59 / 193
第二章シャーカ王国
58初めての依頼
しおりを挟むピョピョピョ
「無限様、蒼花様起きてください朝ですよ」
「ん~……おはようゾディア」
無限はゾディアの声で目が覚め少し寝ぼけいるが起き上がった。
「おはようございます」
「ん~~」
「蒼花、朝だぞ」
「…………ん…………おはよう無限」
「おはよう蒼花」
俺は隣で寝ていた蒼花を起こすと蒼花はまだ眠たそうな顔で俺におはようと言ってきた。
可愛いいな///。
「朝食の準備が終わっていますのでお二人は着替えて来てください」
「わかった」
「うん」
無限と蒼花は直ぐに着替え降りるとゾディアとキュンが待っていた。
「おはようございます。無限様、蒼花様」
「おはようキュン」
「おはよう、キュン、ゾディア」
テーブルには朝食の準備がしてあった。
「美味しそうだな」
「これゾディアが作ったの?」
「そうなんですよ私も起きた時、料理の手際が良くてビックリしました」
「これぐらい対したことはありません」
因みにテーブルにあったのはクロワッサン、スクランブルエッグ、ベーコン、レタスサラダ(シーザードレッシング)だった。
「じゃ揃ったことだし」
「「「「いただきます」」」」
ゾディアが作った朝食を皆んなで仲良く食べた後片付けて冒険者ギルドに向かった。
冒険者ギルド
ガヤガヤガヤ
無限達が冒険者ギルドに着くとギルド内は朝から賑わっていた。
「さて、依頼が何かあるかな?」
俺達は依頼の紙が張ってあるボードをみると殆どランクFランクとEランクの依頼だけで高ランクの依頼は二つくらいしかなかった。
「無限どれにする?」
「どれも低いランクばかりですね」
「Dランクは無いとは」
「別に最初の依頼は低くていいだろ…………これにするか」
ビラ
俺は一枚の依頼の紙を取った。内容は薬草採取である。
「薬草採取?」
「確かに最初にしてはいいかもしれませんね」
「私は構いませんよ」
「よし、確か受付の人に持っていって受理してもらえばいいんだったな」
無限達は依頼の紙を受付に持っていくと受付にはミワさんが座っていた。
「ミワさんおはようございます」
「おはようございますミワさん」
「おはようございます」
「おはようございます」
「ムゲンさん、アオカさん、キュンさん、ゾディアさんおはようございます」
「この依頼を受けたいんですが」
俺はミワさんに依頼の紙を渡すとミワは受け取り内容を確認していた。
「はい、わかりました薬草採取ですね。え~薬草はヒーリング草とリカバリー草を十個ですね」
「あの見本とかありますか?」
「はいありますよ」
蒼花の質問にミワは直ぐ様薬草の見本を用意をした。
「こちらが薬草の見本になります。こちらの濃い緑色に小さい黄色い花が咲いているのがヒーリング草で薄緑色に桃色の小さい花が咲いているのがリカバリー草です」
「成る程わかりやすいな」
「これなら直ぐに見つかるね」
「ですがこれに似た毒草もありますのでご注意を」
「よし、行くか」
「うん」
「わかりました」
「御意に」
無限達はギルドを後にして国の外に広がっている草原にやってきていた。
「さ~て数はそれぞれ十個だったな」
「その通りでございます」
「けど無限なら直ぐに見つけられるでしょ」
「そうですよ無限様の魔法を使えば直ぐですからね」
「まぁな…全体マップ、探知ヒーリング草、ヒアリング草」
俺は全体マップを開き更にヒーリング草とヒアリング草を見つけるために探知を発動させた。
「さて、見つけた」
「どれくらいあるの?」
「全部で50だな」
「全部採りますか?」
「それは流石にやめておいた方がよろしいかと」
「ゾディアなんで?」
「薬草は採りすぎると種が落ちずまたこの場所には生えてきませんですから少しは残すのです」
「…………どの世界でも自然の摂理は同じか…………なら依頼の内容どうりで十個ずつ採取して戻るか」
「そうだね」
俺達はヒーリング草とヒアリング草を採取を始めた。
「そう言えばよヒーリング草とヒアリング草って薬の材料に使うて書いてあったが具体的にはどうやって作るんだ?」
「私達魔法で傷とか治していたから気にしてなかったけど作り方気になる」
「私達薬とか作れませんからね」
「なら私がご説明致します」
するとゾディアが回復薬について作り方の説明をしてくれた。
[ゾディアによるポーション講座]
「まず回復薬の作り方です」
1ヒーリング草を細かくすりつぶして水を入れ小さい釜で煮込みます。
2煮込んでいる時にゆっくりと中火で混ぜながら魔力を注ぎます。
3煮込み色が綺麗な緑色になればそれを冷ましてビンにいれたら完成。
「次に解毒薬の作り方です」
1ヒアリング草を水につけて置きます。
2数分したら色が深緑色になりそこから小さい釜で弱火で煮込んでいきます。
