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115章
元魔王様と現四天王 6.5
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タイプDの魔法により巨大な火柱が立ち上り、空まで届く程の竜巻が吹き荒れ、雨の様に雷が降り注ぐ。
アイフ男爵の屋敷に攻めてきた大量の異種化した天使達を一人で相手にしている。
「もー!ちょこまかと素早いですね!当たれば必殺の魔法ばかりなのに!」
口を尖らせて不満を漏らす。
素早く飛び回る天使達に大分苦戦させられている。
「おわっ!?」
一体の天使が剣でタイプDを斬り付けてきた。
近付かせない様に立ち回っていたのだが、段々と天使達もタイプDの戦い方に慣れてきた様子だ。
「あわわわ!?近接戦闘は苦手なんですよ!ディスチャージ!」
全方位に雷を放って天使達を後退させる。
まだまだ魔力量に余裕はあるが、自分の得意な間合いで戦えなければ天使達との戦いはかなり厳しい。
ジルやタイプAが苦戦するだけあって異種化した天使達はそれだけ強い。
「ま、まずいですね。魔法主体なのが気付かれてしまいましたか。こうなると近接戦闘ばかり仕掛けてくるでしょうし。」
魔法が得意なタイプDではあるが近接戦闘が全く出来無いかと言うとそんな事もない。
苦手な分野だからこそ弱点克服の為に魔法を使った近接戦闘も研究している。
しかし敵がこれだけの数となると話しは変わってくる。
基本的に敵の数が多い時は得意の高火力魔法で遠距離から一掃する事が多いので、近接戦闘で対多数は想定していないのである。
「なぬっ!?何やらマスターがピンチになってませんか!?」
自分の戦闘にも役立つので空間把握は使用したままだ。
故に向こうの戦況も直ぐに分かる。
「これはこちらを早く片付けて援護に向かうべきですね。しかし全員倒すとなると中々苦戦しそうです。せめて前衛がいれば。」
タイプDが距離を取ろうとすれば天使達が距離を詰めてくる。
高火力の魔法もアイフ男爵の屋敷に被害を与えないことを考えると使えるものも限られてくる。
タイプDは一応色々と考えながら、やり難い状況で戦闘していた。
もう一人味方がいれば戦況はもっと楽になるだろう。
「はっ!その手がありましたかマスター!いないのならば召喚すればいいんですよね!」
向こうでジルが召喚魔法を使ったのを見てタイプDが笑みを浮かべる。
戦力が足りないなら増やせばいい。
「天使共、刮目せよ!これが私の召喚術です!」
天使達からの攻撃の嵐が迫る中、タイプDはそれに構う事無く魔法を使用する。
すると突然目の前にフォルトゥナが現れた。
ちなみにこれは召喚魔法では無く、時空間魔法による空間置換である。
「え?」
フォルトゥナは突然景色が一変して訳が分からないと言った様子だ。
その手には戦場に似合わないティーカップを持っている。
もしかしたらお茶をしているところだったのかもしれない。
「えええええ!?」
突然自分に向かって殺意に満ちた天使達や凶悪な攻撃が降り注いでくるのを見てフォルトゥナが絶叫する。
「ほらほらフォルトゥナ様、早く防いでくれないと死んじゃいますよ!」
悪びれた様子も無くフォルトゥナの背後に隠れたタイプDが言う。
タイプDは前衛役として浮島にいるフォルトゥナを強制的にアイフまで移動させてしまったのだ。
「か、簡易防衛型強化法陣起動!抜刀!」
自分の命が危機に陥っていると瞬時に理解したフォルトゥナの動きはさすがの一言であった。
一瞬で天使も攻撃も全て防いで見せた。
「おー!さっすがフォルトゥナ様ですね!ふっふっふ、そして最強の前衛を得た私に敵はありません!さっさと殲滅して向こうの援護に向かうとしましょうか!」
「な、何がどうなってるんですかー!?」
全く状況が分からないフォルトゥナは戦場で一人絶叫を上げているのだった。
アイフ男爵の屋敷に攻めてきた大量の異種化した天使達を一人で相手にしている。
「もー!ちょこまかと素早いですね!当たれば必殺の魔法ばかりなのに!」
口を尖らせて不満を漏らす。
素早く飛び回る天使達に大分苦戦させられている。
「おわっ!?」
一体の天使が剣でタイプDを斬り付けてきた。
近付かせない様に立ち回っていたのだが、段々と天使達もタイプDの戦い方に慣れてきた様子だ。
「あわわわ!?近接戦闘は苦手なんですよ!ディスチャージ!」
全方位に雷を放って天使達を後退させる。
まだまだ魔力量に余裕はあるが、自分の得意な間合いで戦えなければ天使達との戦いはかなり厳しい。
ジルやタイプAが苦戦するだけあって異種化した天使達はそれだけ強い。
「ま、まずいですね。魔法主体なのが気付かれてしまいましたか。こうなると近接戦闘ばかり仕掛けてくるでしょうし。」
魔法が得意なタイプDではあるが近接戦闘が全く出来無いかと言うとそんな事もない。
苦手な分野だからこそ弱点克服の為に魔法を使った近接戦闘も研究している。
しかし敵がこれだけの数となると話しは変わってくる。
基本的に敵の数が多い時は得意の高火力魔法で遠距離から一掃する事が多いので、近接戦闘で対多数は想定していないのである。
「なぬっ!?何やらマスターがピンチになってませんか!?」
自分の戦闘にも役立つので空間把握は使用したままだ。
故に向こうの戦況も直ぐに分かる。
「これはこちらを早く片付けて援護に向かうべきですね。しかし全員倒すとなると中々苦戦しそうです。せめて前衛がいれば。」
タイプDが距離を取ろうとすれば天使達が距離を詰めてくる。
高火力の魔法もアイフ男爵の屋敷に被害を与えないことを考えると使えるものも限られてくる。
タイプDは一応色々と考えながら、やり難い状況で戦闘していた。
もう一人味方がいれば戦況はもっと楽になるだろう。
「はっ!その手がありましたかマスター!いないのならば召喚すればいいんですよね!」
向こうでジルが召喚魔法を使ったのを見てタイプDが笑みを浮かべる。
戦力が足りないなら増やせばいい。
「天使共、刮目せよ!これが私の召喚術です!」
天使達からの攻撃の嵐が迫る中、タイプDはそれに構う事無く魔法を使用する。
すると突然目の前にフォルトゥナが現れた。
ちなみにこれは召喚魔法では無く、時空間魔法による空間置換である。
「え?」
フォルトゥナは突然景色が一変して訳が分からないと言った様子だ。
その手には戦場に似合わないティーカップを持っている。
もしかしたらお茶をしているところだったのかもしれない。
「えええええ!?」
突然自分に向かって殺意に満ちた天使達や凶悪な攻撃が降り注いでくるのを見てフォルトゥナが絶叫する。
「ほらほらフォルトゥナ様、早く防いでくれないと死んじゃいますよ!」
悪びれた様子も無くフォルトゥナの背後に隠れたタイプDが言う。
タイプDは前衛役として浮島にいるフォルトゥナを強制的にアイフまで移動させてしまったのだ。
「か、簡易防衛型強化法陣起動!抜刀!」
自分の命が危機に陥っていると瞬時に理解したフォルトゥナの動きはさすがの一言であった。
一瞬で天使も攻撃も全て防いで見せた。
「おー!さっすがフォルトゥナ様ですね!ふっふっふ、そして最強の前衛を得た私に敵はありません!さっさと殲滅して向こうの援護に向かうとしましょうか!」
「な、何がどうなってるんですかー!?」
全く状況が分からないフォルトゥナは戦場で一人絶叫を上げているのだった。
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