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第二章シャーカ王国
81ツバキVSスポフ
しおりを挟むツバキサイド
「あら~もう終わりなのツバキちゃん」
「うぅ…………」
私はここで死ぬのか。
何故ツバキがスポフの目の前で倒れているのかそれは遡ること数十分前スポフがツバキ達に魔族だと伝えたときまでに戻る。
数十分前。
「何を言ってるですかスポフ殿」
「あら?聞こえなかったかしら私は魔族そう言ったのよ」
嘘だスポフ殿が魔族…………では今まで私に優しくしてくれたのも楽しくご飯を食べたのも嘘だったのか!。
「戸惑っているわねまぁ、改めて自己紹介するわ」
スポフはゆったりと歩きながら自己紹介を始めた。
「私は魔王様に仕える五天魔将の一人、美天様直属の配下、魔族一の乙女、スポフよ!」
ジャァリン!!!
「なっ!」
キン!!
スポフ殿は私に向かって蛇腹剣で攻撃をしたけてきた。私は直ぐ様刀で攻撃を弾く。
「あらやるわねでもこれならどうかしら風、荒れ狂う乙女!」
「!!」
ジャジャジャジャジャジャ
スポフは風を纏った蛇腹剣で無作為にツバキに攻撃すると周りに風の刃が飛んでいく。
「何の!」
キン!キン!!キン!!キン!!キン!!キン!!キン!!キン!!キン!!
ツバキは二本の刀で蛇腹剣の攻撃と風の刃を受け止め弾き返したりしていく。
これがスポフ殿の本来の技、何と洗練された剣の腕それに魔法このままではまずい……なら!。
「土、土鬼蜘蛛!」
ヅザザザザ!
「あらやだ」
私はスポフ殿の攻撃のほんの一瞬をついて刀を地面を削るように振ると土が蜘蛛の糸のようにスポフ殿に向かって攻撃していく。
「水、悲劇の乙女」
ドバァァォォァ!!!!
「流石」
スポフはツバキの土の攻撃を圧のある水流で押し退けた。
「炎、乙女の怒り!」
ボォォォ!! ザザザザ
「水、鬼水流!」
キン!キン!キン!キン!
スポフ殿は今度は蛇腹剣に炎を纏わせ怒り狂った乙女のように荒々しい攻撃を仕掛けてきた。
ツバキはそれを水流の流れのように動き刀に水を宿して攻撃を防ぐ。
「ならばこれはどうかしら!」
シュルルル!!!!!
スポフ殿は今度は剣の軌道が精密な攻撃を仕掛けてきた。
これでは懐まで近づけないこれならどうだ!。
「酒呑二刀流、白蛇」
キーン!!! ユラ キーン!!! ユラ ユラ
ツバキはスポフの攻撃を刀で滑らせ更には柔軟な動きをしながらスポフのところまで近づいた。
「あら!?」
「酒呑二刀流、狛犬!!!」
「甘いわ」
シュルルル ガチ! キーーン!!
「駄目か」
ツバキは二本の刀をスポフに向かって刀を正面から同時に振り下ろすがスポフは蛇腹剣を普通の剣に戻して受け止める。
ギギギギギ
「流石ツバキちゃん今の攻撃一瞬獣が爪で攻撃してるように見えたわよ」
「戯れ言を!」
やはり酒呑二刀流でも防がれてしまう一体どうすれば。
「でも」
ドガ!
「ぐぅは!」
「貴方は弱いわ」
スポフはツバキの腹に膝蹴りをするとツバキはよろけてしまうその隙をスポフは見逃さず蛇腹剣で攻撃してきた。
ジャリン!!
「酒呑二刀流、霊亀!」
「無駄よ」
シュルルル!!!!! ザン!
ツバキは防御をとろうと構えたがスポフが手首を動かし蛇腹剣の軌道が変化しツバキの腹を切り裂いた。
「ぐぅ!!」
「ツバキ!!」
「「「ツバキねぇちゃん!!」」」
「ツバキちゃん!!」
「ほら!!」
ドッ! ドサァ!
