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28 代わりの人
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「リンさん…、リンさぁん……!」
私は泣きじゃくりながら沢山の血を流して倒れているリンさんの体を揺する。
でも、リンさんは目を覚まさない。そればかりではなく、身体から溢れる血がいつまで経っても止まらなかった。
私にとってはそれはとてもとても恐ろしいことだった。
私達に限らず全ての生き物には血が流れていることなど子供の私ですら知っていることだ。そんな大事だと分かっている血が大好きな人の身体から流れていってしまっている。
手で押さえても血は止まらない。それがたまらなく怖かった。
「リンさん…、はやっ、く起きでッ…、はやぐぅッ…!」
涙で前が見えなくなる。それでもリンさんに触れている手を通じてリンさんに死神さんが近づいているのが分かる。
自分の心がドキドキする度にリンさんから血が流れ、死神さんの鎌が音もなく静かに近づいて来るような恐怖を感じた。
「アア、ヤッパリオレノカチダッタ」
私のすぐ後ろで赤い色をした化け物が何か言った気がしたけど、多分気のせいだろう。
「リンざんッ…、死なない゛でっ!! 死んじゃッ、やだっ、よう!」
必死に言ってみたけど、リンさんはまだ目を覚まさない。すると、大きな足音を立てながら化け物が私のすぐ後ろに立った。
「コドモ、ジャマ。 イマカラトドメヲサスカラドケ」
瞬間私は、キッと化け物の大きな目を睨みつけながら
「どがないよッ!!」
大きな声で怪物に言った。
すると化け物は、持っていた大きな木で出来たものを振り上げて、一言
「ナラオマエモイッショニコロス」
そう言ってその木を振り下ろした。
(ああ、私、リンさんのお嫁さんにならないまま死んじゃうんだ…。イヤだけどリンさんと一緒だもん、それなら…)
ギュッっと目を瞑って痛いのが来るのを待った。
…………
(……あれ? おかしいな、なんで来ないの?)
そ~っと目を開けてみると、そこには——。
「ナ、ナンダト!?」
「はっはっは、軽いなぁオイ!」
化け物の木を片手で掴んでいるリンさんがいた。
リンさんは受け止めた木を化け物がまだ掴んでいるのに、化け物ごと投げた。
私は開いた口が塞がらなかった。だってリンさんの何倍もある大きな身体が、小さいリンさんにいとも簡単に投げられている、そんな光景を目の当たりにしたのだから。
リンさんは化け物を投げた後、こちらを見た。
(? ……あれ!?)
おかしい。目が合った瞬間私は違和感を感じた。何がどうとはうまく説明できないけど、何かが噛み合っていない気がした。
そしてそれは確信に変わった。
「よう、大丈夫だったか?」
(この人…、リンさんじゃない!)
私は勇気を出して、リンさんの姿をした人に聞いた。
「あ、あなたはだ、誰ですか?」
そう聞いた途端、その人は目を丸くした。
「お、おい、俺がリンじゃないってこと分かるのか?」
半分ビックリした様子でこちらに聞いて来る人に、私は怒りの混じった声で言ってやった。
「私は好きな人とそうじゃない人は絶対に間違えません!!」
そう言った私を見て、その人は大きく笑い出した。
「ハハッ、ハハハハハッ!! こいつぁスゲェのに好かれたもんだなぁ、リンさんよぉ!! ハッハハハハ、はぁ~、ととぉ、なんだどうしたぁ?」
その人は大笑いしている最中に突然足元がおぼつかなくなった様子で、その場にフラリと倒れた。
「お、おお? なんだこれ身体がダリィぞ?」
「血が、一杯出てるから、早く止めないとダメです…」
そう言ってあげると、その人は納得したようで、
「ああ、なるほどな! オッケーオッケーそういうことな!」
そういうとその人は何事かを呟き始めた。それはお姉ちゃんが魔法を使うときの詠唱のようでした。
「~~~~~~、」
その人が詠唱するにつれて、その人の手がボンヤリと薄く儚げに輝きだしました。ですが。
「まっくろ……」
そう、その光は決して眩しいものではありませんでした。
ですがその人は詠唱を終えると、満足げな表情で頷いていました。
「うぉし、リン見てろよ? これがオマエの力だ!」
正面を見据え、誰も見当たらない場所に向かってその人は、そう言います。そしてその人は徐に光る拳を自身の傷に当て叫びました。
「『転撃・癒』!」
そう言った直後、その人は自身の傷を光る拳で殴りつけたのです。
「な、何してるんですか!?」
私は思わず声を荒げてしまいました。そんな光景を見ていたら誰だって怒鳴るに決まっています!
しかもそれが自分の好きな人が目の前で自分で自分を傷つけているのだからなおさらです!