3ゆっくりと混ぜながら魔力を注ぎ色が更に濃くなったら冷ましてビンにいれたら完成。
〔講座 終〕
「以上が回復薬と解毒薬の作り方になります」
「やっぱり薬草によって作り方が異なるな」
「はい、ですがこれを覚えておけば中位と高位の回復薬が作れます」
「何が違うの?」
「魔力の量によって変わります」
「つまり魔力を込めれば込めるだけ高位の回復薬草さが作れるってことですか」
「その通りでございますですがその技術は繊細が伴われます」
面倒だな流石に料理をすると考えれば楽になるが薬の調合は俺は苦手だ…………まぁ~俺自然魔法で解毒や呪いを消す魔法があるからなんとかなるな…………一様知識として覚えておくか。
「無限、十個ずつ採れたよ」
「よし、かえ…………!」
「無限様」
「わかっている…………五体だな」
俺は直ぐ様近くの森から気配を感じ先頭体制をとった。
「魔狼…………いやその奥に厄介なのがいますね」
「追われている?」
「……来るぞ」
「ガァァァァァ!!」
森から魔狼四体と奥から真っ赤なたてがみをしている虎が現れた。
「あれは魔虎……いやファイヤータイガーですね」
「あ~魔虎の中位種か」
「ガァァァァァ!!」
「「「「キァウン!!」」」」
ファイヤータイガーは魔狼を四体を倒すとこちらに目を向けてきた。
「…………こっち向いてますね」
「多分ですがこちらに狙いを定めたかと」
「…無限どうする倒する?」
ザッ!
「無限?」
「少し下がってろ」
俺は全員の前に出てアイテムボックス倶利伽羅剣・無極を装備した。
ボォォォォ!!!
「ガァァァァァ!!」
「炎か…………相手が悪かったな水、清流波紋」
ザザザザザザ
ファイヤータイガーは全身を炎に纏わせながら向かってきた。無限はそれに対して剣で清水の斬撃飛ばしファイヤータイガーの体に当たるとそれが反響を及ぼし全身に水の斬撃が襲う。
「ガァァァァ…………」
バタン!
「ふぅ~終わり」
「流石無限」
「お見事」
「当然ですね」
「さて、これも持って帰って冒険者ギルドで買い取ってもらうか」
「そうですね」
無限達はファイヤータイガーを回収して国に戻った。
「しかしこの辺にファイヤータイガーとは珍しいですね……」
続く
271
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
異世界へ転生した俺が最強のコピペ野郎になる件
おおりく
ファンタジー
高校生の桜木 悠人は、不慮の事故で命を落とすが、神のミスにより異世界『テラ・ルクス』で第二の生を得る。彼に与えられたスキルは、他者の能力を模倣する『コピーキャット』。
最初は最弱だった悠人だが、光・闇・炎・氷の属性と、防御・知識・物理の能力を次々とコピーし、誰も成し得なかった多重複合スキルを使いこなす究極のチートへと進化する!
しかし、その異常な強さは、悠人を巡る三人の美少女たちの激しい争奪戦を引き起こすことになる。
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。
絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。
一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。
無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!
催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~
山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。
与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。
そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。
「──誰か、養ってくれない?」
この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。
第2の人生は、『男』が希少種の世界で
赤金武蔵
ファンタジー
日本の高校生、久我一颯(くがいぶき)は、気が付くと見知らぬ土地で、女山賊たちから貞操を奪われる危機に直面していた。
あと一歩で襲われかけた、その時。白銀の鎧を纏った女騎士・ミューレンに救われる。
ミューレンの話から、この世界は地球ではなく、別の世界だということを知る。
しかも──『男』という存在が、超希少な世界だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる