27 / 115
大賢者はダンジョンで運命と出会う(ヒューSIDE)
8※
しおりを挟む
メルトの尻の谷間に、俺の先端を宛がってぬめりを擦りつけるように前へと滑らせた。メルト自身の裏筋を先端で擦って持ち上げる。
「ヒュー?」
戸惑った声が可愛い。愛しくて、堪らない。
腰をぴったり押し付けてメルトを抱き締める。メルト自身が熱を増すのを感じた。
「気持ち、イイ…」
うっとりとした声に思わず息を飲む。俺も気持ちいい。
「こうやって、腿で挟んでくれると俺も気持ちいいんだ…」
堪らなくなって腰を前後に揺さぶった。俺の先端から滲みでる先走りが、メルトの股間を濡らして、湿った音を立てた。
腰が浮いて、メルトも腰を揺らす。ますます俺は興奮して、俺自身を擦りつけた。
気持ちいい。
「…あっ…ヒュー…なんだか、お腹、が変…熱い…」
お腹?涙目で俺の方を見るメルトは超絶に色っぽい。腰の動きを止め、顔を覗き込む。
手を俺とメルトの腰の間に滑りこませて、蕾の襞をそっと人差し指で押す。
そうするとメルトが震えて、感じてるのだとわかった。誘惑に耐えかねてそっと中に指を入れる。中は熱くて指を締めつけてきた。
中に入りたい気持ちを抑えつけて、メルトの頬にキスした。
そのまま項や背中にキスして、魔力を流し込んだ。メルトの透明な魔力に、俺の虹色の魔力が混ざっていく。
メルトの何の属性も持たない魔力は無属性と言うわけではなくて、放出もなにもできなかったために色がつかなかっただけだ。魔力交換する度にお互いの魔力が混ざって溶け合う。そうしてこの世界の夫婦は繋がっていく。混ざった魔力は夫婦の色になって、子供に受け継がれる。
メルトの魔力が俺の色に染まるのを見るのはひどく興奮することに気付いた。
魔力の色は属性も現わしていて、全属性が使える俺の魔力の色は魔力視で見ると虹色に見える。多分もっと複雑な色なのだろうと思うが概ねなのでそれでいい。魔力視ができるのは魔法に長けた者なら、結構な数に上るから、こういった魔力交換をすると察するものは多い。
メルトの魔力を全部俺の魔力で染めたら、メルトも全属性になるのだろうか。
指先から感じるメルトの魔力が心地よくて、奥へと忍ばせる。中を広げるように前後に動かすと、中のぬめりが増したように感じた。
「…ヒュー…変だ、俺…あっちも、こっちも気持ちよくて熱い…」
泣きそうなかすれた声にますます興奮して、腰を更に前後させる。上を向いて昂る俺自身がメルトの幹も擦ると、メルトも熱を増して先走りを零して俺のと混ざる。
「メルト、もっと気持ちよくなっていいんだよ?全然変じゃない。メルトが気持ち良くなってもらえると俺は凄く嬉しい。」
メルトは背中も弱いようで、キスをする度に震えた。その時に指も締め付けるから、俺は腰を離して、背中全体にキスを落とした。その間も指はメルトの中をかき回す。
感じているようで中の粘液は量を増した。
「あっ…き、気持ち、いいから…ヒュー…」
メルトの声に顔をあげると、こちらを見るメルトの表情に怯えが見えた気がして顔を近づけた。
「メルト、どうした?嫌なのか?」
メルトは力なく首を振る。
「気持ち良すぎて、怖い…」
俺はつい嬉しくなって表情を緩ませた。指を抜いてメルトを起こしてお互いに向き合う。俺の太腿の上に跨るように座らせて、抱きしめた。
「少し、性急だったね。メルト…ごめんね?」
愛おしくなってメルトの顔中にキスを落とす。くすぐったそうに目を伏せる表情も、俺の胸を躍らせた。
「好きだよ、メルト…」
するりとその言葉が出た。優しくメルトに口付けた。しっとりと吸い上げてゆっくりと離れてメルトを見つめた。もう怖がってはいないだろうか?
メルトは俺をじっと見つめて、俺の欲しい言葉をくれた。
「うん、俺も、好き…ヒュー…」
メルトは俺の背に手を回して抱きついてくれた。じんわりと胸に広がる甘い痛み。ぎゅっと抱きしめて、でも怖がらせないように、ゆりかごのように体を揺らすと、メルトは寝てしまった。念のため、スリープをかけて、横たわらせた。
愛しくて愛しくて、仕方なかった。
「メルト、愛してる。」
寝ているメルトにチュッと、口付けを落として、上掛けをかけると、俺は浴室に駆け込み、自分で抜いた。
理性はいい仕事をしたようだった。
翌朝は和食の定番、焼き鮭(に似た魚)、甘い卵焼き、ご飯(真っ先に品種改良して作った)、味噌汁(同じく)にした。メルトには使えないだろうとフォーク、ナイフ、スプーンを出して、俺が箸で食べてたら自分も使いたいと言ってきた。頑張って使えるようにする、ということだった。メルトってこういうところが可愛い。和食もお気に召したようで凄く嬉しい。
昨日の場所に戻って奥へと足を延ばす。マップを見ながら黒いところを白くする。
洞窟型の迷路タイプの階層のようだ。魔物の集団に強い個体の混じる率が上がって、奥にはボス部屋があるのではと推測した。
剣は問題ないようで、攻撃力が上がったためか、たやすく首を落としていた。たまに戦闘狂のように笑顔を見せながら魔物を斬っているのを除けば、概ね、メルト強化計画は順調に進んでいると思う。
間の休憩にはベーグルサンドを出した。ブルーベリー(に似た果物)ジャムとクリームチーズを挟んでおいた。メルトはいい笑顔を見せてくれた。どうも、甘いものと乳製品が好みのようだ。もしかして子供舌なのか。子供が好きな料理で攻めてみようか。
探索から戻ると食事を作って(今夜はミートソーススパゲティ、ヴィジソワーズスープ、シーザーサラダ、プリン)、メルトの剣の鍛錬に付き合う。だんだん俺の剣(師匠の流派)に似てきて、短期間で腕が上がっているのには素直に驚いた。成長期ということもあるだろうが、本当に才能があると思う。
食事(プリンをいたくお気に召したようだった)が終わって風呂に入る。お風呂でも少しいちゃいちゃして裸のままベッドへ行く。
俺は、戦法を変えた。
まずメルトに行為に慣れてもらって、怖いと思うんじゃなく欲しいと思わせる。
それには前戯多めにして感じるところを探していく。気持ちよさを覚えてもらって、後孔も解していく。指の挿入に慣れてもらって俺のを受け入れやすくする。
まだ出会って4日だ。焦る必要はない。
ダンジョンを出るまで残りの広さを考えると最短で10日はかかる。他の階層に移動するなら更に日数は必要になる。
ゆっくりと心と体の距離を詰めていけばいい。
だから俺はメルトに「ダンジョンを出る目星はまだついていないし、お互いをまず知らないというわけで、“いちゃいちゃ”しつつ話しをしよう」と提案をした。
いちゃいちゃという言葉をメルトはわかっていなさそうだったが、身体で示せばいいと思った。
メルトは素直に頷いてくれて俺に身を委ねてくれた。
可愛すぎて暴発しそうだが、理性がかろうじて仕事をしてくれていた。
メルトの嬌声は甘くて俺の芯を刺激しすぎるのだけど。
「ヒュー?」
戸惑った声が可愛い。愛しくて、堪らない。
腰をぴったり押し付けてメルトを抱き締める。メルト自身が熱を増すのを感じた。
