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第40話
しおりを挟む予想通り男子生徒に囲まれてる……。
「最上様とミシェルさんのどっちが好みなんだ?クラスの女子じゅうが聞き耳立ててる話題だぞ」
「最上様って社長?」
「馴れ馴れしい!」
大神君がモブAに叩かれた。
「お前この間まで望月がどうとか言ってなかった?」
大神君にしてはよく覚えてる!
「これは別腹だ!」
別腹なんだ……。
「最上様かなぁ?(肉くれるから)」
「お前はやっぱり肉体派か!清純派じゃなくて肉体派だな!」
「JKで大人の色気とか無理だよね~」
大神君の選択基準は体形とかじゃなくて自分に肉くれるからとかだと思うけど?給与だけど。
**************
「いやぁ、自分のアイディアじゃないけど、グッズ販売で結構儲けた♡」
社長はお金が好きだなぁ。
「そう言えば社長の好きなタイプとかってどうなってるんですか?」
「イケメン・3高・私より強いってとこかしら?」
「3高って何ですか?」
「高収入・高身長・高学歴の3つね。まぁ高収入って言っても私より収入がある人なんて世界にほんの一握りよ。高身長って、並んで歩いた時に私はヒールを履いてるのよ?私よりも低いなんて下僕?って感じでしょ?高学歴は私よりも多言語話せる人がいればなぁって希望ね」
社長は一生独身かも。
「高身長なんて、この会社でも桧山以外かしら?桧山はちょっと低いのよね」
それでも一般的には高身長ですよ。180㎝台後半ですから。
「社長、私は既婚者ですから中に入れないで下さい」
「ゴメンゴメン!会社に所属している男ってくくりでまとめたのよ」
桧山さんは既婚者なんだ。やっぱりと言えばやっぱりねー。世間一般的に真面目で結構高収入で背も高くてイケメンだもんね。奥さんはどんな人だろう?ヒトなのかなぁ?イメージ的に3歩下がって歩く感じ。
「桧山さんの奥さんてどんな方なんですか?」
空気を読まない男:大神君が質問したー‼
「本当に大神君は空気読まないわね。私の妹よ」
「社長、妹さんいたんですか?」
「いたのよ」
不毛な会話。
「それじゃあ、桧山さんにとって社長は義理の姉ってことになるんですか?」
「そういう事になるけど、仕事に私情を持ち込まないんだ」
「まあそういうことよ」
「よくわからないけどそういう事なんですね」
わからないのかい!公私混同しないってことだと私はわかりました。大神君に教えても、まず四字熟語がわからないってところからスタートだろうなぁ。やめておこう。
「妹さんは社長と似てないんですね。社長と似てるんだったら、桧山さんが選ばないでしょう!アハハ!」
スゴイな、こういう空気の読まなさ。
「妻は社長と似てないですよ」
「さ、この話は終わっておきましょう?続けるなら給与を減らすわよ、大神君」
社長の圧力も怖い。
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