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第二章シャーカ王国
70Sランク冒険者
しおりを挟む「さてと後処理するか光、聖なる癒し、自然、楽園の花園」
俺はハジン達に向かって回復魔法をかけた。
いくら蒼花達を馬鹿にした相手とはいえ流石やりすぎたかもしれんがこいつらにとってはいい薬なったかもな。
「ムゲンさん!」
「おおラテス」
俺が全員を回復させていると遠くから俺の戦いを見ていたラテスが俺に近づいてきた。
「今何をしているんですか?」
「こいつら治療だか?」
「…………何故治療しているんですか?」
「こいつらはムカつく奴らだがこのまましとくのも悪いからな」
本当は破岩砂漠と獄摩葬の後処理なんだけどなそのままにしておくとヤバイことになるからな。
ヤバイ事1
破岩砂漠の効果を知らない城の人が誤って触ってしまうと全身干からびてしまう為。
ヤバイ事2
クラマに攻撃した獄摩葬はそのままにしとくと地獄の苦しみで死んでしまうからしかも今回の場合十の斬撃を一つに圧縮して放った為普通の威力と苦しみも十倍になる。
「そうですか…………」
ラテスは俺が兄貴達を治療していることに少し不満な表情をしていた。
「ラテス、兄貴達の事が嫌いなのはわかるだがそれはいい、嫌いなら嫌いなりにどうやってコイツらを見返すかその努力をするかが大事だ」
「ですが私は…………」
こいつ兄貴達のせいで少し自分に自信が無いか………少し自信をつけてやるか。
「お前はこいつらよりも強くなれる」
「えっ!?」
「これで終わりと」
無限は全員の治療を終え蒼花達のところに向かおうとした。
「少しは自分を信じてみろお前には無限の可能性があるからよ」
「……えっ!?」
「お前らお待たせ」
「無限お疲れ」
「お疲れ様です無限様」
「お疲れ様です」
「いや~疲れた今日は宿に帰って寝てぇな」
「今日は私が料理つくるね」
「それは楽しみだな」
(あれ程の実力…………私の刀に無限殿は何故軽いと言われたのか……わからない)
「ツバキ?」
無限達は楽しそうにはなしている中ツバキ少し離れたところで無限達を見ながら悩んでいた。
???「あら~これはどうゆう状況かしら」
???「ハハハ! クラマ気絶させられてるじゃん!」
???「…………」
「「「「!!!」」」」
俺達は何処からか声が聞こえ後ろを振り向くとハジン達に謎の三人が歩いてきていた。
「まったく何があったのかしらね?」
「お~い大丈夫か?」
「……気絶しているだけだ多分先程手合わせと聞いていた……手合わせした相手に負けたんだろ」
「あらそうなの?まったく美しさが足りないから負けたのよ~」
「そう言うなよハハハ」
「…どうでもいい」
「なんか濃い奴らがきたな…………」
「そうだね…………」
「…えぇ」
「・・・あの桃色の髪の方女性の服を着てますが男性ですよね」
「ゾディア…………それは多分言っちゃダメなやつかもしれないぞ言ったら…………素に戻るぞ」
「…そうですね」
ハジン達の近くにやってきたのは一人桃色のロングヘアーに真っ赤な紳士服にマントを着た…………女性、
二人目は小柄で髪が銀髪の短髪に黒いマフラーに黒紫色のローブを着た男、
三人目は黄緑の髪に深緑の和洋の服装をした無表情か男が立っていた。
「あの人達は!」
「ラテス知っているのか?」
「彼らはこのシャーカ王国のS冒険者の一人スポフさんその仲間のリョウさん、ロックさんです」
「あれがこの国のSランク冒険者か」
「はい、そしてスポフさんはハジン兄さんをリョウさんはクラマ兄さんを鍛えている人達なんです」
ほ~ハジンとクラマはあの冒険者達に鍛えて貰ったのか…………あの三人結構強いな。
無限が色々考えているとスポフ達が無限達に気づきこちらにゆらりと歩いてきた。
「あら、こんにちは」
「どうも」
「こんにちは」
「見ない顔ね冒険者??」
「今回ダイヤモンドスネークを倒した者だ」
「あらそうなの、私Sランク冒険者のスポフよ
よろしくね」
「不動無限だ」
「中野蒼花です」
「キュンといいます」
「ゾディアと申します」
「あら?珍しい名前ね異国の人かしら」
「嗚呼、そうだ」
俺達全員自己紹介を終えるとスポフはツバキがいることに気がついた。
「あら、ツバキちゃんじゃないの」
「スポフ殿こんにちは!」
「なんで貴方がここに?」
「ダイヤモンドスネークの討伐に協力したのでここにいます」
「そうなの、頑張ったのね」
「ありがとうございます」
「お~いスポフこいつら運ぶの手伝ってよ」
「…頼む」
「もう~仕方ないわねじゃ、また今度ね~」
スポフは仲間に呼ばれ俺達の所から離れていった。
「あれがSランク冒険者なんか雰囲気はありましたね」
「そのようですね」
「ツバキはスポフさんと顔見知りなの?」
「はい!何度か一緒に依頼をこなしたことがあるんです」
「なぁ、ラテス一つ聞きたいことがある」
「何ですかムゲンさん?」
「この国のSランク冒険者はあのスポフだけなのか?」
「いえ、確か後二人います。けど一人は神聖キリス共和国の方に行ってもう一人は依頼で遠くにいると聞いていますね」
「…………そうか」
あの神聖キリス共和国が勇者達を強くさせるためにSランク冒険者を受け入れるとはな。
「無限様どうなさいました」
「いや、なんでもない」
「…………」
無限達はその場をスポフと他の騎士達に任せて訓練所を後にした。
王の間ではシャーカ王国、国王ジャダが玉座に座りながら二人の大臣達とゆったりとしていた。
「…………やはりハジンとクラマは負けたか」
「そうですか……あのムゲンと呼ばれていた男Sランク冒険者と同等の強さなのですね」
「どうやらそのようだ…………ラテスが支援している教会、その子供達の為に食料を提供するぐらい優しい男だ」
「そこまで見ておられていたとは」
「ムゲンと言う男、私のスキルでも底が知れない一度、一対一で話してみたいものだ」
「それよりも陛下ご報告があります」
「なんだシャリ?」
ジャダ国王は笑みを浮かべていると大臣の一人が話し始めた。
「ここ最近魔王軍の動きが見られたと報告がありました」
「魔王軍がか」
「はい、もしかしたら神聖キリス共和国に召喚された勇者達に備えているのかと思われます」
「しかし勇者達は召喚されてまだ3ヶ月勇者達は実戦をしているのか?」
もう一人の大臣がその事に疑問をぶつけるとシャリは微妙な表情をしていた。
「一様しているみたいなのですが……影の報告では下位の魔物ばかりを相手しているようで中位や上位の魔物は相手していないようです」
「…やはりか」
「少し過保護すぎないか」
「えぇ、もしかしたら勇者を独占の可能性もありますからね」
「…………マカカ」
「はい!」
「魔王軍に備えるように騎士団長シィーに伝えよ」
「了解しました」
「シャリ」
「何でしょうか?」
「もし魔王軍がこの国に攻めてきた時に神聖キリス共和国連絡をすぐに入れられるようにしといてほしいそれと移動用の魔法陣の設置も許可する」
「かしこまりました」
「ふぅ~…………」
(自分のスキルを疑いたくはないが…………聖獣に始祖の悪魔、ムゲンとアオカと言われる男女………異世界から召喚され消えてしまった二人)
「本当に話を聞いてみたいものだ」
続く
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