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第五章 銀雷の夢
第68話 旅路は山の中
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ここ10数年。
鉄道公社は新しい路線を開通させてはいなかった。
大量に人と物資を運ぶ。
「鉄道」という交通機関は、西域、中原をひとつにまとめ、まったく新しい文明圏を誕生させるのではないか。
そんなふうに噂されていた。
ロウ=リンドは、大きく息を吐いて、急な階段を登り始めた。
石段は手入れが悪く、所々が崩れている。
チラリとルウエン少年を見やる。
「百驍将」ヘンリエッタをふくめ、全員が結構な「収納」持ちらしい。
何日もの野宿に必要な大荷物を、背負っているものは、一人もいなかった。
ルウエンは、うかない顔である。
前の晩に、アデルとそういうことになりそうになって、ならなかったため、アデルが結構、不機嫌なのだ。
話しかけたそうに、ロウをチラリと見たが、話しかけたら話しかけたで、それでまたアデルが気を悪くしないかと、考えているのだろう。
このまま、順調に登れば、昼までには山腹に通されたレールにたどり着くはずだ。
そこからは、道そのものが、ない。
いまは、廃線となったそのレールのあとをたどれば、最短でミルラクの村までたどりつけるはずだった。
「ルウエン!」
ロウは手招きをした。
細い一本道だ。少し距離をおいて、ロウの後ろを歩いていた少年は困った顔で、ロウとの間隔を詰めた。
「ここからのルートと……あと、『黒の御方』のやつらと出会ってしまったときの対応について、打ち合わせしたい。」
少年は、息をはずませてもいなかった。
アデルのように見るから、鍛えている訳では無いようであったが、悪路の旅には慣れているらしい。
「たしかにそれを聞きたかったんだ。
思いつくのは、かつての最北駅からの徒歩ルートですけど。
ここから、どうやって、ミルラクに向かうんだろう? 」
声は大きめ、だ。
こそこそ、内緒話をしたと思われてアデルがまた、へそを曲げるのを心配しているのだろう、と、ロウは思った。
「まず道の問題だが、この山の中腹には、魔道列車が、通って『いた』。」
「『いた』…いまは、廃線になった……てこと?」
「そういう事だな。」
ロウは、ルウレンの後ろを歩くアデルにも声が届くように、声を上げた。
「わたしとカザリームで別れてからどつしていた?」
「まあ、いろいろ。」
ルウレンは、ため息をひとつ。
「はるか彼方に飛ばされて、やっと戻ってこれた…って言ったら信じる?」
「もちろん! おまえみたいに人の不幸に首を突っ込みたがるヤツが、西域のこの惨状をほっておくとは思えない。」
ころころと、ロウ=リンドは笑った。
「では。かつてこの路線で起こった大事故のことは、知らないわけだな。」
「ええっ……あ、冒険者学校で教わったかも。」
「ランドロン峡谷の落下事故だよ。」
アデルが、背中から声をかけた。
「峡谷に掛けられた鉄橋が破壊されて、列車は、谷底に真っ逆さま。生存者なし。鉄道公社の歴史のなかでも最悪の大事故。その影響は、鉄道という異世界技術への信頼も損なわせ、以降、鉄道公社は、新しい路線の拡大をほぼ、ストップせざるを得なかった。」
「あ、追試を受けてたな。」
「こっちは、西域育ちじゃないんでね!
歴史とかは国それぞれで違うもんでしょ?」
ようやく、機嫌が直ったのか、いつも調子で話し始めたアデルとルウエンを、微笑ましげに、ロウは眺めた。
「それにしても。鉄道公社が作った陸橋がそんなに簡単に壊れるかな。」
と、ルウエンは首を傾げた。
「竜のブレスででもなればそうそう壊れないと思うんだけど。」
「それについては、真実の一端を教えてやれる。」
ロウは、振り返った。
「ヘンリエッタ!