「気持ち、イイ…」
うっとりとした声に思わず息を飲む。俺も気持ちいい。
「こうやって、腿で挟んでくれると俺も気持ちいいんだ…」
堪らなくなって腰を前後に揺さぶった。俺の先端から滲みでる先走りが、メルトの股間を濡らして、湿った音を立てた。
腰が浮いて、メルトも腰を揺らす。ますます俺は興奮して、俺自身を擦りつけた。
気持ちいい。
「…あっ…ヒュー…なんだか、お腹、が変…熱い…」
お腹?涙目で俺の方を見るメルトは超絶に色っぽい。腰の動きを止め、顔を覗き込む。
手を俺とメルトの腰の間に滑りこませて、蕾の襞をそっと人差し指で押す。
そうするとメルトが震えて、感じてるのだとわかった。誘惑に耐えかねてそっと中に指を入れる。中は熱くて指を締めつけてきた。
中に入りたい気持ちを抑えつけて、メルトの頬にキスした。
そのまま項や背中にキスして、魔力を流し込んだ。メルトの透明な魔力に、俺の虹色の魔力が混ざっていく。
メルトの何の属性も持たない魔力は無属性と言うわけではなくて、放出もなにもできなかったために色がつかなかっただけだ。魔力交換する度にお互いの魔力が混ざって溶け合う。そうしてこの世界の夫婦は繋がっていく。混ざった魔力は夫婦の色になって、子供に受け継がれる。
メルトの魔力が俺の色に染まるのを見るのはひどく興奮することに気付いた。
魔力の色は属性も現わしていて、全属性が使える俺の魔力の色は魔力視で見ると虹色に見える。多分もっと複雑な色なのだろうと思うが概ねなのでそれでいい。魔力視ができるのは魔法に長けた者なら、結構な数に上るから、こういった魔力交換をすると察するものは多い。
メルトの魔力を全部俺の魔力で染めたら、メルトも全属性になるのだろうか。
指先から感じるメルトの魔力が心地よくて、奥へと忍ばせる。中を広げるように前後に動かすと、中のぬめりが増したように感じた。
「…ヒュー…変だ、俺…あっちも、こっちも気持ちよくて熱い…」
泣きそうなかすれた声にますます興奮して、腰を更に前後させる。上を向いて昂る俺自身がメルトの幹も擦ると、メルトも熱を増して先走りを零して俺のと混ざる。
「メルト、もっと気持ちよくなっていいんだよ?全然変じゃない。メルトが気持ち良くなってもらえると俺は凄く嬉しい。」
メルトは背中も弱いようで、キスをする度に震えた。その時に指も締め付けるから、俺は腰を離して、背中全体にキスを落とした。その間も指はメルトの中をかき回す。
感じているようで中の粘液は量を増した。
「あっ…き、気持ち、いいから…ヒュー…」
メルトの声に顔をあげると、こちらを見るメルトの表情に怯えが見えた気がして顔を近づけた。
「メルト、どうした?嫌なのか?」
メルトは力なく首を振る。
「気持ち良すぎて、怖い…」
俺はつい嬉しくなって表情を緩ませた。指を抜いてメルトを起こしてお互いに向き合う。俺の太腿の上に跨るように座らせて、抱きしめた。
「少し、性急だったね。メルト…ごめんね?」
愛おしくなってメルトの顔中にキスを落とす。くすぐったそうに目を伏せる表情も、俺の胸を躍らせた。
「好きだよ、メルト…」
するりとその言葉が出た。優しくメルトに口付けた。しっとりと吸い上げてゆっくりと離れてメルトを見つめた。もう怖がってはいないだろうか?
メルトは俺をじっと見つめて、俺の欲しい言葉をくれた。
「うん、俺も、好き…ヒュー…」
メルトは俺の背に手を回して抱きついてくれた。じんわりと胸に広がる甘い痛み。ぎゅっと抱きしめて、でも怖がらせないように、ゆりかごのように体を揺らすと、メルトは寝てしまった。念のため、スリープをかけて、横たわらせた。
愛しくて愛しくて、仕方なかった。
「メルト、愛してる。」
寝ているメルトにチュッと、口付けを落として、上掛けをかけると、俺は浴室に駆け込み、自分で抜いた。
理性はいい仕事をしたようだった。
翌朝は和食の定番、焼き鮭(に似た魚)、甘い卵焼き、ご飯(真っ先に品種改良して作った)、味噌汁(同じく)にした。メルトには使えないだろうとフォーク、ナイフ、スプーンを出して、俺が箸で食べてたら自分も使いたいと言ってきた。頑張って使えるようにする、ということだった。メルトってこういうところが可愛い。和食もお気に召したようで凄く嬉しい。
昨日の場所に戻って奥へと足を延ばす。マップを見ながら黒いところを白くする。
洞窟型の迷路タイプの階層のようだ。魔物の集団に強い個体の混じる率が上がって、奥にはボス部屋があるのではと推測した。
剣は問題ないようで、攻撃力が上がったためか、たやすく首を落としていた。たまに戦闘狂のように笑顔を見せながら魔物を斬っているのを除けば、概ね、メルト強化計画は順調に進んでいると思う。
間の休憩にはベーグルサンドを出した。ブルーベリー(に似た果物)ジャムとクリームチーズを挟んでおいた。メルトはいい笑顔を見せてくれた。どうも、甘いものと乳製品が好みのようだ。もしかして子供舌なのか。子供が好きな料理で攻めてみようか。
探索から戻ると食事を作って(今夜はミートソーススパゲティ、ヴィジソワーズスープ、シーザーサラダ、プリン)、メルトの剣の鍛錬に付き合う。だんだん俺の剣(師匠の流派)に似てきて、短期間で腕が上がっているのには素直に驚いた。成長期ということもあるだろうが、本当に才能があると思う。
食事(プリンをいたくお気に召したようだった)が終わって風呂に入る。お風呂でも少しいちゃいちゃして裸のままベッドへ行く。
俺は、戦法を変えた。
まずメルトに行為に慣れてもらって、怖いと思うんじゃなく欲しいと思わせる。
それには前戯多めにして感じるところを探していく。気持ちよさを覚えてもらって、後孔も解していく。指の挿入に慣れてもらって俺のを受け入れやすくする。
まだ出会って4日だ。焦る必要はない。
ダンジョンを出るまで残りの広さを考えると最短で10日はかかる。他の階層に移動するなら更に日数は必要になる。
ゆっくりと心と体の距離を詰めていけばいい。
だから俺はメルトに「ダンジョンを出る目星はまだついていないし、お互いをまず知らないというわけで、“いちゃいちゃ”しつつ話しをしよう」と提案をした。
いちゃいちゃという言葉をメルトはわかっていなさそうだったが、身体で示せばいいと思った。
メルトは素直に頷いてくれて俺に身を委ねてくれた。
可愛すぎて暴発しそうだが、理性がかろうじて仕事をしてくれていた。
メルトの嬌声は甘くて俺の芯を刺激しすぎるのだけど。
44
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
できるかぎり毎日? お話の予告と皆の裏話? のあがるインスタとYouTube
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
巻き戻りした悪役令息は最愛の人から離れて生きていく
藍沢真啓/庚あき
BL
11月にアンダルシュノベルズ様から出版されます!
婚約者ユリウスから断罪をされたアリステルは、ボロボロになった状態で廃教会で命を終えた……はずだった。
目覚めた時はユリウスと婚約したばかりの頃で、それならばとアリステルは自らユリウスと距離を置くことに決める。だが、なぜかユリウスはアリステルに構うようになり……
巻き戻りから人生をやり直す悪役令息の物語。
【感想のお返事について】
感想をくださりありがとうございます。
執筆を最優先させていただきますので、お返事についてはご容赦願います。
大切に読ませていただいてます。執筆の活力になっていますので、今後も感想いただければ幸いです。
他サイトでも公開中
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
番解除した僕等の末路【完結済・短編】
藍生らぱん
BL
都市伝説だと思っていた「運命の番」に出逢った。
番になって数日後、「番解除」された事を悟った。
「番解除」されたΩは、二度と他のαと番になることができない。
けれど余命宣告を受けていた僕にとっては都合が良かった。
【完結済】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
全8話
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /c
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる