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第二章 黒金の城
第16話 入国審査2
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戦乱が、無秩序に広がりつつあるこの世界で、いくつかの例外が、この「城」とその城主の存在であった。
世界の動乱。その中心人物は畏怖をもって、「黒の御方」と呼ばれている。
自らは、この所、積極的な行動を控えてはいるが、幾度かの戦を経て、築き上げた外交的な地位、これみよがしな軍備の増強により、思うがままに、戦乱のたねを巻き続けてすいた。
彼の振る指揮棒に合わせて、国同士は今の今まで棚上げになっていたちょっとした両隣問題や、忘れていた過去の恨みを掘り起こしては、いがみ合った。
ある意味、抑止力として、人間とともにあった超越的存在『竜』はそのほとんどを別の位相へと移してしまった。
卑小な人間は、卑小なチカラをもって、終わりのない戦を戦い続けた。
いくつかの例外はある。
ひとつは、勝ち馬に乗ることである。
「黒の御方」の直接の統治領とみなされているいくつかの街、地域は少なくとも直接の戦火からは、免れやすいと思われていた。
ただし、これは不明であった。
「黒の御方」は、人類社会において、その秩序を破壊した無法者とみなされていた。
幾度か、いやいま、この瞬間にもその脅威にに対抗すべく、各国は同盟を結び、陰謀を巡らす。
ただ、戦乱は、国家としてまとっていたそれぞれの地域を小規模な封建領主たちで編まれたパッチワークに変えてしまっていた。
彼らは、戦の仕方も、先祖返りしてしまったようだった。
戦うのは、敵の軍では無い。
敵の(場合によって自国の!)一般民衆であり、であり、その財産、収穫した穀物、金品、あるいは、売り飛ばせそうな男女の身柄にまで及んだ。
インフラを。
例えば水道設備、堰、ため池、橋。そんなものを破壊することを思いついたの誰だったろう。
家々は場合によっては、城壁の中にあるとしても、そういったものは、わずかな監視員がいることもあるが、基本野外に放置されている。
それらを破壊してしまうことは、確実に相手の勢力に対するダメージとなる。
そんなあたりまえのことに気がついた彼らは、勝利した後に、整った耕作地ではなく、ただの荒地を手に入れるだけになるという、あたりまえのことに気が付かなかった。
橋も落とされたため、とんでもない迂回路を通らねば、近くの街にでることもできないそこは、放棄され、しばらくのちには、本当の荒野に帰るのだろう。
その街は、上下水道を破壊され、ふん尿と塵芥にまみれた疫病の蔓延る、スラム街となっていた。
全員がそこを逃げ出すことは、さすがにないだろう。
だが、街はもはやいままでの人口を維持できないだろうし、そこの生活は、上層階級のものにとっても、いままでのような快適な生活は望めないだろう。
もし、「黒の御方」の支配下にある街や村が攻撃されれば、同じことが起きるだろう。
そういった意味では、この「城」とその城主は唯一の例外だったのかもしれない。
この城主は、「黒の御方」の盟友であった。
それは、ずっと昔。それこそ、此度の動乱のまえから、そうだった、のだというもっぱらの噂だった。
主と配下だった、との噂もあるし、同じパーティに所属していたという話もある。
わずか20年前のことではあるが、もともと歴史のウラ側でおこっていた事象である。
すべて、謎につつまれたまま、「城」は、静かな刻を過ごしていた。
「黒き御方」の仕掛けるさまざまな策謀からも逃れ、かといって、その敵対勢力が積極的に仕掛けるのは、地政学的なメリットもなく、それなりに少数精鋭主義ながらも“貴族”を中心に強力な軍を構えている。
かといって、「城」はみずから、打ってでるつもりはない。侵攻に必要なある程度の犠牲を覚悟の大規模な軍は組織していない。できない。
それもまた、「黒の御方」と「城主」に交わされた密約の一部である、と噂された。
「我々は、『城』と『ご領主さま』それに、我が領民を守るために、精鋭のみで構成されている。」
ドルクの声は、低く重々しい。
「おまえはそのレベルには達していない。」
「た、試してくれ! せめて!」
ルーデウスの後ろにも、まだまだ列は続いている。待たされた避難民たちの目付きが、そろそろ剣呑なものに変わりつつあった。
ルーデウスが“貴族”であるため、遠慮がちであったものたちも、会話をきくにつれて、“貴族”がここでは必ずしも大事にされてなないいことを知り、態度をかえつつある。
「避難民は、連日やってくる。」
ドルクは言った。
「特別扱いはできない。」
「そこをなんとか、お願いします。」
竜を抱き上げながら、ルウエンも言った。
「ぼくの主は、ぼくらと違って行く場所がないのです。ほら、きみからもお願いして。」
その言葉に答えるように、竜が「クルウッ」と鳴いた。
「それが、ナセルの言っていた屍の竜の死体から作り上げたという生き物か?」
ドルクの目が細くなった。
「なにをおっしゃいますことやら。これは、ウロコトビトカゲの幼生です。」
「クギルッ」
と、竜が抗議するように鳴いた。
竜にとって、トカゲ呼ばわりさせることは、許し難い蔑称である。
「ふむ。おまえたちは、パーティなのか?」
「そうです。少なくともぼくたちは、生身の人間なので、血袋として役にはたてると思いますが。」
「はてして、おまえらの貧弱な牙がわたしの血管まで届けばだがな。」
「アデルは黙ってて。」
「ルウレンこそ、めちゃくちゃな話をするな。別にわたしは、血を吸われることを許し覚えはないぞ。」
メイドと小姓がわけのわからない言い争いをはじめたのを、ドルクは手を振ってやめさせた。
「わかった。パーティとして試してやろう。」
ドルクが言った。
「この三名と一匹は、わたしが預かる。ラスタア審査官は、このまま、任務を続行してくれ。」
「閣下!」
美人の入国審査官は、抗議するように、ドルクを睨んだ。
「わかっている。前の便からもう18時間は、通して働いているな。さすがに労働環境としは問題がありそうだ。この便の難民たちを捌いたら、俺が代わる。滋養たっぷりの食事をとって、眠るんだな。その前に温めの風呂にゆっくり浸かるといいそうだ。」
世界の動乱。その中心人物は畏怖をもって、「黒の御方」と呼ばれている。
自らは、この所、積極的な行動を控えてはいるが、幾度かの戦を経て、築き上げた外交的な地位、これみよがしな軍備の増強により、思うがままに、戦乱のたねを巻き続けてすいた。
彼の振る指揮棒に合わせて、国同士は今の今まで棚上げになっていたちょっとした両隣問題や、忘れていた過去の恨みを掘り起こしては、いがみ合った。
ある意味、抑止力として、人間とともにあった超越的存在『竜』はそのほとんどを別の位相へと移してしまった。
卑小な人間は、卑小なチカラをもって、終わりのない戦を戦い続けた。
いくつかの例外はある。
ひとつは、勝ち馬に乗ることである。
「黒の御方」の直接の統治領とみなされているいくつかの街、地域は少なくとも直接の戦火からは、免れやすいと思われていた。
ただし、これは不明であった。
「黒の御方」は、人類社会において、その秩序を破壊した無法者とみなされていた。
幾度か、いやいま、この瞬間にもその脅威にに対抗すべく、各国は同盟を結び、陰謀を巡らす。
ただ、戦乱は、国家としてまとっていたそれぞれの地域を小規模な封建領主たちで編まれたパッチワークに変えてしまっていた。
彼らは、戦の仕方も、先祖返りしてしまったようだった。
戦うのは、敵の軍では無い。
敵の(場合によって自国の!)一般民衆であり、であり、その財産、収穫した穀物、金品、あるいは、売り飛ばせそうな男女の身柄にまで及んだ。
インフラを。
例えば水道設備、堰、ため池、橋。そんなものを破壊することを思いついたの誰だったろう。
家々は場合によっては、城壁の中にあるとしても、そういったものは、わずかな監視員がいることもあるが、基本野外に放置されている。
それらを破壊してしまうことは、確実に相手の勢力に対するダメージとなる。