おまえもきいておけ。これは『黒の御方』と『災厄の女神』にも関連している。」
「毀誉褒貶のはなはだしいお方ことは、お側に仕えるわたしもよく承知しております。」
ヘンリエッタは、どこか余裕のある笑みを浮かべた。
「もし、わたしを『城』に寝返らそうとするのなら」
「大丈夫です。ヘンリエッタさんへの評価はそこまで高くないので。」
しらっと失礼なことを言ったルウエンをヘンリエッタは睨みつけた。
ふら。
と、ルウエンがよろけた。
手入れの悪い坂道の木の根が石ころにでもつまづいたような自然な仕草だった。
ヘンリエッタは、立ち尽くした。
彼女は、まさに斬撃を放とうとしていた。その軌道を、ルウエンのよろめいたかに見える動作が、避けたものだと。
アデルが笑って、ヘンリエッタの背中を叩いた。
「わたしは、別にルウエンが好きだからだけで、近くにいるわけじゃないんだ。
こいつは、弱っちいくせに、物凄く強いんだ。いま、ルウエンがかわさなかったら。」
ヘンリエッタの頭を抱え込んで、犬歯をむき出すようにして、笑いかける。
「おまえの剣が届くよりも早く、わたしがおまえを斬り伏せていた。よかったな、お互いのために。」
「ランドロン峡谷の橋が、壊されたのは、カザリームから当時の銀灰皇国へ、魔道列車で向かおうとする“黒の御方”と“災厄女神”の移動を遅延させるためのものだ。行ったのは、竜の一体。
方法は、ルウエンが指摘した通り、ブレスによるものだ。」
「集束できないブレスで、鉄橋が壊せるかな。」
「もちろん! わたしはブレスと言った。昔流にいえば、古竜と呼ばれている。知性をもった竜だ。」
「なんで、古竜がそんなことを!」
「邪神に誑かされたんだ。」
「ヴァルゴールは、そんなことしないっ!」
「かの大邪神さまは、わたしもよく知っているが、たしかにそんなことはしない。彼女じゃないよ。
当時、“黒の御方”と“災厄の女神”が敵対していた神々の集合体“世界の声”が行ったことだ。
その決戦の場として、銀灰皇国に向かっていたのだが、その到着を遅らせるために、鉄橋を破壊させたんだ。」
「その古竜は?」
「“黒の御方”と“災厄の女神”が倒した。しかし、あまりいいやり方じゃ無かった。街がひとつ吹き飛び、やつのブレスに巻き込まれて、ギムリウスのユニークが一体消滅した。ミイナ…ロウランも同じようになるはずだったんだが、“黒の御方”の停滞魔法が間に合った。
それから、おまえが助けてくれるまで、あの中に閉じ込められていたのだが。」
「古竜を相手に街中でしかけるなんて。
いや、リウとフィオリナの性格ならありえますけど。 ロウもギムリウスも止めなかったんですか?」
「わたしと、ギムリウスはカザリームに留守役を命じられた。」
ロウは、サングラスを取り出し、ストールで口元に覆った。
「連れていったのは、ドロシー、ロウラン、ギムリウスの創造物ディクックだ。あの二人を止めるには力不足だった。」
「待ってくれ。リウたちが、カザリームを立った時、きみやギムリウスが一緒だったのか?」
「うん。そうだ。おまえも参加したあのトーナメントのすぐ後だぞ。」
「それなのに、転移を使わずに、船と魔道列車の旅をしていた?」
「そうだよ。しかも一車両丸ごと借り切るような馬鹿な金の使い方をしてだな。」
ルーデウスが、泣きそうになっているのを見て、あわててロウは、補足した。
「まあ、貴族はしかたない。貴族が同じ車輌に乗っているだけでいやがるものもいるからなあ。わたしやロウランのように完全に人に紛れることが、出来ないものもいる。
いや、これは得意不得意の問題で、だから劣っているとか、そういうことではない。」
「ルーデウス閣下は、あんまり、親に恵まれなかったんだよ。それほど、残酷な性分ではなかったようだけど、代々受け継いだ呪いの量が多すぎた。
……
それはともかく」
ルウエンは、ロウの首に腕を回した。
顔は笑っているが、ロウはぞっとするものを感じて身を引こうと、もがいた。
「転移でカザリームに行かずに、のんびり、列車旅を楽しんだのは、あれか。
ふたりきりの時間が欲しかったからか。」
「た、だぶん、そう。」
ルウエンは、ジタバタするロウを話して、ため息をついた。
「さすがは、神様だ。」
鉄道公社は新しい路線を開通させてはいなかった。
大量に人と物資を運ぶ。
「鉄道」という交通機関は、西域、中原をひとつにまとめ、まったく新しい文明圏を誕生させるのではないか。
そんなふうに噂されていた。
ロウ=リンドは、大きく息を吐いて、急な階段を登り始めた。
石段は手入れが悪く、所々が崩れている。
チラリとルウエン少年を見やる。
「百驍将」ヘンリエッタをふくめ、全員が結構な「収納」持ちらしい。
何日もの野宿に必要な大荷物を、背負っているものは、一人もいなかった。
ルウエンは、うかない顔である。
前の晩に、アデルとそういうことになりそうになって、ならなかったため、アデルが結構、不機嫌なのだ。
話しかけたそうに、ロウをチラリと見たが、話しかけたら話しかけたで、それでまたアデルが気を悪くしないかと、考えているのだろう。
このまま、順調に登れば、昼までには山腹に通されたレールにたどり着くはずだ。
そこからは、道そのものが、ない。
いまは、廃線となったそのレールのあとをたどれば、最短でミルラクの村までたどりつけるはずだった。
「ルウエン!」
ロウは手招きをした。
細い一本道だ。少し距離をおいて、ロウの後ろを歩いていた少年は困った顔で、ロウとの間隔を詰めた。
「ここからのルートと……あと、『黒の御方』のやつらと出会ってしまったときの対応について、打ち合わせしたい。」
少年は、息をはずませてもいなかった。
アデルのように見るから、鍛えている訳では無いようであったが、悪路の旅には慣れているらしい。
「たしかにそれを聞きたかったんだ。
思いつくのは、かつての最北駅からの徒歩ルートですけど。
ここから、どうやって、ミルラクに向かうんだろう? 」
声は大きめ、だ。
こそこそ、内緒話をしたと思われてアデルがまた、へそを曲げるのを心配しているのだろう、と、ロウは思った。
「まず道の問題だが、この山の中腹には、魔道列車が、通って『いた』。」
「『いた』…いまは、廃線になった……てこと?」
「そういう事だな。」
ロウは、ルウレンの後ろを歩くアデルにも声が届くように、声を上げた。
「わたしとカザリームで別れてからどつしていた?」
「まあ、いろいろ。」
ルウレンは、ため息をひとつ。
「はるか彼方に飛ばされて、やっと戻ってこれた…って言ったら信じる?」
「もちろん! おまえみたいに人の不幸に首を突っ込みたがるヤツが、西域のこの惨状をほっておくとは思えない。」
ころころと、ロウ=リンドは笑った。
「では。かつてこの路線で起こった大事故のことは、知らないわけだな。」
「ええっ……あ、冒険者学校で教わったかも。」
「ランドロン峡谷の落下事故だよ。」
アデルが、背中から声をかけた。
「峡谷に掛けられた鉄橋が破壊されて、列車は、谷底に真っ逆さま。生存者なし。鉄道公社の歴史のなかでも最悪の大事故。その影響は、鉄道という異世界技術への信頼も損なわせ、以降、鉄道公社は、新しい路線の拡大をほぼ、ストップせざるを得なかった。」
「あ、追試を受けてたな。」
「こっちは、西域育ちじゃないんでね!
歴史とかは国それぞれで違うもんでしょ?」
ようやく、機嫌が直ったのか、いつも調子で話し始めたアデルとルウエンを、微笑ましげに、ロウは眺めた。
「それにしても。鉄道公社が作った陸橋がそんなに簡単に壊れるかな。」
と、ルウエンは首を傾げた。
「竜のブレスででもなればそうそう壊れないと思うんだけど。」
「それについては、真実の一端を教えてやれる。」
ロウは、振り返った。
「ヘンリエッタ!
