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王都アルデ(ヒューSIDE)
王都アルデでデート
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「久しぶり。ボルドール。俺の伴侶のメルト。今日はメルトの防具と剣を作ってもらいに来た。貸しを返してもらおうかと思ってね?」
ボルドールが目を丸くした。なんだよ、その反応。
「カマをかけただけだったんだが。そうか、メルトか、よろしくな。まったく仕方ねえなあ。どんなのがいいんだ?」
メルトが遠慮がちに口を開く。何でも言ってもいいんだよ?
「ええっと……俺は剣が得意で……その……ラーン王国の騎士団にいたので……片手剣と大剣を使います……」
「ラーンの騎士か。あそこは式典だと正装の全身鎧があったな。実戦は指揮官以外着てはいないみたいだったがな」
「あれ? ボルドール、ラーンの騎士団の鎧知ってるの? それに似た白銀の鎧作ってほしいんだよなあ。俺見たかったけどメルトは退団してるから見られないんだよ。それともう一つ。俺とパーティー組んで冒険者やるからダンジョンでも耐えうる防具と剣をお願いしたいんだよ」
白銀は凄くメルトに似合いそうだからね。元騎士なんだから似合うに決まっている。
「あ、あの、ヒュー? 見たいだけなら俺の肖像画がラーンの王城に残っているから新年に城に行けば見られるぞ? 一般公開しているから……」
「え!? ほんと!? じゃあ、見に行こう! メルトのご両親にも結婚のお許しもらわないといけないしね」
メルトはなんだか、自分に自信を持ってないようだし、ラーンは貴族主義的な国のようだから、手順を踏まないと結婚に納得してもらえない気がするんだ。
「う、うん……」
メルトの手を握ってじっと見つめると、白い頬が赤く染まっていく。綺麗だ。
「ゴホン!!」
「なんだよ。邪魔するなよ。ボルドール」
「すまんな。俺もそう暇じゃないんだ。とりあえず採寸するから、採寸室に行ってもらえないか?」
「フィメルでお願いするよ? フィメルで……」
「あーわかったわかった。移動するぞ。剣のバランスも見ないといけないしな。素材は持ち込みか?」
「アダマンタイト、ヒヒイロカネ、ミスリル何でもござれ。ああ、守護龍の鱗があるぞ。この間大量に採取しておいた」
「お前、ちゃんと許可取ったのか?」
「掃除するって言ったらくれた」
なんで頭を抱えるんだ。ちゃんと許可取るに決まってるだろうが。
「よし、鱗で防具だな。白銀ならちょうどいい。あの龍の鱗も白銀だろう。それで両方作ればいいか?」
「ボルドール話わかるね。日本酒差し入れよう」
「なに!? ブランデーはないのか?」
「あるある」
「よっしゃ。腕によりかけて作ろう!! まかせろ。俺が打つ」
現金な奴だな。まあ、扱いやすくていいし、裏表はないからな。特別に限定物の高級酒、あげてもいい。
採寸室につくとメルトが捨てられようとしている子犬の目をしてきた。可愛い。大丈夫、採寸だけだから。
「測ったデータ俺にくれよ。鎧下作ったりしなきゃいけないから必要なんだ」
「見てわかるとか、ないんだな。自分で測らせてもらえばいいだろう」
「何度も、採寸する必要ないだろ?」
「まあ、そうだが……」
じっとボルドールが俺を見る。
「なんだよ?」
「もう吹っ切れたんだな。メルトに感謝だな」
「……ああ。もう、メルトしか見えないよ。メルトに何かあったら俺は世界を滅ぼす覚悟がある」
「おい、お前のその言葉は本気だろうから、めったに口にするなよ?」
「なんだ、止めないのか?」
「止めて止まるかよ。ハイヒューマンが。そんなんで止まるなら、怖れられてないだろうが」
まあ、その通りだけどね。徹底的に潰してやる。もう、候補は二人いるんだ。
「よし、俺の全身全霊をかけて彼を護る防具を作るぞ。世界平和は俺の手にかかっている!」
「そんな大げさな……」
「いや、大げさじゃない。お前のそのメルトしか見えてない態度を見れば、世界の危機だって、ミハーラも言うだろうよ!」
「まあまあ。ほら日本酒」
「お、おう、ありがとう」
