4 / 8
4.冤罪で国外追放―☆
しおりを挟む
(私達は忘れてたけど、学生でした……。)
「フォレスト姉妹!俺の可愛い可愛いカホを虐めていたんだろう?その証拠にしばらく学園を休んでいたもんなぁ」
(休んで、この国の書類仕事だとか、騎士と共に魔物の討伐とかしてたんですけどね!)
「なんだ?無言か?図星だったようだな。お前らなどもう顔も見たくない。国外追放だ!」
【ルリ、あの人誰かわかる?国外追放とか権利を持ってる人?誰?】
【一応、王太子。でも、ちょっと見ないうちに頭の中が花盛りみたいねぇ】
((私たちは念話をマスターしました!便利ー♡))
【王太子って国外追放とか権利あるの?】
【ないはずなんだけど、頭がねぇ。ほら、サクラ吹雪?】
「ジュリー様、可愛そうですよぉ。フォレスト姉妹は無言なのにぃ」
「さすがは聖女のカホは優しいな」
【聖女って何?】
【ルリ~、たまには文献読むとか勉学もしなさいよ。国に散らばる結界のほころびを治したりする役目のハズだけど?】
【あの人……王太子にくっついたままじゃない?本当に聖女なの?】
【一応そうなんでしょ?国外追放みたいだからこの国がどうなってもいいでしょ】
【王太子がどうなろうといいけど、領民が可哀そうだよぉ】
【それは、コッチでなんとかしましょ】
「「謹んで国外追放お受けします」」
「それでは、サーラ王国へ国外追放されますね。ごきげんよう」
その日は大人しく家に帰って、大人しく‟父親“の伯爵に事のあらましを告げた。
お姉さま共々国外追放なので、そのようにすることにした旨を伝えた。かなり焦ってたけど、気にしな~い。
伯爵は急いで、サーラ国に手紙書いてた。
ルリの空間移動魔法でサーラ王国まですぐに到着。
「「ただいま~!」」
「あぁ、お嬢様方。お怪我などありませんか?すぐに浴槽の準備を!」
「もう、相変わらずフウ侍女頭は過保護だなぁ」
「帰ってきたから、お父様…間違った国王陛下に挨拶しなきゃなんだ!」
「国王陛下、ルベラ王国より国外追放という形での帰国となりました」
「よく戻ったなぁ。愛しい我が娘達♡」
「私は次に会う時には弟妹が増えていると思いましたけど?その様子ではいないのかぁ」
「なんの!王妃は妊娠中だ!」
【どうしよう……お父様とお母様は相変わらずラブラブみたいなんだけど?】
【そっとしておこうよ……】
さずがの私達も呆れてしまう……
「ところで、帰国にあたって馬車とか何もなかったようだが?まさか徒歩での国外追放?」
「お父様、顔が怖いデス。ルリが空間移動魔法をマスターしたので、二人魔法でで移動しました!」
ルリはドヤ顔でサーラ王国国王を見る。
ルカとルリは今までルベラ王国で会ったことの報告。それから自分たちの魔力量・魔法の適正を報告した。
「天晴れ!さすがは我が娘達♡二つ名が増えそうだなぁ。アッハッハッハ」
「あの…お父様、お母様にも帰国の挨拶をしてきたいのですが?」
「そうだなぁ。それがいい」
と、返事を聞くや否や二人は自分たちの母親の元へ飛んでいった(空間移動魔法で)。
「フォレスト姉妹!俺の可愛い可愛いカホを虐めていたんだろう?その証拠にしばらく学園を休んでいたもんなぁ」
(休んで、この国の書類仕事だとか、騎士と共に魔物の討伐とかしてたんですけどね!)
「なんだ?無言か?図星だったようだな。お前らなどもう顔も見たくない。国外追放だ!」
【ルリ、あの人誰かわかる?国外追放とか権利を持ってる人?誰?】
【一応、王太子。でも、ちょっと見ないうちに頭の中が花盛りみたいねぇ】
((私たちは念話をマスターしました!便利ー♡))
【王太子って国外追放とか権利あるの?】
【ないはずなんだけど、頭がねぇ。ほら、サクラ吹雪?】
「ジュリー様、可愛そうですよぉ。フォレスト姉妹は無言なのにぃ」
「さすがは聖女のカホは優しいな」
【聖女って何?】
【ルリ~、たまには文献読むとか勉学もしなさいよ。国に散らばる結界のほころびを治したりする役目のハズだけど?】
【あの人……王太子にくっついたままじゃない?本当に聖女なの?】
【一応そうなんでしょ?国外追放みたいだからこの国がどうなってもいいでしょ】
【王太子がどうなろうといいけど、領民が可哀そうだよぉ】
【それは、コッチでなんとかしましょ】
「「謹んで国外追放お受けします」」
「それでは、サーラ王国へ国外追放されますね。ごきげんよう」
その日は大人しく家に帰って、大人しく‟父親“の伯爵に事のあらましを告げた。
お姉さま共々国外追放なので、そのようにすることにした旨を伝えた。かなり焦ってたけど、気にしな~い。
伯爵は急いで、サーラ国に手紙書いてた。
ルリの空間移動魔法でサーラ王国まですぐに到着。
「「ただいま~!」」
「あぁ、お嬢様方。お怪我などありませんか?すぐに浴槽の準備を!」
「もう、相変わらずフウ侍女頭は過保護だなぁ」
「帰ってきたから、お父様…間違った国王陛下に挨拶しなきゃなんだ!」
「国王陛下、ルベラ王国より国外追放という形での帰国となりました」
「よく戻ったなぁ。愛しい我が娘達♡」
「私は次に会う時には弟妹が増えていると思いましたけど?その様子ではいないのかぁ」
「なんの!王妃は妊娠中だ!」
【どうしよう……お父様とお母様は相変わらずラブラブみたいなんだけど?】
【そっとしておこうよ……】
さずがの私達も呆れてしまう……
「ところで、帰国にあたって馬車とか何もなかったようだが?まさか徒歩での国外追放?」
「お父様、顔が怖いデス。ルリが空間移動魔法をマスターしたので、二人魔法でで移動しました!」
ルリはドヤ顔でサーラ王国国王を見る。
ルカとルリは今までルベラ王国で会ったことの報告。それから自分たちの魔力量・魔法の適正を報告した。
「天晴れ!さすがは我が娘達♡二つ名が増えそうだなぁ。アッハッハッハ」
「あの…お父様、お母様にも帰国の挨拶をしてきたいのですが?」
「そうだなぁ。それがいい」
と、返事を聞くや否や二人は自分たちの母親の元へ飛んでいった(空間移動魔法で)。
5
あなたにおすすめの小説
追放後に拾った猫が実は竜王で、溺愛プロポーズが止まらない
タマ マコト
ファンタジー
追放された元聖女候補リラは、雨の森で血まみれの白銀の猫を拾い、辺境の村で慎ましく生き始める。
猫と過ごす穏やかな日々の中で、彼女の治癒魔法が“弱いはずなのに妙に強い”という違和感が生まれる。
満月の夜、その猫が蒼い瞳を持つ青年へと変化し、自らを竜王アゼルと名乗る。
彼はリラの魔力が“人間では測れない”ほど竜と相性が良いこと、追放は誤解と嫉妬の産物だったことを告げる。
アゼルの優しさと村の温かさに触れ、リラは初めて「ここにいていい」と思える場所を見つけていく。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
放蕩な血
イシュタル
恋愛
王の婚約者として、華やかな未来を約束されていたシンシア・エルノワール侯爵令嬢。
だが、婚約破棄、娼館への転落、そして愛妾としての復帰──彼女の人生は、王の陰謀と愛に翻弄され続けた。
冷徹と名高い若き王、クラウド・ヴァルレイン。
その胸に秘められていたのは、ただ1人の女性への執着と、誰にも明かせぬ深い孤独。
「君が僕を“愛してる”と一言くれれば、この世のすべてが手に入る」
過去の罪、失われた記憶、そして命を懸けた選択。
光る蝶が導く真実の先で、ふたりが選んだのは、傷を抱えたまま愛し合う未来だった。
⚠️この物語はフィクションです。やや強引なシーンがあります。本作はAIの生成した文章を一部使用しています。
【完結】平民聖女の愛と夢
ここ
ファンタジー
ソフィは小さな村で暮らしていた。特技は治癒魔法。ところが、村人のマークの命を救えなかったことにより、村全体から、無視されるようになった。食料もない、お金もない、ソフィは仕方なく旅立った。冒険の旅に。
答えられません、国家機密ですから
ととせ
恋愛
フェルディ男爵は「国家機密」を継承する特別な家だ。その後継であるジェシカは、伯爵邸のガゼボで令息セイルと向き合っていた。彼はジェシカを愛してると言うが、本当に欲しているのは「国家機密」であるのは明白。全てに疲れ果てていたジェシカは、一つの決断を彼に迫る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる