精霊と共に異世界へ

徹恵心 アキラ

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グレース、パーティーに入る(強引に)

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「……110!?貴方一体?
ちょっと待って?
じゃあ、ツルギは?」

「……今とんでもないのを聞いたんだが、間違いだよな?」

「何を言ってるんだ?
私より強いに決まってるだろ。
ちーっと前にいた魔族三人も、ツルギ一人で倒したようなもんだしな」

ハッハッハとミリュウが笑いながら言う。

笑い事じゃないんだよなぁ。

……ステータスが壊れることってないよね。

「そう言えば、ダンジョンにいたって……」

「そうだ!
お前いなかったよな。
7~8年程」

ジド目で見つめてくる。

「それは仕方ない事だ。
麗しき私が封印されていたのを、ツルギが諦めず救ってくれたんだからな」

「……あぁ、麗しきは兎も角あんなとこいたら誰だって助けるさ。
Lvは普通よりちょっと高いかな?
ハハッ」

とりあえず誤魔化しながら言う。

「封印?」

「そう言えば獣人?
いや、明らかに普通じゃない。
……強いぞ」

どうしましょ。

黒竜だよ、何て言ったらヤバイかな。

あっ、そうだ!

「ミリュウ一緒に飯食べないか?
それでここ寄ったんだよ」

「そうなのか!
お~い、注文お願い」

大きな声に店員が反応し、メニューを次々指している。

よし、ミリュウは暫く大丈夫だな。

「グレースだっけ?
今は黒き方舟って、パーティーで活動している。
最近の事分からず、情報集めする予定だ。
…………何よりやらなければならないことが一つある。
だから王都にはいけない」

「……そう。
わかったわ」

「まぁ無事ならいいや。
確かにお前は王都行けば、何かしらトラブル起こりそうだしな。
じゃ俺は戻って、ぼちぼちクエストこなすかな~会えて良かったぜ。
まぁ今は、飯だ!
……お前の仲間、スゲェ食うなぁ」

グレースはハァとため息をし、ヒューゴは納得したようだ。

ミリュウは来たメニューを、ガツガツ食べ始めてた。

ヒューゴも負けじと食べ始めた。

「あんた黒き方舟だっけ?
私も入るわよ。
決定事項よ」

…………話が繋がらないぞ?

「……聖女だよね。
一緒にいると不味くない?」

「全然!」

おかしい。

絶対有り得ないでしょ。

「あんたの考えてる事はわかるわ。
…………勇者ね。
何も調べてないと思った?」

調べたのなら、流石にわかるか。

彼奴に嵌められ、ライアンさん達が死に、英雄になっているのを黙っていられるか。

「彼奴は一発殴らんと気がすまない。
……何故あんなことをしたのかを、問いたださないと」

「姿は変わっても、貴方は変わらないわね。
ただ、暴走する前にパーティーには伝えた方がいいわよ。
皆集めて、そこで詳しく教えてね」

ウィンクして話してくる。

……一瞬ドキッとしてしまった。









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