子宮筋腫と診断されまして。《12/23 完結》

アーエル

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そんなコロ ナかもしれない状況の中、隣の病室がどうも様子がおかしい。
面会者を自由に病室へ入れている。
面会者は8時すぎから来ては病室で大声をだして何時間も騒いでいる。
そしてその面会者たちが無許可で私の病室に入ってきた。
ジジイと息子と男孫という三世代。
どうやら「自分たちにテレビをみせろ」といっているようだ。

「マジで犯罪者として訴えられたくなければ黙っていなくなれ。現時点でお前らは3人で押しった強盗だ」

そう言ったらジジイと息子は自分たちのほうがまずい立場に立っていると気付いたのだろう。
孫を連れて出ようとしたら、小学生らしい孫が騒いだ。

「なんで? この女、追い出せばいいだけじゃん」
「いいからでるんだ」
「おじいちゃんが『こっちでテレビみよう』って言ったんだ!」

「さすが、強盗の孫は強盗だな。犯罪者の血を引いてる」

私のその言葉に慌てて息子は孫の口を塞ぎ、脇に抱えて3人とも出て行った。
すると隣の病室からすぐに年配の女の声が聞こえてきた。

「何やってるの。隣でテレビみてくるって言ったじゃない」
「隣は患者がいるんだよ」
「追い出せばいいでしょ。看護師だってそう言ってたじゃない」

へえ~。
『看護師が隣の患者を部屋から追い出してテレビをみていい』といったんだ。
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