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第134話 決戦~1
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「やるな。」
アウデリアにそう言って、盾の魔族はニッと笑った。
ザザリの支配は相手を人形にしてしまうものではない。
強制力に応じて、思考は鈍るものの人格や記憶は抹消されない。この魔族は少なくとも武人ではあるようだった。
体に展開した力場は、それ自体に破壊力はないものの、彼の動きをサポートし、自在に向きや速度をコントロールできるようだ。
いまも、わずかな後退と前身を繰り返し、それに合わせて、盾で殴りつけてくる。
距離をとることも、押し返すことも難しい。細かな動きは、シールドバッシュと呼ぶにはあまりにも地味であったがそれだけに防ぎにくく、アウデリアほどの冒険者であっても、徐々にダメージを受けざるをえない。
「名を聞こうか、冒険者。」
何度目かの打撃を額でうけて、血まみれの顔になったアウデリアに、盾の魔族はそう尋ねた。
「アウデリア」
「おお、あの西域で名を馳せた冒険者、アウデリア殿か!」
ガツン。
盾の一撃がまた、入り、アウデリアを仰け反らせた。
「戦えて光栄だ。俺はゴルニウム伯爵の親衛隊、バルウブ。」
盾にしがみつくことで、続けざまの打撃を避けようとするアウデリアの腕から、肩から、煙が上がる。
顔をしかめて、僅かに後退したアウデリアに、再び盾が叩きつけられる。
「これは、魔族に伝わる大盾“氷壁のカザム”。名前とは裏腹に、熱攻撃が得意だ。盾としても物理、魔法、あらゆる攻撃を完全に、遮断する。」
膝をつくアウデリアに、バルウブは大きく振り上げた盾を、一気に振り下ろした。
苦しめる気は無い。
尊敬すべき敵として、自らが死んだことも分からぬうちに旅立たせてやろう。
手に伝わった感触は、間違いなく固いものが砕けたもの。
それがアウデリアの頭蓋骨だと信じて疑わないバルウブは、目の前の女の顔を見て、呆然と立ち尽くした。
叩きつけた盾から、アウデリアが顔を出している。つまり、それは。
彼女が頭突きで盾をぶち破ったことに他ならない。
血まみれの顔でアウデリアが笑う。
「結構、頑丈な盾、だ。
だが、私の頭の方が硬いのさ?
分かりやすいだろ?」
バルウブが、今度は自分から盾をひいて距離を取ろうとした。出来なかった。
アウデリアの頭が、盾にすっぽりハマりこんでいるのだから。
腹に受けた一撃は、胃の内容物をすべて吐き出させた。腹を抑えて、うずくまるバルウブをアウデリアが蹴球競技のボールのように蹴飛ばした。
展開した力場が霧散する。ごろごろと転がって制止したときには、バルウブはとうに意識を手放していた。
「まったく、やっかいな。」
斧を使って、盾からなんとか頭を抜いたアウデリアは、そうボヤいたが、やっかい、と言ったのはその事ではなかった。
「魔族どもを、正気に戻しながら戦えってことかい。
それには念入りに戦ってやるしかない。問答無用で倒しても、それでは相手に戦った感触が残らない。
ちゃんとやりあって、相手の力も充分に引き出してやったうえで、こいつにはとてもかなわない。
そんなやり方できっちり倒す。
しかも命は奪わない。」
アウデリアは、槍に黒い渦をまとわせながら、空を駆ける魔族の槍使いを眺めながら、ぼやいた。
「クロノには無理だ。あのヨウィスとかいう糸使いにも難しいだろう。
分体のみのギムリウスや、もともとの半分の力しかだせないロウにも無理だろう。
期待できるのはリアモンドとボルテック殿か・・・フィオリナはどうか。」
そこまで、言ってからどさりと腰をおろした。
額の出血は止まっていた。
「だが、魔族どもはそれでよくても、ザザリはどうする。同じ方法は通じないぞ。
あの者の動機が『愛』から出ているかぎり、ザザリは殺しても止まらん。」
言ってから、天を仰いだ。
「そうか。そうだったな。ハルト、だからなの、か。
これは笑える。」
ギムリウスの怪光線を、今度は槍の黒い渦巻きが上回った。
ぶざまに食らうようなことはなかったが、攻撃の威力で単純に相手が勝る以上、とりあえず、ギムリウスとしては回避に専念するしかない。
転移による接近戦で、呪剣グリムで切りかかるが、槍はもちろん接近戦でも強かった。
パニエの一本を砕かれ、後退しようとするギムリウスを、疾風の勢いで槍の魔族が追った。
「おまえの命は、ゴルニウム伯アゼルさまの親衛隊“神雷槍”のアズーがもらいうける。」
「交替転移!」
いや“交換転移”だろっ!
交替ってなんだよ。
転移によって、槍の真正面に立たされたクロノの聖剣が、輝く。
突然、相手が切り替わったことにとまどいながらも、螺旋のエネルギーをまとった魔槍の勢いは止まらない。
瞬き!
場所が空中であっても、空を足場に瞬きは使える。螺旋の魔力に脇腹を削られながらも、致命傷は逃れたクロノの一撃を、槍の魔族アズーはやすやすとかわした。
回した槍がそのまま、空間に渦を作り出し、クロノを巻き込む。
「交替転移!」
だから「交替」って!
ぼやくクロノは、地上にいる。
槍の生み出したエネルギーの渦にまきこまれたギムリウスが、キリモミしながら怪光線を放つ。
アズーが槍をふるってそれを弾き返す。
「交替転移!」
再び、クロノはアズーの目の前だ。今度は多少、心の準備は出来ている。
振り下ろした聖剣は、破邪の衝撃を生み、アズーは槍をたててこれを防いた。
瞬き!一気に距離をつめて、下方から切り上げる・・・・槍でさばこうとしたアズーを、ギムリウスの怪光線がとらえた。
燃え上がりながらそれでも、槍から螺旋のエネルギーを放つ。
そこに聖剣の一閃。
“これもかわすのかっ”
魔素による強化。付与魔法による底上げ。
いろいろあるにせよ、魔族のひとりが、勇者と神獣を相手に、互角以上戦っている。
千年前の絶望の時代をクロノは思い出す。
だが。
「そこでドーーーーん!」
虚空から現れた巨大な蜘蛛の脚が、アズーを地面に叩き落とした。技も魔力もない。単純な質量のもたら絶望的なその威力。
ギムリウスの「本体」である。
クロノは笑った。
地面に叩きつけられたアズーはピクリとも動かない。
クロノは、そのまま落ちたらヤバい高さの空中にいたが、それでも笑った。
これが神獣。これが階層主。
リアモンドは人の姿に戻った。
悠然と歩みをすすめるリアモンドの前に、黒衣の男が湧き上がる。
「どけ。暗殺者風情にようなない。」
「ゴルニウム伯アゼル親衛隊副長“現身”ヤランガ、という。」
顔を覆った布をはずした男の顔はリアモンドのそれ、だった。
「すばらしいね。これが神竜か。神すら屠る神竜をわたしが葬るのだ。名誉に感じている。」
「姿と能力をコピーできるのか?」
リアモンドは笑った。
「なぜ、この面子のなかでわたしを選んだ?」
「おまえが一番の強者だからだ。」
「買いかぶりすぎだな。」
リアモンドの笑いは「苦笑」に近い。
「いや、間違いだとしても、面白い。どの程度わたしをコピーできたのかわからんが、自分自身と戦うのははじめてでな。
楽しませてもらおう。」
アウデリアにそう言って、盾の魔族はニッと笑った。
ザザリの支配は相手を人形にしてしまうものではない。
強制力に応じて、思考は鈍るものの人格や記憶は抹消されない。この魔族は少なくとも武人ではあるようだった。
体に展開した力場は、それ自体に破壊力はないものの、彼の動きをサポートし、自在に向きや速度をコントロールできるようだ。
いまも、わずかな後退と前身を繰り返し、それに合わせて、盾で殴りつけてくる。
距離をとることも、押し返すことも難しい。細かな動きは、シールドバッシュと呼ぶにはあまりにも地味であったがそれだけに防ぎにくく、アウデリアほどの冒険者であっても、徐々にダメージを受けざるをえない。
「名を聞こうか、冒険者。」
何度目かの打撃を額でうけて、血まみれの顔になったアウデリアに、盾の魔族はそう尋ねた。
「アウデリア」
「おお、あの西域で名を馳せた冒険者、アウデリア殿か!」
ガツン。
盾の一撃がまた、入り、アウデリアを仰け反らせた。
「戦えて光栄だ。俺はゴルニウム伯爵の親衛隊、バルウブ。」
盾にしがみつくことで、続けざまの打撃を避けようとするアウデリアの腕から、肩から、煙が上がる。
顔をしかめて、僅かに後退したアウデリアに、再び盾が叩きつけられる。
「これは、魔族に伝わる大盾“氷壁のカザム”。名前とは裏腹に、熱攻撃が得意だ。盾としても物理、魔法、あらゆる攻撃を完全に、遮断する。」
膝をつくアウデリアに、バルウブは大きく振り上げた盾を、一気に振り下ろした。
苦しめる気は無い。
尊敬すべき敵として、自らが死んだことも分からぬうちに旅立たせてやろう。
手に伝わった感触は、間違いなく固いものが砕けたもの。
それがアウデリアの頭蓋骨だと信じて疑わないバルウブは、目の前の女の顔を見て、呆然と立ち尽くした。
叩きつけた盾から、アウデリアが顔を出している。つまり、それは。
彼女が頭突きで盾をぶち破ったことに他ならない。
血まみれの顔でアウデリアが笑う。
「結構、頑丈な盾、だ。
だが、私の頭の方が硬いのさ?
分かりやすいだろ?」
バルウブが、今度は自分から盾をひいて距離を取ろうとした。出来なかった。
アウデリアの頭が、盾にすっぽりハマりこんでいるのだから。
腹に受けた一撃は、胃の内容物をすべて吐き出させた。腹を抑えて、うずくまるバルウブをアウデリアが蹴球競技のボールのように蹴飛ばした。
展開した力場が霧散する。ごろごろと転がって制止したときには、バルウブはとうに意識を手放していた。
「まったく、やっかいな。」
斧を使って、盾からなんとか頭を抜いたアウデリアは、そうボヤいたが、やっかい、と言ったのはその事ではなかった。
「魔族どもを、正気に戻しながら戦えってことかい。
それには念入りに戦ってやるしかない。問答無用で倒しても、それでは相手に戦った感触が残らない。
ちゃんとやりあって、相手の力も充分に引き出してやったうえで、こいつにはとてもかなわない。
そんなやり方できっちり倒す。
しかも命は奪わない。」
アウデリアは、槍に黒い渦をまとわせながら、空を駆ける魔族の槍使いを眺めながら、ぼやいた。
「クロノには無理だ。あのヨウィスとかいう糸使いにも難しいだろう。
分体のみのギムリウスや、もともとの半分の力しかだせないロウにも無理だろう。
期待できるのはリアモンドとボルテック殿か・・・フィオリナはどうか。」
そこまで、言ってからどさりと腰をおろした。
額の出血は止まっていた。
「だが、魔族どもはそれでよくても、ザザリはどうする。同じ方法は通じないぞ。
あの者の動機が『愛』から出ているかぎり、ザザリは殺しても止まらん。」
言ってから、天を仰いだ。
「そうか。そうだったな。ハルト、だからなの、か。
これは笑える。」
ギムリウスの怪光線を、今度は槍の黒い渦巻きが上回った。
ぶざまに食らうようなことはなかったが、攻撃の威力で単純に相手が勝る以上、とりあえず、ギムリウスとしては回避に専念するしかない。
転移による接近戦で、呪剣グリムで切りかかるが、槍はもちろん接近戦でも強かった。
パニエの一本を砕かれ、後退しようとするギムリウスを、疾風の勢いで槍の魔族が追った。
「おまえの命は、ゴルニウム伯アゼルさまの親衛隊“神雷槍”のアズーがもらいうける。」
「交替転移!」
いや“交換転移”だろっ!
交替ってなんだよ。
転移によって、槍の真正面に立たされたクロノの聖剣が、輝く。
突然、相手が切り替わったことにとまどいながらも、螺旋のエネルギーをまとった魔槍の勢いは止まらない。
瞬き!
場所が空中であっても、空を足場に瞬きは使える。螺旋の魔力に脇腹を削られながらも、致命傷は逃れたクロノの一撃を、槍の魔族アズーはやすやすとかわした。
回した槍がそのまま、空間に渦を作り出し、クロノを巻き込む。
「交替転移!」
だから「交替」って!
ぼやくクロノは、地上にいる。
槍の生み出したエネルギーの渦にまきこまれたギムリウスが、キリモミしながら怪光線を放つ。
アズーが槍をふるってそれを弾き返す。
「交替転移!」
再び、クロノはアズーの目の前だ。今度は多少、心の準備は出来ている。
振り下ろした聖剣は、破邪の衝撃を生み、アズーは槍をたててこれを防いた。
瞬き!一気に距離をつめて、下方から切り上げる・・・・槍でさばこうとしたアズーを、ギムリウスの怪光線がとらえた。
燃え上がりながらそれでも、槍から螺旋のエネルギーを放つ。
そこに聖剣の一閃。
“これもかわすのかっ”
魔素による強化。付与魔法による底上げ。
いろいろあるにせよ、魔族のひとりが、勇者と神獣を相手に、互角以上戦っている。
千年前の絶望の時代をクロノは思い出す。
だが。
「そこでドーーーーん!」
虚空から現れた巨大な蜘蛛の脚が、アズーを地面に叩き落とした。技も魔力もない。単純な質量のもたら絶望的なその威力。
ギムリウスの「本体」である。
クロノは笑った。
地面に叩きつけられたアズーはピクリとも動かない。
クロノは、そのまま落ちたらヤバい高さの空中にいたが、それでも笑った。
これが神獣。これが階層主。
リアモンドは人の姿に戻った。
悠然と歩みをすすめるリアモンドの前に、黒衣の男が湧き上がる。
「どけ。暗殺者風情にようなない。」
「ゴルニウム伯アゼル親衛隊副長“現身”ヤランガ、という。」
顔を覆った布をはずした男の顔はリアモンドのそれ、だった。
「すばらしいね。これが神竜か。神すら屠る神竜をわたしが葬るのだ。名誉に感じている。」
「姿と能力をコピーできるのか?」
リアモンドは笑った。
「なぜ、この面子のなかでわたしを選んだ?」
「おまえが一番の強者だからだ。」
「買いかぶりすぎだな。」
リアモンドの笑いは「苦笑」に近い。
「いや、間違いだとしても、面白い。どの程度わたしをコピーできたのかわからんが、自分自身と戦うのははじめてでな。
楽しませてもらおう。」
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