124 / 193
第三章フェレスト王国エルフ編
123森界迷宮
しおりを挟む「ここがエルフの森にある迷宮か」
「遺跡だよね?」
次の日俺達はシエラさんと共にエルフの森にある迷宮にやって来た。
「そう、ここがエルフの森の迷宮【森界迷宮】よ」
「全体マップ」
「無限様どうですか?」
「この迷宮の危険度は中位だな」
俺は全体マップでこの迷宮の危険度を確認した。
「そうなんですね」
「ゾディアがいた迷宮と比べると少し余裕かも」
「危険度MAXの迷宮だったからな」
「ですが油断せずに行きましょ」
「そうだな迷宮には何があるかわからないからな」
「そうだね」
「はい!」
「それじゃ皆行くわよ」
無限達は森界迷宮に入っていった。
「ほ~中も森が広がっているんだな」
「はい、この迷宮は四十階層ありまして全ての階層に森で出来てます」
「結構あるな」
「ですが十階層ごとに森が変化してます。一階層~十階層まではこのように普通の森、十階層~二十階層はマングローブ、二十階層~三十階層からは火や水等の属性を宿した木がある森、三十階層~三十九階層は強力な魔物達がいる森になって四十階層に迷宮ボスがいます」
「それぐらいなら直ぐに対策できます」
「流石ゾディアですね」
リリナは無限達に森界迷宮の構図を教えるとゾディアが対策方法を直ぐに考えついた。
「リリナは結構この迷宮に入っているのか?」
「婆様に鍛えられエルフの国の冒険者ギルドに登録して迷宮の魔物を倒してお金を稼いでましたから」
「よく冒険者ギルドに登録できたな」
「私は一人でエルフの森でエルフ狩りをしている者達と戦っていましたからその時助けた人達のお陰でなんとか」
「そうなんてすね」
「エルフの中でもリリナさんの事わかっている人がいるんだ」
リリナの日頃のおこないがいいから一部のエルフ達もリリナを受け入れているんだろうな。
「リリナさんはランクはどれくらいなんですか?」
「私はCランクです」
「ムゲンくん達のランクはどれくらいなの?」
「Sランクだ」
「私はAランクです!」
「えっ…………本当何ですか!?」
「ほら」
俺達はリリナにギルドカードを見せると二人は驚いていた。
「本当にSランク冒険者なんですね」
ギィー!!ギィー!!
「皆そろそろ魔物が来るよ」
そんな話を俺達がしているとシエラが魔物が来るといい全員武器を装備した。
「来たか」
「あれは…………角兎や魔猿、魔鷲ですね」
「角兎か懐かしいな」
「私達が最初に倒した魔物だよね」
「あの時初めて蒼花様は魔法を使ったんですよね」
「来ますよ」
角兎を見て最初に魔法を使ったのを思い出しているといつの間にか目の前までは魔物が来ていた。
「はぁぁ!!」
ザザザサ!!
「せい!」
ビュン!!ビュン!!ビュン!!ビュン!! ドサドサドサ
「リリナ殿とシエラ殿どちらも強いですね」
リリナは弓で魔物の脳天を一発で当てる。シエラは剣を使い魔物達を次々と斬り伏せていった。
「やはりリリナさんの弓は魔物を一撃で倒せてますね」
「嗚呼、最初にあった時に俺の体に矢を正確に当ててようとしてきたからな。それに動きながらでも矢を放てる」
「弓なら私の眷属のサジタリウスよりも上かもしれません」
「弓の腕もそうですが……」
「魔法使ってない」
「いや、魔法は使っている」
「「「えっ!?」」」
無限達はリリナの戦い方を見てみるとリリナは弓矢だけの攻撃で魔法等一切使用してないと蒼花達は思っていたが無限だけはリリナが魔法を使っていると思っていた。
「…エンチャントですか」
「矢にエンチャントを施して威力を上げているんですね」
「嗚呼、多分リリナはエンチャントが使えるしかもからなりの腕だ…………俺よりも上かもな」
「そうなんだ」
「ではリリナ殿のスキルはエンチャント系ですか?」
「…………そこはわからない」
確かに鑑定でリリナが放った矢にはエンチャントがかけられていたそこまではわかるが………何か引っ掛かる。
「考えても仕方ないか俺達もいくぞ」
「うん!」
「行きましょう!」
「はい!」
「御意に」
俺達も魔物と戦うことにした。
リリナサイド。
「はぁ!」
ビュン!! ドサ‼
「まだいますね」
私はシエラお姉さまとムゲンさん達と森界迷宮に異変の調査に来ています。
「リリナ大丈夫?」
「大丈夫です」
私はスキルの力の一部で近くにある木と石から矢を作る。その矢に強化魔法をエンチャントをして魔物に向かって放ち倒す。
低位の魔物ならこれくらいで何とかなる。
「はぁぁ!」
ザザザサ!!
