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119章
元魔王様とテイムーランド探索 1
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翌日から本格的に沿岸村の村人や従魔達の強化が行われていく。
ジル達はそれぞれ役割りを決めて村人達を訓練する事にした。
「それじゃあ行ってくるわね。」
ガザリオがリヴァイアサンをテイムしたと言う話しを聞いて、自分も高ランクの従魔を仲間にしたいと言う村人が大勢いた。
その者達は様々な魔物をテイムしているレーテルが担当する事になった。
「シキとライムは海担当なのです。」
「妾と影丸は陸担当じゃな。」
沿岸村と言っても全員が海の魔物をテイムしている訳では無い。
なので様々なスキルを取得して水中戦闘も可能となったライムにはシキと一緒に海を担当してもらい、ナキナと影丸にはそれ以外の訓練を担当してもらう事になった。
「主様、ホッコ達は何担当なの?」
「我らは特に無いな。三人と従魔達だけで指導は足りるだろう。」
ジル達は特に役割りが無い。
多少は村人達に訓練を付けるつもりだが、張り付いてやるのは他の者達で充分だ。
「それに我は休暇でテイムーランドに来ているからな。ここでも働き者になるつもりは無い。」
「ホッコも主様にはゆっくり休んでほしいから良かったの。」
「ほう、我との訓練はいいのか?」
ホッコはジルと久々に訓練出来ると聞いて喜んでいた筈だ。
「それもしたいの。でも主様が疲れてるなら休みを優先してほしいの。ホッコも主様と一緒に休むの。」
最近ジルが忙しくしていたのはホッコも理解している。
なので無理をさせたくないと気遣ってくれているのだ。
「そうか、ならば訓練は明日にしよう。今日はのんじりテイムーランドを探索してみると言うのはどうだ?」
「楽しそうなの!賛成なの!」
ホッコも乗り気な様子なので今日はテイムーランドを軽く見て回る事にした。
沿岸村から離れるかもしれないのでフルクに報告しに行く。
「フルク、我らは暇だから少し探索してきたい。何か注意する事はあるか?」
「普段なら問題無いのだが、今は4日後に従魔競争が控えている。沿岸村の様に歓迎されない可能性があるから、他の村には近付かない方がいいだろう。」
「分かった。」
沿岸村の様に刺激してしまう可能性があるので村には近付かない方がいいと言われた。
逆に言えばそれ以外に注意する事は特に無い。
「ん?主様、小さな子がこっちを見ているの。」
ホッコが建物の方を見ながら言う。
確かに女の子がこっそりとこちらを覗き見ているのが見える。
「フルクに何か用があるんじゃないか?」
「ああ、あれは私の孫だ。外の者が珍しいので気になっているのだろう。」
フルクに用事がある訳では無く、ジル達の事が気になっているらしい。
「そう言えば沿岸村は若者が少ないな。子供も十人と見ていないが。」
「このテイムーランドはテイマーしかいない。テイマー以外の道を選んだ子供達は、ある程度大きくなったら外の世界へと出ていくのだ。なので自然と高齢者が多くなっていった。」
「成る程な。」
テイムーランドに住んでいるからと言って全ての者が必ずテイマーの道を歩む訳では無いらしい。
そう言った者達や島の外が気になる者達は自ら島を出て旅立っていくそうだ。
「主様、あの子と少しお話ししたいの。」
ホッコは魔物だが、変化した姿と同じくらいの歳の女の子なので気になる様子だ。
「同年代もあまりいないらしいからな。フルクが許可するのであればいいんじゃないか。」
「是非友達になってやってほしい。」
「分かったの!」
フルクから許可を貰えて嬉しそうに走っていく。
「こんにちはなの。」
「こ、こんにちは。」
突然こちらに走ってきたホッコに女の子は少し驚いている。
「ホッコはホッコって言うの。名前を教えてほしいの。」
「私?私はフルミナと言います。」
「フルミナ、良い名前なの。ホッコと友達になってほしいの。」
そう言って笑顔で手を差し出す。
初対面の相手でも気軽に接しに行けるのがホッコの良いところだ。
「い、いいんですか?私と友達になってくれるんですか?」
「もちろんなの。」
「嬉しいです、ありがとうございます!」
フルミナもホッコと友達になりたかった様で嬉しそうに手を握る。
「友達になったから言葉はもっと楽にするの。肩が凝っちゃうの。」
「う、うん。これでいいかな?」
「バッチリなの。」
浮島ではホッコと同年代の見た目の者は天ちゃんくらいしかいないので友達が出来て嬉しそうだ。
思わずジル達の方を向いてピースサインしている程だ。
「そう言えばフルミナはホッコ達を見てて何か用事があったの?」
「ホッコちゃんが可愛いからお友達になりたいなって思ってて。でも恥ずかしくて言い出せなかったの。」
言い出すのが恥ずかしくて隠れていたらしい。
「ホッコも友達になれて嬉しいの。でもホッコは魔物だけどいいの?」
「そんな事は気にしないよ。私もテイマーを目指しているから魔物でも沢山仲良くなりたいもん。」
「それなら良かったの。」
いくら従魔と言えどフルミナくらいの子供であれば怖がっても不思議では無い。
テイムーランドの子供は環境故に中々逞しい様だ。
「あっさり打ち解けた様だな。」
「子供は仲良くなるのが早い。大人の様に変な警戒心を抱く必要も無いからな。」
昨日のジル達と出会った時の事を言っているのだろう。
「それも最初だけで今は受け入れてくれているだろう?」
「そうだな、従魔競争を勝ち抜く為に残り数日も宜しく頼む。」
「任せるがいい。」
仲間達も目的があってやってる事なので苦にならない。
ジルも時間を見つけて付き合う事にしようと思うのだった。
ジル達はそれぞれ役割りを決めて村人達を訓練する事にした。
「それじゃあ行ってくるわね。」
ガザリオがリヴァイアサンをテイムしたと言う話しを聞いて、自分も高ランクの従魔を仲間にしたいと言う村人が大勢いた。
その者達は様々な魔物をテイムしているレーテルが担当する事になった。
「シキとライムは海担当なのです。」
「妾と影丸は陸担当じゃな。」
沿岸村と言っても全員が海の魔物をテイムしている訳では無い。
なので様々なスキルを取得して水中戦闘も可能となったライムにはシキと一緒に海を担当してもらい、ナキナと影丸にはそれ以外の訓練を担当してもらう事になった。
「主様、ホッコ達は何担当なの?」
「我らは特に無いな。三人と従魔達だけで指導は足りるだろう。」
ジル達は特に役割りが無い。
多少は村人達に訓練を付けるつもりだが、張り付いてやるのは他の者達で充分だ。
「それに我は休暇でテイムーランドに来ているからな。ここでも働き者になるつもりは無い。」
「ホッコも主様にはゆっくり休んでほしいから良かったの。」
「ほう、我との訓練はいいのか?」
ホッコはジルと久々に訓練出来ると聞いて喜んでいた筈だ。
「それもしたいの。でも主様が疲れてるなら休みを優先してほしいの。ホッコも主様と一緒に休むの。」
最近ジルが忙しくしていたのはホッコも理解している。
なので無理をさせたくないと気遣ってくれているのだ。
「そうか、ならば訓練は明日にしよう。今日はのんじりテイムーランドを探索してみると言うのはどうだ?」
「楽しそうなの!賛成なの!」
ホッコも乗り気な様子なので今日はテイムーランドを軽く見て回る事にした。
沿岸村から離れるかもしれないのでフルクに報告しに行く。
「フルク、我らは暇だから少し探索してきたい。何か注意する事はあるか?」
「普段なら問題無いのだが、今は4日後に従魔競争が控えている。沿岸村の様に歓迎されない可能性があるから、他の村には近付かない方がいいだろう。」
「分かった。」
沿岸村の様に刺激してしまう可能性があるので村には近付かない方がいいと言われた。
逆に言えばそれ以外に注意する事は特に無い。
「ん?主様、小さな子がこっちを見ているの。」
ホッコが建物の方を見ながら言う。
確かに女の子がこっそりとこちらを覗き見ているのが見える。
「フルクに何か用があるんじゃないか?」
「ああ、あれは私の孫だ。外の者が珍しいので気になっているのだろう。」
フルクに用事がある訳では無く、ジル達の事が気になっているらしい。
「そう言えば沿岸村は若者が少ないな。子供も十人と見ていないが。」
「このテイムーランドはテイマーしかいない。テイマー以外の道を選んだ子供達は、ある程度大きくなったら外の世界へと出ていくのだ。なので自然と高齢者が多くなっていった。」
「成る程な。」
テイムーランドに住んでいるからと言って全ての者が必ずテイマーの道を歩む訳では無いらしい。
そう言った者達や島の外が気になる者達は自ら島を出て旅立っていくそうだ。
「主様、あの子と少しお話ししたいの。」
ホッコは魔物だが、変化した姿と同じくらいの歳の女の子なので気になる様子だ。
「同年代もあまりいないらしいからな。フルクが許可するのであればいいんじゃないか。」
「是非友達になってやってほしい。」
「分かったの!」
フルクから許可を貰えて嬉しそうに走っていく。
「こんにちはなの。」
「こ、こんにちは。」
突然こちらに走ってきたホッコに女の子は少し驚いている。
「ホッコはホッコって言うの。名前を教えてほしいの。」
「私?私はフルミナと言います。」
「フルミナ、良い名前なの。ホッコと友達になってほしいの。」
そう言って笑顔で手を差し出す。
初対面の相手でも気軽に接しに行けるのがホッコの良いところだ。
「い、いいんですか?私と友達になってくれるんですか?」
「もちろんなの。」
「嬉しいです、ありがとうございます!」
フルミナもホッコと友達になりたかった様で嬉しそうに手を握る。
「友達になったから言葉はもっと楽にするの。肩が凝っちゃうの。」
「う、うん。これでいいかな?」
「バッチリなの。」
浮島ではホッコと同年代の見た目の者は天ちゃんくらいしかいないので友達が出来て嬉しそうだ。
思わずジル達の方を向いてピースサインしている程だ。
「そう言えばフルミナはホッコ達を見てて何か用事があったの?」
「ホッコちゃんが可愛いからお友達になりたいなって思ってて。でも恥ずかしくて言い出せなかったの。」
言い出すのが恥ずかしくて隠れていたらしい。
「ホッコも友達になれて嬉しいの。でもホッコは魔物だけどいいの?」
「そんな事は気にしないよ。私もテイマーを目指しているから魔物でも沢山仲良くなりたいもん。」
「それなら良かったの。」
いくら従魔と言えどフルミナくらいの子供であれば怖がっても不思議では無い。
テイムーランドの子供は環境故に中々逞しい様だ。
「あっさり打ち解けた様だな。」
「子供は仲良くなるのが早い。大人の様に変な警戒心を抱く必要も無いからな。」
昨日のジル達と出会った時の事を言っているのだろう。
「それも最初だけで今は受け入れてくれているだろう?」
「そうだな、従魔競争を勝ち抜く為に残り数日も宜しく頼む。」
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仲間達も目的があってやってる事なので苦にならない。
ジルも時間を見つけて付き合う事にしようと思うのだった。
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