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シーズン7
第1話「龍郎の怠慢」
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龍郎「暇だな」
龍冷「暇なら飛べば?」
龍郎「なんで飛ばなきゃいけないの?」
龍冷「ドラゴンだからね」
龍郎「ドラゴンだと飛ばなきゃいけないって誰が決めたんです?」
龍冷「それは…」
龍郎「誰も決めてないでしょ?」
「勝手にそうなっただけなのにそれを私に強制するのはいかがなものかと」
そこへ拓弥将軍がやってきた
拓弥将軍「ドラゴンは飛んだほうがいいですぞ」
龍郎「拓弥将軍に何がわかる」
「ただの人間なのに」
拓弥将軍「ただの人間で悪かったな!」
龍冷「確かに私も疑問なんだよね」
「なんで人間が兄上の教育係を命じられてるんだろう?」
拓弥将軍「そんなの私にわかるわけないじゃないか!」
「私はただ龍陽様に命じられただけなんだから」
龍冷「なんで父上も人間に兄上の教育を命じたんです?」
龍陽「拓弥将軍が自分はただの人間ではない」
「自分はドラゴンのことがよくわかる」
「と言ったから」
龍冷「そうなのか?」
「拓弥将軍」
拓弥将軍「そうだよ」
龍冷「なんでドラゴンのことに詳しいんです?」
拓弥将軍「この本のおかげさ」
龍冷「ドラゴンについて…」
「なんですこの本は」
拓弥将軍「題名どおりさ」
龍冷「なんでこんな本を拓弥将軍が?」
拓弥将軍「それは私にはわからない」
「私の一族に代々伝わる書物だからだれが書いたかまでは…」
龍冷「なんでそんなものが代々伝わっているんだ…」
拓弥将軍「そんなのはわからないよ」
「私の先祖の誰かがドラゴン星に行ったことがあるのでは?」
龍冷「拓弥将軍と同じ人間がドラゴン星に?」
「何の目的で?」
拓弥将軍「そんなのわからないよ」
「過去に行けるわけじゃないからね」
龍冷「それはそうだけど…」
「でも気になるな…」
拓弥将軍「そんなの気にしなくていいんだぜ」
「龍郎様を飛ばすことに重点を置かないと」
龍冷「それもそうだな」
「というわけだ」
「兄上は飛ばなければならない」
龍郎「そんな…」
「別に飛ばなくてもいいよね…?」
龍冷「だめです」
拓弥将軍「だめです」
龍陽「だめに決まってるだろう」
龍郎「そんな…」
「いやだ…(がたがた)」
龍陽「でもやらなきゃいけないんだ」
龍郎「そんな…(がたがた)」
龍陽「さぁ飛べ!」
龍郎「父上…!」
「なんでそんなことを…」
「でも飛ばないからな」
龍冷「飛べよ!」
龍郎「はぁはぁ…」
「いやだ…」
「だが…」
「それ!」
龍郎はついに飛んだ
続く
龍冷「暇なら飛べば?」
龍郎「なんで飛ばなきゃいけないの?」
龍冷「ドラゴンだからね」
龍郎「ドラゴンだと飛ばなきゃいけないって誰が決めたんです?」
龍冷「それは…」
龍郎「誰も決めてないでしょ?」
「勝手にそうなっただけなのにそれを私に強制するのはいかがなものかと」
そこへ拓弥将軍がやってきた
拓弥将軍「ドラゴンは飛んだほうがいいですぞ」
龍郎「拓弥将軍に何がわかる」
「ただの人間なのに」
拓弥将軍「ただの人間で悪かったな!」
龍冷「確かに私も疑問なんだよね」
「なんで人間が兄上の教育係を命じられてるんだろう?」
拓弥将軍「そんなの私にわかるわけないじゃないか!」
「私はただ龍陽様に命じられただけなんだから」
龍冷「なんで父上も人間に兄上の教育を命じたんです?」
龍陽「拓弥将軍が自分はただの人間ではない」
「自分はドラゴンのことがよくわかる」
「と言ったから」
龍冷「そうなのか?」
「拓弥将軍」
拓弥将軍「そうだよ」
龍冷「なんでドラゴンのことに詳しいんです?」
拓弥将軍「この本のおかげさ」
龍冷「ドラゴンについて…」
「なんですこの本は」
拓弥将軍「題名どおりさ」
龍冷「なんでこんな本を拓弥将軍が?」
拓弥将軍「それは私にはわからない」
「私の一族に代々伝わる書物だからだれが書いたかまでは…」
龍冷「なんでそんなものが代々伝わっているんだ…」
拓弥将軍「そんなのはわからないよ」
「私の先祖の誰かがドラゴン星に行ったことがあるのでは?」
龍冷「拓弥将軍と同じ人間がドラゴン星に?」
「何の目的で?」
拓弥将軍「そんなのわからないよ」
「過去に行けるわけじゃないからね」
龍冷「それはそうだけど…」
「でも気になるな…」
拓弥将軍「そんなの気にしなくていいんだぜ」
「龍郎様を飛ばすことに重点を置かないと」
龍冷「それもそうだな」
「というわけだ」
「兄上は飛ばなければならない」
龍郎「そんな…」
「別に飛ばなくてもいいよね…?」
龍冷「だめです」
拓弥将軍「だめです」
龍陽「だめに決まってるだろう」
龍郎「そんな…」
「いやだ…(がたがた)」
龍陽「でもやらなきゃいけないんだ」
龍郎「そんな…(がたがた)」
龍陽「さぁ飛べ!」
龍郎「父上…!」
「なんでそんなことを…」
「でも飛ばないからな」
龍冷「飛べよ!」
龍郎「はぁはぁ…」
「いやだ…」
「だが…」
「それ!」
龍郎はついに飛んだ
続く
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