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第二章シャーカ王国
80蹂躙
しおりを挟むラテスサイド
「リョウさんが魔族…………」
私はリョウさんの発言に言葉を失った。
「ラテス、リョウだけじゃないスポフとロックも魔族だ」
「えっ!?」
「そうさ僕たちは魔族つまり君達の敵さぁ!」
何がどうなっているんだSランク冒険者のスポフさんとリョウさん、ロックさんが魔族。
「ラテス様しっかり」
「貴様らどうやって私のスキルを防いだ」
「あんたのスキル天神眼は確かに厄介なスキルだ。普通なら僕達の潜入がばれるからね」
「父上が私と同じスキル…………」
私はリョウさんの言葉に驚きを隠せなかった。なぜなら父上のスキルが私と同じ天神眼だと言う事実に。
「でも、それに対抗できる悪魔を呼び僕達に最強の隠蔽の魔法をかけてこの国に潜伏して機会を待っていた」
「なら貴様は我が息子達に近づいて鍛えたのも」
「今日の日を迎えるための作戦だよ~僕たちの目的はこの国を支配する事だからね」
「そうか…………ならば…………」
ザッ! シャリン!
「貴様を今ここで殺す」
「陛下お供します」
「我も」
「貴様を許さん」
「父上」
父上は玉座から立ち上がり腰にある剣を抜きリョウに剣を向けた。
「へ~勝てると思ってるんだ…………けどあんたの相手は自分の息子だよ」
ガチッ
「「!!!」」
ドーン
「なっ!」
ギーーーン!
ジャダ王が剣を構えているとハジンがジャダ王に向かって斬りかかってきた。
「父上!!」
「「「「陛下!!」」」」
「来るな!」
ジャダ王はハジンの剣を受け止め直ぐ様近衛兵やミナ達が剣を抜き加勢に入ろうとしたが止められた。
ギギギギギ
「ぐぅ……ハジン」
「…………」
「さっきも言ったけどハジンはもう死んでいるよ。今は僕の従えてる中位悪魔に取り憑いて貰っているからね……どうする?」
「ハジン兄さん!」
「ラテス様危険です!」
「ここは私が」
私はハジン兄さんを止めよとしたがミナ達に止められてしまった。
「ハジン…………すまない」
ザン!
「…………」
バタン!
「マジかよ」
「ほ~躊躇なく殺したか」
「父上…………」
父上は何の迷いもなくハジン兄さんを剣で斬り、斬られたハジン兄さんはそのまま血を流しながら倒れた。
「次は貴様だ」
「流石がこの国の王様だ元々死んでいたとはいえ息子を斬るなんてなかなかできないよ」
「……ハジンは私にとって大事な息子だこれ以上息子の体で好き勝手させるわけにはいかん!」
「まぁ、別にそいつはただの駒だからウヴァル」
「そろそろいいんだな」
「皆、私も戦う」
「ラテス王子…………わかりました」
「無理なさらないで下さい」
「嗚呼!」
私も剣を抜きリョウと悪魔がいつ攻撃してきてもいいように構えた。
ドーン!!
「「「「そこまでだ!!!」」」」
「お前達!」
「あれは兄さん達の近衛兵」
勢いよく扉が開くとそこにはハジンとクラマに支えていた近衛兵達が現れた。
「王よ!ここは我々にお任せよ!」
「王と王子は避難を」
「ハジン様の仇」
「クラマ様の怨みを晴らす!」
「なんだ~ただの近衛兵~」
「行くぞ!!」
「「「うぉぉぉ!!」」」」
父上の近衛兵と兄さんの近衛兵達はリョウとウヴァルに向かって突撃し始めた。
「やめろお前達!!」
「ウヴァル」
「闇、デッドアロー」
シュンシュンシュン
「「「ぐはぁ!」」」
「まだ!」
「行け!!」
ウヴァルが闇の矢を騎士達に放つ騎士達の何人かは当たってしまうが臆することなく向かっていく。
「無駄だ」
シュン! ダダダダダ
「「「「ぐはぁぁ!!」」」
騎士達は一瞬それも視界には捉えることができない速さでウヴァルに殴られてしまう。
「近衛兵達が一瞬で」
「「「ぐぅ…………」」」」
「次はお前だ」
「じゃ僕も殺ろうかな!」
今度はウヴァルはジャダ王、リョウは両手にナイフを持ってラテス達に攻撃してきた。
リョウさんいやリョウ私は貴方を許さない!。
「来るぞ!」
「「「はい!」」」
私はリョウさんと戦う事を決意した。
サイドアウト
冒険者サイド
「ぐはぁ!」
ザン!
「きぁぁ!」
ザザン!!
「ぐぅ…………」
「弱い………弱いなお前ら」
冒険者ギルド前では多くの冒険者がロックによって危機的状態でいた。
数分前ロックが魔族だと知ったヤクザ率いる冒険者はロックに怒りを向けながら攻撃したが全て弾かれた。
「お前らもう下がれここは私が相手する」
「いや!マスターは下がってろ!」
「俺達を騙した事を後悔させてやる!」
ギルド長のヤクザの話を聞かず冒険者達はロックに立ち向かっていく。
「回復は任せて」
「…………全員治すから」
「お前達」
(駄目だやつのスキルは【風を纏い者】それにやつは魔族その恐ろしさをわかっていないAランクのシュウネツやBランクの銀狼もガンもやられたんだぞ!)
「雷を我が剣に纏え、雷、サンダーソード!」
「大地の息吹よ敵を屠れ、土、サウンド・ソーン!」
「水の球よその力で相手を穿ちなさい、水、アクア・ボール」
「雷の球よその力で相手を痺れさせなさい、サンダー・ボール!」
「光の矢を闇を貫け、光、シャイニングアロー!」
金狼のライとマナを筆頭に冒険者達はロックに攻撃していた。
「風、暴風波」
ビュゥゥゥゥ!!!!! ザァァァァン!!!
「「「ぐぁぁ!!」」」
ロックは太刀を大きく振ると暴風の波が起き冒険者達を切り裂いていく。
「皆!」
「回復を!」
「させん風、断空!」
ザン!
「「「きぁぁ!!」」」
ロックは今度は回復魔法をしようとした冒険者に風の斬撃を飛ばし魔法を断ちきり吹き飛ばした。
「……終わりにする」
「させるか!」
「!」
ギーーーン!!!!!!
「「「マスター!」」」
「「「ギルド長!!」」」
ロックが太刀を構えた瞬間ヤクザはロックにメリケンサックを着けた拳でロックを殴ろうとしロックはそれを太刀で伏せいだ。
「…………流石冒険者ギルド長だ力が他のやつらよりもある」
「これ以上お前らなんかに傷をつけさせるものか!!」
(俺のスキル【強き者】シンプルだが一番強い力を発揮するこれでこいつを倒す!)
「オラオラオラオラララ!!!!」
ドドドドド ギギギギギギギ
ヤクザは周りには異次元の速さでロックを殴っていくがロック全て太刀で受け流す。
「そうか…………だが忘れているのか今この国には悪魔達がいることを」
「「「ギィギァァァァ!!」」」
「不味い」
ヤクザがロックと対峙していると空から無数の悪魔達が冒険者達に襲いかかってきた。
「ぐぁぁ!!」
「ファイヤー・ボール!」
「駄目だ効かない!」
「助けて!」
「くそ!」
「よそ見厳禁だぞ、風、テンペスト!」
「なっ!」
ズドーーーーーーーーーン!!!!
ロックは太刀に嵐のように全て吹き飛ばす風を纏わせヤクザを斬ったその瞬間ヤクザは為す統べなく吹き飛ばされた。
「「「「ギルド長!」」」」」
「ぐはぁ…………」
ヤクザは口から血を流しぐったりしていた。
「これで厄介そうな奴もいなくなった悪魔達よ蹂躙しろ」
「「「「「ギィギァァァァ」」」」」
その頃教会の方では。
「あら~もう終わりなのツバキちゃん」
「ぐぅ…………」
「ツバキ!」
「ツバキちゃん!」
「「ツバキさん!!」」
スポフの目の前でツバキは倒れていた。
続く。
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