3 / 59
A Hacker's Daily Life
最初のターゲット「まゆみ」
しおりを挟む他愛もない会話を白々しく続けながら、
この「まゆみ」と女性の各種データを確認していく。
職業は事務員。
年齢は28歳。
結婚はしておらず、彼氏もいないようだ。
チャットサービスは2年ほどやっているようで、
そこそこのお小遣い稼ぎになっているようだ。
胸はプロフィールどおりのGカップ。
身長が152cmと小柄で少々ぽっちゃり体型。
わりとエッチなことが好きなのは事実なようだが、
あちこちで遊んでいる感じでもなく、
チャットでそういうシチュエーションを楽しんでいるだけ
という感じか。
ここまでデータをざっと確認しつつ、
チャットを続けていると「のぞき見」という
自分以外のユーザーもチャットを見るために集まってきている。
プログラムの精神シンクロ状況は100%になっている。
さてさて、ではちょっと楽しんでいこうかと、
プログラムに表示されている、
この女性の精神状態のパラメータをちょっといじっていく。
簡単に言えば気分を上下させたり、
エッチな気分に変えたりと
好き勝手に変えることができるのだ。
さらに、ネットの向こう側にいる女性と、
シンクロしている人形もこちらの手元にある。
これを刺激すればそれが女性にそのまま伝わるというところだ。
まずは気分を少しだけエッチな気分に切り替えていく。
チャットの内容も少しだけそれに沿ったものにする。
すぐに女性にパラメータが反映されているだけに、
反応が良い感じである。
この状態でチャットをAIに任せるようプログラムに指示を出し、
手元の人形に手を伸ばす。
まずは胸をゆっくり指先で揉んでいく。
画面の向こう側の反応がなんとも面白い。
そのまま服を脱ぐように両手を動かす。
チャットはAIがうまいように盛り上げてくれる。
そのまま人形でオナニーを始めるように動かしてみると、
画面の向こうの女性が徐々に喘ぎ声を出しはじめる。
パラメータの画面を見ると、
自然とエッチな気分のパラメータがMAXになっている。
この手のチャットはこうなるとのぞき見の人数が増えてくる。
まあ、結果としてこの女性の売上になるわけで、
ある意味の人助けともいえるかな? と勝手なことを考えてみていた。
とりあえずこのままこの女性にはイッてもらおうと、
人形でのオナニーを激しくしつつ、
パラメータで5分後に絶頂するよう設定を入れる。
そこから本人もよくわからないままに絶頂の瞬間がやってくる。
実はこの際に人形を手に持っていると、
こちらにもその快楽が流れ込んでくるのだ。
このシンクロ感には最初はびっくりしたが、
結構病みつきになるものだ。
女性の快楽とはこれほどなのか?と。
女性は男性と違い、
イッてもまだ気持ちよさが途切れないようで、
パラメータでは高い興奮の値が出ている。
さて、この後どうしてやろうかと考えていたところで、
本来のターゲットがログインしてきたとの通知が来た。
今日の本命はこちらなので、AIのサポートを解除して、
軽く挨拶をしてチャットを抜ける。
データはしっかり取得できたので、
プログラムから組織のサーバーへと送信した。
まずは一人作業完了。
これからが本番だ。
0
あなたにおすすめの小説
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
