精霊と共に異世界へ

徹恵心 アキラ

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ツルギ、祝福を受ける

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おっ!?

「いだだだだ!」

途端大声を出す。

体のあちこちより激痛が走る。

そして何故かベッドに固定され両手はギブスに包帯グルグル巻き?

「おっ?気がついたか!
ツルギ今回は無茶しすぎだぞ」

目線を下に向けるとシンがいた。

「……シンか、悪いな。
けどあの胸くそ悪い首輪取れたし、一件落着だな」

「……そうでもないぞ」

シンとの話の中、グレースとレイラが入ってきた。

「起きたか」

「相変わらすだな」

「よっ!
助かったよ、ありがとうな」

感謝を言ったら、ギロッと睨んできた……なんで!?

「今から言う事よ~~く聞いて、当分腕は使えないわよ!
体もあちこち骨折れてるし」

「魔力使いすぎだ!
空になり最後吹き飛ばされた時に、大怪我をしてます。
あと重ね掛けしましたよね。
魔力が回復させられず、体の回復が追い付いていないわよ」

「えっと……つまり」

「暫く大人しくして下さい」

マジかよ。

まぁ後先全く考えてなかったし、仕方ないか。

ギィとドアが開く音がし、メイドさんが入って来た。

あぁ使用人かなと思い見ていたら、エリザ本人だった!?

「ちょ!
何で!?
グレース、レイラどういう事だ?」

「今日は私が担当になりました。
宜しくお願い致します」

「あぁ……って可笑しいだろ!
王族でしょ。
……そうだ。
ミリュウは大丈夫か!」

話題反らす為もあり困惑しながらも言う……ホント何が何だか。

またギィとドアが開きメイドが入って来て再度ギョッとした。

「お呼びでしたか?
大丈夫ですよ。
不都合があったら直ぐに声をかけて下さいね」

「えっ……えぇぇぇっ!?
ミリュウ??
寝てる間に一体何が???」

シンを見るも、知らんと角に行き丸くなった。

エリザとミリュウがにっこりしているが、グレースとレイラは無言の圧が来る……怖いよ。

「ツルギ本当にありがとう。
ただ、かなりの深手を……」

「いや~自分の我が儘だから気にせんでよ。
それにさ、これで自由になったんだし、したいことすればいいさ。
外の世界はいいぜ」

あちこち行くなり、美味しい物食べるなり、今まで出来ない事を沢山すればいいさ。

「…………」

「ん?
どうした?」

辺りが静かになり、沈黙が流れる。

……俺変なこと言ってないよね。

「……わかった」

ミリュウが近づいてくる。

何?

頬っぺを両手で包まれ、次の瞬間驚愕する。

「…………!?!?」

「したいこと……した」

……キスされた。

「「何してるの!」」

「してるんですか!」

何で俺が怒られるの!!







竜の祝福を獲得しました。

……まてまて困惑してる時、何を取得したって?

頭の中より声が聞こえ、更に訳わかんないよ。

何が起こっているんだ??





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