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第40話 御前試合
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「ハルトとは、けっこう小さなころからのつきあいなんだ。」
フィオリナは普段と変わらぬ口調で言う。
「一緒にいろんなところに出かけたり、学院にはいってからも勝手にいろいろな研究をしたりして遊んでいた。」
「なるほど」
としか、ルトは言いようがない。
二人の目の前には、玉座にしか見えない豪奢な椅子がおかれ、そこには先ほどの真祖吸血鬼とほぼ同じ面立ちの吸血鬼が、座っている。
黒のインバネスコートではなく、襟の高い天鵞絨の上着と血の赤色に金糸の刺繍を施したマントだ。
髪は短いものの、胸の膨らみから、女性であることがわかる。
目の前に立たされているフィオリナとルトを囲むように整列するのは、数百の人影。
赤光を放つ目と口元から除く牙。
全員が、吸血鬼だとするとこの軍団ははたして、何千、何万の人の軍に相当するのだろうか。
「いちばん、無茶な研究はなんだと思う?」
「さあ。
自分の口からドラゴンのブレスでも吐く研究ですか?」
「おしいな! それは別に口からでなくてもいいことに気がついてやめたんだ。
まあ。」
フィオリナはいやあなにやにや笑いを浮かべて、周りの吸血鬼たちを一瞥した。
「私的には、血を吸わせた吸血鬼を自分の隷属化におくことの研究だったと思う。」
「血を吸ったほうを隷属化におくんですか?」
「こちらが血を与えたんだ。返礼は受け取るべきだろう?
魔道の考えかたとしては間違っていない。求めるものを与えた代わりに対価を受け取る。」
公爵家令嬢の視線は、居並ぶ吸血鬼たちを石にかえた。
「ちなみに術式としては完成したよ。」
(でしたね。実践してはいませんが)
「話の前に試させてもらう。」
ビビりあがった配下にウンザリしたように、真祖は言った。
「いまの話の真偽か?」
「与太話はどうでもいい。」
「それはそうだ。
もし、本当なら吸血鬼そのものの存亡にかかわるからな。
本当に大事なことは真偽など確かめずにおくことだ。」
「ドルク!」
真祖の呼び掛けに、吸血鬼の列から一歩あゆみ出たものがいる。
身を包む鎧は、異国風の革と鎖帷子を多用した簡素なもの。
面貌に覆われ素顔はわからない。
腰に履くのは、反りを持つ片刃の剣。
異国では太刀と呼ばれる業物《わざもの》であった。
「おぬしらが、客人としてもてなすに値する存在か。
それを試させてもらう。
このモノは、剣技だけなら我らをもしのぐ。
倒せとは言わん。3合、打ち合えればお主たちを賓客として扱い、無事に地上へと帰すことを約束しよう。」
「恐れながら我が主よ。」
鎧武者は、軋るような声で言った。
「三合のうちにこのものたちを絶命させられねば、即刻我が命を召し上げたまえ。」
「試し!だぞ。ドルク!
わたしはこの者たちから地上の情報がほしいのだ。
生首になったあとに、聞くより、命あるものとして尋ねたほうが、往々にして有益な情報が得やすいからな。」
「ならば、我を指名されまするな。
我は二階層の断頭台。
我が前に、立つものは死骸となるか、主の下僕となることを誓うか、ふたつにひとつ。」
「つまり、死にたくなければ」
「喉を差し出せ。我が血の下僕となるがいい。」
このときのフィオリナの笑顔は、そう悪いものではない。
イキのいい敵《おともだち》も彼女は大好物なのだ。
笑顔のまま、襟を広げて白い喉を差し出した。
「どうぞ? ただし、くだんの隷属術式は展開している。わたしのブーツにキスをするのは、そっちになるよ?」
・・・・ロウ・リンド。
第二階層の階層主にして、不死のヴァンパイヤは、忙しく、配下のヴァンパイヤの群れを、フィオリナを、ルトに視線を送った。
だれか、この状況をなんとかしてくれないか、と。
彼女の忠実なる部下たちは、全員、視線をそらした。
フィオリナは挑発的に、襟を胸元までひろげて、ドルクをあざ笑っている。
「カッコつけたけど、あとの処理がぜんぜんうまくイカないところは、お姉さんとよく似ている。」
しかたなしにルトは、フィオリナをかばうように前に出た。
どちらかというと、助けたのは、ロウ・リンドに対してだったが、彼女はむっとしたような顔で、ルトを睨んだ。
「ぶ、無礼であろう。」
「言っておくけど、うちのお姫さまはけっこう、戦うのが大好きで、しかもものすごく強い。
