続・ツクヨミセキュリティ

satomi

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Ep.7

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 その日もうさちゃんを志和神社まで送っていった。
 志和家の皆様と今日の素晴らしいうさちゃんのお話を共有しなくては!
 志和神社の現神主の聖さんの弟さんは「うさちゃんはなんて優しいんだ!」と、滂沱の涙を流していました。これには私もちょっと引いちゃったな。
 聖さんの義妹(?)さんも「今日もうさちゃんが何好きかわからないから、とにかくいっぱい作ったからね!」って今日もなにかのパーティーのようでした。うさちゃんも遠慮しないで好きなものとか言えばいいのに、遠慮しちゃってるのかなぁ?志和家としては遠慮なんかしないでほしいと思うけど?
「それじゃあ、うさちゃん。また明日ね!」
 そう言って私は事務所に帰りました。うちの冷蔵庫は私以外が無断で開けられないようになってるんだから!私は根に持つタイプよ?


 面接ははツクヨミセキュリティのメンバー勢ぞろいですることになった。
 ……なったんだけど、二次審査だというのに浮ついた連中が多い!「アウラさんと同じ職場で働けたら……」「レオンさんと同じ職場なんて夢のような空間!」―――その煩悩をどこかに置いてから出直してこい!と叫びたかった。
 
 先日話に出てきた男性。父さんと境遇が似ている男性。
「えーと?名前は宗堂一そうどうはじめさんね。年齢は25才」
「社長は桧山ヒナタさんですね。お若いのに、やり手だといろんな業界で有名です。教会を破門されてからというもの、職を転々としていたので知っていますよ」
 私は有名だったのか……。お姉様の功績が大きいんじゃ?
「ああ、若見えはアウラさんに不老の魔法をかけてもらってるのよ。神父としては邪道でしょ?父も神父でしたから、あの世で激怒してそうですね」
 顔を赤くして怒る父さんを想像すると笑ってしまう。
『神聖力をコントロールできないのよね?ヒナタが教えれば問題ないんじゃない?神聖力の量としては問題ないわけだし』
「彼女は祓った方がいいのでしょうか?」
「彼女は私の母の姉で、ここの前の社長よ。祓っちゃダメよ~っていうかそう簡単に祓えるようなお姉様じゃないわよ?」
 前の社長の事をよく知っているメンバーは、『手を出すべからず』と静観している。
 ここでも空気を読めない男:大神芯矢は口を開く。
「社長に手を出すなんて恐ろしいことしたら、こっちの命がいくつあっても足りないですよ~。社長は根性で霊魂を残している方ですからね~」
『大神君?あなた、死にたいのかしら?』
「とんでもありません!」
 たしか大神さんはフェンリルだったはず。それがお姉様には絶対の服従。お姉様スゴイ!

「あら、そういえばツクヨミセキュリティを職場に選んだ理由は?」
「神聖力を使うことが出来るなら、役に立つことが出来るなら、ですね」
 うさちゃんみたいだなぁ。
「HP見たでしょ?女性陣に興味ある方が多かったんですけれども?」
「あっ、天使様がいるんですよね。それは神々しいんでしょうね」
 私とかレオンちゃんとかはその他大勢?ミシェルさんは確かに神々しいけど。
「こっそり影から見てる。昔いた私の父さんとか…あ、神父だったんだけどね。拝んでたりしてたみたいだからって!宗堂さんも拝みに行くんですか~‼」
 頑張ってください。ミシェルさん。

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