精霊と共に異世界へ

徹恵心 アキラ

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ツルギ、魔技師に会う

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「なんで王都に?」

「あぁそうだよな。
まぁ家を手に入れてさ。
それが王都とアップリーンの間なんだ。
どっちかいいかと考えてこっちに。
まぁ後は、魔技師ってのも興味あってさ」

「そうだったんですね。
あっ!用事は終わったんですか?」

「買い出しいいかな?
ただ魔技師には情報なくてさ」

実際、魔技師がいるってだけで何処とは聞いてないからな。

「ギルド行けば分かるかと。
早速行きましょう」

ぐいぐい押され向かう。

目立ちたくないんだが……無理だな。






ギルドに着きこっちを見た途端、エリスさんが直ぐに上の階に上がり、スチュワードさんが階段を転げ落ちながら現れた。

多分ローを知っているからだな。

「ここではなく上で話をしましょう」

前にギルド長と対面で話をすることになった。

何か対応違いすぎじゃないか?

「して、用件は何でしょうか?」

「魔技師を紹介して貰えないかと思い来ました。
誰かいませんかね?」

ローが話をしてくれた。

有難いなぁ~王都には全く分からんしな。

「分かりました。
ギルドメンバーにもいると思いますので、少々お待ち下さい」

スッと退席され待つことになった。

「ありがとなロー。
しかし、いいのか俺と一緒で?」

「大丈夫です。
母上には伝えていますし、何よりツルギさんにお願いしたいこともあったので」

「そうか。
お願いしたいことっても、これと言って出来ることはないぞ」

王族だからなぁ~大概手に入るだろうし。

「ツルギさんに稽古をつけて欲しいんです。
時間あるときで構わないので、お願いします」

……稽古、俺が?

「いやいや指南役みたいなのいないの?
そっちがいいんじゃないの」

「皆王族って事で余り出来ないんです。
いいと言う人も下心があって……。
父上に至っては、怪我をされてはと念押しする始末でして」

……過保護すぎっぽいもんな。

「まぁ出来る範囲でならいいぞ。
ただ許可を取って来てくれよ。
何かあったからでは困るしね」

「はい!
ありがとうございます」

それにしても真面目な青年だな~。

そんな話の中、ガチャっとドアがあき、立派な髭をし、がっしりとした男が入ってきた。

「何じゃワシを呼んだのは?
ギルドマスターから言われたからびっくりしたぞ」

「初めまして!
俺の名はツルギ、拠点の結界の確認もあるが、魔技師の技術を見たく尋ねた所です」

「魔技師の技術を?
面白い奴だな。
いいぞと言いたいが、こっちも事情があってな。
人探し終わってならいいぞ」

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