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Ep.2
しおりを挟む鞭で戦闘に参加する気でしょうか?見えない相手なら、気づかない間に……ってことになるんじゃないかなぁ?
『ヒナタちゃん、大変ね。鉄扇と聖書を持っての戦闘でしょ?』
「聖書は父さんの形見だし、持っていたいかな?でも神聖力の使い手が少ないのは事実。やっぱり、HPで募集したほうがいいかな?」
『でしょうね。アウラとレオンちゃんのファンがつめかけるでしょうねぇ』
「書類選考しましょう。書類はこちらが用意するから返信用の封筒を入れてツクヨミセキュリティまで送付ってことで。書類に神聖力の使い手に反応するようにツクヨミセキュリティの者だけがわかる仕掛けをすればいいでしょう?書類選考の後、面接よ」
そういうことで、レオンさんにHPで募集してもらった。
ネットには、メールとかじゃないのか?と書き込みが凄かったが、関係なし。こっちは良い人材が欲しいのよ。
『面接まで辿りついた輩から、ヒナタちゃんにうさちゃん、ミシェルのファンまで増えるかもねぇ』
「気持ち悪いので、邪な考えの者が入れないようにこの建物の結界をさらに増やします!」
アウラさんが自主的に動いたコレは特別給料なのかな?
その日はうさちゃんを志和神社に送って行った。
「お帰り~。うさちゃん。今日も帰ってきてくれてありがとう!」
大歓迎です。うさちゃんは志和神社というか志和家で大人気です。
うさちゃんの帰りを待っていたのは聖さんの弟さん。弟さんは結婚しているので、その奥さんもうさちゃん大好き。
「うさちゃん、お帰り~。もう!うさちゃんってば、いつになっても何が好きとが言ってくれないから、今日もたくさん作ったよ~!」
このように志和家は毎日がパーティーのようです。せめて何が美味しいとか反応しなよ?好み、辛めとか甘めとか?
うさちゃん自身は「自分は日の光を浴びるだけで満足だから。」って言うけど、志和家の人は一緒にお食事をしたいみたい。愛されてます。
翌日、社の部分に行くと(プライベート部ではない)、レオンさんから既に出来たから見てほしいって頼まれました。
『ところで、レオンちゃんはいつまで制服着てるの?もう卒業してからかなり経ってるでしょ?』
大神さんはいいのかな?彼も制服のはずだけど?
「うーん、着慣れてるからかなぁ?楽だし」
『ダメよ~。そういうところから堕落していくのよ?可愛いって罪よねぇ。何を着ても似合う』
お姉様の想像上ですよね?
「パンツスーツでいいですか?」
『イヤよ~!せっかく可愛いのに!社内の男くささが増えちゃうじゃない。露出度を上げてよ~』
「寒いじゃないですか!」
なんて正論。レオンさんは寒いの苦手ですからね。
「ロングスカート」
『却下!』
お姉様の趣味じゃないだろうか?
「私は何を着てても構わないですよ?ただ制服は似合うし、レオンさんは可愛いけど昔っから変わらないなぁってのが感想かな?」
「だからロングスカートでもいいじゃないですか!」
『ダメよそこは。社内の男くささに対抗するためにも!』
「あー、お姉様と買い物に行けばいいんじゃないかと思うのですけれど?」
『この姿だと、見えないヒトとそうでないのの差が凄そう』
「レオンさんは家での洗濯を希望していますから、お姉様が行くようなハイブランドのお店ではなく、薄利多売って感じのお店がいいのでは?」
「では、ヒナタさんも一緒に来てください。社長が暴走した時のストッパーとして」
うーん、お姉様。お店ごと買うとかありそうだし、お姉様の財産を相続してるのは私だしなぁ。
「うん。わかったよ、そんじゃあ行こうか?」
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