しかし、そこからの異常に私は唖然としました。私は確かにこの人が自分の傷を殴りつけたのを見ました。であればその傷は一層酷くなっているはずです。なのに。
「あ、あれ……? き、傷が……ない?」
その人が殴った場所。そこには切り傷や打撲痕はおろか、かすり傷ひとつ残っていませんでした。
そんな私を知ってかしらずか、その人は自身の身体の傷をどんどん殴りつけていきます。そしてその度に傷跡が無くなり遂にその人は無傷の姿になっていました。
「んん、まぁこんなもんだな!」
グリグリと肩や腕を回し、その人はそんなことを言っていました。
「ニ、ニンゲン……、コロスッ!」
「おっと、そういえばまだいたなお前」
本気でうっかりしていたような表情を浮かべ、足音のする方へと顔を向けたその人はこちらを見て、
「んじゃあ、リラちゃん、だっけか? 危ないからちょっと離れてな」
リンさんの声で優しい声音でそんなことを言われてしまったので素直にその場を離れました。
「よし、じゃあかかってこいよ、ほら」
不敵な笑みを浮かべその人は怪物を挑発します。
「ナメルナァッ!!」
その体格からは想像もつかない俊敏さを見せ、一気にその人の目の前まで来ると持っていた木の武器をその人目掛けて振り下ろしました。
「り、リンさぁん!!」
「いや、リンじゃないよって」
思わず出た悲鳴に近い私の叫びにそんな風に返しながらその人は未だ光る拳を迫り来る凶器に向かって叩きつけました。
「『転撃・衝』! オラァッ!!」
気合いを入れてその人が凶器を殴りつけると。
「ガァッ! バ、バカナ……!」
「なんだよ何かおかしかったか?」
こともなげにそう言い放つその人に対して怪物は驚愕の表情で自身の握っている粉々になった武器の柄を見ていました。もちろん私もそんな表情で見ています。
「まぁ、これで正当防衛ってことでいいかな。というわけで」
言葉を切ってその人は怪物にとびかかり、
「はいッ、おわりッ! 『転撃・斬』!」
光る拳を手刀の形にして怪物の首目掛けて横薙ぎに振るいました。
そこからの光景に私はさらに驚くことになりました。私は素手で魔物を倒す人は見たことありますが、素手で魔物を、それもこんなに大きな怪物を斬った人なんて見たことがありません。
ズルズルと横にずれていく怪物の首を見て私はそんなことを思いながらゆっくりと意識を落としました。
「ああ、っちゃ~、流石にショッキングすぎたかな……」
私は泣きじゃくりながら沢山の血を流して倒れているリンさんの体を揺する。
でも、リンさんは目を覚まさない。そればかりではなく、身体から溢れる血がいつまで経っても止まらなかった。
私にとってはそれはとてもとても恐ろしいことだった。
私達に限らず全ての生き物には血が流れていることなど子供の私ですら知っていることだ。そんな大事だと分かっている血が大好きな人の身体から流れていってしまっている。
手で押さえても血は止まらない。それがたまらなく怖かった。
「リンさん…、はやっ、く起きでッ…、はやぐぅッ…!」
涙で前が見えなくなる。それでもリンさんに触れている手を通じてリンさんに死神さんが近づいているのが分かる。
自分の心がドキドキする度にリンさんから血が流れ、死神さんの鎌が音もなく静かに近づいて来るような恐怖を感じた。
「アア、ヤッパリオレノカチダッタ」
私のすぐ後ろで赤い色をした化け物が何か言った気がしたけど、多分気のせいだろう。
「リンざんッ…、死なない゛でっ!! 死んじゃッ、やだっ、よう!」
必死に言ってみたけど、リンさんはまだ目を覚まさない。すると、大きな足音を立てながら化け物が私のすぐ後ろに立った。
「コドモ、ジャマ。 イマカラトドメヲサスカラドケ」
瞬間私は、キッと化け物の大きな目を睨みつけながら
「どがないよッ!!」
大きな声で怪物に言った。
すると化け物は、持っていた大きな木で出来たものを振り上げて、一言
「ナラオマエモイッショニコロス」
そう言ってその木を振り下ろした。
(ああ、私、リンさんのお嫁さんにならないまま死んじゃうんだ…。イヤだけどリンさんと一緒だもん、それなら…)
ギュッっと目を瞑って痛いのが来るのを待った。
…………
(……あれ? おかしいな、なんで来ないの?)
そ~っと目を開けてみると、そこには——。
「ナ、ナンダト!?」
「はっはっは、軽いなぁオイ!」
化け物の木を片手で掴んでいるリンさんがいた。
リンさんは受け止めた木を化け物がまだ掴んでいるのに、化け物ごと投げた。
私は開いた口が塞がらなかった。だってリンさんの何倍もある大きな身体が、小さいリンさんにいとも簡単に投げられている、そんな光景を目の当たりにしたのだから。
リンさんは化け物を投げた後、こちらを見た。
(? ……あれ!?)
