捨てられた私は森で『白いもふもふ』と『黒いもふもふ』に出会いました。~え?これが聖獣?~

おかし

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1話

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「お前を勘当する。2度と俺達の前に姿を見せるな。」


──────こう言われたのはそう、つい1時間程前の事だ。


今は木漏れ日が心地よい草原にのんびり座っている私も、昨日はとてもとても大変な思いをしたのである。


少しだけ、聞いていってくれる?





……………………







──────[1日前]


「お父様!こいつです!こいつが僕を!」


金髪で、顔が中の上くらいのこの国の王子、アルダは猿のような鳴き声をホールに響かせていた。


「…………なっ!?それは本当なのか!?」


口ではこう言いながらも、しめしめといったにやけが完璧に押さえられていない金髪のおデブさんは、この国の王、ガルデ。


「………こんなのっ!あんまりだわっ……!」


続いてはこちら。おデブさんの横に座っており、オヨヨと泣いているふりをしながらも、にやついているのが隠せていない。この国の王妃、ローナ。


そして今紹介した3人を白い目で見ているのが私、名前は〖ファウン〗だ。元は私の髪と瞳の色が〖ファウンテンブルー〗と言う色だったことから付いたそうだが、なんともビミョーなネーミングセンスである。


正直あまり気に入っていないので、初対面の人には〖フー〗と名乗っている。その努力のかい有ってか、名付けた親以外私の本当の名前は知らない。


──────おっと、話がずれてしまったね。えーーっと?どこまで話したっけな………。


あ、そうだ。王妃様の泣き演技のところまでだね。じゃあ続きを…………お話ししましょうか?
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