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77章
魔法生命体達と浮島防衛戦 6
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レーエルとトラエルはタイプBを相手に上手く立ち回っていた。
遠距離から光線でタイプBを攻撃し、レーエルが近接攻撃を仕掛けられそうになれば姿を消しているトラエルが死角から攻撃してレーエルを守る。
「私達の連携はどうかしら?近付く事が出来ずに体力を消耗させられ続けているでしょう?」
「こんなものかと呆れているところですよ。」
得意気な態度で光線を放つレーエルにタイプBは淡々と答える。
確かに良い連携ではあるが苦戦する程では無い。
ジルに聞いていた聖痕持ちと比べても劣る印象だ。
「口だけは達者なのね。不敬だからそろそろ殺してあげるわ。」
「その程度の光線で殺せるとでも?」
「それなら私の最大威力で葬ってあげるわ。」
レーエルの聖痕が一際眩い輝きを放ち、頭上に巨大な光りの球体が現れる。
「塵になりなさい!」
「『換装!』グリムセバー!」
レーエルの放った極太の光線を前にタイプBは真っ向から迎え撃つ。
武器を変えて大鎌を取り出したタイプBは、魔装して光線を引き裂いた。
レーエルの最大の一撃は分断されて後方に消える。
「私の光線を断ち切ったですって!?」
目の前で起きた事が信じられず驚愕の表情を浮かべている。
「追撃します。『換装!』」
装備を変えて回転式浮遊刃を取り出す。
周囲に浮いている複数の回転式浮遊刃をレーエルに向かって放つ。
「貴方、遠距離攻撃を!?」
レーエルは驚きながらも光線で撃ち落とそうと頑張っている。
「近接武器ばかりで遠距離攻撃手段を持っていないとでも思いましたか?そして。」
タイプBは背後を振り向いてトラエルの攻撃を魔装した拳で受け止める。
「っ!?」
「武器が離れれば近付いてもらえると思いましたよ。私は近接戦闘を得意としています。武器で戦う事が基本的に多いですが、当然体術も心得ています。」
姿は見えないがタイプBはトラエルの姿を思い出して拳を突き出す。
「うぐっ!?」
タイプBの拳が腹にめり込み、痛みで聖痕の力が解除される。
「トラエル!くっ!?」
「他人の心配をしている場合ですか?」
「鬱陶しいわね、邪魔よ!」
周囲を飛んで妨害する回転式浮遊刃を大量の光線で撃ち落とす。
しかしその少しの時間稼ぎが出来れば充分だった。
タイプBはトラエルの剣を奪って腹に突き刺す。
「ごふっ!?」
「聖痕に頼り過ぎですね。貴方自体はそこまで強くない。」
大量の血を吐き出すトラエル。
明らかな致命傷だ。
「トラエル!」
「れ、レー…エル…。」
トラエルがレーエルに向かって手を伸ばす。
貫かれた腹から流れ出る血の量が助からない事を物語っている。
トラエルの手から段々と力が抜けていき、最後には力無く垂れ下がった。
「っ!」
「一人は排除しました。後は貴方ですね。」
トラエルにはもう興味を失ったとばかりに剣を離すとそのまま落下していく。
「トラエルを…、私の可愛いトラエルをよくも!」
聖痕が輝き大量の光る球体が生み出される。
タイプBに対する殺意も高まっていく。
「生かしておかないわ!」
「まだそれ程の余力がありましたか。」
「消し飛びなさい!」
大量の光線がタイプBに迫ってくる。
光線の眩い光りが視界を埋め尽くす。
「『換装!』」
タイプBは白焔を装備して迫る光線に突っ込んでいく。
魔装した白焔で光線を斬り払いながらレーエルに迫る。
「中級神聖魔法、ホーリーフラッシュ!」
あと少しでレーエルに届くと言うところでレーエルの魔法が発動して視界が白一色に染まる。
アンデット系の魔物に効果のある神聖魔法だが、今回の様に目潰しにも使える。
「視界を奪われましたか。」
