7 / 26
状況把握って難しい
しおりを挟む
どうしよう・・・
状況把握をしてから戻ろうと決めて城門がギリギリ見える場所を探し、陣取ったまでは良かった。が、がっ!コレで何が分かるのか…いや、私に何が分かるのかが問題だ。
今門は閉まっている。昼間、常に開いている門が閉まっているこの状況は安全ではないから閉まっているのだと思われる。そして、獣人騎士団は今来ているのか、もうすぐそこまで来ているのか、それともまだまだなのか…。
いや、今戦っているとか?街は、人々が家の中で息を潜めているのか静まりかえっている。こんなに静かに戦うはずないよね。この世界ての戦い方がわからない…。大体魔法での戦い方なんて知らないし、最終奥義的なでっかい火の玉とか?かまいたちみたいな切れ味鋭い風とか?津波の様な大量の水とか?魔法があるのは知っているが、この想像であってるの?まさか!もっと精神的な攻撃とか?
やけにリアルに浮かぶ映像に、あれ?私記憶を失う前、魔法使えてたの?この世界で、魔法が使える事があんなに嬉しかったのに?危機感無く混乱してしまった。
私が師匠から教えてもらった魔法は、人を傷つけないものばかり、人を癒す魔法しか知らないはずなのに。
私がここに居ても役に立たない事が分かった。
「とりあえず、帰ろう。」
誰に言うでも無く口に出た言葉に1人納得して、帰ろうとすると
『我がベルギアはハーデン国の英雄マカミ国獣人騎士団の方々を歓迎する。門を開けよ。英雄の凱旋だ。』
突然響いた声と共に城門が開き始めたのが見えた。
これは、大丈夫って事だよね。
なんか色々ありすぎて、疲れちゃったし早く帰ろうっと。
状況把握をしてから戻ろうと決めて城門がギリギリ見える場所を探し、陣取ったまでは良かった。が、がっ!コレで何が分かるのか…いや、私に何が分かるのかが問題だ。
今門は閉まっている。昼間、常に開いている門が閉まっているこの状況は安全ではないから閉まっているのだと思われる。そして、獣人騎士団は今来ているのか、もうすぐそこまで来ているのか、それともまだまだなのか…。
いや、今戦っているとか?街は、人々が家の中で息を潜めているのか静まりかえっている。こんなに静かに戦うはずないよね。この世界ての戦い方がわからない…。大体魔法での戦い方なんて知らないし、最終奥義的なでっかい火の玉とか?かまいたちみたいな切れ味鋭い風とか?津波の様な大量の水とか?魔法があるのは知っているが、この想像であってるの?まさか!もっと精神的な攻撃とか?
やけにリアルに浮かぶ映像に、あれ?私記憶を失う前、魔法使えてたの?この世界で、魔法が使える事があんなに嬉しかったのに?危機感無く混乱してしまった。
私が師匠から教えてもらった魔法は、人を傷つけないものばかり、人を癒す魔法しか知らないはずなのに。
私がここに居ても役に立たない事が分かった。
「とりあえず、帰ろう。」
誰に言うでも無く口に出た言葉に1人納得して、帰ろうとすると
『我がベルギアはハーデン国の英雄マカミ国獣人騎士団の方々を歓迎する。門を開けよ。英雄の凱旋だ。』
突然響いた声と共に城門が開き始めたのが見えた。
これは、大丈夫って事だよね。
なんか色々ありすぎて、疲れちゃったし早く帰ろうっと。
199
あなたにおすすめの小説
おばあちゃんの秘密
波間柏
恋愛
大好きなおばあちゃんと突然の別れ。
小林 ゆい(18)は、私がいなくなったら貰って欲しいと言われていたおばあちゃんの真珠の髪飾りをつけた事により、もう1つの世界を知る。
幼い頃に、大きくなったら結婚しようと約束した人は、英雄になりました。きっと彼はもう、わたしとの約束なんて覚えていない
ラム猫
恋愛
幼い頃に、セリフィアはシルヴァードと出会った。お互いがまだ世間を知らない中、二人は王城のパーティーで時折顔を合わせ、交流を深める。そしてある日、シルヴァードから「大きくなったら結婚しよう」と言われ、セリフィアはそれを喜んで受け入れた。
その後、十年以上彼と再会することはなかった。
三年間続いていた戦争が終わり、シルヴァードが王国を勝利に導いた英雄として帰ってきた。彼の隣には、聖女の姿が。彼は自分との約束をとっくに忘れているだろうと、セリフィアはその場を離れた。
しかし治療師として働いているセリフィアは、彼の後遺症治療のために彼と対面することになる。余計なことは言わず、ただ彼の治療をすることだけを考えていた。が、やけに彼との距離が近い。
それどころか、シルヴァードはセリフィアに甘く迫ってくる。これは治療者に対する依存に違いないのだが……。
「シルフィード様。全てをおひとりで抱え込もうとなさらないでください。わたしが、傍にいます」
「お願い、セリフィア。……君が傍にいてくれたら、僕はまともでいられる」
※糖度高め、勘違いが激しめ、主人公は鈍感です。ヒーローがとにかく拗れています。苦手な方はご注意ください。
※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
転生先のご飯がディストピア飯だった件〜逆ハーレムはいらないから美味しいご飯ください
木野葛
恋愛
食事のあまりの不味さに前世を思い出した私。
水洗トイレにシステムキッチン。テレビもラジオもスマホある日本。異世界転生じゃなかったわ。
と、思っていたらなんか可笑しいぞ?