そんなあたりまえのことに気がついた彼らは、勝利した後に、整った耕作地ではなく、ただの荒地を手に入れるだけになるという、あたりまえのことに気が付かなかった。
橋も落とされたため、とんでもない迂回路を通らねば、近くの街にでることもできないそこは、放棄され、しばらくのちには、本当の荒野に帰るのだろう。
その街は、上下水道を破壊され、ふん尿と塵芥にまみれた疫病の蔓延る、スラム街となっていた。
全員がそこを逃げ出すことは、さすがにないだろう。
だが、街はもはやいままでの人口を維持できないだろうし、そこの生活は、上層階級のものにとっても、いままでのような快適な生活は望めないだろう。
もし、「黒の御方」の支配下にある街や村が攻撃されれば、同じことが起きるだろう。
そういった意味では、この「城」とその城主は唯一の例外だったのかもしれない。
この城主は、「黒の御方」の盟友であった。
それは、ずっと昔。それこそ、此度の動乱のまえから、そうだった、のだというもっぱらの噂だった。
主と配下だった、との噂もあるし、同じパーティに所属していたという話もある。
わずか20年前のことではあるが、もともと歴史のウラ側でおこっていた事象である。
すべて、謎につつまれたまま、「城」は、静かな刻を過ごしていた。
「黒き御方」の仕掛けるさまざまな策謀からも逃れ、かといって、その敵対勢力が積極的に仕掛けるのは、地政学的なメリットもなく、それなりに少数精鋭主義ながらも“貴族”を中心に強力な軍を構えている。
かといって、「城」はみずから、打ってでるつもりはない。侵攻に必要なある程度の犠牲を覚悟の大規模な軍は組織していない。できない。
それもまた、「黒の御方」と「城主」に交わされた密約の一部である、と噂された。
「我々は、『城』と『ご領主さま』それに、我が領民を守るために、精鋭のみで構成されている。」
ドルクの声は、低く重々しい。
「おまえはそのレベルには達していない。」
「た、試してくれ! せめて!」
ルーデウスの後ろにも、まだまだ列は続いている。待たされた避難民たちの目付きが、そろそろ剣呑なものに変わりつつあった。
ルーデウスが“貴族”であるため、遠慮がちであったものたちも、会話をきくにつれて、“貴族”がここでは必ずしも大事にされてなないいことを知り、態度をかえつつある。
「避難民は、連日やってくる。」
ドルクは言った。
「特別扱いはできない。」
「そこをなんとか、お願いします。」
竜を抱き上げながら、ルウエンも言った。
「ぼくの主は、ぼくらと違って行く場所がないのです。ほら、きみからもお願いして。」
その言葉に答えるように、竜が「クルウッ」と鳴いた。
「それが、ナセルの言っていた屍の竜の死体から作り上げたという生き物か?」
ドルクの目が細くなった。
「なにをおっしゃいますことやら。これは、ウロコトビトカゲの幼生です。」
「クギルッ」
と、竜が抗議するように鳴いた。
竜にとって、トカゲ呼ばわりさせることは、許し難い蔑称である。
「ふむ。おまえたちは、パーティなのか?」
「そうです。少なくともぼくたちは、生身の人間なので、血袋として役にはたてると思いますが。」
「はてして、おまえらの貧弱な牙がわたしの血管まで届けばだがな。」
「アデルは黙ってて。」
「ルウレンこそ、めちゃくちゃな話をするな。別にわたしは、血を吸われることを許し覚えはないぞ。」
メイドと小姓がわけのわからない言い争いをはじめたのを、ドルクは手を振ってやめさせた。
「わかった。パーティとして試してやろう。」
ドルクが言った。
「この三名と一匹は、わたしが預かる。ラスタア審査官は、このまま、任務を続行してくれ。」
「閣下!」
美人の入国審査官は、抗議するように、ドルクを睨んだ。
「わかっている。前の便からもう18時間は、通して働いているな。さすがに労働環境としは問題がありそうだ。この便の難民たちを捌いたら、俺が代わる。滋養たっぷりの食事をとって、眠るんだな。その前に温めの風呂にゆっくり浸かるといいそうだ。」
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