1,102 / 1,122
118章
元魔王様とガザリオの新戦力 4
しおりを挟む
ジルが取り出した寿司を気に入ったグルメドルフィン。
ガザリオがテイムした事により作り方を覚える必要がある。
「まさかジルが作り方を知らないとはな。」
ガザリオが肩を落としながら言う。
早速作り方を教えてもらおうと思っていたのに、寿司を持っていたジルは作り方を知らなかった。
「我は食べる専門だと言っているだろう?」
「まあ、完成形を食べさせてもらってるんだ。俺様も一応料理は嗜んでるし自力で再現してみせる。」
グルメドルフィンをテイムしてしまった以上、諦めると言う選択肢は存在しない。
必ず再現さでみせると気合いを入れている。
「再現出来るのか?」
「そこで相談があるんだが、材料は譲ってもらいたい。」
テイムーランド近海は魚介類が豊富なのでネタの部分は問題無い。
問題があるのは見た事も無い米の部分だ。
「そう言われてもな。米の原料なんて我は知らない。上の刺身なら何の魚かは知っているがな。」
「この薄く切られた魚の部分は刺身って言うのか。これだけで食べても美味そうだよな。」
「キュイ。」
ガザリオの言葉にグルメドルフィンも頷いている。
「ん?刺身でも食べたいのか?」
「キュイ。」
ジルの言葉に大きく頷いている。
寿司だけで無く刺身も気になる様子だ。
「ジル、頼んだ。」
「これも中々手に入らないんだからな?」
無限倉庫の在庫を気にしながらグルメドルフィンに渡してやる。
すると直ぐにフォークで刺して口に運ぶ。
「キュイキュイ!」
「気に入ったみたいだな。何の魚だ?」
グルメドルフィンの好みなのであれば自分も獲ってきてあげたいのだろう。
「マググロって言う海にいる魔物だ。」
「うーむ、テイムーランド近海には生息していない魔物みたいだな。それも譲ってもらいたいところだが。」
普段から海で漁獲しているガザリオは近海の生物に自然と詳しくなった。
しかしマググロと言う魔物は見た事が無いという。
「在庫が少ないから譲れても一匹だけだ。寿司は他の魚でも作れるんだから、それで好物を見つけてやるんだな。それと米に関しては我は知識を持たない。シキに聞くのが早いだろう。」
解決策を提示しながらマググロを出して渡してやる。
前にルルネットやサリーと大量に確保したのだが、随分と数が減ってきてしまった。
それだけマググロはジルも気に入っている。
「シキってジルの契約している精霊だったか?」
「ああ、シキは知識の精霊だ。ガザリオの知りたい情報も全て持っているだろう。シキと交渉して知りたい情報を手に入れるんだな。」
「村に戻ってから交渉させてもらうか。」
教えてもらった結果テイムーランドに存在しておらず、ジル達が持っていなかったとしても異世界通販のスキルで購入すればいい。
「それでグルメドルフィンをテイムしたからもう一匹だな?」
「まさかテイム出来るとは思っていなかったがな。どちらかだけでもテイム出来れば従魔競争をかなり有利に出来ると思っていたし。」
従魔競争を目前にグルメドルフィンをテイム出来たのはかなり有り難い。
これなら去年の様に森林村の一強にはならないだろう。
「ならばもう村に戻るか?」
「いや、せっかくジルがいてくれてるんだ。もう片方のテイムにも挑戦したい。俺様が数ヶ月テイム出来無かったグルメドルフィンをあっさり認めさせた手腕を持つからな。」
「単純に気にいる食べ物を持っていただけだったけどな。」
強い従魔は何体いても困らない。
グルメドルフィンを無事にテイム出来たので早速次のテイムに向かう事にした。
「よし、早速向かうか。ルルン、また来るから入り江で自由にしててくれ。お前にとってここはお気に入りみたいだからな。近くの海に俺様の従魔達も暮らしているから、何かあったら頼ってくれ。」
「キュイ。」
綺麗に敬礼して見せてくれるルルン。
ちなみにルルンと言うのはグルメドルフィンの名前である。
「次に向かうのは海底洞窟なんだが大丈夫か?」
「海の中に行くのか?」
「そうだ。俺様が漁獲している時に偶然見つけたんだが、まだ入ってすらいない。だからジルがいてくれるのは心強い。」
未知の場所の探索は危険が伴う可能性が高い。
色々と規格外の実力を持つジルがいてくれれば安心して調べられる。
「ん?まだ洞窟に入っていないのに強い魔物がいると何故分かる?」
「俺様の従魔達が恐れて近付こうとしないんだ。海底洞窟には確実に何かいる。ルルンと同等以上の強者がな。」
海底洞窟のある方を見ながら確信を持った様子で言うガザリオだった。
