国宝級イケメンからモサ男に転生〜女装カフェやってます〜

籠 冬雪

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転生 【謳歌してやんよ】

転生先は所持金35円のモサ男でした

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別の人の人生として生まれ変わった俺はまず、
今着ているボロっちい服装をどうにかしようと考えた。

「よしっ! とりあえずヴィトンで服買うか~」


……あ。。。



俺は金が無いことに気がついた


いつもの癖でポッケに手を突っ込んでみたが、
やはりこの身なりでまともな額が入っているわけも無く…

「チャリン」

35円で何を買えっていうんだよ…はぁ



素性の分からないこの体と35円で為す術も無く、座り込んでしまった

深く考えず悪魔と契約してしまった事に俺は猛反省した


あ~~俺はなんてバカなんだ

自称悪魔だとかいうイカれた野郎に軽々しく魂を…

生まれて初めての後悔かもしれない



「いやしかし!!こんな事でへこ垂れる俺様ではないっ!!」

せっかくの新しい人生なんだ!

自由な人生なんだ!

謳歌しないでどーすんだ!


なんだかやる気がメラメラと湧いてきた俺は宛もなくズンズンと歩き出した















「えーー~と…君は…履歴書も身分証明書も何も無く…ここで働きたいと?」


「はい!こちらのお店で働かせてください!」

何をするにも金が必要だ

その為に人生初のとやらをすることにした

よく分からんが、とりあえず見つけた店に入ってみたからなんの仕事かは不明だ

しかし、今の俺ならなんだって出来る気がする


まぁ採用されるかは別だけど……



「わかりました。明日から来れる?」



「え……もちろんです!!よろしくお願い致します!」



こうして俺はアルバイトすることになった


「ところで君、名前は?」

そうだ…考えてなかった

国宝級イケメンとして神尾黎人の名は日本中に轟いている

この名前は使えない…うーーーーん



ふと視線を下げると、履いているジャージの横に名前らしきものが書いてあった

「桐島……ルアラン?」



「へぇ~キラキラネームだねぇー」

「えっ!?あ、いやっ。ちが…」


あーでも、名前考えるのめんどくさいし、まぁいっか


「じゃあルアランくん、明日からよろしく頼むね」

「はいっ!」






アルバイトかぁ

初めての試みだなぁ




……なにするんだろ?
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