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「マスターパーティション書き換えろって、今、ここで?」
鼻息荒いフリスの言葉に、フィオは眉を寄せるとちらりと背後を窺った。
この場にはフィオ主従だけでなくシュネーとバン達も居る。
流石に友人達の目の前で事に及ぶのはどうかと躊躇するフィオに、シュネーは苦笑交じりに頷いた。
「やるしかありませんわね。 大きく損傷しているとはいえ、彼女はAクラスメイデン。
敵対の可能性を残したままでは、危険すぎて回収できませんわ」
「そうですね……」
シュネーのアドバイスにフィオも腹を括り、メイデン達に向き直った。
「くっ……」
大股開きの恥ずかしい姿勢で持ち上げられたキキョウは、フリスの手から逃れようと身を捩っていた。
しかし、出力的には同格でも四肢を損傷したキキョウでは、フリスの剛腕をはねのける事ができない。
唯一無事な右腕もキキョウ自身の背中とフリスの胸で挟み込まれてしまい自由を失っていた。
「さあマスター!」
フリスはキキョウの股間をアピールするかのように、完全に制圧した機体をぐいと差し出す。
「う、うん……」
フィオはごくりと唾を呑むと、見慣れない黒いメイデンスーツに覆われた股間へ手を伸ばす。
「い、いけません……」
唯一自由になる首を僅かに振って弱々しく上がる制止の声を無視し、スーツの布地をずらし秘所を露わにした。
フィオの記憶のまま清楚な佇まいの秘唇はわずかに口を開き、透明な雫がとろりと零れ落ちる。
キキョウの肩越しに潤滑液が糸を引く股間の有様を覗き込んだフリスは、眉を上げて詰った。
「なんですか、触れられる前からそんなにして!
どれだけ淫乱なんですか、貴女!」
「ち、違いますっ!」
慌てて否定するキキョウの秘裂をフィオの指先が撫で上げた。
「ひうっ♡」
それだけで甘い声を漏らしてしまうキキョウに、フィオの眉が寄る。
キキョウの敏感さは真の漢の精を注がれた事に因るものであり、かつてのフィオとの交わりでは見られなかった特性だ。
腹中に燃え上がる怒りの命じるまま、フィオは人差し指と中指を揃えて秘裂へ突き込んだ。
「うぁっ♡」
開いた左手で仰け反るキキョウの巨乳を鷲掴みにしつつ、耳元に口を寄せて囁く。
「キキョウさんに教わった事、全部お返しするからね」
「なっ」
絶句と共に見開かれる紫水晶の瞳を見つめながら、キキョウの膣に埋めた二本の指を鋏のように開閉した。
「んっ♡ くぅっ♡」
蜜で粘るキキョウの膣内はひくつき、かつてフィオが触れた時よりも格段に反応が良い。
真の漢の精を注がれた為に性感リミッターが外れているのはフリスと同じだが、彼女とも明確に違う一面がある。
フィオの好みに合わせて強く吸い付きき締め上げてくるフリスと違い、今のキキョウの膣壁には激しく暴れる指先の動きすら包み込むような柔らかさがあった。
主の性的嗜好に沿って自らを変容させるメイデンの特性が発揮された結果である。
明らかに自分以外の相手にカスタマイズされているキキョウの雌穴の感触に、フィオの指に籠もる熱が増す。
「あぅんっ♡ くぅっ♡ だ、だめっ♡」
開いた二指で膣壁を内側からタップするように交互に動かし、掻き回すとキキョウの口から切なげな声が漏れた。
秘裂から溢れ出す潤滑液が見る間に量を増す。
鷲掴みにされたバストの先端には、メイデンスーツの上からでも一目瞭然な程に勃起した乳首の形が浮き上がっていた。
「本当にいやらしいメイデン……。
そんなに乱れる様を主以外に見せるなんて、恥ずかしくないんですか」
「わ、私は……」
苛立ちを抑えきれないフリスに耳元で憎々しげに囁かれ、キキョウは羞恥に顔を赤らめる。
キキョウが反論するよりも早く、フィオの唇が彼女の口を塞いだ。
「んむぅっ♡」
膣奥深くに侵入したフィオの指が鉤爪のように曲がり、内側からGスポットを引っ掻く。
同時に膨れ上がったクリトリスを親指が押し潰し、捏ね回した。
自らが伝授した手管により、キキョウは絶頂へ放り込まれた。
「んんんぅーーっ♡♡♡」
キスで口を塞がれたまま、くぐもった嬌声を上げるキキョウの瞳を見つめるフィオの胸に達成感が染み出してくる。
ようやくここまで来れた、奪われたものをまさに今から取り戻すのだ。
快楽に霞む紫水晶の瞳を見ながら感慨に耽るフィオに水を注すように、フリスは抱え上げたキキョウの体を荒く揺する。
「マスター、準備ができたみたいですから、さっさと済ませてください」
「あ、う、うん……」
底冷えのする声音にフィオは思わず頷いた。
「あの、フリス、怒ってる?」
「……怒ってないと御思いですか?」
「あ、うん、そうだよね……」
フィオは恨みがましく光る蒼玉の瞳から目を逸らしつつ、ベルトを外した。
感慨に耽るのは安全圏まで離脱した後だ、今はフリスの進言通りに手早くキキョウのマスターパーティションを書き換えなくてはならない。
ズボンを脱ぎ捨て、すでにガチガチに勃起した逸物をキキョウの秘唇に当てる。
「はぅ……♡」
すっかり蕩けきった柔らかい秘肉へ硬い亀頭を押しつけられ、キキョウの口から期待とも諦めともつかない吐息が漏れた。
甘い吐息に誘われるように、フィオは腰を突き入れる。
「はあぁんっ♡」
膣道を掻き分け一息に根元まで叩き込まれた逸物に、キキョウはたまらず仰け反り高い声を上げた。
逸物で直に味わうキキョウの膣内は、やはりかつてとは違う。
ヴァトーの棍棒のような巨根で躾けられた雌穴は、彼に奉仕するために柔らかく拡張されていた。
フィオ好みの締め付けよりも絡みつきに偏ったその味わいは、キキョウが完全にヴァトーに屈服してしまっていると雄弁に語る。
だからこそフィオの肉槍は他人の所有物にされてしまったメイデンを奪い返さんと奮い立った。
「キキョウさんっ!」
両手で豊かなバストを鷲掴みにしながら、激しく腰を打ち付けた。
フリスがキキョウを支えてくれているお陰で、フィオは攻めに専念できる。
「くうっ♡」
切なげに眉を寄せたキキョウの唇から、堪えきれない声が漏れた。
キキョウがフィオの知らない変化を遂げているように、真の漢として覚醒したフィオもまたキキョウの知るままではない。
フィオの逸物はヴァトーのように人の枠を踏み外したサイズではないが、幹の長さ、太さともに格段に成長を遂げており、そそり立てば小柄な少年のものとは思えない。
子供っぽく皮を被っていた穂先は文字通り一皮剥け、若々しくも力強い亀頭がキキョウの膣肉を穿った。
得物が格段に進化したフィオであるが、彼はそれに頼り切りにはならないだけの技量を伝授されている。
時に深く奥を突き、時に浅く入り口を刺激する、緩急自在の腰使いで指導を施したキキョウ自身を翻弄した。
「あうっ♡ くっ♡ ひぃっ♡」
キキョウの声の甘みが増していく。
それでもキキョウは必死で快感を堪えようとしていた。
一時は諦め、絶望していた想い人に求められる歓びに蜜を溢れるほど滴らせながらも、キキョウはフィオに身を委ねる事ができない。
それは現在の主であるヴァトーを裏切る事を許さないOSからの警告であり、キキョウ自身の後ろめたさでもある。
真の漢にメイデンは抗えないという大前提があっても、キキョウは主を裏切ってしまった自分を咎め続けていた。
それは彼女の本質である生真面目さゆえの事であるが、文字通りの目の前で見せつけられているフリスには腹立たしさを増すばかりの強情さにしか見えなかった。
「ああもう、淫乱のくせにそんなに我慢して! さっさとイってしまいなさい!」
罵りながらフリスは抱え上げたキキョウを大きく揺さぶった。
「うあぁぁっ♡♡」
ピストンによる横のベクトルとは別種の縦のベクトルを加えられた肉槍は、キキョウの膣穴を予想外の角度で抉る。
思わず上がった嬌声と共に膣壁にぎゅっと締めあげられ、フィオの背筋を射精の予感が走った。
慌てて奥深くにまで突き込む。
「キ、キキョウさんっ! 出すよっ!」
豊かなバストに両手を突っ張って背を反らし、限界まで逸物を突き入れながらフィオは放った。
「あぁぁぁーーーっ♡♡♡」
待ち望みつつも受け入れてはならないと葛藤するキキョウを押し流すように、熱い精液が子宮ユニットに注ぎ込まれた。
キキョウの口から幸福感と罪悪感が混ざった高い絶頂の声が上がる。
濃厚な精液は猛々しい程の勢いで子宮口を潜り抜け、子宮ユニットの隅々にまで行き渡ってゆく。
ヴァトーに刻み込まれ埋め尽くされたマスターパーティションが、別の真の漢により削り落とされ書き換えられていく。
フィオの左手首で多目的端末が小さな着信音を立てる。
New Maiden 【Kikyo】 Was Connected
フィオにマスターパーティションが割り振られ、端末とのリンクが成立した。
キキョウの中に改めて繋がりが形成された事実に、強い達成感を覚えながらフィオは精を放ち終える。
「……どうかな、キキョウさん……?」
ひくつく膣内に逸物を納めたまま、囁いた。
フィオに貫かれながらも目を伏せ彼と視線を合わせる事を避け続けていたキキョウが、真っ直ぐに紫水晶の瞳を向ける。
未だ揺れる瞳の中に、どこか安堵したような穏やかな光が浮かんでいた。
「……まだ、貴方をマスターと呼ぶわけにはいきません」
「まだ、か。 そうだね、まだキキョウさんのマスター権限は僕のものじゃない。
なら、マスターって呼んでもらえるまで、続けるよ」
フィオはキキョウと瞳を合わせたまま宣言すると、大きく腰を引いた。
逸物が全て抜けかける程に引き抜くと、絞った弓を放つかの如く叩き込む。
「ひあぁっ♡♡」
濁った水音と共に精液と潤滑液の混ざった飛沫が噴き零れる。
泥濘んだ雌穴を力強く抉られ、キキョウはあられもない嬌声を上げた。
フィオにマスターパーティションを割り振られた事で、OSからの警告に対してのストレスが軽減されている。
そして、自分には受ける資格はないと思いながらも待ち望んだ本来の主の精を子宮ユニットに注がれ、キキョウの頑なさに罅が入った。
ある意味、開き直りとも言える。
「はあっ♡ あっ♡ あぁんっ♡ はうぅっ♡」
荒々しく膣奥を突き回すフィオの肉槍の猛攻の前に、これまで必死に堪えてきた枷が緩みキキョウは甘ったるい喘ぎを漏らした。
キキョウの反応の変化に、彼女の全てが気に入らないフリスは刺々しい声音で詰る。
「無駄に我慢してたかと思えば、今度は浅ましい声を上げて……。
この淫乱! 淫乱メイデン!」
「やっ♡ いっ、いわないでぇっ♡」
キキョウはぎゅっと両目を閉じ、いやいやと首を振る。
フィオの知る凜とした姿とは程遠い、幼子のような仕草であった。
か弱いとも言える振る舞いに、フィオの興奮は更に増す。
「淫乱でも、ドスケベでもいいよっ! キキョウさんは、僕のものだっ!」
キキョウの耳元で力強く言い聞かせながら一際深く突き込み、再度放つ。
「あぁっ♡ はいってっ♡ はいってきますっ♡ たくさんっ♡♡ あぁぁっ♡♡♡」
子宮ユニットに新たな精液がどくどくと注ぎ込まれ、キキョウは白い下腹をエクスタシーに震わせた。
フィオの多目的端末がマスターパーティション上昇の通知音を鳴らし、キキョウの所有権が徐々にヴァトーから移っていく事を告げる。
「あはぁ……♡」
絶頂の余韻にたゆたいながら、キキョウは安堵と快楽の混じった吐息を漏らす。
潤んだ紫水晶の瞳から洗浄液の雫がぽろりとこぼれ落ちた。
フィオはキキョウの右頬を走るレーザー痕の上で弾けた雫を舌先で舐め取ると、頬をまん丸に膨らませたフリスにも囁く。
「もちろん、フリスも僕のものだからね」
「……後で、たくさん埋め合わせしてもらいますから」
「そりゃもう、たっぷりと」