なんか視線の先には、男性ばかり。
そう、ここは男女比8:2の滅び間近な世界だったのです。
人口減少によって様々なことが効率化された世界。その一環による食事の効率化。
料理とは非効率的な家事であり、非効率的な栄養摂取方法になっていた…。
お、美味しいご飯が食べたい…!
え、そんなことより、恋でもして子ども産め?
うるせぇ!そんなことより美味しいご飯だ!!!
王宮侍女は穴に落ちる
斑猫
恋愛
婚約破棄されたうえ養家を追い出された
アニエスは王宮で運良く職を得る。
呪われた王女と呼ばれるエリザベ―ト付き
の侍女として。
忙しく働く毎日にやりがいを感じていた。
ところが、ある日ちょっとした諍いから
突き飛ばされて怪しい穴に落ちてしまう。
ちょっと、とぼけた主人公が足フェチな
俺様系騎士団長にいじめ……いや、溺愛され
るお話です。
面倒くさがりやの異世界人〜微妙な美醜逆転世界で〜
波間柏
恋愛
仕事帰り電車で寝ていた雅は、目が覚めたら満天の夜空が広がる場所にいた。目の前には、やたら美形な青年が騒いでいる。どうしたもんか。面倒くさいが口癖の主人公の異世界生活。
短編ではありませんが短めです。
別視点あり
なんか、異世界行ったら愛重めの溺愛してくる奴らに囲われた
いに。
恋愛
"佐久良 麗"
これが私の名前。
名前の"麗"(れい)は綺麗に真っ直ぐ育ちますようになんて思いでつけられた、、、らしい。
両親は他界
好きなものも特にない
将来の夢なんてない
好きな人なんてもっといない
本当になにも持っていない。
0(れい)な人間。
これを見越してつけたの?なんてそんなことは言わないがそれ程になにもない人生。
そんな人生だったはずだ。
「ここ、、どこ?」
瞬きをしただけ、ただそれだけで世界が変わってしまった。
_______________....
「レイ、何をしている早くいくぞ」
「れーいちゃん!僕が抱っこしてあげよっか?」
「いや、れいちゃんは俺と手を繋ぐんだもんねー?」
「、、茶番か。あ、おいそこの段差気をつけろ」
えっと……?
なんか気づいたら周り囲まれてるんですけどなにが起こったんだろう?
※ただ主人公が愛でられる物語です
※シリアスたまにあり
※周りめちゃ愛重い溺愛ルート確です
※ど素人作品です、温かい目で見てください
どうぞよろしくお願いします。
英雄の可愛い幼馴染は、彼の真っ黒な本性を知らない
百門一新
恋愛
男の子の恰好で走り回る元気な平民の少女、ティーゼには、見目麗しい完璧な幼馴染がいる。彼は幼少の頃、ティーゼが女の子だと知らず、怪我をしてしまった事で責任を感じている優しすぎる少し年上の幼馴染だ――と、ティーゼ自身はずっと思っていた。
幼馴染が半魔族の王を倒して、英雄として戻って来た。彼が旅に出て戻って来た目的も知らぬまま、ティーゼは心配症な幼馴染離れをしようと考えていたのだが、……ついでとばかりに引き受けた仕事の先で、彼女は、恋に悩む優しい魔王と、ちっとも優しくないその宰相に巻き込まれました。
※「小説家になろう」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる