続・ツクヨミセキュリティ

satomi

文字の大きさ
9 / 12

Ep.9

しおりを挟む

 お姉様にこのメンバーへの給料のあげ方をレクチャーしてもらった。
『リヒトは血でしょ?なんか血の中にある魔力がいいらしい。ネロとアウラには魔力ね。大神君には生肉でしょ?レオンちゃんは現金。あら?ミシェルとルチアーノにはどうしていたかしら?二人とも魔力かしら?ルチアーノなら現金渡しても美味しい食材を自分で買って調理しそうよね。でもミシェルはどうだったかしら?』
「明日にでも本人に聞いてみますよ。うさちゃんには給料どうしていいか困ってたし。宗堂さんには現金でいいのか聞いてみようと思って」

 うさちゃん、また遠慮して給料いらないとか言いそう。給料で志和神社の人達に何か買ってあげたら喜ぶよ?って言ったら受け取ってくれるかな?
 宗堂さんは現金でいいよね?
 ミシェルさんは魔力の方がいいかな?
 ルチアーノさんは現金の方がいい気がする。現金だったら蕎麦屋食べ歩きが出来るから。魔力じゃそうはいかないもんね。


 翌日、給料のあげ方がよくわからない人(?)と個別に話をした。
 予想通りうさちゃんは給料の受け取りを拒否。いやいや、そこは受け取ってよ~!
「給料で志和神社の人達に喜びそうなものを買ってあげたら?」って言ってやっと受け取ってくれることになった。お札の紙とかインクのお金だってかかるんだから、受け取らなきゃダメだよ!
 宗堂さんは「現金以外になんかあるんですか?」と逆に聞かれた。うーん。長い間、ヒトとだけ接してきた弊害というんだろうか?
「リヒトさんはヴァンパイアだから血が給料よ?私の血ね。直で吸うと私もヴァンパイアになっちゃう可能性があるから、血だけで。ネロさんとアウラさんは私の魔力。大神さんは生肉といっても、なかなか手に入らないから精肉店で棚買いみたいな?」
「やっぱりヒト以外の種族だといろいろあるんですね」
 あるんだよ~。
「あ、そうだ!ネロさんとか神父嫌いだから気を付けてね。あとリヒトさんも好意的じゃないかなぁ。聖書を読むときは…って聖書!私の聖書を使ってほしいんだけど…」
「申し訳ありませんが、自分の聖書がありますのでそれは出来ません」
 うーん、戦闘の時大変なんだよなぁ。
「神聖力のコントロールね。聖書の一節を読むと神聖力が発動する感じなんだけど、出来る?」
「私が神聖力を発動したのは1回だけなんですよね、いやお恥ずかしい」
 頭を掻きながら言う事じゃない。
「神聖力の発動についてはアウラさんの亜空間で練習しましょうか?」
 ミシェルさんに給料のカタチを聞いた。
「現金でもらっても仕方ありませんし、私は前社長より魔力を頂いていました」
 ふむふむ。ミシェルさんは魔力と。
 ルチアーノさんは蕎麦の食べ歩きの話をすると、「現金と魔力と半々で頂きたいです」
と面倒なことを言ってきました。目安がわかんない。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

【完結】離縁されたので実家には戻らずに自由にさせて貰います!

山葵
恋愛
「キリア、俺と離縁してくれ。ライラの御腹には俺の子が居る。産まれてくる子を庶子としたくない。お前に子供が授からなかったのも悪いのだ。慰謝料は払うから、離婚届にサインをして出て行ってくれ!」 夫のカイロは、自分の横にライラさんを座らせ、向かいに座る私に離婚届を差し出した。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

なんども濡れ衣で責められるので、いい加減諦めて崖から身を投げてみた

下菊みこと
恋愛
悪役令嬢の最後の抵抗は吉と出るか凶と出るか。 ご都合主義のハッピーエンドのSSです。 でも周りは全くハッピーじゃないです。 小説家になろう様でも投稿しています。

奪った代償は大きい

みりぐらむ
恋愛
サーシャは、生まれつき魔力を吸収する能力が低かった。 そんなサーシャに王宮魔法使いの婚約者ができて……? 小説家になろうに投稿していたものです

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。

三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。 何度も断罪を回避しようとしたのに! では、こんな国など出ていきます!

虐げられた皇女は父の愛人とその娘に復讐する

ましゅぺちーの
恋愛
大陸一の大国ライドーン帝国の皇帝が崩御した。 その皇帝の子供である第一皇女シャーロットはこの時をずっと待っていた。 シャーロットの母親は今は亡き皇后陛下で皇帝とは政略結婚だった。 皇帝は皇后を蔑ろにし身分の低い女を愛妾として囲った。 やがてその愛妾には子供が生まれた。それが第二皇女プリシラである。 愛妾は皇帝の寵愛を笠に着てやりたい放題でプリシラも両親に甘やかされて我儘に育った。 今までは皇帝の寵愛があったからこそ好きにさせていたが、これからはそうもいかない。 シャーロットは愛妾とプリシラに対する復讐を実行に移す― 一部タイトルを変更しました。

処理中です...