101ページ 突然消えた彼

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仮面を付けた美男美女

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?「七瀬!」

後からふわりと甘い香り、これはきっとあの人。

?「おはよっ」
七瀬「おはよう遼」

当たり。遼は同じ会社の同期で優しく周りからは似ているとよく言われて気づいたら近くにいる…気がする。



そして距離感がおかしい。

七瀬「遼くん…あの、もっと普通に声をかけて頂けませんでしょうか」

遼「ん…?」

芽衣「遼!だめーー!!!七瀬ちゃんから離れなさい!!!!」

そう言いながらデスクに座る私を後から覆うように話しかけて来ていた遼を芽衣ちゃんが強く引っ張る。


芽衣ちゃん!有難う(T_T)!

芽衣ちゃんも同期で、可愛いとにかく可愛いゆるふわに巻かれた髪を片耳に掛けて可愛さの中に少しのエロさが有り、会社の男性支持率No.1 私が男性でも1番に指示します。


芽衣「遼!あのね!今のは七瀬ちゃんにじゃなくても怒る!セクハラだよ!」


そう言った芽衣ちゃんに遼が少し冷たい視線を向けた気がした。

遼「芽衣ちゃん。」

遼が芽衣ちゃんを手招きして近くに呼び耳打ちをしたとたんに芽衣ちゃんの顔色は変わり遼を引っ張って事務所を出て行った。


七瀬「???」



«事務所の外にて»

芽衣「遼あのさっ、」

遼「もう1回言うな?邪魔すんな。」

芽衣「やっぱそういう意味…?遼分かってるよね?今七瀬ちゃん雅也さんが突然いなくなってそう言うの困らせるだけだから」

芽衣は真っ直ぐな視線をなげた。普段は無邪気で可愛い芽衣だが今は凛とした雰囲気…と言うより別人格 冷たい女性が正解。

芽衣「そもそもあんたじゃ釣り合わない。」

ダンっ!!!!
芽衣を壁との間に挟む そしてニヤリとした表情で続けた。

遼「へぇ、何を理由に釣り合わないと? まぁ困らせるかもしんねぇな。だけどあいつが突然消えた今がチャンスなんだよねー」


芽衣は表情ひとつ変えない。

芽衣「遼… 七瀬ちゃんが本当に好きなの?」

遼「…。」

芽衣「いつから」

遼「七瀬が雅也と付き合う前から。」

芽衣は遼の頬に手をあて表情を少し変えた、

芽衣「芽衣はもっと前から遼が好き」

そして、芽衣から顔を近ずけキスを…

遼「お前さ、バレてないと思った?」

キスを遮るように遼は言った。それに対して照れるかのように芽衣は見つめ直した。

芽衣「え?やだ、遼知って…」

遼「七瀬の元彼にもそうやってせまって別れさせたろ。まぁ俺的には感謝したけど。」

芽衣の照れて赤らめた顔は一瞬にして暗くなる。

芽衣「なんで?」

遼「その元カレってさ両親離婚して別々になった苗字の違う俺の兄貴。」
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