ちょろい。
ガチャリと音がして、涙目でメルトが出てきた。採寸はSAN値が削られるからな。
「ヒュー……」
「よしよし」
ぎゅっと抱きしめて頭を撫でる。ああ、メルトのいい匂いがする。
「次は剣のバランスを見させてくれ。こっちだ」
剣の見本が置いてある場所に案内される。メルトが一本一本振って確かめている。綺麗だ。
メルトは姿勢がいいし、魔力頼りじゃない技術を持っている。
それに武器の性能が加われば、そんじょそこらの破落戸や魔物なんか敵じゃなくなる。
まあ、メルトに危害を加えるような奴は俺が処すけど、メルトは剣を使うこと自体が好きみたいだから存分に振るわせてあげたい。
「よし、調整は必要だから、一カ月半後くらいに一度来てくれ」
「わかった」
俺たちはボルドールの工房を出た。もちろんブランデーも渡しておいた。
「次は服だね」
馴染みの洋装店へメルトを連れて行った。そこでも採寸されてメルトはまた涙目になっていた。
そこでは俺も採寸されて、注文を終えた。
仕上がった服はセッテのところに届けてもらうことにした。支払いはギルドカードで済ませて、洋装店を出た。
さて、非常に嫌だけど、本命の用事を済ませなきゃな。
「これでとりあえず、用事は終わり。ご飯食べて冒険者ギルドに行こうか?」
メルトがは? という顔をした。忘れてたな。
「ああ。本命を忘れるところだった。お腹も空いたな」
「じゃあ、まずはお昼だな。食堂が集まっているところはこっちだ」
手を握って引いて歩く。うん。デートだ。
王都アルデで定番のデートといえばお洒落なカフェで食事だ。
アルデリアはアーリウムの次に前世のような文明水準に達しているところだ。
勇者が前世の地球出身ということもある。
勇者に話を聞いた技術者連中がこぞって開発したせいもある。
俺も手を貸した。
自分の住むところは便利にしたいからね。
そこでカフェという概念がこの国に定着したんだ。
高級ブティックの並ぶ区画からちょっと裕福な平民が通う商店街の一区画。そこにはカフェやレストランが並んでいた。
甘い香りが漂ってくる。パンケーキの香り。
「ここにしようか?」
お洒落なカフェの前で俺は言う。一瞬メルトの視線が泳いだが頷いた。
「ああ、いいぜ」
ボルドールが目を丸くした。なんだよ、その反応。
「カマをかけただけだったんだが。そうか、メルトか、よろしくな。まったく仕方ねえなあ。どんなのがいいんだ?」
メルトが遠慮がちに口を開く。何でも言ってもいいんだよ?
「ええっと……俺は剣が得意で……その……ラーン王国の騎士団にいたので……片手剣と大剣を使います……」
「ラーンの騎士か。あそこは式典だと正装の全身鎧があったな。実戦は指揮官以外着てはいないみたいだったがな」
「あれ? ボルドール、ラーンの騎士団の鎧知ってるの? それに似た白銀の鎧作ってほしいんだよなあ。俺見たかったけどメルトは退団してるから見られないんだよ。それともう一つ。俺とパーティー組んで冒険者やるからダンジョンでも耐えうる防具と剣をお願いしたいんだよ」
白銀は凄くメルトに似合いそうだからね。元騎士なんだから似合うに決まっている。
「あ、あの、ヒュー? 見たいだけなら俺の肖像画がラーンの王城に残っているから新年に城に行けば見られるぞ? 一般公開しているから……」
「え!? ほんと!? じゃあ、見に行こう! メルトのご両親にも結婚のお許しもらわないといけないしね」
メルトはなんだか、自分に自信を持ってないようだし、ラーンは貴族主義的な国のようだから、手順を踏まないと結婚に納得してもらえない気がするんだ。
「う、うん……」
メルトの手を握ってじっと見つめると、白い頬が赤く染まっていく。綺麗だ。
「ゴホン!!」
「なんだよ。邪魔するなよ。ボルドール」
「すまんな。俺もそう暇じゃないんだ。とりあえず採寸するから、採寸室に行ってもらえないか?」
「フィメルでお願いするよ? フィメルで……」
「あーわかったわかった。移動するぞ。剣のバランスも見ないといけないしな。素材は持ち込みか?」
「アダマンタイト、ヒヒイロカネ、ミスリル何でもござれ。ああ、守護龍の鱗があるぞ。この間大量に採取しておいた」
「お前、ちゃんと許可取ったのか?」
「掃除するって言ったらくれた」
なんで頭を抱えるんだ。ちゃんと許可取るに決まってるだろうが。
「よし、鱗で防具だな。白銀ならちょうどいい。あの龍の鱗も白銀だろう。それで両方作ればいいか?」
「ボルドール話わかるね。日本酒差し入れよう」
「なに!? ブランデーはないのか?」
「あるある」
「よっしゃ。腕によりかけて作ろう!! まかせろ。俺が打つ」
現金な奴だな。まあ、扱いやすくていいし、裏表はないからな。特別に限定物の高級酒、あげてもいい。
採寸室につくとメルトが捨てられようとしている子犬の目をしてきた。可愛い。大丈夫、採寸だけだから。
「測ったデータ俺にくれよ。鎧下作ったりしなきゃいけないから必要なんだ」
「見てわかるとか、ないんだな。自分で測らせてもらえばいいだろう」
「何度も、採寸する必要ないだろ?」
「まあ、そうだが……」
じっとボルドールが俺を見る。
「なんだよ?」
「もう吹っ切れたんだな。メルトに感謝だな」
「……ああ。もう、メルトしか見えないよ。メルトに何かあったら俺は世界を滅ぼす覚悟がある」
「おい、お前のその言葉は本気だろうから、めったに口にするなよ?」
「なんだ、止めないのか?」
「止めて止まるかよ。ハイヒューマンが。そんなんで止まるなら、怖れられてないだろうが」
まあ、その通りだけどね。徹底的に潰してやる。もう、候補は二人いるんだ。
「よし、俺の全身全霊をかけて彼を護る防具を作るぞ。世界平和は俺の手にかかっている!」
「そんな大げさな……」
「いや、大げさじゃない。お前のそのメルトしか見えてない態度を見れば、世界の危機だって、ミハーラも言うだろうよ!」
「まあまあ。ほら日本酒」
「お、おう、ありがとう」
ちょろい。
ガチャリと音がして、涙目でメルトが出てきた。採寸はSAN値が削られるからな。
「ヒュー……」
「よしよし」
ぎゅっと抱きしめて頭を撫でる。ああ、メルトのいい匂いがする。
「次は剣のバランスを見させてくれ。こっちだ」
剣の見本が置いてある場所に案内される。メルトが一本一本振って確かめている。綺麗だ。
メルトは姿勢がいいし、魔力頼りじゃない技術を持っている。
それに武器の性能が加われば、そんじょそこらの破落戸や魔物なんか敵じゃなくなる。
まあ、メルトに危害を加えるような奴は俺が処すけど、メルトは剣を使うこと自体が好きみたいだから存分に振るわせてあげたい。
「よし、調整は必要だから、一カ月半後くらいに一度来てくれ」
「わかった」
俺たちはボルドールの工房を出た。もちろんブランデーも渡しておいた。
「次は服だね」
馴染みの洋装店へメルトを連れて行った。そこでも採寸されてメルトはまた涙目になっていた。
そこでは俺も採寸されて、注文を終えた。
仕上がった服はセッテのところに届けてもらうことにした。支払いはギルドカードで済ませて、洋装店を出た。
さて、非常に嫌だけど、本命の用事を済ませなきゃな。
「これでとりあえず、用事は終わり。ご飯食べて冒険者ギルドに行こうか?」
メルトがは? という顔をした。忘れてたな。
「ああ。本命を忘れるところだった。お腹も空いたな」
「じゃあ、まずはお昼だな。食堂が集まっているところはこっちだ」
手を握って引いて歩く。うん。デートだ。
王都アルデで定番のデートといえばお洒落なカフェで食事だ。
アルデリアはアーリウムの次に前世のような文明水準に達しているところだ。
勇者が前世の地球出身ということもある。
勇者に話を聞いた技術者連中がこぞって開発したせいもある。
俺も手を貸した。
自分の住むところは便利にしたいからね。
そこでカフェという概念がこの国に定着したんだ。
高級ブティックの並ぶ区画からちょっと裕福な平民が通う商店街の一区画。そこにはカフェやレストランが並んでいた。
甘い香りが漂ってくる。パンケーキの香り。
「ここにしようか?」
お洒落なカフェの前で俺は言う。一瞬メルトの視線が泳いだが頷いた。
「ああ、いいぜ」
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