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本編

第10話

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「なんかすごいことになっちゃったねゆうくんは大丈夫?」
「だいじょうぶじゃない...」
「へっ...?ご、ごめんね!さっきの話を聞く限り巻き添えみたいな感じでゆうくんを...」
そーだよね...ゆうくん僕の家にいたせいで巻き込まれてこっちの世界に来ちゃったんだよね...僕は小説とか読んでてちょっと憧れてたからちょっと嬉しいけど...ゆうくんは魔力無限じゃないし...僕はまだ遠距離から魔法打ってればいいけどゆうくんは近接戦闘しないとだもんね...ん?ってことはゆうくんケガしちゃうってことかな...それは絶対ヤダ...下手すれば死んじゃう...?とそこまで考えてたら急に横から手が伸びてきて抱きしめられた
「はぁ、あらんが俺以外の男と話してるのムカつく~」
と不機嫌そうな声で言ってきたあれ??この世界に来たのが嫌だったわけじゃなくてただの嫉妬??え?
「えっと?悠璃さん?一応聞きますけどさっきの大丈夫じゃないってこの世界に来たのが大丈夫じゃないって意味ですよね?」
そーであってほしいと思い聞いてみたが
「違うけど?あらんが神様なんてやろうと話すから嫉妬してただけですけど?」
と言われてそっぽむかれた。嫉妬だったそうです。ってかイケメンは何してもイケメンだしちょっとかわいいかも...いやいや違うじゃん!さっきのちょっといやめっちゃ悲しくなった思いを返してほしい僕の心をもてあそびやがって...!まぁ嫉妬してくれるのはうれしいけど...///ってやばいゆうくんの機嫌をとらないと...!う~んどうしよ...!ぎゅ~ってする?いやキスか?それは恥ずかしい...なんていろいろ考えてたら急にゆうくんがこっち向いてベットの上に押し倒されてキスされた
「ん...ちょっといきなりびっくりするでしょ!」
「いいじゃんだってさっき好きにしていいって言ったもんな~」
とさっきまでそっぽ向いてたくせに急にニヤニヤしてきた...これは昨日の夜みたいになるかも...さすがに明るいうちに体みられるのは無理だからカーテンだけでも閉めてもらおう...
「う~わかった...!でも明るいところで体みられるのは嫌だから脱がすならカーテン閉めて...!」
「わかった!……………っとこれでいい?」
「.........いいけど..なんでこんな朝から乗り気なの?」
「ぶっちゃけ俺はエロいことしたいなんて言ってないけどなw」
「あっ...た、たしかに!ならやめましょ...?」
ちょっと昨日の夜もそうゆうことしたから疲れてるんだよね...ってかゆうくんに触られると感じすぎて動けなくなりそう...
「そ~だな~さすがにいまあらんが動かなくなるのもな~街行かないとだからな~う~ん」
考え込んでしまったそんなことより僕はゆうくんがすんなりやめたことに驚いていた。しばらくするとゆうくんがいきなりこっちを向いて
「あらんからぎゅ~ってしてキスしてくれない?」
と言ってきた。
「え?はずかしいから無理」って反論したら「なら今日の夜覚えていろよ」とすごい怖い笑顔で言われた...いつもは優しいくせにこうゆう時だけ意地悪になるけど嫌いになれないんだよな~ほらもう今も手広げておいでって目で伝えてきてるし...う~しょうがない...はずかしいけど頑張らないと...!と意気込んでゆうくんにぎゅ~ってして唇に触れるだけのキスをした
「これで勘弁してください...///」
え?前もキスしただろって?あれはお礼だったから!恥ずかしいもんは恥ずかしい!
「ん。ありがとwいや~やっぱりあらんからのキスはうれしいな~」
「そ~ですか...ってかそろそろ街行ってみたい!」
「たしかに行ってみるか~」
「うん!あっ食材買わないといけないかも?昼ご飯は街で食べるとしても夜は?」
「たしかに夜はじゃあなんか家で作って食べるか~」
「うん!そーしよ!じゃ着替えていこー!」
着替えてから下に行って神様が言ってたローブを着てお金もって2人で家を出て街を目指した
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