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06 ネクタイと卒業式
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「……というわけで! みんな知ってると思うけど、私の前に会長だった月島紗夜さんです!」
「うふふ、よろしくね」
穏やかな笑みを絶やさず、紗夜先輩は挨拶をした。一年生と涼介くんはふーんって感じだったけど、優子ちゃんはすごく嬉しそうにしてくれた。そっか、そう考えたら、紗夜先輩と一緒に仕事してたのって、私と杏奈と優子ちゃんくらいなんだ。
「紗夜先輩はすごいんだよー! 仕事も完璧だし、いつも落ち着いててにこにこしててねっ」
「やだ、褒めすぎよ、日向ちゃん」
先輩は恥ずかしそうにはにかんだけど、全部事実だ。そういう謙虚なところも素敵だと思う。
「あんたはほーんと、紗夜先輩に懐いてたもんねぇ」
「お二人、息もぴったり合ってましたしね。日向さんが太陽なら、紗夜先輩は月って感じで……」
私が太陽なのかはわからないけど、先輩が月みたいっていうのは全面的に賛成だ。仕事はいつも完璧で、穏やかに、生徒会役員を見守ってくれていて。
「私、先輩みたいな会長になりたくって!」
「あら、日向ちゃんならなれるわ。頑張ってね」
天使スマイルでそう言われると、よし、頑張るぞって気になる。
「いや、日向先輩には無理でしょう。落ち着きないし」
「なっ……!」
人がせっかく気持ちを新たに頑張ろうと思ったのに! 水を差すようなことを言う葵くんに怒りを覚える。でも、グッと堪えた。ここで怒るから、落ち着きがないと言われるのだ。紗夜先輩なら、こんな時は怒らない。私は精一杯笑顔を浮かべて、穏やかに返した。
「……何か言いまして? 葵くん?」
「うわ、気持ち悪いですね」
うわ、って! 言うに事欠いて、気持ち悪いって! 口が悪いにも程があるでしょう。
でも、今は、こんな奴に構っている時間が無駄なのだ。
「紗夜先輩っ、私、去年みたいに感動する卒業式にしたいんです! あの時って確か、ムービー流したんですよね?」
「えぇ、そうよ。映像部の人とか、先生方に協力してもらって……」
先輩に去年のことをあれこれ聞こうとしたところで、先輩が時計を確認した。
「……ごめんね、日向ちゃん。わたし、そろそろ行かなくちゃ」
「あっ……そうですよね! レッスンですか?」
「レッスン?」
私の言葉に、涼介くんが首をかしげる。すると、優子ちゃんがすかさず涼介くんに教えてあげた。
「紗夜先輩はフルートを習ってるんですよ。吹奏楽部の部長もなさってました」
「絵に描いたような完璧さだな」
「そんな。完璧なわけじゃないの。全部いっぱいいっぱいよ」
先輩は現役の時から部活に生徒会にって忙しそうだったけど、いっぱいいっぱいになっているようには見えなかった。それくらい完璧だったんだ。
「じゃあ、大学は音楽系のところに?」
杏奈が尋ねると、先輩は荷物をまとめながら嬉しそうに語った。
「えぇ、そうなの。石竹大学に推薦してもらえて、もう内定ももらっているの」
「へー、流石ですね!」
石竹大学は、偏差値もそこそこ高い音楽系の私立大だ。先輩なら、実力でもっと上のレベルの大学に行けただろうけど。きっと、先輩が選んだのだから素敵な大学に違いない。
「じゃあごめんね、日向ちゃん。わたし、行くね」
「あっ、私お見送りします! みんな、先にやってて!」
私も慌てて立ち上がった。引き止めてしまったのは私だし、責任持って送り届けないと。みんなにへこへこ謝りながら、先輩と一緒に生徒会室を出る。出る前に先輩が役員に向き直って、ぺこりとお辞儀をしてから、柔らかく笑って見せた。
「みなさん、お騒がせしました。お仕事、頑張ってね」
お騒がせさせたのは私なのに、先輩ってば。そのみんなに気を配る姿勢に、憧れると同時に少し恥ずかしくなって、私はまだまだだなぁと反省した。
* * *
二人が出て行った後の生徒会室。急に静かになった室内で、杏奈がポツリと呟いた。
「相変わらずモテそうねー、先輩。こりゃ卒業式はネクタイの取り合いになるな」
「ネクタイ……ですかぁー?」
杏奈の発言に、舞と優平は不思議そうに首を傾げた。その様子に、「そっか、一年は知らないか」と言葉を足す。
「女子の制服って、リボンがネクタイか選べるようになってるじゃん? 選べるようになったの、五、六年前かららしいんだけど」
「へー、結構最近だったんだな」
二年生である涼介も優子も知らなかったらしく、興味深そうに杏奈の話を聞いている。
杏奈の言う通り、青碧学園の女子の制服はリボンかネクタイかを選べるようになっている。入学時にどちらも購入し、その時によって付け替える生徒が大半である。会長の日向は、「ネクタイの方がしっかりして見えるから」という持論からネクタイしか持っていないようだが。
「で、その頃から流行り出したのが、“ネクタイ渡し”」
「“ネクタイ渡し”?」
「あっ、私去年見たかもしれません。卒業生がネクタイを交換しあってるところ」
「でしょ? 要は第二ボタンみたいなものよ。“ネクタイ交換してください!”って言って、してもらえたら両思い。してくれなかったらハイ、アウト」
「へぇ、知らなかったですー」
ウキウキしながら聞いていたのは舞だ。やはり女子はこの手の話が好きなようで、優子も舞ほどではないにしても、気にしている。
「第二ボタンと違って、男から女にももらいに行けるでしょ? だから急激に流行ったのよね」
「それに、学年違くてもネクタイは全学年共通だし、交換しても平気ですもんねぇー」
ピクリ、と舞の言葉に反応して、思わずネクタイをおさえたのは葵である。顔色は変えていないが、思い当たる節がありそうである。杏奈はその様子を見て、ニヤリと笑う。
「岡本くんも、第二ボタンで相当苦労してそうね?」
「……中学の時は、弟に制服あげるからってことで誤魔化しましたけど」
「へぇぇー。岡本くん、弟いたんだぁー? 初耳ー」
「言う必要もないし」
さらり、と舞の発言を受け流し、葵はますます渋い顔をした。眉間に寄るシワから、当時どれだけ苦労したかが伝わってくる。だからこそ、杏奈に悪戯心が目覚めてくる。
「ネクタイじゃそうはいかないんじゃない? 交換するだけだし、ブツは残るし?」
「……そういう先輩だって、当日は大変なんじゃないんですか」
「あたしは面倒だから当日はリボンをつけます」
「くっ……」
普段仏頂面の葵が、少し悔しそうに歯ぎしりをした。その姿が愉快で笑いそうになる。こりゃ当日が見ものだ、と。
「ネクタイ、ですか。余計なこと考えつくもんですね」
嫌悪を露わにした葵の発言で、少し気まずくなって、この“ネクタイ渡し”の会話はなんとなく終了したのだった。
* * *
「うふふ、よろしくね」
穏やかな笑みを絶やさず、紗夜先輩は挨拶をした。一年生と涼介くんはふーんって感じだったけど、優子ちゃんはすごく嬉しそうにしてくれた。そっか、そう考えたら、紗夜先輩と一緒に仕事してたのって、私と杏奈と優子ちゃんくらいなんだ。
「紗夜先輩はすごいんだよー! 仕事も完璧だし、いつも落ち着いててにこにこしててねっ」
「やだ、褒めすぎよ、日向ちゃん」
先輩は恥ずかしそうにはにかんだけど、全部事実だ。そういう謙虚なところも素敵だと思う。
「あんたはほーんと、紗夜先輩に懐いてたもんねぇ」
「お二人、息もぴったり合ってましたしね。日向さんが太陽なら、紗夜先輩は月って感じで……」
私が太陽なのかはわからないけど、先輩が月みたいっていうのは全面的に賛成だ。仕事はいつも完璧で、穏やかに、生徒会役員を見守ってくれていて。
「私、先輩みたいな会長になりたくって!」
「あら、日向ちゃんならなれるわ。頑張ってね」
天使スマイルでそう言われると、よし、頑張るぞって気になる。
「いや、日向先輩には無理でしょう。落ち着きないし」
「なっ……!」
人がせっかく気持ちを新たに頑張ろうと思ったのに! 水を差すようなことを言う葵くんに怒りを覚える。でも、グッと堪えた。ここで怒るから、落ち着きがないと言われるのだ。紗夜先輩なら、こんな時は怒らない。私は精一杯笑顔を浮かべて、穏やかに返した。
「……何か言いまして? 葵くん?」
「うわ、気持ち悪いですね」
うわ、って! 言うに事欠いて、気持ち悪いって! 口が悪いにも程があるでしょう。
でも、今は、こんな奴に構っている時間が無駄なのだ。
「紗夜先輩っ、私、去年みたいに感動する卒業式にしたいんです! あの時って確か、ムービー流したんですよね?」
「えぇ、そうよ。映像部の人とか、先生方に協力してもらって……」
先輩に去年のことをあれこれ聞こうとしたところで、先輩が時計を確認した。
「……ごめんね、日向ちゃん。わたし、そろそろ行かなくちゃ」
「あっ……そうですよね! レッスンですか?」
「レッスン?」
私の言葉に、涼介くんが首をかしげる。すると、優子ちゃんがすかさず涼介くんに教えてあげた。
「紗夜先輩はフルートを習ってるんですよ。吹奏楽部の部長もなさってました」
「絵に描いたような完璧さだな」
「そんな。完璧なわけじゃないの。全部いっぱいいっぱいよ」
先輩は現役の時から部活に生徒会にって忙しそうだったけど、いっぱいいっぱいになっているようには見えなかった。それくらい完璧だったんだ。
「じゃあ、大学は音楽系のところに?」
杏奈が尋ねると、先輩は荷物をまとめながら嬉しそうに語った。
「えぇ、そうなの。石竹大学に推薦してもらえて、もう内定ももらっているの」
「へー、流石ですね!」
石竹大学は、偏差値もそこそこ高い音楽系の私立大だ。先輩なら、実力でもっと上のレベルの大学に行けただろうけど。きっと、先輩が選んだのだから素敵な大学に違いない。
「じゃあごめんね、日向ちゃん。わたし、行くね」
「あっ、私お見送りします! みんな、先にやってて!」
私も慌てて立ち上がった。引き止めてしまったのは私だし、責任持って送り届けないと。みんなにへこへこ謝りながら、先輩と一緒に生徒会室を出る。出る前に先輩が役員に向き直って、ぺこりとお辞儀をしてから、柔らかく笑って見せた。
「みなさん、お騒がせしました。お仕事、頑張ってね」
お騒がせさせたのは私なのに、先輩ってば。そのみんなに気を配る姿勢に、憧れると同時に少し恥ずかしくなって、私はまだまだだなぁと反省した。
* * *
二人が出て行った後の生徒会室。急に静かになった室内で、杏奈がポツリと呟いた。
「相変わらずモテそうねー、先輩。こりゃ卒業式はネクタイの取り合いになるな」
「ネクタイ……ですかぁー?」
杏奈の発言に、舞と優平は不思議そうに首を傾げた。その様子に、「そっか、一年は知らないか」と言葉を足す。
「女子の制服って、リボンがネクタイか選べるようになってるじゃん? 選べるようになったの、五、六年前かららしいんだけど」
「へー、結構最近だったんだな」
二年生である涼介も優子も知らなかったらしく、興味深そうに杏奈の話を聞いている。
杏奈の言う通り、青碧学園の女子の制服はリボンかネクタイかを選べるようになっている。入学時にどちらも購入し、その時によって付け替える生徒が大半である。会長の日向は、「ネクタイの方がしっかりして見えるから」という持論からネクタイしか持っていないようだが。
「で、その頃から流行り出したのが、“ネクタイ渡し”」
「“ネクタイ渡し”?」
「あっ、私去年見たかもしれません。卒業生がネクタイを交換しあってるところ」
「でしょ? 要は第二ボタンみたいなものよ。“ネクタイ交換してください!”って言って、してもらえたら両思い。してくれなかったらハイ、アウト」
「へぇ、知らなかったですー」
ウキウキしながら聞いていたのは舞だ。やはり女子はこの手の話が好きなようで、優子も舞ほどではないにしても、気にしている。
「第二ボタンと違って、男から女にももらいに行けるでしょ? だから急激に流行ったのよね」
「それに、学年違くてもネクタイは全学年共通だし、交換しても平気ですもんねぇー」
ピクリ、と舞の言葉に反応して、思わずネクタイをおさえたのは葵である。顔色は変えていないが、思い当たる節がありそうである。杏奈はその様子を見て、ニヤリと笑う。
「岡本くんも、第二ボタンで相当苦労してそうね?」
「……中学の時は、弟に制服あげるからってことで誤魔化しましたけど」
「へぇぇー。岡本くん、弟いたんだぁー? 初耳ー」
「言う必要もないし」
さらり、と舞の発言を受け流し、葵はますます渋い顔をした。眉間に寄るシワから、当時どれだけ苦労したかが伝わってくる。だからこそ、杏奈に悪戯心が目覚めてくる。
「ネクタイじゃそうはいかないんじゃない? 交換するだけだし、ブツは残るし?」
「……そういう先輩だって、当日は大変なんじゃないんですか」
「あたしは面倒だから当日はリボンをつけます」
「くっ……」
普段仏頂面の葵が、少し悔しそうに歯ぎしりをした。その姿が愉快で笑いそうになる。こりゃ当日が見ものだ、と。
「ネクタイ、ですか。余計なこと考えつくもんですね」
嫌悪を露わにした葵の発言で、少し気まずくなって、この“ネクタイ渡し”の会話はなんとなく終了したのだった。
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