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バルファ旅行記つー
つー2
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「ええええええ?!委員長?!なんで、え?身内ばっかり!どんなミラクル」
「うるせえ」
「ぐへっ」
会計は黙らせた。
現れたのは同じく学園の風紀委員会の委員長である、鹿信誠那。
風紀は人気投票は関係ないが、俺とはるほどの人気があるとかないとか。その表情は会計の一十と違ってテンション低い。何故だ。たしかにこいつは普段からテンション低めの奴だが。ここはバルファだぞ。わかってるか?
ちなみにこいつらのことは名前呼びにしていこうと思う。ほら、異世界トリップでは名前呼びになる場合が多いだろ?
「お前も特殊警察か?旅行したのか?どっちだ」
「そいつはどっちでもねえよ。元からこっちの人間だ」
「な…」
誠那でなくルーバルトが答えた。
「え、委員長そうなの?」
「………ああ」
やっと誠那が答える。
「本当に?」
信じられない。誠那は俺達と同じでずっとあの学園にいる。たしか小さい頃は可愛くない子供だった。つまりは交流はあまりないが、よく見たぞ。
「本当だ。小さい頃に事情があって、あっちに行ったんだ」
「何人かいるんですよ。そういった方は。逆でこちらに長く滞在している方もいますし」
今まで一言も話さなかったシャルハが説明する。俺達のテンションについていけなかったんだろう。
「そうだね。俺も聞いたことある。そういう人がいるって、だけど、委員長がそうだとは思わなかったなー」
一十もそう言うなら、確かなんだろう。なんだ?俺はそれを知って、緊張している。
「…そうなのか…」
これは、期待?しているのか。
「じゃあ、みんな知り合いだったようで、自己紹介はもういいな。説明するから場所移動すんぞ」
「おお…」
ルーバルトに促され、俺達は石壁の部屋から出る。
廊下を歩いて見覚えがするから、ここはやっぱり前に来た城の中だ。ルーバルトとシャルハが先を進み、その後ろに一十で、俺と誠那が続く。
「歩きながら簡単に説明するぞ。シャルハ」
「はい。今回呼んだ理由は、異世界間での犯罪が増えてきたことを防ぐ為、2つの世界をよく理解できる人物を養成するということになりまして、3人に来ていただいた次第です」
「ああ…、この先片側だけの知識だけじゃやってけないもんね。でもたしか、初めの賢者がまだまだ生きてるんじゃないの?」
シャルハの説明に俺よりも腹立つことにバルファ事情を知ってる一十が疑問を聞いた。
「10人そこらしかいねえよ。足りねえって」
「それもそっかー」
「ムカツク。なんだそれは。初めの賢者ってなんだ。知ってるかセイナ」
「………ああ…」
なんだ?少し間があったが知ってんだな。
「じゃあ今俺だけが知らないのか?くそっ」
「簡単に教えてやる。こっちの世界では絵本にもなってる話だ」
「そうなのか」
「簡単な話で、世界が繋がった原因に関わった者達のことを、初めの賢者というんだ」
「なるほどな。わかった」
つまりなにか物語があったわけだな。そこらへんはそのうち調べてみよう。
「それじゃあこれまで何人が養成されたんだ?」
「いねえよ。初めて」
「えぇー!」
一十がありえないという声を出したが、そうだよな。実験的なことで最初に選ばれたのか。
「色々問題あったんだよ」
「今回、適任者として選ばれたのが、すでに2つの世界をそれなりに知る者と、さらに1人選ぶことになりまして、それでこの人がオミを推薦したわけなんです」
「そう。だってな、俺がその養成手伝えって言われたら、意見していいだろ」
「だからと言っても、吟味が必要だったのに、無理矢理決めさせたんですよ。しかも選んだ理由は顔でしょう?」
「んなことねえよ?能力も見たんだ。お前こそ、そんなこと言って、なにも反論してなかったじゃないか。それはオミでいいと思ってたんだろ?」
「そうなんですけどね。私の場合、勘ですが。選ぶのって結局それしかないと思いますし」
「だなー、じゃ、いいだろ」
シャルハは深く溜息をついた。どんまい。
「うるせえ」
「ぐへっ」
会計は黙らせた。
現れたのは同じく学園の風紀委員会の委員長である、鹿信誠那。
風紀は人気投票は関係ないが、俺とはるほどの人気があるとかないとか。その表情は会計の一十と違ってテンション低い。何故だ。たしかにこいつは普段からテンション低めの奴だが。ここはバルファだぞ。わかってるか?
