龍郎伝説

ハムスター大好き

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シーズン6

最終話「後始末」

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前回のあらすじ
龍郎は拓弥将軍を処刑してしまった

龍陽「そんなことが…」
  「これは拓弥将軍も悪いな」
  「しかし龍郎にそんな力があったのか…」
  「私でもそこまでの火の塊は出したことはなかったからな…」
龍郎「そうなんですか?」
龍陽「最終兵器として「オーバーフルフレイム」があるのは知っているな?」
龍郎「父上が編み出した技ですよね?」
龍陽「そうだ」
  「私の父は雷属性だったからな」
龍郎「おじいさんって雷属性だったの?」
龍陽「そうだ」
  「その片鱗が龍冷にも表れているだろう?」
龍冷「確かに私は雷属性ですが…」
  「だったら龍見の氷属性はいったいどこから?」
龍陽「それがわからんのだな」
  「なぜ氷属性が…」
龍冷「先祖の誰かが氷属性だったのでは?」
龍陽「そうかもしれないけどそれはわからないな…」
  「なぜか家系図には龍階までしか記載されていないからな」
龍冷「龍階って?」
龍陽「私の父さんだよ」
龍冷「私たちからすればおじい様ですね」
龍陽「まあそうだな」
  「それが雷属性なのになぜ…」
龍冷「まあいいじゃないですか」
龍陽「それもそうだな」
  「しかしまさかそこまで怒っていたんだ…」
龍郎「そりゃ飛ばされたらね」
  「誰でも怒りますよ」
  「そんなことより疲れた…」
龍陽「そりゃあれだけのことがあったらな」
  「じゃあお休み」

こうして平和に過ごすのだった

END
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