たぶん、自分ひとりならここから切り抜けられると思ってるんじゃないかな。
のこのこ、ご招待に与ったのは、こちらも情報が欲しかったから。
つまり、順調に話がすすめば、ぼくらはウィンウィンの関係ってことだね。」
ロウ=リンドは、詐欺師を見る目で、ルトを見つめた。
ルトは、満面の笑みでそれに応える。
「順調に話をすすめるためには、フィオリナはこの鎧さんと三号打ち合わなくちゃならない。
でも、鎧さんは三号打ち合ううちに、相手を、つまりはフィオリナを殺す、と言っている。
しかも、三号打ち合っても、フィオリナを殺せなければ自分を殺せと。
・・・・困った方だよねえ。」
「・・・・忠義と剣の腕は、買っているのだが・・・・あとは・・・」
ため息をついて、こめかみを抑える真祖の姿に、ルトは心から同情した。
「…わかりました。フィオリナに代わって、ぼくが立ち合います!」
ドルクは、少し身をかがめた。
わずかな腰のひねりで鞘のうちから、撃ち出すように一撃を放つ。
異国の剣技で、それはイアイと呼ばれた。
ルトの目の前を斬撃が走り抜ける。
「・・・稚児の出る幕ではない。引っ込んでろ。」
ルトの笑みは変わらない。
いや、かえって深くなっただろうか。
心の底から楽しそうに。
「階層主さん?」
「真祖たるリンド伯爵である。敬称をつけるか、閣下と呼ぶように。」
「悪かった。リンド伯(妹)。」
「かっこ・・・・いもうと・・・」
「あなたの部下は、血に飢えた殺人鬼じゃなかった。
強いやつと戦いたいただの大馬鹿だ。」
「あ~~~」
ロウ・リンドは、ちょっとうれしそうに手を叩いた。
「そう、その通り。」
「ならば、まずは語る前に力を示さないと、ね。」
ルトの踏み込みは、決して早くはない。
少なくとも人間の移動できる速度を越えているわけでは、決して、ない。
だが、見えない。
踏み出す動作が。
その前兆となる視線の移動が、筋肉の緊張が、弛緩が。
まったく読めない。
太刀の柄を握るドルクの篭手をルトの手が抑えた。
抜けない。
ドルクの抜刀術が使えない。
下がるか。
振り払うか。
一瞬の動作の硬直をはたして、スキと呼ぶべきなのだろうか。
ルトの押す動作に合わせて、ドルクの身体がバランスを崩す。
だがドルクは人間ではない。
人を狩る側のものとして、すでに百余年の歳月を重ねている。
その技は達人を越え、魔力制御は、いかなる人間の魔導師をも超える。
押される力をそのまま、風におきかえ、受け流す。受け流しざまに身体を開いて、沈み込む動作のままに抜刀。
少年の身体を切り上げ
ようとした。
そのときには、ドルクの身体は半回転し、地面に叩きつけられている。
読まれていた!?
魔力を使ったベクトルの変化とその後の反撃まで。
叩きつけられはしたが、それは吸血鬼にとってダメージではない。
すぐさまに起き上がり、太刀を振りかぶる。
「やめよう。なかなかの業前だが、おまえには勝ち目はないよ。」
フィオリナが、肩をすくめてそういった。
「ふざけるな! こんなものダメージにはならん。
確かにその子どもは、なみなみならぬ使い手と見た。
だが、躱す技がいくら達者でも攻撃ができなければ、わしに勝つことはできん。」
「うん、言ってることは正しい。
でも、おまえはもう負けていると思うね。」
「バカを言え! わしはまだ一合もこいつと打ち合ってはおらん・・・・・」
ドルクはある事実に気づき、太刀をおろした。
「・・・け、剣をとれ・・・っ」
ルトは肩をすくめた。こういうところは似た主従だった。
「もともと、ぼくは剣士ではない。剣なんか使ってないし、そもそも持ってもいない。」
「で、では・・・・」
「そう、何時間戦おうが、打ち合いは発生しないし。三合どころか一合も起こらない。
まあ、いつかはぼくも疲れて、あなたの刀を食らうかもしれないけど、それはけっこう先の話になりそうだ。
それまで、あなたのプライドが保てれば、充分、勝機はあると思うよ?」
ルトは、軽く踏み出して、ドルクの鎧の胸のあたりをぽんと突いた。
「あと、あなたを滅ぼすのは無理でももうちょっと痛いダメージを通すことは、できるよ。」
「そこまで!」
ロウ・リンドが叫んだ。
自分の部下が追い詰められたにもかかわらず、明らかに彼女はほっとしていたし、ドルクもこんどは、主の意向に逆らおうとはしなかった。
「お主たちを我が客としてもてなすこととする。
クローディア公爵家令嬢フィオリナ、および・・・・・」
「駆け出し冒険者のルト、です。」
(そんな駆け出し冒険者がいてたまるかっ)
