俺の幼馴染がエロ可愛すぎてヤバい。

ゆきゆめ

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恋愛相談されることもある。

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 《作者》最初の茶番はカクヨムでの話ですが、良かったらお読みください。



~~~~~




「ヒロさんヒロさん」

「なんだ?」

「実は今日、私たちが登場する作品『俺の幼馴染がエロ可愛すぎてヤバい。』のカクヨムラブコメ日間ランキングと週間ランキングがどちらも11位だったみたいですよ」

「おおー、それはめでたい……のか?(てかそのタイトル今すぐやめろよ恥ずかしいわ)」

「どちらもトップ10入りできない哀れな敗北者、といったところでしょうか」

「いや11位でも十分すごいと思うよ?」

「そうですね。私も金色の光輝く舞台に立つよりは、このくらいの順位がちょうどいいと思います」

「だなぁ」

「ということでダブル11位を記念して、ポッキーゲームをしましょう」

「は?」

「これは11位がふたつで1111になり、ポッキーの日と同じ数字だというとても高度で素晴らしいアイデアでしてね」

「いやそんな浅はかすぎる考えはわかってる」

「では早速やりましょう。口と口がごっつんこするまでやりましょう」

「ふ、ふざけんなやるわけないだろ!」

「ええ~やりましょうよ~(ヒロにしなだれかかる)」

「ぜったい嫌だ!(逃走)」

「あっ……行っちゃいました……。まあいいです。読者の皆さん。ポッキーゲームは本編が11月11日になるのをお待ち下さいね」


《作者》
 そこまで連載続くのか……?
 何気に週間は11位が今までで一番高い気がしますね。

 みなさんいつもありがとうございます。

 それでは、本編へどうぞ。



~~~~~



「ご相談、申し上げます!」

 GWが直近に迫ったある日。
 放課後の教室。
 星乃夏帆ほしのかほは妙に畏った様子でそう言った。

「ヒロさんヒロさん」

「ん?」

「ヒロさんは誰かから相談を受けたことってありますか?」

「あー、ほとんどない気がするなぁ」

「ですよね。私もヒロさんからおねしょについて相談されたくらいしか覚えがないです」

「その話まだ引っ張るの?」

「たしかあの時は相談というより、もはや討論でしたよね。有意義な時間でした」

「黒歴史掘り返すのやめようね?」

 で、何の話だっただろうか。

「ご相談、申し上げます!」

 星乃がもう一度勢い込んで言う。
 おお、そうだった。

「ヒロさんヒロさん」

「んあ?」

「私たちなんかに何の相談だと思いますか?」

「そうだなぁ」

「私はやっぱり、あの件だと思うのです」

「あの件?」

「はい。彼女、星乃さんは登場回数がまだ少ないにも関わらず、2度もラッキースケベなるシチュエーションを作り出しています。それについての相談ではないかと」

「なるほど。あり得るな」

「突然転んでおパンツを見せてきたり、水を浴びちゃって下着が透け透け、みたいなシチュエーション。ヒロさんはどう思いますか?」

「あざとい」

 いや見えるのは嬉しいけど!
 わざとだとしたら怖い。

「ふむ。私はそういったラッキースケベではなく、もっと直接的に迫るのでご安心ください」

「何がご安心なのかまったくわかんねぇ」

 で、なんだっけ?

「だーかーらー! 夫婦漫才始めるのやめてよー! 相談があるの~! あとあざとくない!」

 星乃は痺れを切らしたように叫ぶ。
 夫婦漫才ではない。
 漫才をしているのはユキだけである。

「夫婦だなんて……」

 そしてひとり赤くなって「きゃっ♡」みたいな反応をするでない。

「それで? 相談って?」

「そもそもなぜ私たちなのでしょう」

 星乃に問いかける。

「それは……2人が一番適任だと思うから、かな」

「私たちから何を見たんですかね」

「さあ?」

 今までの会話も聞いた上で、まだ相談する気があるのだろうか。

「もー茶化さないでよ! とにかく、あたしは2人に相談したいの!」

「ふむ……」

 星乃の一生懸命な様子を見て、俺とユキは頭を切り替えた。

「では、聞くだけ聞きましょうか」

「そうだな。力になれるとも思えんけど」

「うん。ありがとう」

 そう言って、星乃は語りだす。今まで誰にも明かしていなかったという秘密を。


「あたしね、……好きな人がいるの」


 好きな人。
 星乃はたしかにそう言った。
 これはつまり、恋愛相談ということだろうか。ますます、俺にできることがあるとは思えない。

「そ、それはまさか……ヒロさんではないですよね……?」

 あ、やばい。ガチでマジの黒いオーラを纏い始めたユキさんが……。スーパー地球人になりそう。

「ち、違う! 違うよ!? あたしが浅間くんのこととか好きなわけないし! ぜったいないから!」

 お、おう……。なんかすごい勢いで俺がフラれたみたいになってね?
 い、いや俺だって星乃のことなんてなんとも思っていないけど。あそこまではっきり言われると心にクるものがある。

「そうですか。良かったです」

 ふわっと邪気が消え、笑みを見せるユキ。
 とりあえず地球崩壊の危機は免れたらしい。

「それでね、ここからが本題なんだけど……」

 そうして、星乃はその先を語った。
 好きな人。それは幼馴染の男の子だと言うこと。高校から学校が別れてしまい、疎遠になっていること。今の状況をどうにかしたいということ。そのための知恵を貸してほしいということ。

「幼馴染の男の子……」

 ユキが共感を孕んだような声を上げる。星乃の語りは、少なくともユキの心を揺さぶるものではあったらしい。

 俺は、どうだろう。
 正直わからない。
 他人の恋にまでとやかく言う余裕が、俺にあるのだろうか。

「それで、何かいい案はあるかな? かな?」

 話し終えた星乃はやっと緊張から解き放たれたというように、溌剌な様子で聞いてくる。

「そう言われてもなぁ……」

「ゆくゆくは恋人同士になりたいということでいいのでしょうか」

「うっ……うーん。そう……なのかなぁ……。たぶんそうなんだと思う、かな」

 少し不安そうに星乃は応える。

「それならやっぱり、直接会ってアピールするのが良いのではないでしょうか。こんなふうに」

 ユキは俺の方へぴょんと近寄ると、腕を絡めてくる。

「そしてこうやって……おっぱいも押し当てるようにするのです。それだけでほら。ヒロさんもイチコロです」

「ば、ばっかおまえやめろよいきなり!」

 俺は絡まる腕を振り解きユキから距離を取る。

「に、逃げちゃったよ? 浅間くん」

「それは恥ずかしがっているだけです。内心ではそれはもう大喜びのはずです」

「そ、そうなんだ……」

 いや適当なことばっか言うなよ?
 まあ、胸の感触は凄まじかったけれど……。なんで下着付けてるはずなのに押し付けられるとあんなに柔らかいんだ?
 それに突然近寄ってきたからふわっといい匂いがして……。

「ほら、今になって先程のことを思い返しています」

「な、なるほどぉ」

 星乃は得心がいったというようにうんうんと頷いた。
 
浅間紘あさまひろ貴様ぁ! 校内でなんというハレンチなぁ!」

「うぉ!?」
 
 なんだよ磯貝いそがいいたのかよ。突然キレるなびっくりするだろ……。

 てか今まで一言も発さずにいたのがやべぇ……。コミュ障か?

「だが僕もゆき様の意見には賛成です! 男などちょっとボディタッチされればもう、こいつ僕のこと好きなんじゃね? と思うものです!」

 ぜったい経験談だな。

 そして星乃の顔がもうね、「やっちまったぁ!」って感じになっている。
 磯貝がいることに本気で気づいていなかったらしい。

「小ブタさん」

「は、はい」

「私に仕えるのはいいですが、勝手に湧かないでください。キモチワルイです」

「は、はひぃ!」

「今日は帰ってもらえますか? あとここで聞いたことは忘れてください」

 トボトボと教室を後にする磯貝。
 なんか今日は哀れだな……。
 まあ、秘密の相談を勝手に聞いたんだから致し方ない。

「それで相談についてなんだが、結局まずは連絡を取ってみることからじゃないか?」

 2人の接点を取り戻さないことにはどうしてようもないだろう。

「そうだよねぇ……そうなんだけど……」

 疎遠になっているためか、それなりの葛藤が星乃にはあるらしい。

「大丈夫ですよ、星乃さん。仲が良かった幼馴染さんなら、突然連絡が来ても迷惑に思うことなんてないと思います」

「そうかなぁ……」

「はい」

「じゃあ……頑張ってみようかな」


 そうして星乃の相談はまず、星乃が幼馴染の男の子へと送るメールの文面を考えることとなった。
 と言っても、俺もユキもメールでのやり取りはあまりしないので全くもって役立たずなのだが。


「あ、あとね。もうひとつ。これとは別件で頼みたいことがあるんだけど、いいかな」

 
 そして帰り間際、星乃は俺たちを引き止めてそう言ったのだった。
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