ちなみにこいつらのことは名前呼びにしていこうと思う。ほら、異世界トリップでは名前呼びになる場合が多いだろ?
「お前も特殊警察か?旅行したのか?どっちだ」
「そいつはどっちでもねえよ。元からこっちの人間だ」
「な…」
誠那でなくルーバルトが答えた。
「え、委員長そうなの?」
「………ああ」
やっと誠那が答える。
「本当に?」
信じられない。誠那は俺達と同じでずっとあの学園にいる。たしか小さい頃は可愛くない子供だった。つまりは交流はあまりないが、よく見たぞ。
「本当だ。小さい頃に事情があって、あっちに行ったんだ」
「何人かいるんですよ。そういった方は。逆でこちらに長く滞在している方もいますし」
今まで一言も話さなかったシャルハが説明する。俺達のテンションについていけなかったんだろう。
「そうだね。俺も聞いたことある。そういう人がいるって、だけど、委員長がそうだとは思わなかったなー」
一十もそう言うなら、確かなんだろう。なんだ?俺はそれを知って、緊張している。
「…そうなのか…」
これは、期待?しているのか。
「じゃあ、みんな知り合いだったようで、自己紹介はもういいな。説明するから場所移動すんぞ」
「おお…」
ルーバルトに促され、俺達は石壁の部屋から出る。
廊下を歩いて見覚えがするから、ここはやっぱり前に来た城の中だ。ルーバルトとシャルハが先を進み、その後ろに一十で、俺と誠那が続く。
「歩きながら簡単に説明するぞ。シャルハ」
「はい。今回呼んだ理由は、異世界間での犯罪が増えてきたことを防ぐ為、2つの世界をよく理解できる人物を養成するということになりまして、3人に来ていただいた次第です」
「ああ…、この先片側だけの知識だけじゃやってけないもんね。でもたしか、初めの賢者がまだまだ生きてるんじゃないの?」
シャルハの説明に俺よりも腹立つことにバルファ事情を知ってる一十が疑問を聞いた。
「10人そこらしかいねえよ。足りねえって」
「それもそっかー」
「ムカツク。なんだそれは。初めの賢者ってなんだ。知ってるかセイナ」
「………ああ…」
なんだ?少し間があったが知ってんだな。
「じゃあ今俺だけが知らないのか?くそっ」
「簡単に教えてやる。こっちの世界では絵本にもなってる話だ」
「そうなのか」
「簡単な話で、世界が繋がった原因に関わった者達のことを、初めの賢者というんだ」
「なるほどな。わかった」
つまりなにか物語があったわけだな。そこらへんはそのうち調べてみよう。
「それじゃあこれまで何人が養成されたんだ?」
「いねえよ。初めて」
「えぇー!」
一十がありえないという声を出したが、そうだよな。実験的なことで最初に選ばれたのか。
「色々問題あったんだよ」
「今回、適任者として選ばれたのが、すでに2つの世界をそれなりに知る者と、さらに1人選ぶことになりまして、それでこの人がオミを推薦したわけなんです」
「そう。だってな、俺がその養成手伝えって言われたら、意見していいだろ」
「だからと言っても、吟味が必要だったのに、無理矢理決めさせたんですよ。しかも選んだ理由は顔でしょう?」
「んなことねえよ?能力も見たんだ。お前こそ、そんなこと言って、なにも反論してなかったじゃないか。それはオミでいいと思ってたんだろ?」
「そうなんですけどね。私の場合、勘ですが。選ぶのって結局それしかないと思いますし」
「だなー、じゃ、いいだろ」
シャルハは深く溜息をついた。どんまい。
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