全員(含むフィオリナ)の心の声の合唱はルトにも聞こえたはずだったが、ルトは涼しい顔だった。
フィオリナは普段と変わらぬ口調で言う。
「一緒にいろんなところに出かけたり、学院にはいってからも勝手にいろいろな研究をしたりして遊んでいた。」
「なるほど」
としか、ルトは言いようがない。
二人の目の前には、玉座にしか見えない豪奢な椅子がおかれ、そこには先ほどの真祖吸血鬼とほぼ同じ面立ちの吸血鬼が、座っている。
黒のインバネスコートではなく、襟の高い天鵞絨の上着と血の赤色に金糸の刺繍を施したマントだ。
髪は短いものの、胸の膨らみから、女性であることがわかる。
目の前に立たされているフィオリナとルトを囲むように整列するのは、数百の人影。
赤光を放つ目と口元から除く牙。
全員が、吸血鬼だとするとこの軍団ははたして、何千、何万の人の軍に相当するのだろうか。
「いちばん、無茶な研究はなんだと思う?」
「さあ。
自分の口からドラゴンのブレスでも吐く研究ですか?」
「おしいな! それは別に口からでなくてもいいことに気がついてやめたんだ。
まあ。」
フィオリナはいやあなにやにや笑いを浮かべて、周りの吸血鬼たちを一瞥した。
「私的には、血を吸わせた吸血鬼を自分の隷属化におくことの研究だったと思う。」
「血を吸ったほうを隷属化におくんですか?」
「こちらが血を与えたんだ。返礼は受け取るべきだろう?
魔道の考えかたとしては間違っていない。求めるものを与えた代わりに対価を受け取る。」
公爵家令嬢の視線は、居並ぶ吸血鬼たちを石にかえた。
「ちなみに術式としては完成したよ。」
(でしたね。実践してはいませんが)
「話の前に試させてもらう。」
ビビりあがった配下にウンザリしたように、真祖は言った。
「いまの話の真偽か?」
「与太話はどうでもいい。」
「それはそうだ。
もし、本当なら吸血鬼そのものの存亡にかかわるからな。
本当に大事なことは真偽など確かめずにおくことだ。」
「ドルク!」
真祖の呼び掛けに、吸血鬼の列から一歩あゆみ出たものがいる。
身を包む鎧は、異国風の革と鎖帷子を多用した簡素なもの。
面貌に覆われ素顔はわからない。
腰に履くのは、反りを持つ片刃の剣。
異国では太刀と呼ばれる業物《わざもの》であった。
「おぬしらが、客人としてもてなすに値する存在か。
それを試させてもらう。
このモノは、剣技だけなら我らをもしのぐ。
倒せとは言わん。3合、打ち合えればお主たちを賓客として扱い、無事に地上へと帰すことを約束しよう。」
「恐れながら我が主よ。」
鎧武者は、軋るような声で言った。
「三合のうちにこのものたちを絶命させられねば、即刻我が命を召し上げたまえ。」
「試し!だぞ。ドルク!
わたしはこの者たちから地上の情報がほしいのだ。
生首になったあとに、聞くより、命あるものとして尋ねたほうが、往々にして有益な情報が得やすいからな。」
「ならば、我を指名されまするな。
我は二階層の断頭台。
我が前に、立つものは死骸となるか、主の下僕となることを誓うか、ふたつにひとつ。」
「つまり、死にたくなければ」
「喉を差し出せ。我が血の下僕となるがいい。」
このときのフィオリナの笑顔は、そう悪いものではない。
イキのいい敵《おともだち》も彼女は大好物なのだ。
笑顔のまま、襟を広げて白い喉を差し出した。
「どうぞ? ただし、くだんの隷属術式は展開している。わたしのブーツにキスをするのは、そっちになるよ?」
・・・・ロウ・リンド。
第二階層の階層主にして、不死のヴァンパイヤは、忙しく、配下のヴァンパイヤの群れを、フィオリナを、ルトに視線を送った。
だれか、この状況をなんとかしてくれないか、と。
彼女の忠実なる部下たちは、全員、視線をそらした。
フィオリナは挑発的に、襟を胸元までひろげて、ドルクをあざ笑っている。
「カッコつけたけど、あとの処理がぜんぜんうまくイカないところは、お姉さんとよく似ている。」
しかたなしにルトは、フィオリナをかばうように前に出た。
どちらかというと、助けたのは、ロウ・リンドに対してだったが、彼女はむっとしたような顔で、ルトを睨んだ。
「ぶ、無礼であろう。」
「言っておくけど、うちのお姫さまはけっこう、戦うのが大好きで、しかもものすごく強い。
たぶん、自分ひとりならここから切り抜けられると思ってるんじゃないかな。
のこのこ、ご招待に与ったのは、こちらも情報が欲しかったから。
つまり、順調に話がすすめば、ぼくらはウィンウィンの関係ってことだね。」
ロウ=リンドは、詐欺師を見る目で、ルトを見つめた。
ルトは、満面の笑みでそれに応える。
「順調に話をすすめるためには、フィオリナはこの鎧さんと三号打ち合わなくちゃならない。
でも、鎧さんは三号打ち合ううちに、相手を、つまりはフィオリナを殺す、と言っている。
しかも、三号打ち合っても、フィオリナを殺せなければ自分を殺せと。
・・・・困った方だよねえ。」
「・・・・忠義と剣の腕は、買っているのだが・・・・あとは・・・」
ため息をついて、こめかみを抑える真祖の姿に、ルトは心から同情した。
「…わかりました。フィオリナに代わって、ぼくが立ち合います!」
ドルクは、少し身をかがめた。
わずかな腰のひねりで鞘のうちから、撃ち出すように一撃を放つ。
異国の剣技で、それはイアイと呼ばれた。
ルトの目の前を斬撃が走り抜ける。
「・・・稚児の出る幕ではない。引っ込んでろ。」
ルトの笑みは変わらない。
いや、かえって深くなっただろうか。
心の底から楽しそうに。
「階層主さん?」
「真祖たるリンド伯爵である。敬称をつけるか、閣下と呼ぶように。」
「悪かった。リンド伯(妹)。」
「かっこ・・・・いもうと・・・」
「あなたの部下は、血に飢えた殺人鬼じゃなかった。
強いやつと戦いたいただの大馬鹿だ。」
「あ~~~」
ロウ・リンドは、ちょっとうれしそうに手を叩いた。
「そう、その通り。」
「ならば、まずは語る前に力を示さないと、ね。」
ルトの踏み込みは、決して早くはない。
少なくとも人間の移動できる速度を越えているわけでは、決して、ない。
だが、見えない。
踏み出す動作が。
その前兆となる視線の移動が、筋肉の緊張が、弛緩が。
まったく読めない。
太刀の柄を握るドルクの篭手をルトの手が抑えた。
抜けない。
ドルクの抜刀術が使えない。
下がるか。
振り払うか。
一瞬の動作の硬直をはたして、スキと呼ぶべきなのだろうか。
ルトの押す動作に合わせて、ドルクの身体がバランスを崩す。
だがドルクは人間ではない。
人を狩る側のものとして、すでに百余年の歳月を重ねている。
その技は達人を越え、魔力制御は、いかなる人間の魔導師をも超える。
押される力をそのまま、風におきかえ、受け流す。受け流しざまに身体を開いて、沈み込む動作のままに抜刀。
少年の身体を切り上げ
ようとした。
そのときには、ドルクの身体は半回転し、地面に叩きつけられている。
読まれていた!?
魔力を使ったベクトルの変化とその後の反撃まで。
叩きつけられはしたが、それは吸血鬼にとってダメージではない。
すぐさまに起き上がり、太刀を振りかぶる。
「やめよう。なかなかの業前だが、おまえには勝ち目はないよ。」
フィオリナが、肩をすくめてそういった。
「ふざけるな! こんなものダメージにはならん。
確かにその子どもは、なみなみならぬ使い手と見た。
だが、躱す技がいくら達者でも攻撃ができなければ、わしに勝つことはできん。」
「うん、言ってることは正しい。
でも、おまえはもう負けていると思うね。」
「バカを言え! わしはまだ一合もこいつと打ち合ってはおらん・・・・・」
ドルクはある事実に気づき、太刀をおろした。
「・・・け、剣をとれ・・・っ」
ルトは肩をすくめた。こういうところは似た主従だった。
「もともと、ぼくは剣士ではない。剣なんか使ってないし、そもそも持ってもいない。」
「で、では・・・・」
「そう、何時間戦おうが、打ち合いは発生しないし。三合どころか一合も起こらない。
まあ、いつかはぼくも疲れて、あなたの刀を食らうかもしれないけど、それはけっこう先の話になりそうだ。
それまで、あなたのプライドが保てれば、充分、勝機はあると思うよ?」
ルトは、軽く踏み出して、ドルクの鎧の胸のあたりをぽんと突いた。
「あと、あなたを滅ぼすのは無理でももうちょっと痛いダメージを通すことは、できるよ。」
「そこまで!」
ロウ・リンドが叫んだ。
自分の部下が追い詰められたにもかかわらず、明らかに彼女はほっとしていたし、ドルクもこんどは、主の意向に逆らおうとはしなかった。
「お主たちを我が客としてもてなすこととする。
クローディア公爵家令嬢フィオリナ、および・・・・・」
「駆け出し冒険者のルト、です。」
(そんな駆け出し冒険者がいてたまるかっ)
全員(含むフィオリナ)の心の声の合唱はルトにも聞こえたはずだったが、ルトは涼しい顔だった。
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