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90章
元魔王様とルルネットの友達作り 10
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マザーマーマンが首を切断されて地面に倒れる。
「「「ギョギョ!?」」」
「あっ!マーマン達が逃げようとしてるわ!」
ルルネットによって倒されたマザーマーマンを見て、マーマン達が一斉に散っていく。
統率する者が倒された事で混乱している様子だ。
「見えるのは全て狩るぞ。大量に逃せば、上位種に進化する可能性も増える。」
「分かったわ!」
「湖で安全に魚獲りを出来る様にする為にも狩らせてもらうよ!」
「お嬢様、お供します。」
ジルの指示で四人は一斉に残党のマーマン達を狩る。
数匹湖の中に逃げられてしまったが、他は全滅させられた。
マーマン数匹程度なら特に問題は無いだろう。
「ふいー、狩ったわねー。」
「ルルネット、お疲れ様。」
身体を伸ばしていたルルネットをセレーナが労う。
今回一番活躍したのはルルネットだろう。
「セレーナもね。マーマンをあんなに倒すなんてやるじゃない。」
「いやいや、ルルネットの方が凄いよ。マーマンの上位種を倒しちゃうなんて。」
戦果で言えば圧倒的にルルネットの方が上だ。
セレーナもそれなりにマーマンを倒したが、それすらもルルネットの方が多かっただろう。
「まあね、って言いたいところだけど皆の協力があったからこそよ。」
一人であればマザーマーマンを倒すのに苦労しただろう。
他の皆が大量にいたマーマンを引き受けてくれたからこそ倒せた。
「二人共、中々良かったぞ。」
「あっ!ねえジル、見たわよね?私の超級火魔法!」
「ああ、詠唱ありとは言え習得していたとはな。」
「ふふん!頑張って詠唱破棄の方も取得してやるんだから。」
ジルに褒められてルルネットは上機嫌である。
頑張って超級火魔法を習得した甲斐があった。
「凄い会話だよ。とても同世代とは思えない。」
「セレーナも良かったぞ。魔装も所々使えていたしな。」
魔装なんて自分には無理だと言っていたが、部分的にであれば何度か使う事は出来ていた。
安定性はまだまだだが、訓練していけばその内使える様になれるだろう。
「でもルルネットみたいにはいかないよ。」
「小さな頃から戦闘狂だった者と比べてもな。始めたばかりなら上出来だ。」
「誰が戦闘狂よ!」
ジルの言葉にルルネットが腕を振り上げて怒っている。
友達のセレーナの前で戦闘狂呼ばわりされたくない様だ。
「それじゃあお待ちかねのお魚回収の時間よ!」
「マザーマーマンを引き摺り出す為に何度も雷霆魔法を放ったから沢山浮いてるね。これだけ回収すれば相当な金額になりそうだよ。」
「やったわねセレーナ。」
「うん、ありがとう。」
水面にはヒュルクの雷霆魔法で気絶させられた魚が大量に浮いている。
マーマン達も倒したので安全に回収出来る。
「それだけじゃないぞ。マーマンも金になる。」
そう言ってジルは地面に大量に倒れているマーマンの死体を指差す。
「え?マーマンも?」
「魔物なのだから当然魔石はあるからな。」
「た、確かに。上位種が生み出している個体だったから普通の魔物って感じがしてなかったけど、マーマン達もちゃんとした魔物なんだよね。」
上位種であるマザーマーマンによって大量に生み出されたマーマン達も普通の魔物だ。
魔物である以上、魔石や素材が回収出来る。
「これ全部に魔石があるって相当な数になるわよ?」
「本命の依頼と同等以上に稼げそうですね。」
回収するだけでも一苦労だろう。
それだけのマーマンをジル達は倒した。
「ちなみに魔石以外にもマーマンのヒレも素材になった筈だ。ギルドではどちらも買い取ってくれるだろう。」
「それなら解体して持ち帰りましょう!皆でやれば直ぐに終わるわ!」
マーマンもお金になると分かれば当然見過ごせない。
魔石とヒレを回収して一緒に売り払えば大儲けだ。
「我は解体作業は遠慮しておく。」
「何でよ?」
「こんな大量の解体作業は面倒だ。いつもギルド任せだしな。」
冒険者であれば解体はほぼ必須技能なのだが、ジルは自分で魔物の解体をした事が無い。
いつも魔物の解体はギルドに依頼している。
「それだと解体料が掛かるじゃない?儲けが減っちゃうわよ?」
「少しくらい手間に比べれば安いものだ。」
ジルとしては時間をお金で買っている感覚だ。
多少の解体費用を払うだけで面倒な作業を任せられるなら選ばない手は無い。
「えー。セレーナ、どうする?」
今回の依頼はセレーナの行いたい政策の為の資金稼ぎが目的だ。
判断はセレーナに任せる。
「せっかく政策の為のお金になるんだから私とヒュルクで解体しておくよ。二人にはお世話になってばかりだから。」
「そんな、私も手伝うわよ。」
「いいからいいから、ルルネットは休んでて。上位種とも戦ったんだしさ。」
「はい、雑用は私にお任せ下さい。」
解体は二人が引き受けると言う。
先程の戦いで上位種であるマザーマーマンを倒したルルネットと誰よりも多くのマーマンを倒したジル。
二人も戦闘には参加したが、ジル達に比べるとあまり活躍出来無かったので、せめて解体くらいはと思ってくれた様だ。
「そう?悪いわね?」
「全然だよ。寧ろこれくらいさせてもらわないとこっちが申し訳無いくらいなんだからさ。それに解体には自信あるんだ。ぱぱっとやっちゃうね。」
自信があると言うだけあってセレーナの解体作業はプロ顔負けの腕前だった。
山積みにされていたマーマン達がとんでもない速度で解体されていくのだった。
「「「ギョギョ!?」」」
「あっ!マーマン達が逃げようとしてるわ!」
ルルネットによって倒されたマザーマーマンを見て、マーマン達が一斉に散っていく。
統率する者が倒された事で混乱している様子だ。
「見えるのは全て狩るぞ。大量に逃せば、上位種に進化する可能性も増える。」
「分かったわ!」
「湖で安全に魚獲りを出来る様にする為にも狩らせてもらうよ!」
「お嬢様、お供します。」
ジルの指示で四人は一斉に残党のマーマン達を狩る。
数匹湖の中に逃げられてしまったが、他は全滅させられた。
マーマン数匹程度なら特に問題は無いだろう。
「ふいー、狩ったわねー。」
「ルルネット、お疲れ様。」
身体を伸ばしていたルルネットをセレーナが労う。
今回一番活躍したのはルルネットだろう。
「セレーナもね。マーマンをあんなに倒すなんてやるじゃない。」
「いやいや、ルルネットの方が凄いよ。マーマンの上位種を倒しちゃうなんて。」
戦果で言えば圧倒的にルルネットの方が上だ。
セレーナもそれなりにマーマンを倒したが、それすらもルルネットの方が多かっただろう。
「まあね、って言いたいところだけど皆の協力があったからこそよ。」
一人であればマザーマーマンを倒すのに苦労しただろう。
他の皆が大量にいたマーマンを引き受けてくれたからこそ倒せた。
「二人共、中々良かったぞ。」
「あっ!ねえジル、見たわよね?私の超級火魔法!」
「ああ、詠唱ありとは言え習得していたとはな。」
「ふふん!頑張って詠唱破棄の方も取得してやるんだから。」
ジルに褒められてルルネットは上機嫌である。
頑張って超級火魔法を習得した甲斐があった。
「凄い会話だよ。とても同世代とは思えない。」
「セレーナも良かったぞ。魔装も所々使えていたしな。」
魔装なんて自分には無理だと言っていたが、部分的にであれば何度か使う事は出来ていた。
安定性はまだまだだが、訓練していけばその内使える様になれるだろう。
「でもルルネットみたいにはいかないよ。」
「小さな頃から戦闘狂だった者と比べてもな。始めたばかりなら上出来だ。」
「誰が戦闘狂よ!」
ジルの言葉にルルネットが腕を振り上げて怒っている。
友達のセレーナの前で戦闘狂呼ばわりされたくない様だ。
「それじゃあお待ちかねのお魚回収の時間よ!」
「マザーマーマンを引き摺り出す為に何度も雷霆魔法を放ったから沢山浮いてるね。これだけ回収すれば相当な金額になりそうだよ。」
「やったわねセレーナ。」
「うん、ありがとう。」
水面にはヒュルクの雷霆魔法で気絶させられた魚が大量に浮いている。
マーマン達も倒したので安全に回収出来る。
「それだけじゃないぞ。マーマンも金になる。」
そう言ってジルは地面に大量に倒れているマーマンの死体を指差す。
「え?マーマンも?」
「魔物なのだから当然魔石はあるからな。」
「た、確かに。上位種が生み出している個体だったから普通の魔物って感じがしてなかったけど、マーマン達もちゃんとした魔物なんだよね。」
上位種であるマザーマーマンによって大量に生み出されたマーマン達も普通の魔物だ。
魔物である以上、魔石や素材が回収出来る。
「これ全部に魔石があるって相当な数になるわよ?」
「本命の依頼と同等以上に稼げそうですね。」
回収するだけでも一苦労だろう。
それだけのマーマンをジル達は倒した。
「ちなみに魔石以外にもマーマンのヒレも素材になった筈だ。ギルドではどちらも買い取ってくれるだろう。」
「それなら解体して持ち帰りましょう!皆でやれば直ぐに終わるわ!」
マーマンもお金になると分かれば当然見過ごせない。
魔石とヒレを回収して一緒に売り払えば大儲けだ。
「我は解体作業は遠慮しておく。」
「何でよ?」
「こんな大量の解体作業は面倒だ。いつもギルド任せだしな。」
冒険者であれば解体はほぼ必須技能なのだが、ジルは自分で魔物の解体をした事が無い。
いつも魔物の解体はギルドに依頼している。
「それだと解体料が掛かるじゃない?儲けが減っちゃうわよ?」
「少しくらい手間に比べれば安いものだ。」
ジルとしては時間をお金で買っている感覚だ。
多少の解体費用を払うだけで面倒な作業を任せられるなら選ばない手は無い。
「えー。セレーナ、どうする?」
今回の依頼はセレーナの行いたい政策の為の資金稼ぎが目的だ。
判断はセレーナに任せる。
「せっかく政策の為のお金になるんだから私とヒュルクで解体しておくよ。二人にはお世話になってばかりだから。」
「そんな、私も手伝うわよ。」
「いいからいいから、ルルネットは休んでて。上位種とも戦ったんだしさ。」
「はい、雑用は私にお任せ下さい。」
解体は二人が引き受けると言う。
先程の戦いで上位種であるマザーマーマンを倒したルルネットと誰よりも多くのマーマンを倒したジル。
二人も戦闘には参加したが、ジル達に比べるとあまり活躍出来無かったので、せめて解体くらいはと思ってくれた様だ。
「そう?悪いわね?」
「全然だよ。寧ろこれくらいさせてもらわないとこっちが申し訳無いくらいなんだからさ。それに解体には自信あるんだ。ぱぱっとやっちゃうね。」
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