お冠のフリスに微笑むと、フィオはキキョウのマスターパーティションを完全に奪うべくピストンを再開した。
鼻息荒いフリスの言葉に、フィオは眉を寄せるとちらりと背後を窺った。
この場にはフィオ主従だけでなくシュネーとバン達も居る。
流石に友人達の目の前で事に及ぶのはどうかと躊躇するフィオに、シュネーは苦笑交じりに頷いた。
「やるしかありませんわね。 大きく損傷しているとはいえ、彼女はAクラスメイデン。
敵対の可能性を残したままでは、危険すぎて回収できませんわ」
「そうですね……」
シュネーのアドバイスにフィオも腹を括り、メイデン達に向き直った。
「くっ……」
大股開きの恥ずかしい姿勢で持ち上げられたキキョウは、フリスの手から逃れようと身を捩っていた。
しかし、出力的には同格でも四肢を損傷したキキョウでは、フリスの剛腕をはねのける事ができない。
唯一無事な右腕もキキョウ自身の背中とフリスの胸で挟み込まれてしまい自由を失っていた。
「さあマスター!」
フリスはキキョウの股間をアピールするかのように、完全に制圧した機体をぐいと差し出す。
「う、うん……」
フィオはごくりと唾を呑むと、見慣れない黒いメイデンスーツに覆われた股間へ手を伸ばす。
「い、いけません……」
唯一自由になる首を僅かに振って弱々しく上がる制止の声を無視し、スーツの布地をずらし秘所を露わにした。
フィオの記憶のまま清楚な佇まいの秘唇はわずかに口を開き、透明な雫がとろりと零れ落ちる。
キキョウの肩越しに潤滑液が糸を引く股間の有様を覗き込んだフリスは、眉を上げて詰った。
「なんですか、触れられる前からそんなにして!
どれだけ淫乱なんですか、貴女!」
「ち、違いますっ!」
慌てて否定するキキョウの秘裂をフィオの指先が撫で上げた。
「ひうっ♡」
それだけで甘い声を漏らしてしまうキキョウに、フィオの眉が寄る。
キキョウの敏感さは真の漢の精を注がれた事に因るものであり、かつてのフィオとの交わりでは見られなかった特性だ。
腹中に燃え上がる怒りの命じるまま、フィオは人差し指と中指を揃えて秘裂へ突き込んだ。
「うぁっ♡」
開いた左手で仰け反るキキョウの巨乳を鷲掴みにしつつ、耳元に口を寄せて囁く。
「キキョウさんに教わった事、全部お返しするからね」
「なっ」
絶句と共に見開かれる紫水晶の瞳を見つめながら、キキョウの膣に埋めた二本の指を鋏のように開閉した。
「んっ♡ くぅっ♡」
蜜で粘るキキョウの膣内はひくつき、かつてフィオが触れた時よりも格段に反応が良い。
真の漢の精を注がれた為に性感リミッターが外れているのはフリスと同じだが、彼女とも明確に違う一面がある。
フィオの好みに合わせて強く吸い付きき締め上げてくるフリスと違い、今のキキョウの膣壁には激しく暴れる指先の動きすら包み込むような柔らかさがあった。
主の性的嗜好に沿って自らを変容させるメイデンの特性が発揮された結果である。
明らかに自分以外の相手にカスタマイズされているキキョウの雌穴の感触に、フィオの指に籠もる熱が増す。
「あぅんっ♡ くぅっ♡ だ、だめっ♡」
開いた二指で膣壁を内側からタップするように交互に動かし、掻き回すとキキョウの口から切なげな声が漏れた。
秘裂から溢れ出す潤滑液が見る間に量を増す。
鷲掴みにされたバストの先端には、メイデンスーツの上からでも一目瞭然な程に勃起した乳首の形が浮き上がっていた。
「本当にいやらしいメイデン……。
そんなに乱れる様を主以外に見せるなんて、恥ずかしくないんですか」
「わ、私は……」
苛立ちを抑えきれないフリスに耳元で憎々しげに囁かれ、キキョウは羞恥に顔を赤らめる。
キキョウが反論するよりも早く、フィオの唇が彼女の口を塞いだ。
「んむぅっ♡」
膣奥深くに侵入したフィオの指が鉤爪のように曲がり、内側からGスポットを引っ掻く。
同時に膨れ上がったクリトリスを親指が押し潰し、捏ね回した。
自らが伝授した手管により、キキョウは絶頂へ放り込まれた。
「んんんぅーーっ♡♡♡」
キスで口を塞がれたまま、くぐもった嬌声を上げるキキョウの瞳を見つめるフィオの胸に達成感が染み出してくる。
ようやくここまで来れた、奪われたものをまさに今から取り戻すのだ。
快楽に霞む紫水晶の瞳を見ながら感慨に耽るフィオに水を注すように、フリスは抱え上げたキキョウの体を荒く揺する。
「マスター、準備ができたみたいですから、さっさと済ませてください」
「あ、う、うん……」
底冷えのする声音にフィオは思わず頷いた。
「あの、フリス、怒ってる?」
「……怒ってないと御思いですか?」
「あ、うん、そうだよね……」
フィオは恨みがましく光る蒼玉の瞳から目を逸らしつつ、ベルトを外した。
感慨に耽るのは安全圏まで離脱した後だ、今はフリスの進言通りに手早くキキョウのマスターパーティションを書き換えなくてはならない。
ズボンを脱ぎ捨て、すでにガチガチに勃起した逸物をキキョウの秘唇に当てる。
「はぅ……♡」
すっかり蕩けきった柔らかい秘肉へ硬い亀頭を押しつけられ、キキョウの口から期待とも諦めともつかない吐息が漏れた。
甘い吐息に誘われるように、フィオは腰を突き入れる。
「はあぁんっ♡」
膣道を掻き分け一息に根元まで叩き込まれた逸物に、キキョウはたまらず仰け反り高い声を上げた。
逸物で直に味わうキキョウの膣内は、やはりかつてとは違う。
ヴァトーの棍棒のような巨根で躾けられた雌穴は、彼に奉仕するために柔らかく拡張されていた。
フィオ好みの締め付けよりも絡みつきに偏ったその味わいは、キキョウが完全にヴァトーに屈服してしまっていると雄弁に語る。
だからこそフィオの肉槍は他人の所有物にされてしまったメイデンを奪い返さんと奮い立った。
「キキョウさんっ!」
両手で豊かなバストを鷲掴みにしながら、激しく腰を打ち付けた。
フリスがキキョウを支えてくれているお陰で、フィオは攻めに専念できる。
「くうっ♡」
切なげに眉を寄せたキキョウの唇から、堪えきれない声が漏れた。
キキョウがフィオの知らない変化を遂げているように、真の漢として覚醒したフィオもまたキキョウの知るままではない。
フィオの逸物はヴァトーのように人の枠を踏み外したサイズではないが、幹の長さ、太さともに格段に成長を遂げており、そそり立てば小柄な少年のものとは思えない。
子供っぽく皮を被っていた穂先は文字通り一皮剥け、若々しくも力強い亀頭がキキョウの膣肉を穿った。
得物が格段に進化したフィオであるが、彼はそれに頼り切りにはならないだけの技量を伝授されている。
時に深く奥を突き、時に浅く入り口を刺激する、緩急自在の腰使いで指導を施したキキョウ自身を翻弄した。
「あうっ♡ くっ♡ ひぃっ♡」
キキョウの声の甘みが増していく。
それでもキキョウは必死で快感を堪えようとしていた。
一時は諦め、絶望していた想い人に求められる歓びに蜜を溢れるほど滴らせながらも、キキョウはフィオに身を委ねる事ができない。
それは現在の主であるヴァトーを裏切る事を許さないOSからの警告であり、キキョウ自身の後ろめたさでもある。
真の漢にメイデンは抗えないという大前提があっても、キキョウは主を裏切ってしまった自分を咎め続けていた。
それは彼女の本質である生真面目さゆえの事であるが、文字通りの目の前で見せつけられているフリスには腹立たしさを増すばかりの強情さにしか見えなかった。
「ああもう、淫乱のくせにそんなに我慢して! さっさとイってしまいなさい!」
罵りながらフリスは抱え上げたキキョウを大きく揺さぶった。
「うあぁぁっ♡♡」
ピストンによる横のベクトルとは別種の縦のベクトルを加えられた肉槍は、キキョウの膣穴を予想外の角度で抉る。
思わず上がった嬌声と共に膣壁にぎゅっと締めあげられ、フィオの背筋を射精の予感が走った。