流石シエラお姉様、Sランク冒険者でダークエルフの最強の戦士強い。
「「「ギィギァァ!!」」」
「!!」
シエラお姉様を見ているといつの間にか私の目の前に魔物達が来ていた。
流石に距離が近いから弓が引けない…………あの力を使うしか。
「水、棘雫天」
ポチャン ズザザザ!!
「「「ギァウン!!」」」
「えっ?」
「大丈夫かリリナ?」
「ムゲンさん!?」
私は力を使おうとすると魔物達が水の棘に貫かれ目の前にムゲンさんが立っていた。
「あ、ありがとうございます///」
「さてと行きますか」
ドッ!
ムゲンさんは私が大丈夫だとわかると直ぐ様魔物に向かってその後をアオカさん達が追いかけてるように私の後ろを通りすぎた。
「土、土貫螺旋!」
ドガガガガ!
「ドラニー力を貸して」
「勿論よ」
「「自然、リーフ・エナジー!」」
ドカーーン!
「酒呑二刀流、白蛇」
ユラ ユラ ザンザンザン
「風、風刃乱!」
ビュゥゥゥ! ザザザザ
「双魚拳銃」
ダダダダダダダ!‼
「「「「ギィァァァァ!!」」」」
無限は土貫螺旋で魔物達を貫く。蒼花はドラニーと共に魔物達を自然のエネルギーで攻撃。
ツバキは刀に水を纏わせ蛇の動きで魔物達を切り伏せる。キュンは風の刃を無数に放ち魔物達を斬る。ゾディアは双魚拳銃で魔物達に向かって氷の弾丸を撃ち凍らせる。
「凄い……ムゲンさん達シエラお姉様と同じくらい強い…」
本当の力が使えれば私もあれくらい強くなれるかもしれないのに………。
無限達サイド
「やるはねムゲン君達」
「シエラさんこそガロンと同じくらい強いですね」
「貴方のスキルが気になります」
「私のスキルは【森聖の戦士】なのよ」
「それはまた強いスキルで」
無限達は魔物と戦いながらシエラのスキルを聞いた。
「キュン、森聖の戦士てなに?」
「森聖の戦士とは森や草木等のエネルギーを自分自信に取り込み聖なる力に変え戦う戦士ですね」
「森や草木ある場所なら強いてことですか!?」
「さらにその場が荒野等であれば木々を生やす事も可能です」
「流石聖獣様よくわかってますね」
へ~ガロンのスキルもそうだがあの人達のパーティーメンバーヤバイな。
「それよりも魔物がどんどん来るわよ」
「そのようだなさぁ!森界迷宮の調査兼攻略と行こうか」
続く。
141
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
異世界で目が覚めたら目の前で俺が死んでました。この世界でオリジナルの俺はとっくに死んでたみたいです
青山喜太
ファンタジー
主人公桜間トオル17歳は家族との旅行中、車の中ではなく突然なんの脈絡もなく遺跡の中で目が覚めてしまう。
混乱する桜間トオルの目の前にいたのは自分と瓜二つ、服装さえ一緒のもう一人の桜間トオルだった。
もう一人の桜間トオルは全身から出血し血を吐きながら、乞う。
「父さんと、母さん……妹をアカリを頼む……!!」
思わず、頷いた桜間トオルはもう一人の自分の最後を看取った。
その時、見知らぬ声が響く。
「私のことがわかるか? 13人の桜間トオル?」
これはただの高校生である桜間トオルが英雄たちとの戦争に巻き込まれていく物語
Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。
絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。
一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。
無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!
スキル喰らい(スキルイーター)がヤバすぎた 他人のスキルを食らって底辺から最強に駆け上がる
けんたん
ファンタジー
レイ・ユーグナイト 貴族の三男で産まれたおれは、12の成人の儀を受けたら家を出ないと行けなかった だが俺には誰にも言ってない秘密があった 前世の記憶があることだ
俺は10才になったら現代知識と貴族の子供が受ける継承の義で受け継ぐであろうスキルでスローライフの夢をみる
だが本来受け継ぐであろう親のスキルを何一つ受け継ぐことなく能無しとされひどい扱いを受けることになる だが実はスキルは受け継がなかったが俺にだけ見えるユニークスキル スキル喰らいで俺は密かに強くなり 俺に対してひどい扱いをしたやつを見返すことを心に誓った
催眠術師は眠りたい ~洗脳されなかった俺は、クラスメイトを見捨ててまったりします~
山田 武
ファンタジー
テンプレのように異世界にクラスごと召喚された主人公──イム。
与えられた力は面倒臭がりな彼に合った能力──睡眠に関するもの……そして催眠魔法。
そんな力を使いこなし、のらりくらりと異世界を生きていく。
「──誰か、養ってくれない?」
この物語は催眠の力をR18指定……ではなく自身の自堕落ライフのために使う、一人の少年の引き籠もり譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる