俺は悪役令息というものだろうか?アレは断罪だったの?

satomi

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3.仕事内容

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 父さんにもアーサー様の口利きでまた、王城で働くことができるかもしれないという事を伝えた。俺は喜んでくれると思ったんだけど…。
「はぁ、また時間に忙殺されるのか?契約時点で定時に帰宅するという項目を書けば問題ないか」
 宰相みたいなポストはそういうのでいいのかな?

 それにしても―――俺はどんな仕事だろう?王太子の右腕チックな仕事?何をするんだ?オパニオン帝国にいた時は特に何もしてなかったからなぁ。王太子の公務の手伝い?書類を処理するのは王太子だけど、それが提出OKかをチェックする係とかかなぁ?
 今もそういう人いそうだから、やっかみとかありそう。
 『オパニオン帝国から国外追放されたような人間が王太子様の書類仕事の手伝いなんて片腹痛い!』みたいな。


 翌日、謁見の間でポートエクス国王陛下との謁見をすることになった。
 俺は超緊張。
「よく来てくれた。デニス=エイプリル、リチャード=エイプリル!エイプリル家が代々優秀であることは全世界の上層部なら誰でも知っていることだぞ。エイプリル一家が我が国に来てくれたことは僥倖!わっはっは」
 豪気な方だなぁ。
「それでだなぁ。デニスには私の宰相補佐をしてもらいたい。宰相はこの国で代々宰相を務めているリア家だな。おそらくデニスの方が優秀かと思うがそこら辺はうまいことやってほしい」
「陛下!私から提案が!」
父さん―!何を提案するんだよぉ!
「私の就業時間を!始業時間は構いませんが、終了時刻は18:00にしてほしいのです。これならば、余計な仕事をすることもなく、私も仕事をセーブできるでしょう」
 ものは言いようだな。
「そうだな、リア家に花を持たせるためにもその提案を飲もう」
「恐れ入ります」
 父さん、内心小躍りしているに違いないな……。

「さて、リチャードだが…アーサーについてほしい」
「それは、アーサー様の公務を手伝ったりとかですか?」
「ハハハッ、手伝う暇もなく、コイツは終わらせるよ。やることは破天荒だが、やるべきことはキチンとこなすタイプだからな」
「はっ、もったいなきお言葉」
 へぇ、そんななのか…。
「では、何を?」
「監視かなぁ?こいつなぁ。友人がいなくてなぁ」
「父上ッ」
「陛下だ!」
「友人になってくれたらなぁ。と思っているのだよ」
 はぁ、なるほどなぁ。貴族の側近は市場の人とのふれあいは嫌そう。「平民とのふれあいなんて汚らわしい!」とか言って。そこで俺に白羽の矢が立ったのか。
「確かに承りました」

「アーサー様、友人ですし愛称で呼ぶのがよろしいかと。アーサー……『アース』。でよろしいでしょうか?」
 なんだかもうどうにでもして状態になっている。
「では私の事は、リチャード…『リド』とお呼びください!」

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