Another World

Kishiru

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第一章

時短料理

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食事は生きていく上で、必要不可欠だ。
それは当然のことだが、毎日となると面倒な時もある。
毎日のことなのだから、楽な方がいい。
簡単に食べられる方がいい。
そう思ってしまうのは、自然の成り行きだろう。
実際、世の中は、楽に食事ができるようになっている。
さてと、今日もそろそろ食事の時間だ。
今日も簡単に済ませよう。
時間と労力を最小限に抑えて、食事をすませる。
これが最近のスタイルだ。
そして、俺は弁当を食べる。


川辺で食事をしていた恋人たちは、トンビにお弁当を盗まれた。
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