おかしい。目が合った瞬間私は違和感を感じた。何がどうとはうまく説明できないけど、何かが噛み合っていない気がした。
そしてそれは確信に変わった。
「よう、大丈夫だったか?」
(この人…、リンさんじゃない!)
私は勇気を出して、リンさんの姿をした人に聞いた。
「あ、あなたはだ、誰ですか?」
そう聞いた途端、その人は目を丸くした。
「お、おい、俺がリンじゃないってこと分かるのか?」
半分ビックリした様子でこちらに聞いて来る人に、私は怒りの混じった声で言ってやった。
「私は好きな人とそうじゃない人は絶対に間違えません!!」
そう言った私を見て、その人は大きく笑い出した。
「ハハッ、ハハハハハッ!! こいつぁスゲェのに好かれたもんだなぁ、リンさんよぉ!! ハッハハハハ、はぁ~、ととぉ、なんだどうしたぁ?」
その人は大笑いしている最中に突然足元がおぼつかなくなった様子で、その場にフラリと倒れた。
「お、おお? なんだこれ身体がダリィぞ?」
「血が、一杯出てるから、早く止めないとダメです…」
そう言ってあげると、その人は納得したようで、
「ああ、なるほどな! オッケーオッケーそういうことな!」
そういうとその人は何事かを呟き始めた。それはお姉ちゃんが魔法を使うときの詠唱のようでした。
「~~~~~~、」
その人が詠唱するにつれて、その人の手がボンヤリと薄く儚げに輝きだしました。ですが。
「まっくろ……」
そう、その光は決して眩しいものではありませんでした。
ですがその人は詠唱を終えると、満足げな表情で頷いていました。
「うぉし、リン見てろよ? これがオマエの力だ!」
正面を見据え、誰も見当たらない場所に向かってその人は、そう言います。そしてその人は徐に光る拳を自身の傷に当て叫びました。
「『転撃・癒』!」
そう言った直後、その人は自身の傷を光る拳で殴りつけたのです。
「な、何してるんですか!?」
私は思わず声を荒げてしまいました。そんな光景を見ていたら誰だって怒鳴るに決まっています!
しかもそれが自分の好きな人が目の前で自分で自分を傷つけているのだからなおさらです!
しかし、そこからの異常に私は唖然としました。私は確かにこの人が自分の傷を殴りつけたのを見ました。であればその傷は一層酷くなっているはずです。なのに。
「あ、あれ……? き、傷が……ない?」
その人が殴った場所。そこには切り傷や打撲痕はおろか、かすり傷ひとつ残っていませんでした。
そんな私を知ってかしらずか、その人は自身の身体の傷をどんどん殴りつけていきます。そしてその度に傷跡が無くなり遂にその人は無傷の姿になっていました。
「んん、まぁこんなもんだな!」
グリグリと肩や腕を回し、その人はそんなことを言っていました。
「ニ、ニンゲン……、コロスッ!」
「おっと、そういえばまだいたなお前」
本気でうっかりしていたような表情を浮かべ、足音のする方へと顔を向けたその人はこちらを見て、
「んじゃあ、リラちゃん、だっけか? 危ないからちょっと離れてな」
リンさんの声で優しい声音でそんなことを言われてしまったので素直にその場を離れました。
「よし、じゃあかかってこいよ、ほら」
不敵な笑みを浮かべその人は怪物を挑発します。
「ナメルナァッ!!」
その体格からは想像もつかない俊敏さを見せ、一気にその人の目の前まで来ると持っていた木の武器をその人目掛けて振り下ろしました。
「り、リンさぁん!!」
「いや、リンじゃないよって」
思わず出た悲鳴に近い私の叫びにそんな風に返しながらその人は未だ光る拳を迫り来る凶器に向かって叩きつけました。
「『転撃・衝』! オラァッ!!」
気合いを入れてその人が凶器を殴りつけると。
「ガァッ! バ、バカナ……!」
「なんだよ何かおかしかったか?」
こともなげにそう言い放つその人に対して怪物は驚愕の表情で自身の握っている粉々になった武器の柄を見ていました。もちろん私もそんな表情で見ています。
「まぁ、これで正当防衛ってことでいいかな。というわけで」
言葉を切ってその人は怪物にとびかかり、
「はいッ、おわりッ! 『転撃・斬』!」
光る拳を手刀の形にして怪物の首目掛けて横薙ぎに振るいました。
そこからの光景に私はさらに驚くことになりました。私は素手で魔物を倒す人は見たことありますが、素手で魔物を、それもこんなに大きな怪物を斬った人なんて見たことがありません。
ズルズルと横にずれていく怪物の首を見て私はそんなことを思いながらゆっくりと意識を落としました。
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