慌てて奥深くにまで突き込む。
「キ、キキョウさんっ! 出すよっ!」
豊かなバストに両手を突っ張って背を反らし、限界まで逸物を突き入れながらフィオは放った。
「あぁぁぁーーーっ♡♡♡」
待ち望みつつも受け入れてはならないと葛藤するキキョウを押し流すように、熱い精液が子宮ユニットに注ぎ込まれた。
キキョウの口から幸福感と罪悪感が混ざった高い絶頂の声が上がる。
濃厚な精液は猛々しい程の勢いで子宮口を潜り抜け、子宮ユニットの隅々にまで行き渡ってゆく。
ヴァトーに刻み込まれ埋め尽くされたマスターパーティションが、別の真の漢により削り落とされ書き換えられていく。
フィオの左手首で多目的端末が小さな着信音を立てる。
New Maiden 【Kikyo】 Was Connected
フィオにマスターパーティションが割り振られ、端末とのリンクが成立した。
キキョウの中に改めて繋がりが形成された事実に、強い達成感を覚えながらフィオは精を放ち終える。
「……どうかな、キキョウさん……?」
ひくつく膣内に逸物を納めたまま、囁いた。
フィオに貫かれながらも目を伏せ彼と視線を合わせる事を避け続けていたキキョウが、真っ直ぐに紫水晶の瞳を向ける。
未だ揺れる瞳の中に、どこか安堵したような穏やかな光が浮かんでいた。
「……まだ、貴方をマスターと呼ぶわけにはいきません」
「まだ、か。 そうだね、まだキキョウさんのマスター権限は僕のものじゃない。
なら、マスターって呼んでもらえるまで、続けるよ」
フィオはキキョウと瞳を合わせたまま宣言すると、大きく腰を引いた。
逸物が全て抜けかける程に引き抜くと、絞った弓を放つかの如く叩き込む。
「ひあぁっ♡♡」
濁った水音と共に精液と潤滑液の混ざった飛沫が噴き零れる。
泥濘んだ雌穴を力強く抉られ、キキョウはあられもない嬌声を上げた。
フィオにマスターパーティションを割り振られた事で、OSからの警告に対してのストレスが軽減されている。
そして、自分には受ける資格はないと思いながらも待ち望んだ本来の主の精を子宮ユニットに注がれ、キキョウの頑なさに罅が入った。
ある意味、開き直りとも言える。
「はあっ♡ あっ♡ あぁんっ♡ はうぅっ♡」
荒々しく膣奥を突き回すフィオの肉槍の猛攻の前に、これまで必死に堪えてきた枷が緩みキキョウは甘ったるい喘ぎを漏らした。
キキョウの反応の変化に、彼女の全てが気に入らないフリスは刺々しい声音で詰る。
「無駄に我慢してたかと思えば、今度は浅ましい声を上げて……。
この淫乱! 淫乱メイデン!」
「やっ♡ いっ、いわないでぇっ♡」
キキョウはぎゅっと両目を閉じ、いやいやと首を振る。
フィオの知る凜とした姿とは程遠い、幼子のような仕草であった。
か弱いとも言える振る舞いに、フィオの興奮は更に増す。
「淫乱でも、ドスケベでもいいよっ! キキョウさんは、僕のものだっ!」
キキョウの耳元で力強く言い聞かせながら一際深く突き込み、再度放つ。
「あぁっ♡ はいってっ♡ はいってきますっ♡ たくさんっ♡♡ あぁぁっ♡♡♡」
子宮ユニットに新たな精液がどくどくと注ぎ込まれ、キキョウは白い下腹をエクスタシーに震わせた。
フィオの多目的端末がマスターパーティション上昇の通知音を鳴らし、キキョウの所有権が徐々にヴァトーから移っていく事を告げる。
「あはぁ……♡」
絶頂の余韻にたゆたいながら、キキョウは安堵と快楽の混じった吐息を漏らす。
潤んだ紫水晶の瞳から洗浄液の雫がぽろりとこぼれ落ちた。
フィオはキキョウの右頬を走るレーザー痕の上で弾けた雫を舌先で舐め取ると、頬をまん丸に膨らませたフリスにも囁く。
「もちろん、フリスも僕のものだからね」
「……後で、たくさん埋め合わせしてもらいますから」
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