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第二章シャーカ王国
83気づき
しおりを挟むツバキサイド
カイが戦っている時ツバキは地面から動けないでいた。
「カイ…………」
私は何をやっているんだ……何のために強くなったんだ………あれ。
その時ツバキは自分が今考えていることに違和感を感じた。
……私が強くなろうと思ったのは追い出した者達に私の力を認めさせようと……けどこの感覚は……。
「ツバキさん!」
「皆さん」
「ミツロさんポーションを」
「ツバキさん飲んでください」
ツバキが考え事をしているとミツロさん達がやって来た。
ゴクゴク
ツバキはポーションを飲んで回復するがまだ動けないでカイの戦いを見ていた。
「カイ君すごい」
「いつの前にあんな動きを」
「カイ…………」
カイ、数日でそこまで強くなったんだ一体なにがあったんだ……けどスポフ殿は強いこのままだとカイが殺される。
「俺が皆を守るんだ!!」
「!!」
『ツバキよ、酒呑二刀流を受け継いだ者はな先代達の思いが乗かってるんだ』
『お前の剣には心がない……恐れ知らずの剣だ』
『貴方は近い内に無限様が言った剣が軽いの意味がわかるかもしれませんよ』
ツバキはカイの叫びで記憶がフラッシュバックする。
「師匠、ムゲン殿、キュン殿…………ようやくわかりました」
「カイくん!」
「不味い!」
「危ない!」
「カイ!」
私は前を見るとカイの腹にがスポフ殿の剣が刺さり地面に伏せていた。
「終わりよ」
「させない!」
ダッン!
カイ、君のお陰で私の剣がなんで軽かったのかわかった。
ツバキは立ち上がりカイの前に立ちスポフの剣を受け止めた。
「ツバキ…………姉ちゃん…………」
「カイ、アリアや皆を守りたいその想い私にも背負わせてくれ」
「あら?ツバキちゃんさっきまで動けてなかったのになんで動けるのかしら?」
「はぁ!」
「おっとと」
ヒョイ! スト
私は反撃しようと拳でスポフ殿に攻撃するが避けスポフ殿は後ろに下がった。
「どうして………怪我してたのに…」
「カイ君」
「大丈夫か」
「速くポーションを飲ませないと」
「あんたら」
カイの後ろからミツロさん達がやって来てカイをゆっくりと持ち上げた。
「カイをお願いします」
「わかりました」
「どうやらそこにいる人達が治療したようね。でもツバキちゃんさっきのでわかるでしょ貴方は私には勝てない」
「…………カイのお陰でようやくわかった」
「なにがよ」
「何故ムゲン殿が私の剣が軽いて言ったのか…………」
私は恐怖も知らずただ強くなる事しか考えてなかった、背負う物がなかっただけど。
「何を言ってんのかしら?」
ツバキは近くにあったスポフに壊された刀の柄を手に取った。
里から出て強さを求めながら旅をしこの国に流れ着いてアリアやカイ達そして他の冒険者達と出会って毎日楽しい日々を送った。
ギュウ!!!
私は刀を握りしめてた。
皆と過ごしていつの間にか私が強くなりたい理由が気づかないうちに力を認めさるではなく守りたいに変わっていたんだ。
ムゲン殿達と出会いそしてカイのお陰でそれに気づけた。
「私は!師匠の想い、酒呑二刀流を受け継いできた先代達の想い、カイの皆を守りたい想いを背負い」
ツバキは右手に持っている刀をスポフに向けた。
今でも殺されてしまうかもしれない、怖いそれでも!。
「ここにいる皆を守りスポフ殿、貴方を倒す!!」
ピキーーーン!!
「!!」
「まさか!」
私が叫ぶと突如として周りが光り私の目の前には光輝く日本刀が二本現れその刀身は光刃だった。
「これは一体…………」
シュイン!
「!!」
ツバキが持っている壊れた刀が光の刀に引き寄せられ触れ吸収され砕けた破片も吸収した。
「私の刀が」
キュイン!!!!!! パッ!!!!!
「「「「!!!!」」」」
刀を吸収した光の刀は更に光初めて弾けると目の前にはさっきとは違い刀身が光刃ではなく洗練された鋼の刃があった。一つは妖気を放ちもちもう一つは聖なるオーラを放っていた。
「……しっくりくる」
私は目の前にある刀を手に取った。
この刀…握り心地、重さ、鋭さどれも最高にいい…………。
「まさかいや、ありえないわ!」
「あれはスキル武器」
「ツバキ…………」
触れただけでわかるこの二本の刀は私だけの刀………名前は。
「無銘童子(むめいどうじ)と鬼聖丸(きせいまる)」
ツバキは右手にある妖気を放っいる刀に無銘童子もう一つ左手にある聖なるオーラを放っている刀に鬼聖丸と名付けた。
昔、師匠から聞かされた酒呑童子様が使っていた刀の名前に似ているけど気にしない!。
「まさかここに来てスキル武器が生まれるとは」
(スキル武器が現れたってことはスキルが覚醒した証でもあるのよ…そんなの力を使えるなんて魔王様や五天魔将様達そして今この国にいないSランク冒険者の一人以外知らないわよ!)
「さぁ!スポフ殿、貴方を倒す!!」
「いいわよやってみなさい!」
一方その頃シャーカ城の王の間
「「「うぉぉぉ!!」」」
「「「はぁぁぁ!」」」
「うわ~楽しくなってきたよ」
キン!! ドゴン!! ダン!!
シャーカ王国の王の間ではジャダ王とラテスとミナ率いる騎士達がリョウそして悪魔ウヴァルと戦っていた。
「囲め!」
「奴は絶対に許すな!!」
「油断するなよ!」
騎士達はリョウの動きを見ながら周りを囲みながら剣で攻撃、魔法を使える者は距離をとっていた。
「はぁ!!」
キーーーン!!
「危な」
「ぐぅぅ」
ラテスは剣をリョウに振り下ろすがナイフで止められてしまう。
「あらよっ!」
ヒュン!ヒュン!ヒュン!ヒュン!
「くっ!!」
リョウはナイフを巧みに使い顔、肩、腕、足等を狙いながら攻撃するがラテスはそれを紙一重で避ける。
「やるね!」
ドッ!
「ぐっ…………」
ズズズ
「ラテス様!」
「大丈夫!」
リョウは足でラテスの胴体を蹴りを入れラテスはそれを剣で防ぎ後ろに後退した。
「父上は」
「あの悪魔と互角に戦っております」
ドドドドド!!!!
ジャダ王はウヴァルと互角に戦っておりどちらも一歩も引かない状態でいた。
「ほー人間にしては貴様をやるようだな」
「悪魔が人間をなめるな」
「うわ~王様、ウヴァルと互角に戦ってる」
「貴様の相手は我々だ」
「「「はぁぁぁ!!」」」」
「…さて、そろそろ飽きたし毒、ポイズン・カッター」
ザザザザザザ
「「「ぐぁぁぁぁ!!」」」」
「ラテス様!」
ドッ!
「ミナ!!」
「がぁぁぁぁ!!」
リョウは毒の斬撃を放つと騎士団達はまともに受けてしまいミナはラテスを守ろうと突飛ばし斬撃を受けてしまった。
「ミナ!皆!!」
「ラテス王子………ご無事で…」
「ラテス!」
「よそ見は命取りになるぞ闇、デーモンナックル」
(動きが見え…………)
ドゴン!!
「ぐはぁ!!」
「父上ぇぇぇ!!」
ジャダ王はラテス達を心配したその一瞬をウヴァルに付かれて攻撃を喰らってしまう。
「アハハ!!流石のジャダ王も最後に生き残った息子のことになると心配するよな」
「そんな………父上…ミナ………皆さん…」
「さぁ~て、なんか外の悪魔達が全然仕事してないよな」
「多分騎士団相手に手こずってるな」
「まぁ、僕らがいけば問題ない…………ここの全員殺して行こうかな」
「我の養分とさせて貰おう」
ミナ達騎士団は毒に犯され、近衛兵は防具のお陰で死には至ってないが動けず、ジャダ王は意識を失いかけていた。
(何故……私には力がない…父上と同じスキルなのに…………どうして…)
『自分を信じてみろお前には無限の可能性があるからよ』
「無限さん…………」
続く
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