おまえもきいておけ。これは『黒の御方』と『災厄の女神』にも関連している。」
「毀誉褒貶のはなはだしいお方ことは、お側に仕えるわたしもよく承知しております。」
ヘンリエッタは、どこか余裕のある笑みを浮かべた。
「もし、わたしを『城』に寝返らそうとするのなら」
「大丈夫です。ヘンリエッタさんへの評価はそこまで高くないので。」
しらっと失礼なことを言ったルウエンをヘンリエッタは睨みつけた。
ふら。
と、ルウエンがよろけた。
手入れの悪い坂道の木の根が石ころにでもつまづいたような自然な仕草だった。
ヘンリエッタは、立ち尽くした。
彼女は、まさに斬撃を放とうとしていた。その軌道を、ルウエンのよろめいたかに見える動作が、避けたものだと。
アデルが笑って、ヘンリエッタの背中を叩いた。
「わたしは、別にルウエンが好きだからだけで、近くにいるわけじゃないんだ。
こいつは、弱っちいくせに、物凄く強いんだ。いま、ルウエンがかわさなかったら。」
ヘンリエッタの頭を抱え込んで、犬歯をむき出すようにして、笑いかける。
「おまえの剣が届くよりも早く、わたしがおまえを斬り伏せていた。よかったな、お互いのために。」
「ランドロン峡谷の橋が、壊されたのは、カザリームから当時の銀灰皇国へ、魔道列車で向かおうとする“黒の御方”と“災厄女神”の移動を遅延させるためのものだ。行ったのは、竜の一体。
方法は、ルウエンが指摘した通り、ブレスによるものだ。」
「集束できないブレスで、鉄橋が壊せるかな。」
「もちろん! わたしはブレスと言った。昔流にいえば、古竜と呼ばれている。知性をもった竜だ。」
「なんで、古竜がそんなことを!」
「邪神に誑かされたんだ。」
「ヴァルゴールは、そんなことしないっ!」
「かの大邪神さまは、わたしもよく知っているが、たしかにそんなことはしない。彼女じゃないよ。
当時、“黒の御方”と“災厄の女神”が敵対していた神々の集合体“世界の声”が行ったことだ。
その決戦の場として、銀灰皇国に向かっていたのだが、その到着を遅らせるために、鉄橋を破壊させたんだ。」
「その古竜は?」
「“黒の御方”と“災厄の女神”が倒した。しかし、あまりいいやり方じゃ無かった。街がひとつ吹き飛び、やつのブレスに巻き込まれて、ギムリウスのユニークが一体消滅した。ミイナ…ロウランも同じようになるはずだったんだが、“黒の御方”の停滞魔法が間に合った。
それから、おまえが助けてくれるまで、あの中に閉じ込められていたのだが。」
「古竜を相手に街中でしかけるなんて。
いや、リウとフィオリナの性格ならありえますけど。 ロウもギムリウスも止めなかったんですか?」
「わたしと、ギムリウスはカザリームに留守役を命じられた。」
ロウは、サングラスを取り出し、ストールで口元に覆った。
「連れていったのは、ドロシー、ロウラン、ギムリウスの創造物ディクックだ。あの二人を止めるには力不足だった。」
「待ってくれ。リウたちが、カザリームを立った時、きみやギムリウスが一緒だったのか?」
「うん。そうだ。おまえも参加したあのトーナメントのすぐ後だぞ。」
「それなのに、転移を使わずに、船と魔道列車の旅をしていた?」
「そうだよ。しかも一車両丸ごと借り切るような馬鹿な金の使い方をしてだな。」
ルーデウスが、泣きそうになっているのを見て、あわててロウは、補足した。
「まあ、貴族はしかたない。貴族が同じ車輌に乗っているだけでいやがるものもいるからなあ。わたしやロウランのように完全に人に紛れることが、出来ないものもいる。
いや、これは得意不得意の問題で、だから劣っているとか、そういうことではない。」
「ルーデウス閣下は、あんまり、親に恵まれなかったんだよ。それほど、残酷な性分ではなかったようだけど、代々受け継いだ呪いの量が多すぎた。
……
それはともかく」
ルウエンは、ロウの首に腕を回した。
顔は笑っているが、ロウはぞっとするものを感じて身を引こうと、もがいた。
「転移でカザリームに行かずに、のんびり、列車旅を楽しんだのは、あれか。
ふたりきりの時間が欲しかったからか。」
「た、だぶん、そう。」
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