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77章
魔法生命体達と浮島防衛戦 9
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リコエルの対処をタイプAに任せて、ジルとタイプCは他の天使達の殲滅にあたる。
「かなり倒したがまだまだいるな。」
魔装した銀月で向かってくる天使を斬り伏せていく。
既に何十体も倒しているがまだ飛んでいる。
相当な数で攻めてきたのだろう。
「ジル様、今大丈夫なのです?」
「シキか、問題無いぞ。何かあったか?」
浮島内にいるシキから意思疎通の連絡が入った。
「結界外の情報を知りたくて連絡したのです。結界が生きてるから中は全く問題無いのです。外が大変なら増援にライムを送れるのですよ?」
「成る程、確かにライムがいればもっと早く殲滅出来そうだな。」
今では誰もライムの所有するスキル数を把握出来ていないくらいの成長を遂げている。
対多数に有効なスキルも沢山所持していそうだ。
「そんなに相手は手強いのです?」
「いや、数が多くて殲滅に苦労しているだけだ。全員無事だから心配いらないぞ。」
「さすがなのです。それじゃあライムに増援に向かってもらうのです。ライム、頼むのです。」
シキが従魔であるライムにお願いしている。
これで天使達の殲滅も格段に早まるだろう。
「それじゃあライムが来るまでもうひと頑張りするか。」
ジルが銀月を構えて向かおうとする。
その時に天使達に異変が起こる。
「ん?これは。」
視界に映る天使達が次々に下へ落下していく。
タイプAやタイプCも突然の事に戸惑っている。
「タイプDの魔法か?いや、あいつは聖痕持ちと戦闘中だったから違うか。」
ジルは天使達に万能鑑定を使用する。
すると天使達の状態が睡眠となっていた。
「これはまさか。」
「ジル様、またまた失礼するのです。天ちゃんが今起きてきて力を使ったみたいなのですけど、大丈夫なのです?」
思い当たる人物がいるなと思っていると予想通りの連絡が入る。
「やはりそうか。急に天使達が落ちていったから驚いたが睡眠の聖痕か。我らには影響していないから大丈夫だ。」
天ちゃんが聖痕を発動させて一気に制圧したらしい。
天使達は一時的に眠っているだけだが、浮島はかなり上空にあるので、この高さから落ちれば落下死するだろう。
「良かったのです。それと聖痕持ちには距離が遠いのもあって効きにくいと天ちゃんが言っているのです。」
「それも問題無いだろう。直に片が付くから助かったと伝えておいてくれ。」
「了解なのです。」
「まだ味方と断定出来る訳では無いが現状は問題無さそうだな。」
天ちゃんが天使達を聖痕の力で無力化してくれたので戦いは一気に決まった。
残る聖痕持ちもメイド達によってしっかりと倒されていた。
そして結界内を遡る事数分、シキやライム達が結界を破壊して天使達が攻めてきた時の事を考えて迎撃準備をして待機している中、天ちゃんがダンジョンで目を覚ます。
「ふわぁ~。」
大きな欠伸をしながらベットから身体を起こす。
「天ちゃん!?」
「おはよう美咲。」
傍らにいたダンジョンマスターの美咲が驚き駆け寄ってくる。
なので目覚めの挨拶をしておいた。
「おはようございますなんですけど、そんな事を言っている場合じゃないですよ!今大変な事になっているんです!」
美咲が挨拶もそこそこに大慌てである。
だが起きたばかりの天ちゃんは何も知らない。
「どうしたの?」
「浮島が天使の軍勢に囲まれているんです。攻められているんですよ私達!」
「天使に?」
「でも天ちゃんも天使族ですからこれを言ってもしょうがないですよね。」
浮島が攻められて大変ではあるが、敵は天ちゃんと同じ天使族だ。
浮島を守る為に同族と戦えなんて美咲は言えない。
「別に天使族でも問題無い。今はジルにお世話になって浮島にいさせてもらってる。同族でも敵は排除する。」
美咲と違って天ちゃんは気にせず立ち上がる。
記憶を失っているのもあるかもしれないが、相手が天使だと聞いても何も感じない。
自分や仲間の敵は倒すのみである。
「排除って、天使と戦うんですか?」
「私が戦わなくてもジル達が倒してくれる。ジルもメイド達も凄く強い。だから少し手助けするだけ。」
「あっ、待って下さい!私も行きますから!」
ダンジョンの外に向かおうとする天ちゃんを慌てて美咲も追い掛ける。
万が一裏切る様な事があると大変なので、目を離さない様に言われている為一人行動はさせられない。
「シキちゃん、天ちゃんが起きましたよ!」
「おはよう。」
「天ちゃん!遅いのです!」
シキの下に二人で向かうと少し怒りながら迎えてくれる。
「私は睡眠の聖痕持ちだから睡眠は大事。」
「あの、現状はどうなってますか?」
美咲は浮島の中でも安全なダンジョンの中にいたので詳しい状況が分かっていない。
「ジル様達が援軍として到着したからかなり優勢なのです。」
「さすがは主様なの!」
「そうですか、良かったです。」
美咲は一先ず安心出来た。
浮島の主であるジルがいてくれたら心強い。
圧倒的な力を持つ一番頼りになる存在なのだ。
「それでも数が多くてまだ殲滅は出来ていないらしいのです。」
「数が多いなら任せる。」
天ちゃんが手の甲にある聖痕を光らせる。
「天ちゃん!?」
「何をするつもりなのです!?」
「ジル達の負担を減らす。はいお終い。聖痕持ち以外は無力化した。」
突然の行動に驚くがジル達を助ける為に力を使ったと言う。
急いでシキが確認すると確かに天ちゃんの力で天使達が無力化されているとジルが答えた。
「天使達の殆どが天ちゃんの聖痕で眠ったらしいのです。ジル様が感謝していたのです。」
「うん、それじゃあ眠いから二度寝してくる。」
自分の仕事は終わったと天ちゃんがまたダンジョンに戻ろうとする。
「えっ、また寝るんですか?」
「美咲も一緒に寝よう。」
「わ、私も?」
戦いの行方が気になる美咲だったが、天ちゃんに腕を引かれてダンジョン内のベッドで抱き枕にされるのだった。
「かなり倒したがまだまだいるな。」
魔装した銀月で向かってくる天使を斬り伏せていく。
既に何十体も倒しているがまだ飛んでいる。
相当な数で攻めてきたのだろう。
「ジル様、今大丈夫なのです?」
「シキか、問題無いぞ。何かあったか?」
浮島内にいるシキから意思疎通の連絡が入った。
「結界外の情報を知りたくて連絡したのです。結界が生きてるから中は全く問題無いのです。外が大変なら増援にライムを送れるのですよ?」
「成る程、確かにライムがいればもっと早く殲滅出来そうだな。」
今では誰もライムの所有するスキル数を把握出来ていないくらいの成長を遂げている。
対多数に有効なスキルも沢山所持していそうだ。
「そんなに相手は手強いのです?」
「いや、数が多くて殲滅に苦労しているだけだ。全員無事だから心配いらないぞ。」
「さすがなのです。それじゃあライムに増援に向かってもらうのです。ライム、頼むのです。」
シキが従魔であるライムにお願いしている。
これで天使達の殲滅も格段に早まるだろう。
「それじゃあライムが来るまでもうひと頑張りするか。」
ジルが銀月を構えて向かおうとする。
その時に天使達に異変が起こる。
「ん?これは。」
視界に映る天使達が次々に下へ落下していく。
タイプAやタイプCも突然の事に戸惑っている。
「タイプDの魔法か?いや、あいつは聖痕持ちと戦闘中だったから違うか。」
ジルは天使達に万能鑑定を使用する。
すると天使達の状態が睡眠となっていた。
「これはまさか。」
「ジル様、またまた失礼するのです。天ちゃんが今起きてきて力を使ったみたいなのですけど、大丈夫なのです?」
思い当たる人物がいるなと思っていると予想通りの連絡が入る。
「やはりそうか。急に天使達が落ちていったから驚いたが睡眠の聖痕か。我らには影響していないから大丈夫だ。」
天ちゃんが聖痕を発動させて一気に制圧したらしい。
天使達は一時的に眠っているだけだが、浮島はかなり上空にあるので、この高さから落ちれば落下死するだろう。
「良かったのです。それと聖痕持ちには距離が遠いのもあって効きにくいと天ちゃんが言っているのです。」
「それも問題無いだろう。直に片が付くから助かったと伝えておいてくれ。」
「了解なのです。」
「まだ味方と断定出来る訳では無いが現状は問題無さそうだな。」
天ちゃんが天使達を聖痕の力で無力化してくれたので戦いは一気に決まった。
残る聖痕持ちもメイド達によってしっかりと倒されていた。
そして結界内を遡る事数分、シキやライム達が結界を破壊して天使達が攻めてきた時の事を考えて迎撃準備をして待機している中、天ちゃんがダンジョンで目を覚ます。
「ふわぁ~。」
大きな欠伸をしながらベットから身体を起こす。
「天ちゃん!?」
「おはよう美咲。」
傍らにいたダンジョンマスターの美咲が驚き駆け寄ってくる。
なので目覚めの挨拶をしておいた。
「おはようございますなんですけど、そんな事を言っている場合じゃないですよ!今大変な事になっているんです!」
美咲が挨拶もそこそこに大慌てである。
だが起きたばかりの天ちゃんは何も知らない。
「どうしたの?」
「浮島が天使の軍勢に囲まれているんです。攻められているんですよ私達!」
「天使に?」
「でも天ちゃんも天使族ですからこれを言ってもしょうがないですよね。」
浮島が攻められて大変ではあるが、敵は天ちゃんと同じ天使族だ。
浮島を守る為に同族と戦えなんて美咲は言えない。
「別に天使族でも問題無い。今はジルにお世話になって浮島にいさせてもらってる。同族でも敵は排除する。」
美咲と違って天ちゃんは気にせず立ち上がる。
記憶を失っているのもあるかもしれないが、相手が天使だと聞いても何も感じない。
自分や仲間の敵は倒すのみである。
「排除って、天使と戦うんですか?」
「私が戦わなくてもジル達が倒してくれる。ジルもメイド達も凄く強い。だから少し手助けするだけ。」
「あっ、待って下さい!私も行きますから!」
ダンジョンの外に向かおうとする天ちゃんを慌てて美咲も追い掛ける。
万が一裏切る様な事があると大変なので、目を離さない様に言われている為一人行動はさせられない。
「シキちゃん、天ちゃんが起きましたよ!」
「おはよう。」
「天ちゃん!遅いのです!」
シキの下に二人で向かうと少し怒りながら迎えてくれる。
「私は睡眠の聖痕持ちだから睡眠は大事。」
「あの、現状はどうなってますか?」
美咲は浮島の中でも安全なダンジョンの中にいたので詳しい状況が分かっていない。
「ジル様達が援軍として到着したからかなり優勢なのです。」
「さすがは主様なの!」
「そうですか、良かったです。」
美咲は一先ず安心出来た。
浮島の主であるジルがいてくれたら心強い。
圧倒的な力を持つ一番頼りになる存在なのだ。
「それでも数が多くてまだ殲滅は出来ていないらしいのです。」
「数が多いなら任せる。」
天ちゃんが手の甲にある聖痕を光らせる。
「天ちゃん!?」
「何をするつもりなのです!?」
「ジル達の負担を減らす。はいお終い。聖痕持ち以外は無力化した。」
突然の行動に驚くがジル達を助ける為に力を使ったと言う。
急いでシキが確認すると確かに天ちゃんの力で天使達が無力化されているとジルが答えた。
「天使達の殆どが天ちゃんの聖痕で眠ったらしいのです。ジル様が感謝していたのです。」
「うん、それじゃあ眠いから二度寝してくる。」
自分の仕事は終わったと天ちゃんがまたダンジョンに戻ろうとする。
「えっ、また寝るんですか?」
「美咲も一緒に寝よう。」
「わ、私も?」
戦いの行方が気になる美咲だったが、天ちゃんに腕を引かれてダンジョン内のベッドで抱き枕にされるのだった。
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