精霊と共に異世界へ

徹恵心 アキラ

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ダンジョンボスと戦いました

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「……ん?ツルギ切れたのか?」

「あぁ、切れた!
それよりも、何故か剣技を習得したぞ。
……まぁいいっか?あと、条件は果たしたぞ。
ゆっくり飯でも食べたら、一緒にダンジョンを出るか」

ふと会話をし背伸びする。
但し返事がなく、ミリュウの前足に魔力が高まっていくのが分かる……まさか!?

「よし!
さっさと下に行き、ダンジョンを出るぞ」

嫌な予感がする。
身体強化を足に高め走る。
レイラとステラが見えた。
直ぐにテントをポーチに収納し、二人を左右に抱えた次の瞬間、ミリュウが地面を叩き割り下に落ちていく。
落ちる岩にすぐ飛び移り、下の階の地面に着地した。

痛いし、キツイ。
まさかの近道とはねぇ~焦ったよ。

「ツルギ!?何?どうした?」

「起きて時間たってないよ?
寝るのは早いですよ?」

……この二人状況がわかっているのか???

「違う!
よく周りを見ろ!
ミリュウに付いていた鎖を切ったんだが、いきなりダンジョン床を壊して下の階にいるんだよ。
心の準備しろよ。
ここはダンジョンボスの部屋だ」

レイラとステラはハッとして周りを確認する。
ミリュウを見ると、一点を見て動いていない。
その方を見てみると、魔法使いの格好をした骸骨がいた。

「……リッチだ」

ミリュウがボソッと言う。
全くこっちは鎖切りで、へとへとなのに仕方ない。

剣を構えるも一向に戦闘が始まらない?

「ミリュウ!
リッチって名前の魔物ってのは分かったが、どんな奴何だ。
教えてくれ!」

「……高名な魔法使いがアンデッド化した魔物だ。
杖を巧みに使い、テレポートや火力の高い魔法を使う、最強最悪で有名な敵なんだが。
その……何だ……ゴメン」

何か説明がおかしいが、最強最悪なだと!
あと、魔物がキョロキョロしている。
チャンスだ。

「とりあえず俺が様子見で仕掛ける」

「待て」

ミリュウが止める声が聞こえたが、まぁいい。
身体強化を使い走る。
先手必勝だ!

「シン!
剣技を使うぞ。
どうすればいい」

「イメージし、技名を言って!」

「剣技 燕返し!」

リッチを上から袈裟斬りをし、手首を返し斬り上げるのをイメージする。

体がイメージに合うように動き、2~3秒程かかるのを1秒のスピードで斬り飛ばした。

凄い!
十分な手応えを感じた。
よし!使えるぞ剣技!
だがボスだけに、このままでは終わらないだろう。
どう来る?

アァァァと言い、姿が消え魔石が見える。

「ミリュウ!
奴はテレポートをしたのか?
まだ言ってない情報が有るなら教えてくれ」

剣を握り、色々な予測をたて、反撃の体制をとる。

「……いや……終わった」





…………今……何て言った。








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