ガザリオがテイムした事により作り方を覚える必要がある。
「まさかジルが作り方を知らないとはな。」
ガザリオが肩を落としながら言う。
早速作り方を教えてもらおうと思っていたのに、寿司を持っていたジルは作り方を知らなかった。
「我は食べる専門だと言っているだろう?」
「まあ、完成形を食べさせてもらってるんだ。俺様も一応料理は嗜んでるし自力で再現してみせる。」
グルメドルフィンをテイムしてしまった以上、諦めると言う選択肢は存在しない。
必ず再現さでみせると気合いを入れている。
「再現出来るのか?」
「そこで相談があるんだが、材料は譲ってもらいたい。」
テイムーランド近海は魚介類が豊富なのでネタの部分は問題無い。
問題があるのは見た事も無い米の部分だ。
「そう言われてもな。米の原料なんて我は知らない。上の刺身なら何の魚かは知っているがな。」
「この薄く切られた魚の部分は刺身って言うのか。これだけで食べても美味そうだよな。」
「キュイ。」
ガザリオの言葉にグルメドルフィンも頷いている。
「ん?刺身でも食べたいのか?」
「キュイ。」
ジルの言葉に大きく頷いている。
寿司だけで無く刺身も気になる様子だ。
「ジル、頼んだ。」
「これも中々手に入らないんだからな?」
無限倉庫の在庫を気にしながらグルメドルフィンに渡してやる。
すると直ぐにフォークで刺して口に運ぶ。
「キュイキュイ!」
「気に入ったみたいだな。何の魚だ?」
グルメドルフィンの好みなのであれば自分も獲ってきてあげたいのだろう。
「マググロって言う海にいる魔物だ。」
「うーむ、テイムーランド近海には生息していない魔物みたいだな。それも譲ってもらいたいところだが。」
普段から海で漁獲しているガザリオは近海の生物に自然と詳しくなった。
しかしマググロと言う魔物は見た事が無いという。
「在庫が少ないから譲れても一匹だけだ。寿司は他の魚でも作れるんだから、それで好物を見つけてやるんだな。それと米に関しては我は知識を持たない。シキに聞くのが早いだろう。」
解決策を提示しながらマググロを出して渡してやる。
前にルルネットやサリーと大量に確保したのだが、随分と数が減ってきてしまった。
それだけマググロはジルも気に入っている。
「シキってジルの契約している精霊だったか?」
「ああ、シキは知識の精霊だ。ガザリオの知りたい情報も全て持っているだろう。シキと交渉して知りたい情報を手に入れるんだな。」
「村に戻ってから交渉させてもらうか。」
教えてもらった結果テイムーランドに存在しておらず、ジル達が持っていなかったとしても異世界通販のスキルで購入すればいい。
「それでグルメドルフィンをテイムしたからもう一匹だな?」
「まさかテイム出来るとは思っていなかったがな。どちらかだけでもテイム出来れば従魔競争をかなり有利に出来ると思っていたし。」
従魔競争を目前にグルメドルフィンをテイム出来たのはかなり有り難い。
これなら去年の様に森林村の一強にはならないだろう。
「ならばもう村に戻るか?」
「いや、せっかくジルがいてくれてるんだ。もう片方のテイムにも挑戦したい。俺様が数ヶ月テイム出来無かったグルメドルフィンをあっさり認めさせた手腕を持つからな。」
「単純に気にいる食べ物を持っていただけだったけどな。」
強い従魔は何体いても困らない。
グルメドルフィンを無事にテイム出来たので早速次のテイムに向かう事にした。
「よし、早速向かうか。ルルン、また来るから入り江で自由にしててくれ。お前にとってここはお気に入りみたいだからな。近くの海に俺様の従魔達も暮らしているから、何かあったら頼ってくれ。」
「キュイ。」
綺麗に敬礼して見せてくれるルルン。
ちなみにルルンと言うのはグルメドルフィンの名前である。
「次に向かうのは海底洞窟なんだが大丈夫か?」
「海の中に行くのか?」
「そうだ。俺様が漁獲している時に偶然見つけたんだが、まだ入ってすらいない。だからジルがいてくれるのは心強い。」
未知の場所の探索は危険が伴う可能性が高い。
色々と規格外の実力を持つジルがいてくれれば安心して調べられる。
「ん?まだ洞窟に入っていないのに強い魔物がいると何故分かる?」
「俺様の従魔達が恐れて近付こうとしないんだ。海底洞窟には確実に何かいる。ルルンと同等以上の強者がな。」
海底洞窟のある方を見ながら確信を持った様子で言うガザリオだった。
5
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる