、叔父の家へ向けて少しの荷物を抱えて電車に飛び乗った。
0
あなたにおすすめの小説
雪色のラブレター
hamapito
BL
俺が遠くに行っても、圭は圭のまま、何も変わらないから。――それでよかった、のに。
そばにいられればいい。
想いは口にすることなく消えるはずだった。
高校卒業まであと三か月。
幼馴染である圭への気持ちを隠したまま、今日も変わらず隣を歩く翔。
そばにいられればいい。幼馴染のままでいい。
そう思っていたはずなのに、圭のひとことに抑えていた気持ちがこぼれてしまう。
翔は、圭の戸惑う声に、「忘れて」と逃げてしまい……。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
溺愛系とまではいかないけど…過保護系カレシと言った方が 良いじゃねぇ? って親友に言われる僕のカレシさん
315 サイコ
BL
潔癖症で対人恐怖症の汐織は、一目惚れした1つ上の三波 道也に告白する。
が、案の定…
対人恐怖症と潔癖症が、災いして号泣した汐織を心配して手を貸そうとした三波の手を叩いてしまう。
そんな事が、あったのにも関わらず仮の恋人から本当の恋人までなるのだが…
三波もまた、汐織の対応をどうしたらいいのか、戸惑っていた。
そこに汐織の幼馴染みで、隣に住んでいる汐織の姉と付き合っていると言う戸室 久貴が、汐織の頭をポンポンしている場面に遭遇してしまう…
表紙のイラストは、Days AIさんで作らせていただきました。
天使から美形へと成長した幼馴染から、放課後の美術室に呼ばれたら
たけむら
BL
美形で天才肌の幼馴染✕ちょっと鈍感な高校生
海野想は、保育園の頃からの幼馴染である、朝川唯斗と同じ高校に進学した。かつて天使のような可愛さを持っていた唯斗は、立派な美形へと変貌し、今は絵の勉強を進めている。
そんなある日、数学の補習を終えた想が唯斗を美術室へと迎えに行くと、唯斗はひどく驚いた顔をしていて…?
※1話から4話までは別タイトルでpixivに掲載しております。続きも書きたくなったので、ゆっくりではありますが更新していきますね。
※第4話の冒頭が消えておりましたので直しました。
推し変なんて絶対しない!
toki
BL
ごくごく平凡な男子高校生、相沢時雨には“推し”がいる。
それは、超人気男性アイドルユニット『CiEL(シエル)』の「太陽くん」である。
太陽くん単推しガチ恋勢の時雨に、しつこく「俺を推せ!」と言ってつきまとい続けるのは、幼馴染で太陽くんの相方でもある美月(みづき)だった。
➤➤➤
読み切り短編、アイドルものです! 地味に高校生BLを初めて書きました。
推しへの愛情と恋愛感情の境界線がまだちょっとあやふやな発展途上の17歳。そんな感じのお話。
【2025/11/15追記】
一年半ぶりに続編書きました。第二話として掲載しておきます。
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!(https://www.pixiv.net/artworks/97035517)
とある冒険者達の話
灯倉日鈴(合歓鈴)
BL
平凡な魔法使いのハーシュと、美形天才剣士のサンフォードは幼馴染。
ある日、ハーシュは冒険者パーティから追放されることになって……。
ほのぼの執着な短いお話です。
【完結・BL】春樹の隣は、この先もずっと俺が良い【幼馴染】
彩華
BL
俺の名前は綾瀬葵。
高校デビューをすることもなく入学したと思えば、あっという間に高校最後の年になった。周囲にはカップル成立していく中、俺は変わらず彼女はいない。いわく、DTのまま。それにも理由がある。俺は、幼馴染の春樹が好きだから。だが同性相手に「好きだ」なんて言えるはずもなく、かといって気持ちを諦めることも出来ずにダラダラと片思いを続けること早数年なわけで……。
(これが最後のチャンスかもしれない)
流石に高校最後の年。進路によっては、もう春樹と一緒にいられる時間が少ないと思うと焦りが出る。だが、かといって長年幼馴染という一番近い距離でいた関係を壊したいかと問われれば、それは……と踏み込めない俺もいるわけで。
(できれば、春樹に彼女が出来ませんように)
そんなことを、ずっと思ってしまう俺だが……────。
*********
久しぶりに始めてみました
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる