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バルファ旅行記つー
つー1
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窓の外を眺めていれば、可愛い系の生徒が俺を見て憂う姿が素敵っ。とかなんとか騒いでいる。
…別になにも考えていないが。
ただ、やっぱりバルファのことは忘れられない。
いや…、あいつが忘れられない。
どうすればいいのだろうか。
そんなことで悩む俺を神は見ていてくれたらしい。バルファの神か!
政府公認の旅行会社から、招待状がやってきた。
「マジか」
受け取った時、つい言ってしまった。声が小さかったから配達してくれた男には気づかれなかったが。
さっそく部屋に戻って机に向かい、ペーパーナイフを取り出してその招待状を開ける。少し手が震えながら中を取り出す。
「マジか」
語彙の少ない人間のようだな。
…もう一度、バルファに行けるようだ。どんな理由でかは分からないが、俺は行く。あいつはこの世界にいるかもしれないが、手がかりがないしな。
今度は連休の初日だった。なにがあっても大丈夫なように、とか、物騒なことかかれていた。それが、泊まりもあるかもしれんのだ。もちろん、どんとこいだ。
生徒会の仕事もこの前したからほとんどない。さっそく準備だ。
そして、再び部屋のクローゼットから向かう。たどり着いたのは、
「………どこだ?」
石壁の部屋だ。
あ!床に魔法陣発見!マジか!これで召還?されたのか。俺は床の魔法陣を触って見る。
うおー、わけわからん文字が書かれてる。意味とか知りてえ。学びてえ、書きてえ。
「あー、おい、お喜びの最中悪いが、こっちに注目してくれんか?」
「あ?」
邪魔する奴は誰だと見れば、あの、騎士の2人が立っていた。ルーバルトと、シャルハ、だったか?
「うお?!いつのまに?」
「…最初からいたぞ」
「マジか…」
どんだけマジとか言ってんだよ俺。
「魔法陣にずいぶん興味あるみたいだな」
「…まあ、だが、バルファのことなら、いろんなことに興味ありまくりだがな。あ、将来バルファ生態学者とかになれねえかな」
「なんで生態。…それより騎士とかどうだ?推薦すんぞ」
「は?ありなのか」
「ありだ。つか、今回も俺が推薦したんだよ。お前を」
「推薦?ここに来ることを?」
「ああ、詳しい話は他の奴も来てからな」
「他?…うお?!」
タイミングよく、魔法陣が光りだした。数秒で光は消え、魔法陣の中心には、
「はあ?お前、かい…」
「うえええええ?!かいちょおおおお?!」
「うっせ」
こいつのテンションいつもうざいな。
「え、え?会長だよね?はっ!ドッペルゲンガーか!さすが会長」
「それで納得すんのか。つか、そこはバルファの神秘か、とか思うとこじゃないか?」
「わわー、本物ー?!いや、違う。会長はこんなに喋んない!」
「俺はお前の知る会長だ!」
うるさいので、頭をはたく。すると頭を押さえて静かになった。
「うう…、ホントに会長?香方緒深会長?」
「そうだ。会計」
こいつは箱峰一十。俺のいる学園の生徒会会計だ。
「なぜ、ここにいる」
「それはこっちのが聞きたいんだけど!」
「ん?それはこの前旅行に当たって、そこの男になんか推薦されたらしい。ほらお前言え」
「会長すごい横暴?いや、いいよ。俺はー、特殊警察なのよー!」
いきなり誇らしげに言ってきやがった。て…。
「警察?ああ、そういやお前の父親、局長とかだっけ。え、そのコネか。ふざけんな」
世の中どこも間違ってる。まさかバルファまで汚されていたとは。
「ちょっ、会長熱い。それバルファ愛?バルファオタクなの会長?」
「そうだな。で、コネか」
「まあ、そうかもだけど、そうじゃなくて、俺が特殊警察で、バルファに対し犯罪を犯そうとする者を取り締まる権利があるのよ」
また得意そうな顔しやがる。格好いいでしょ、みたいな感じか。特殊警察とかどっかの漫画みたいで、たいしたことないだろ。
「チッ。てめえがなんでもいいが、そこのところ詳しく教えろやあ」
「…会長、そんな人だったんだねえ。もとは違うと思うんだけど。…会長なら、ちょっとくらいは後で教えてあげるよ。全部は無理だけど」
「チッ、つかえねえ」
会計とは当然だが、小さい頃から知っている。なのに俺に従わないとはどういうことだ。
「ひどいー」
「お前が悪い。で、ルーバルト。なんで俺達が呼ばれたか詳しく教えてくれるか?」
空気扱いしてて悪い。キャラ濃いのにな。空気読んでてくれたんだな。会計よりは頭いいな。
「それ俺も詳しく知らないから聞きたいよー」
「…それより、もう1人との対面はいいのか?」
ルーバルトが意味深なこと言うのでその視線を追って後ろを振り向くと、いつのまにかもう1人男がいた。
あれ?こいつも見たことあるような…。
…別になにも考えていないが。
ただ、やっぱりバルファのことは忘れられない。
いや…、あいつが忘れられない。
どうすればいいのだろうか。
そんなことで悩む俺を神は見ていてくれたらしい。バルファの神か!
政府公認の旅行会社から、招待状がやってきた。
「マジか」
受け取った時、つい言ってしまった。声が小さかったから配達してくれた男には気づかれなかったが。
さっそく部屋に戻って机に向かい、ペーパーナイフを取り出してその招待状を開ける。少し手が震えながら中を取り出す。
「マジか」
語彙の少ない人間のようだな。
…もう一度、バルファに行けるようだ。どんな理由でかは分からないが、俺は行く。あいつはこの世界にいるかもしれないが、手がかりがないしな。
今度は連休の初日だった。なにがあっても大丈夫なように、とか、物騒なことかかれていた。それが、泊まりもあるかもしれんのだ。もちろん、どんとこいだ。
生徒会の仕事もこの前したからほとんどない。さっそく準備だ。
そして、再び部屋のクローゼットから向かう。たどり着いたのは、
「………どこだ?」
石壁の部屋だ。
あ!床に魔法陣発見!マジか!これで召還?されたのか。俺は床の魔法陣を触って見る。
うおー、わけわからん文字が書かれてる。意味とか知りてえ。学びてえ、書きてえ。
「あー、おい、お喜びの最中悪いが、こっちに注目してくれんか?」
「あ?」
邪魔する奴は誰だと見れば、あの、騎士の2人が立っていた。ルーバルトと、シャルハ、だったか?
「うお?!いつのまに?」
「…最初からいたぞ」
「マジか…」
どんだけマジとか言ってんだよ俺。
「魔法陣にずいぶん興味あるみたいだな」
「…まあ、だが、バルファのことなら、いろんなことに興味ありまくりだがな。あ、将来バルファ生態学者とかになれねえかな」
「なんで生態。…それより騎士とかどうだ?推薦すんぞ」
「は?ありなのか」
「ありだ。つか、今回も俺が推薦したんだよ。お前を」
「推薦?ここに来ることを?」
「ああ、詳しい話は他の奴も来てからな」
「他?…うお?!」
タイミングよく、魔法陣が光りだした。数秒で光は消え、魔法陣の中心には、
「はあ?お前、かい…」
「うえええええ?!かいちょおおおお?!」
「うっせ」
こいつのテンションいつもうざいな。
「え、え?会長だよね?はっ!ドッペルゲンガーか!さすが会長」
「それで納得すんのか。つか、そこはバルファの神秘か、とか思うとこじゃないか?」
「わわー、本物ー?!いや、違う。会長はこんなに喋んない!」
「俺はお前の知る会長だ!」
うるさいので、頭をはたく。すると頭を押さえて静かになった。
「うう…、ホントに会長?香方緒深会長?」
「そうだ。会計」
こいつは箱峰一十。俺のいる学園の生徒会会計だ。
「なぜ、ここにいる」
「それはこっちのが聞きたいんだけど!」
「ん?それはこの前旅行に当たって、そこの男になんか推薦されたらしい。ほらお前言え」
「会長すごい横暴?いや、いいよ。俺はー、特殊警察なのよー!」
いきなり誇らしげに言ってきやがった。て…。
「警察?ああ、そういやお前の父親、局長とかだっけ。え、そのコネか。ふざけんな」
世の中どこも間違ってる。まさかバルファまで汚されていたとは。
「ちょっ、会長熱い。それバルファ愛?バルファオタクなの会長?」
「そうだな。で、コネか」
「まあ、そうかもだけど、そうじゃなくて、俺が特殊警察で、バルファに対し犯罪を犯そうとする者を取り締まる権利があるのよ」
また得意そうな顔しやがる。格好いいでしょ、みたいな感じか。特殊警察とかどっかの漫画みたいで、たいしたことないだろ。
「チッ。てめえがなんでもいいが、そこのところ詳しく教えろやあ」
「…会長、そんな人だったんだねえ。もとは違うと思うんだけど。…会長なら、ちょっとくらいは後で教えてあげるよ。全部は無理だけど」
「チッ、つかえねえ」
会計とは当然だが、小さい頃から知っている。なのに俺に従わないとはどういうことだ。
「ひどいー」
「お前が悪い。で、ルーバルト。なんで俺達が呼ばれたか詳しく教えてくれるか?」
空気扱いしてて悪い。キャラ濃いのにな。空気読んでてくれたんだな。会計よりは頭いいな。
「それ俺も詳しく知らないから聞きたいよー」
「…それより、もう1人との対面はいいのか?」
ルーバルトが意味深なこと言うのでその視線を追って後ろを振り向くと、いつのまにかもう1人男がいた。
あれ?こいつも見たことあるような…。
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