スポフはツバキの前に一瞬で現れ剣の柄で切り裂かれた部分をぶつけた。
私はスポフ殿の攻撃で腹を切り裂かれ更には強烈な打撃をもろに喰らってしまい後ろに飛ばされてしまう。
「ツバキちゃん魔法はよく鬼人族が使う魔法だけど威力は中そして剣の技量は私よりも下よね」
「ぐぅ…………」
わかってはいた…………わかってはいた私はスポフ殿より弱い…………何で私はこんなにも弱いんだ。
ツバキは蛇腹剣で斬られた事に血が流れ更にはさっきの攻撃で二本の刀を離してしまった。
そして現在に至る。
「あら~もう終わりなのツバキちゃん」
「うぅ…………」
痛い……力が入らない…………ムゲン殿……私の一体何が足りないですか………わからない…………私はここで死ぬのか。
この時私はスポフ殿に恐怖を抱いた。
「まぁ、仕方ないわよね私のスキルは【負の乙女】未だにスキルが不明な刀聖がかなうはずないわよ」
スキルの事は数日前アオカ達に教えてもらったけどここまで差があるのか…。
「まぁ、この刀は一様壊しておくわね!」
バリン!!
「あっ!」
スポフは近くにあったツバキの刀を拾い上げに取り目の前で二本とも破壊した。
「あっ…………あぁぁぁ…………」
あれは師匠がくれた刀……私の大切な刀が………。
「あら!ツバキちゃんいい顔じゃない」
ツバキは刀が破壊されて泣いていた。
「さてと、とんだ邪魔が入ったけどそろそろ終わらせようかしら」
「させ……ない…………」
「あら、さっきので心を折ったように思えたのだけど折れてなかったのね」
私は刀の鞘を支えに立ち上がろうとするが立てないでいる。
『ツバキその刀はお前にやる』
『師匠いいんですか!』
『嗚呼、俺が昔使っていた刀だが今はこのか刀で十分だ』
『ありがとうございます!』
『…………ツバキもし危機的状態で刀が折れたからといって何もかも諦めるなよ』
『どうゆうことですか???』
『いつかわかる』
師匠……刀の事は後で考えろ!……今はこの状況をどうにかしないと。
ツバキは昔の事を少し思い出しながらも涙を拭き諦めずに立ち上がろうとしていた。
「いいわ、先に貴方から消してあ・げ・る」
ジャリン!!
スポフ殿は倒れている私に向かって蛇腹剣で攻撃してきた。
「「「「ツバキ(さん)(ねぇちゃん)(ちゃん)!!」」」」
「ぐっ!」
駄目だ避けられない………アオカ……師匠……………ムゲン殿…。
「うぉぉぉ!!」
キーーン!!
「えっ!?」
スポフはツバキに向かって蛇腹剣で止めを刺そうと攻撃をしたが何者かに弾かれてしまった。
「あらやだ!?」
「カイ!」
「「「カイ(兄ちゃん)!!」」」」
「はぁ……はぁ…………」
スポフの攻撃を弾いたのは木剣を持ったカイであった。
「ツバキ姉ちゃんは下がってて」
「どうして………アリアのところにいたはず」
私の目の前にどうしてカイがいるんだそれに木剣を持って…………まさか!。
「おい、オカマ!今度は俺が相手だ!!」
「あら生意気なガキね、ツバキちゃんよりも先に殺されたいのかしら」
スポフはカイにオカマと呼ばれて少しきれそうになっていた。
「カイ!危ないわ!速く戻ってきて!」
「兄ちゃん!」
「あのカイ君が」
「どうなってるんだ!」
アリア達はカイが飛びた事に驚いていた。
「カイ!さがれ!私が何とかするから!」
「うるせぇ!ツバキ姉ちゃんは下がってろて言っているだろ!!」
「えっ……」
私は下がるように言ったらカイに怒鳴られてしまった。
カイ、いつもアリアに迷惑をかけているのに何故。
ギュウ
カイは木剣を両手で握りしめてスポフに構えた。
「皆は俺が守る!」
続く。
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