「私を相手にした者は距離を詰めれば勝てると考えるわ。でもそれくらい対策していない訳無いでしょ!」
視界が奪われたタイプBに光線を放つ。
トラエルの敵討ちとしてその全身を貫こうとしたが、タイプBは見えていないのに簡単に避けてしまった。
「っ!?」
「目潰しされた程度で避けられないとでも?貴方の相棒も姿を消していたのに私は対処出来ていたではありませんか。」
視界が封じられたからと言って大した問題では無い。
それくらいで負ける程元魔王が作製したメイドゴーレム達は弱くないのだ。
「それなら避けられない程の質量で攻めるまでよ!上級水魔法、ブルースフィア!中級水魔法、スプラッシュバブル!光線も食らいなさい!」
タイプBの逃げ道を封じる様に球体の水の檻が生み出され、破裂する泡と聖痕による光線が一気にタイプBに襲い掛かる。
「大盤振る舞いですね。『換装!』」
タイプBが取り出したのは大楯だ。
「これだけの攻撃を楯で防げるとでも?」
「逆に問います。これしきを防げないとでもお思いですか?偉大なるマスターが作りし我々に貴方程度の攻撃は届きません。フォートレス!」
魔装して防御力を高めた大楯で全ての攻撃を受け止める。
特大の爆発を起こして水の檻も弾け飛んだ。
「はぁはぁ、私の全力よ。耐えられる筈無いわ。」
「全力ですか。では貴方の敗北は確定しましたね。」
「なっ!?」
レーエルの全力攻撃を平然と耐え切ったタイプBが呟く。
大楯を突破した攻撃は無く、無傷のタイプBがそこに浮いていた。
「言ったでしょう?それくらいの攻撃は私に届きません。『換装!』」
タイプBは双剣に装備を変えてレーエルに一瞬で接近する。
攻撃直後と言う事もあって油断している。
「っ!?」
「それではさようなら、クロスエッジ!」
魔装した双剣によってレーエルを十字に斬り付ける。
大量の血を噴出させながら落下していく。
あの怪我では飛ぶ力も残っていないだろう。
「聖痕持ちの排除完了しましたね。まだまだ天使は多いですし次に向かいましょうか。」
浮島の周りにいる天使達を殲滅するべく、新たな獲物に近付いていくタイプBだった。
遠距離から光線でタイプBを攻撃し、レーエルが近接攻撃を仕掛けられそうになれば姿を消しているトラエルが死角から攻撃してレーエルを守る。
「私達の連携はどうかしら?近付く事が出来ずに体力を消耗させられ続けているでしょう?」
「こんなものかと呆れているところですよ。」
得意気な態度で光線を放つレーエルにタイプBは淡々と答える。
確かに良い連携ではあるが苦戦する程では無い。
ジルに聞いていた聖痕持ちと比べても劣る印象だ。
「口だけは達者なのね。不敬だからそろそろ殺してあげるわ。」
「その程度の光線で殺せるとでも?」
「それなら私の最大威力で葬ってあげるわ。」
レーエルの聖痕が一際眩い輝きを放ち、頭上に巨大な光りの球体が現れる。
「塵になりなさい!」
「『換装!』グリムセバー!」
レーエルの放った極太の光線を前にタイプBは真っ向から迎え撃つ。
武器を変えて大鎌を取り出したタイプBは、魔装して光線を引き裂いた。
レーエルの最大の一撃は分断されて後方に消える。
「私の光線を断ち切ったですって!?」
目の前で起きた事が信じられず驚愕の表情を浮かべている。
「追撃します。『換装!』」
装備を変えて回転式浮遊刃を取り出す。
周囲に浮いている複数の回転式浮遊刃をレーエルに向かって放つ。
「貴方、遠距離攻撃を!?」
レーエルは驚きながらも光線で撃ち落とそうと頑張っている。
「近接武器ばかりで遠距離攻撃手段を持っていないとでも思いましたか?そして。」
タイプBは背後を振り向いてトラエルの攻撃を魔装した拳で受け止める。
「っ!?」
「武器が離れれば近付いてもらえると思いましたよ。私は近接戦闘を得意としています。武器で戦う事が基本的に多いですが、当然体術も心得ています。」
姿は見えないがタイプBはトラエルの姿を思い出して拳を突き出す。
「うぐっ!?」
タイプBの拳が腹にめり込み、痛みで聖痕の力が解除される。
「トラエル!くっ!?」
「他人の心配をしている場合ですか?」
「鬱陶しいわね、邪魔よ!」
周囲を飛んで妨害する回転式浮遊刃を大量の光線で撃ち落とす。
しかしその少しの時間稼ぎが出来れば充分だった。
タイプBはトラエルの剣を奪って腹に突き刺す。
「ごふっ!?」
「聖痕に頼り過ぎですね。貴方自体はそこまで強くない。」
大量の血を吐き出すトラエル。
明らかな致命傷だ。
「トラエル!」
「れ、レー…エル…。」
トラエルがレーエルに向かって手を伸ばす。
貫かれた腹から流れ出る血の量が助からない事を物語っている。
トラエルの手から段々と力が抜けていき、最後には力無く垂れ下がった。
「っ!」
「一人は排除しました。後は貴方ですね。」
トラエルにはもう興味を失ったとばかりに剣を離すとそのまま落下していく。
「トラエルを…、私の可愛いトラエルをよくも!」
聖痕が輝き大量の光る球体が生み出される。
タイプBに対する殺意も高まっていく。
「生かしておかないわ!」
「まだそれ程の余力がありましたか。」
「消し飛びなさい!」
大量の光線がタイプBに迫ってくる。
光線の眩い光りが視界を埋め尽くす。
「『換装!』」
タイプBは白焔を装備して迫る光線に突っ込んでいく。
魔装した白焔で光線を斬り払いながらレーエルに迫る。
「中級神聖魔法、ホーリーフラッシュ!」
あと少しでレーエルに届くと言うところでレーエルの魔法が発動して視界が白一色に染まる。
アンデット系の魔物に効果のある神聖魔法だが、今回の様に目潰しにも使える。
「視界を奪われましたか。」
「私を相手にした者は距離を詰めれば勝てると考えるわ。でもそれくらい対策していない訳無いでしょ!」
視界が奪われたタイプBに光線を放つ。
トラエルの敵討ちとしてその全身を貫こうとしたが、タイプBは見えていないのに簡単に避けてしまった。
「っ!?」
「目潰しされた程度で避けられないとでも?貴方の相棒も姿を消していたのに私は対処出来ていたではありませんか。」
視界が封じられたからと言って大した問題では無い。
それくらいで負ける程元魔王が作製したメイドゴーレム達は弱くないのだ。
「それなら避けられない程の質量で攻めるまでよ!上級水魔法、ブルースフィア!中級水魔法、スプラッシュバブル!光線も食らいなさい!」
タイプBの逃げ道を封じる様に球体の水の檻が生み出され、破裂する泡と聖痕による光線が一気にタイプBに襲い掛かる。
「大盤振る舞いですね。『換装!』」
タイプBが取り出したのは大楯だ。
「これだけの攻撃を楯で防げるとでも?」
「逆に問います。これしきを防げないとでもお思いですか?偉大なるマスターが作りし我々に貴方程度の攻撃は届きません。フォートレス!」
魔装して防御力を高めた大楯で全ての攻撃を受け止める。
特大の爆発を起こして水の檻も弾け飛んだ。
「はぁはぁ、私の全力よ。耐えられる筈無いわ。」
「全力ですか。では貴方の敗北は確定しましたね。」
「なっ!?」
レーエルの全力攻撃を平然と耐え切ったタイプBが呟く。
大楯を突破した攻撃は無く、無傷のタイプBがそこに浮いていた。
「言ったでしょう?それくらいの攻撃は私に届きません。『換装!』」
タイプBは双剣に装備を変えてレーエルに一瞬で接近する。
攻撃直後と言う事もあって油断している。
「っ!?」
「それではさようなら、クロスエッジ!」
魔装した双剣によってレーエルを十字に斬り付ける。
大量の血を噴出させながら落下していく。
あの怪我では飛ぶ力も残っていないだろう。
「聖痕持ちの排除完了しましたね。まだまだ天使は多いですし次に向かいましょうか。」
浮島の周りにいる天使達を殲滅するべく、新たな獲物に近付いていくタイプBだった。
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